無料チャットボット8選比較!失敗しない選び方と無料範囲の見極め方

チャットボットを無料で導入したい方に向けて、無料プランや無料トライアルがあるおすすめサービス12社を比較します。

「無料」といっても、ずっと無料で使えるものから、AI機能だけ有料のもの、期間限定のトライアルまでさまざまです。

無料で使える範囲を見誤ると、公開後にすぐ上限に達してしまうこともあるため、自社に合うサービスの見極め方もあわせて解説します。

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無料チャットボットとは?有料版との違い

無料チャットボットとは、月額料金をかけずにWebサイトのチャット対応や問い合わせ対応を始められるツールのことです。ただし「無料」と一口に言っても、中身は同じではありません。主に次の3パターンに分かれます。

  • 完全無料で使い続けられるプラン
  • 一定期間だけ試せる無料トライアル
  • AI機能など一部だけ有料になっているプラン

たとえば、Webチャット自体は無料でもAIによる自動応答は有料プランからというサービスは多く、「無料」の表記だけで選ぶと、いざ使いたい機能が有料だったという失敗につながります。導入前に確認すべきは、料金表の「無料」という文字ではなく、実際にどこまで無料で運用できるかという範囲です。

無料で使えるチャットボット比較表

以下は、今回紹介する12社を1つの表にまとめたものです。「無期限の無料プランがあるのか」「期間限定のトライアルしかないのか」は、同じ「無料」でも導入後の使い勝手が大きく変わるため、無料タイプを独立した列にして明示しています。無料で使える範囲、AI対応、有人チャットへの切り替え可否も選び方で重視すべきポイントのため、比較の軸として並べています。無料プランの内容は変更されることがあるため、契約前に必ず公式サイトで最新情報を確認してください。

サービス名無料タイプ無料で使える範囲無料でのAI対応有人チャット初期費用月額料金(有料プラン最安)提供会社
チャネルトーク無料プラン(無期限)接客チャット(直近30日分のみ閲覧)、
内チャット
最大30名同時接続のボイス・ビデオMeetまで無料
△ 有料オプション◯0円2,700円〜/月Channel Corporation
HubSpot無料プラン(無期限)ユーザー2人まで無料。
ウェブチャット・チャットボットは制限付き機能として利用可能
△ 制限付き機能◯(HubSpotブランド表示あり)0円840円〜/月/シートHubSpot, Inc.
ChatPlusトライアルのみ(10日間)無期限の無料プランはなし。
10日間の無料トライアルで全機能を試用可能
△ プランにより異なる◯0円1,500円〜/月(税抜、要問い合わせ)チャットプラス株式会社
Crisp無料プラン(無期限)担当者2人まで、
Webチャットのみ無料(AI機能は有料プランから)
×(AI機能は有料)◯$0$45〜/月Crisp IM SAS
Chatbase無料プラン(無期限)月50メッセージクレジット
1メンバーまで無料
◯(生成AI型)標準機能なし$0$32〜/月Chatbase Inc.
Botpress無料プラン(無期限)月500メッセージ
ボット1件
担当者1人まで無料(AI利用枠は月5ドル相当まで)
◯(AIエージェント開発)標準機能なし$0要問い合わせBotpress, Inc.
AI-FAQボットトライアルのみ(30日間)無期限の無料プランはなし。
0日間・QA数100問までの無料トライアルで試用可能
◯(自社開発AI)要問い合わせ要問い合わせ30,000円〜/月株式会社エル・ティー・エス(L is B)
LINE公式アカウント無料プラン(無期限)月200通まで無料でメッセージ配信可能
(コミュニケーションプラン)
×(別途Messaging API開発が必要)◯(LINEチャット機能)0円5,000円〜/月(税別、ライトプラン)LINEヤフー株式会社

【用途別】無料チャットボットの選び方

同じ無料チャットボットでも、問い合わせ対応、Web接客、EC、社内FAQ、LINE運用では見るべき機能が変わります。サービス名だけで選ばず、用途ごとに必要な機能を満たすかで判断してください。

問い合わせ対応で使う場合

問い合わせ対応では、よくある質問に自動で答え、必要な場合だけ担当者につなぐ設計が基本です。営業時間外の一次対応にも使えるため、電話やメールに集中していた問い合わせを分散できます。HubSpotやチャネルトークのようにCRMや複数チャネルと連携できるサービスなら、問い合わせ内容をそのまま営業活動に活かせます。タイプ別の比較はチャットボットおすすめ比較でも紹介しています。

Web接客やECサイトで使う場合

Web接客やECサイトでは、問い合わせ対応だけでなく、購入前の疑問解消や商品案内が重要です。サイズ、配送、返品、在庫、決済に関する質問へすぐ回答できるだけで、離脱防止につながります。GoQSmileやCrispのようにEC連携やシナリオ分岐に対応したサービスを検討しましょう。EC特化の比較はECサイト向けチャットボット比較で詳しく解説しています。

社内FAQで使う場合

社内FAQでは、マニュアルや規程集などの情報を簡単に読み込ませて、適切な質問に返せることが重要です。AI-FAQボットのようにExcelだけで運用できるサービスなら、システム担当者に頼らず総務や人事の担当者だけで更新できます。

LINE公式アカウントで使う場合

日常的にLINEを使う顧客が多い業種では、WebサイトのチャットよりもLINE上での対応の方が開封率・反応率が高くなる傾向があります。LINE公式アカウントなら無料プランのままLINEチャットで有人対応ができ、Messaging APIを使えば自動応答の組み込みも可能です。LINE特化の比較はLINEチャットボットおすすめ比較で詳しく紹介しています。

問い合わせ対応におすすめの無料チャットボット

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Web接客やECサイトにおすすめの無料チャットボット

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社内FAQにおすすめの無料チャットボット

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無料チャットボットの比較ポイント

無料チャットボットは、無料で始められること自体よりも、自社の問い合わせ対応に必要な機能が無料範囲に含まれているかが重要です。ここを確認しないまま導入すると、公開後にすぐ上限に達し、想定より早く有料化や乗り換えが必要になります。

無料で使える範囲を確認する

まず確認すべきは、無料プランの上限です。チャット件数、FAQ登録数、ユーザー数、AI回答数など、どこに制限がかけられているかを見てください。たとえば、Tayoriのフリープランはフォーム・FAQ・アンケートを各1つまでしか作れず、AIチャットボット自体が利用できません。「無料プランがある」という情報だけで判断せず、自社が使いたい機能がその無料範囲に含まれているかまで確認しましょう。

必要な機能があるか確認する

「問い合わせ対応」に使うなら、FAQを読み込ませて回答できるか、有人チャットへの切り替え、問い合わせ履歴の確認などができるかが重要です。「Web接客やEC」で使うなら、シナリオ分岐、商品案内、フォーム連携、クーポン表示などに対応しているかを確認しましょう。たとえば、ECサイトでの活用を考えているならGoQSmileのようにEC連携に強いサービスを、社内FAQならAI-FAQボットのようにExcelだけで運用できるサービスを選ぶと、導入後の手間を抑えられます。

公開後に無理なく運用できるか

チャットボットは、設置して終わりではありません。公開後にFAQやシナリオを更新し、問い合わせ履歴を確認しながら改善することで成果が出ます。担当者だけで回答内容を修正できるか、よくある質問や離脱ポイントを分析できるかを見てください。たとえば、Difyのようなノーコード開発プラットフォームは自由度が高い一方で運用に一定の知識が必要になるため、専任の担当者を置けるかどうかも選定の判断材料になります。

用途別におすすめの無料チャットボット

同じ無料チャットボットでも、問い合わせ対応、Web接客、EC、社内FAQでは見るべき機能が変わります。サービス名だけで選ばず、用途ごとに必要な機能を満たすかで判断してください。

用途重視する機能候補の考え方
問い合わせ対応FAQ回答、有人チャット、通知、履歴管理HubSpot、Tidio、tawk.to、Crispなどを比較する
Web接客とECシナリオ分岐、商品案内、EC連携、離脱防止Tidio、Crisp、sinclo、ChatPlusなどを検証する
社内FAQナレッジ登録、検索、権限管理、履歴確認TayoriやAIチャットボット系サービスを比較する
個人事業と小規模サイト無料プラン、簡単な設置、問い合わせフォーム連携HubSpot、tawk.to、Crisp、Tayori

問い合わせ対応で使う場合

問い合わせ対応では、よくある質問に自動で答え、必要な場合だけ担当者につなぐ設計が基本です。営業時間外の一次対応にも使えるため、メールや電話に集中していた問い合わせを分散できます。無料版では、会話件数と履歴保存期間を必ず確認してください。

Web接客やECサイトで使う場合

Web接客やECサイトでは、問い合わせ対応だけでなく、購入前の疑問解消や商品案内が重要です。サイズ、配送、返品、在庫、決済に関する質問へすぐ回答できるだけで、離脱防止につながります。無料版では、EC連携やシナリオ分岐の範囲を確認します。

社内FAQや個人サイトで使う場合

社内FAQや個人サイトでは、ドキュメントなど情報を簡単に読み込ませて、適切な質問に返せることが重要です。また、社内利用なら権限管理ができるかも重視します。

無料チャットボットを導入する手順

無料チャットボットは、アカウントを作って設置するだけでは成果が出ません。問い合わせ内容を整理し、回答を用意し、公開後に改善する流れまで設計して導入してください。

  1. 目的を決める。
    問い合わせ削減、リード獲得、Web接客、社内FAQのどれを重視するかを決めます。
  2. よくある質問を洗い出す。
    過去のメール、電話、問い合わせフォームの内容から質問を整理します。
  3. FAQやシナリオを設定する。
    最初から完璧を目指さず、問い合わせが多い質問から登録します。
  4. Webサイトに設置する。
    タグ設置、WordPressプラグイン、EC連携など、自社サイトに合う方法で公開します。
  5. テストする。
    実際に質問を入力し、回答内容、有人切り替え、通知、スマートフォン表示を確認します。
  6. 公開後に改善する。
    未回答の質問、離脱した会話、有人対応に流れた内容を見てFAQを追加します。

無料チャットボットを使う前の注意点

無料チャットボットは便利ですが、無料のまま本格運用できるとは限りません。導入前に制限を確認しておかないと、公開後に問い合わせが増えたタイミングで対応できなくなります。特に、無料プランの上限、有料化後の料金、商用利用条件、データの扱いは必ず確認してください。

無料で始める場合でも、問い合わせデータには個人情報が含まれる可能性があります。氏名、メールアドレス、電話番号、注文番号などを扱うなら、プライバシーポリシー、データ保存期間、外部連携先まで確認する必要があります。海外サービスを利用する場合は、データの保管場所や日本語サポートの有無もあわせて確認しておくと安心です。

まとめ:無料チャットボットは無料範囲と有料化後まで見て選ぶ

無料チャットボットは、問い合わせ対応の負担を減らす第一歩として有効です。ただし、無料プランの名前だけで選ぶのは危険です。チャット件数、AI対応、FAQ登録数、有人切り替え、設置方法、商用利用、データ保存期間を見れば、自社に合うサービスを絞り込めます。

まずは無料プランや無料トライアルで、実際の問い合わせ内容を使って試してください。そのうえで、削減できた対応時間、有人対応に流れた件数、未回答の質問、有料化後の費用を確認すれば、導入すべきサービスを判断できます。無料で始め、数字を見て継続判断する。これが失敗を避ける最も堅実な進め方です。