ネイルサロン向けPOSレジおすすめ13選比較!無料・電子カルテ連携など特徴別に紹介

ネイルサロン向けPOSレジは、会計と売上集計に加え、予約、顧客情報、電子カルテ、デザイン写真、回数券などをまとめて管理できるシステムです。ただし、すべての店舗が多機能なサービスを導入する必要はありません。

予約から会計まで一元管理するのか、カルテや多店舗管理までまとめるのか、既存の予約システムを残して会計だけ切り替えるのかで選択肢は変わります。

本記事では、ネイルサロン向けPOSレジをお店の運用方法別に比較します。

ネイルサロン向けPOSレジとは

ネイルサロン向けPOSレジとは、施術メニューや店販商品を登録し、会計と同時に売上データを記録するシステムです。商品別、担当者別、時間帯別の売上を自動集計できるため、手書きの日報や表計算ソフトへの転記を減らせます。

美容サロン向けのサービスでは、予約台帳、顧客情報、電子カルテ、デザイン写真、回数券、スタッフ管理まで利用できます。会計だけでなく、来店前の予約から施術後の顧客管理までつなげられることが特徴です。

一般的なレジスターとの違い

一般的なレジスターは、金額計算、現金管理、レシート発行が中心です。POSレジは会計内容を商品や顧客、担当者とひも付けて保存し、売上分析や在庫管理へ利用できます。

たとえば、ワンカラー、定額デザイン、オフ、長さ出しなどをメニューとして登録すれば、どの施術が売上へ貢献したか確認できます。顧客情報と連携するサービスなら、前回のデザインや施術時の注意点も会計画面から参照できます。

ネイルサロン向けPOSレジの主な機能

機能数が多いほどよいわけではありません。予約やカルテを別システムで管理している店舗は会計中心POSレジ、予約から顧客管理まで一本化する店舗はサロン業務一体型POSレジを候補にします。

機能主な内容
会計・売上管理施術、店販、値引き、指名料、税額、売上の集計
予約管理Web、電話、LINE、予約サイトからの予約を管理
顧客管理連絡先、来店履歴、施術履歴、購入履歴を保存
電子カルテ爪の状態、使用カラー、注意事項、デザイン写真を記録
メニュー管理オフ、長さ出し、パーツ、指名料などを細かく登録
回数券・ポイント回数券の残数、有効期限、ポイントを管理
スタッフ管理担当者別の売上、指名数、勤務実績を集計
在庫管理ジェル、パーツ、店販商品などの入出庫と棚卸を管理
複数店舗管理各店の売上、顧客、在庫、スタッフ情報を本部で確認

POSレジの種類|ネイルサロンはタブレット型が基本

POSレジは、パソコン型、ターミナル型、タブレット型、スマートフォン型に分かれます。ネイルサロンでは、受付カウンターのスペースを取りにくく、カルテ写真の確認にも使えるタブレット型POSレジが基本です。

1人で運営する小規模店はスマートフォン型でも会計できます。ただし、着信や私用アプリの通知が業務を妨げる場合があるため、売上やメニュー数が増えた段階で専用のタブレットを用意しましょう。多店舗運営や手厚い保守が必要な場合のみ、パソコン型やターミナル型も候補に入ります。

ネイルサロン向けPOSレジの選び方|運用方法で分類

ネイルサロン向けPOSレジは、サービスの業種区分だけで比べても候補を絞れません。導入後にどこまで一つのシステムで管理するかを先に決めると、必要なサービスを選べます。

分類管理する範囲主な対象店舗掲載サービス
予約・会計一元管理型予約、顧客、会計を連携新規開業、予約と会計をまとめる店舗STORES レジ、Square POSレジ
顧客・カルテ・店舗運営型電子カルテ、写真、回数券、スタッフ、在庫、本部管理施術履歴を活用する店舗、複数スタッフ、多店舗POS+ beauty、A’staff Cloud、パワーナレッジPOS、Salon de Net、SalonAnswer、SALONPOS LinQ2
会計中心型会計、売上、商品、簡易顧客管理既存の予約・カルテを継続する店舗Airレジ、スマレジ、CASHIER POS

新規開業でシステムが決まっていない場合は、予約・顧客・会計が連携するサービスから検討します。すでにサロンボードを中心に運用していた李、電子カルテを利用している場合は、連携の可否を確認したうえで会計中心型を追加する方法もあります。

【比較表】ネイルサロンおすすめPOSレジ一覧|初期/月額費用

ネイルサロンにおすすめのPOSレジと、各種費用、機能、システム連携の比較表を紹介します。

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ネイルサロン向けPOSレジ3選|予約・会計を一元管理する

新規開業やシステムの入れ替えでは、まずSTORES レジとSquare POSレジを比較します。どちらも初期費用と固定費を抑えながら、同じブランドの予約機能と会計を連携できます。

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ネイルサロン向けPOSレジ8選|顧客・カルテ・店舗運営をまとめる

デザイン写真、回数券、スタッフ別売上まで管理する場合は、まずPOS+ beautyとA’staff Cloudを比較します。どちらもネイルサロンで使うカルテ、予約、会計、売上分析を一つのシステムで管理できます。専用端末や本部管理も必要なら、Salon de NetやSALONPOS LinQ2も加えて比べましょう。

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ネイルサロン向けPOSレジ2選|会計・売上集計中心

現在の予約・電子カルテをそのまま使い、会計と売上集計だけ変更する場合は、まずAirレジとスマレジを比較します。どちらも基本的なレジ機能を無料で使えます。Android端末やプリンター一体型端末も検討する場合は、CASHIER POSも加えて比べましょう。

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ネイルサロン向けPOSレジの比較ポイント

ネイルサロン向けPOSレジは、料金だけでなく、現在の予約・カルテの使い方と、導入後にPOSレジで管理する業務を整理して比べます。確認項目は次の5つです。

予約・顧客・会計情報を連携できるか

予約から会計まで一元管理する場合は、予約日時、施術メニュー、担当者、顧客情報を会計画面へ引き継げるか確認します。連携できなければ、来店時にメニューや担当者を再入力する必要があります。

STORES レジやSquare POSレジは、同じブランドの予約システムと会計を連携できます。サロンボードなど外部サービスを利用中の場合は、公式に対応している連携先、連携項目、更新頻度を確認してください。

デザイン写真と施術履歴をカルテに保存できるか

ネイルサロンでは、デザイン写真だけでなく、爪の状態、使用したカラーやパーツ、アレルギー、施術時の注意点を残せることが重要です。保存できる写真の枚数、手書きメモ、検索方法、顧客ごとに履歴を一覧表示できるかを確認します。

POS+ beauty、A’staff Cloud、Aionyなどは写真付きカルテに対応します。一方、Airレジなど会計中心POSレジの顧客メモは、写真や施術内容を記録する専用電子カルテとは用途が異なります。

ネイルメニューを細かく登録できるか

ワンカラー、定額デザイン、持ち込み、オフ、長さ出し、補強、パーツ、指名料などを分けて登録できるか確認します。追加料金が会計金額に自動反映されれば、計算漏れを防げます。

セットメニュー、値引き、クーポン、施術時間、担当者歩合まで設定する場合は、デモ画面で実際の会計手順を試します。画面上のボタン数や並び替え方法も確認してください。

スタッフ・回数券・在庫を必要な範囲まで管理できるか

スタッフがいる店舗は、担当者別売上、指名数、客単価、歩合計算に必要な情報を集計できるか確認します。回数券や定額コースを販売する場合は、残数、有効期限、利用履歴の管理が必要です。

ジェルやパーツを在庫管理する場合は、会計と同時に在庫を減らせるか、店舗間移動や棚卸まで必要かを決めます。原材料単位の消費量は、標準機能では管理できないサービスもあります。

必要機能とサポートを含めた総額を確認する

POSレジの総費用を比べる際は、月額料金だけでなく、タブレット、レシートプリンター、キャッシュドロア、初期設定、データ移行、電話サポート、保守費用まで含めます。予約、カルテ、多店舗管理をオプションで追加すると総額が変わります。

初期費用と3年間の月額料金、必要機器、オプション、保守を合計して比較します。ほかの店舗がPOSレジを選ぶ際に重視した項目や、導入後に後悔した点は、ORENDの独自調査も参考にしてください。

URL:https://orend.jp/mag/a0787

キャッシュレス決済端末の手数料や対応ブランドはPOSレジと別に比較します。ネイルサロン向け決済端末はキャッシュレス決済手数料を比較記事で確認してください。

URL:

ネイルサロン向けPOSレジに使える主な補助金

補助金を使えば導入費用を抑えることができます。

主な補助金
  1. 小規模持続化補助金
  2. デジタル化・AI導入補助金

ただし、補助金は申請すれば必ず受け取れるものではなく、事前申請や審査が必要です。また、交付決定前に契約や購入を進めると補助対象外になる場合があるため、POSレジの導入を検討する際は、最新の公募要領や対象ツールを確認したうえで進めることが大切です。

ネイルサロンが抱える課題と導入メリット

POSレジはサロンワークの業務過多解消や、顧客からの要望実現に役立ちます。ここではネイルサロンの課題と解決策を紹介します。

サロンワークの業務過多 – POSレジ導入で作業の効率化

ネイルサロンの課題として、業務過多が挙げられます。

<スタッフが担当する主な作業>

  • 予約受付・管理
  • 開店準備
  • 接客・施術
  • 会計・レジ締め
  • 在庫管理 など

POSレジは予約管理機能や顧客管理機能、電子カルテ機能などが搭載され、運営にかかわる情報を一元管理できます。端末一つで多くの業務がこなせるため、作業の効率化だけでなく、顧客満足度の向上にも期待ができるでしょう。

顧客からネイルサロンへの要望 – POSレジの活用で実現可能

※出典:ホットペッパービューティーアカデミー – ネイルサロンの「リピート」を決める瞬間とは?

ホットペッパービューティーアカデミーが行った「ネイルサロンの「リピート」を決める瞬間とは?」の結果は、次の通りです。

  • 1位:仕上がり確認(43.0%)
  • 2位:カラーリング・デザイン(35.4%)
  • 3位:カウンセリング(34.8%)

1位から3位まで、どれも「話を聞くこと」「好みを把握すること」「前回の接客内容を活かすこと」が欠かせない内容です。

POSレジを導入して電子カルテと連携すれば、顧客の好みや施術履歴を詳細に残せるので、1位〜3位までの要望をすべて満たせるでしょう。

ネイルサロン向けPOSレジの導入事例

POSレジの導入に迷っている場合は、実際の導入事例が参考になります。今回はPOSレジを導入した2つのサロンの実例を紹介します。

導入事例 – 一元管理でスタッフの負担が減少

※出典:Bionly – 導入事例「南青山ネイルサロンLaViVi」

以前の『南青山ネイルサロンLaViVi』は、すべてを紙で管理するアナログ的な経営でした。紙の管理に限界を感じたため、POSレジの導入を決めたそうです。

POSレジの導入後は、今までは紙だったものすべてがタブレットで完結するようになりました。顧客管理とレジ・集計業務が簡略化されたことで、スタッフの負荷減に成功しています。

導入事例 – 売上管理機能でレジ締めの時間が短縮

※出典:Bionly – 導入事例「ネイルサロン Bloomin」

『ネイルサロン Bloomin』では、新店オープンをきっかけにPOSレジの導入を決めています。それまでは手動でエクセルに打ち込んで売上管理をしていたため、負担が大きかったそうです。

POSレジの導入後は売上管理が楽になり、計算ミスもなく集計時間を短縮できています。

ネイルサロン向けPOSレジが注目される背景/市場/トレンド

ネイルサロン経営者がPOSレジに注目している背景には、顧客の要望と補助金制度があります。ここではキャッシュレス決済とネット予約、POSレジ導入時に活用できる2つの補助金制度を紹介します。

ネット予約/キャッシュレス決済 – 今後も利用したいサービスの1位/2位

※出典:ホットペッパービューティーアカデミー
「美容サロンのDXに関する利用意識・実態調査」

ホットペッパービューティーアカデミーが行った調査では、「美容サロンで利用してみたい・今後も利用したいオンラインやデジタルツールを使ったサービス」という質問に対し、71.3%の女性客がネット予約、48.6%がキャッシュレス決済と回答しています。

この結果から、サロン利用客の多くがネット上での予約と、スムーズな決済を望んでいることが分かります。POSレジはどちらも実現できるとあり、サロン経営者から注目を集めています。

キャッシュレス決済 – 5割以上が未導入で不便と回答

※出典:ホットペッパービューティーアカデミー「美容サロンでのキャッシュレス決済に関する意識調査」

ホットペッパービューティーアカデミーが行った「美容サロンでのキャッシュレス決済に関する意識調査」において、ネイルサロンでキャッシュレス決済ができず不便に感じたことが「よくある」と回答したのは18.2%、「たまにある」と回答したのは35.5%でした。この結果から、約5割の利用者がキャッシュレス決済の未導入に対して不便と感じていることが分かります。

※出典:ホットペッパービューティーアカデミー「美容サロンでのキャッシュレス決済に関する意識調査」

また、同調査では「美容サロンでキャッシュレス決済が利用できるようになれば、もっと物販の購入やメニューの追加がしやすくなると思いますか?」という質問も行われました。

これに対し、ネイルサロン利用者の19.1%が「とてもそう思う」、37.3%が「ややそう思う」と回答しています。計5割を超える人が、ネイルサロンで物販の購入を見送っている可能性があるのです。

このように、ネイルサロン利用者の多くがキャッシュレス決済を望んでいます。導入していないと機会損失につながる恐れがあるため、未導入の店舗ではPOSレジとキャッシュレス決済機能の連携を検討することをおすすめします。

POSレジを導入して集客率/売上のアップを目指そう

POSレジは会計業務だけでなく、集客にも大きく貢献するツールです。ネイルサロン利用者の多くはネット予約とキャッシュレス決済を望んでいるため、導入すると集客率の向上に期待ができます。この機会に、自店舗に合うPOSレジを探し始めてはいかがでしょうか。