0円で始められる無料の予約システムなら、初期費用や月額費用をかけずにオンライン予約を導入できます。
本記事では、一定期間だけ無料になる「無料トライアル」は含めず、初期・月額0円で継続して使える無料プランがあるサービスを紹介します。
無料プランを比較するときに、まず確認したいのが予約件数の上限です。
| 無料条件 | サービス |
| 予約件数無制限 | Square予約 / freee予約 / Airリザーブ / SELECT TYPE※ |
| 予約件数に制限あり | STORES 予約(50件)/ formrun(30件) / EDISONE予約(30件) |
ただし、無料プランの違いは予約件数だけではありません。顧客数やスタッフ数、予約受付期間、事前決済、リマインド通知、外部サービスとの連携、広告・サービスロゴの表示などにも違いがあります。
本記事では、予約件数だけでなく無料プランで使える機能と制限を無料の予約システムの一覧比較表で解説し、各サービスの特徴まで解説します。
無料の予約管理システム一覧|予約件数・機能・制限を比較
無料予約システムは、予約件数の上限と無料プランで使える機能をセットで確認することが重要です。予約件数が無制限でも、必要な機能が有料プランに限定されるサービスがあります。
ここでは主な無料予約システムでできること・できないことを一覧でまとめました。
無料プランで使える主な機能を比較すると、次のとおりです。⭕は無料プランで対応、✖は無料プランでは非対応を示します。
| サービス名 | 無料枠の 予約件数 | 顧客管理 | リマインド | スタッフ 指名 | 施設予約 | 事前決済 | Google カレンダー連携 | 広告・ロゴ の非表示 |
| STORES 予約 | 月50件 | ⭕ | ✖ | ✖ | ⭕ | ⭕ | ⭕ | ✖ |
| formrun | 月30件 | ⭕ | ✖ | ✖ | ✖ | ⭕ | ⭕ | ✖ |
| Square予約 | 無制限 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | ✖ | ⭕ | ✖ | ✖ |
| freee予約 | 無制限 (27年2月より月50件) | ✖ | ⭕ | ✖ | ✖ | ⭕ | ✖ | ✖ |
| EDISONE予約 | 月30件 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | ⭕ | ✖ | ✖ | ✖ |
| SELECT TYPE | 無制限(7日後まで) | ⭕ | ✖ | ⭕ | ⭕ | ⭕ | ✖ | ✖ |
| Airリザーブ | 無制限 | ⭕ | ✖ | ✖ | ⭕ | ⭕ | ✖ | ✖ |
Googleカレンダー連携:予約情報をGoogleカレンダーへ自動反映できる機能です。
広告・ロゴの非表示:予約ページ上に表示されるサービス提供会社のロゴ・広告・ブランド表記を非表示にできる機能です。
無料プランでは、高度な予約管理機能が制限されるサービスが多く、本格的な店舗運営では有料プランが必要になります。
有料プランで使える主な予約管理機能▼
- 無断キャンセル時のカード決済:予約時にカード情報を登録し、無断キャンセルやキャンセル規定に該当した場合にキャンセル料をカードへ請求できる機能で)
- 設備連動予約:施術室・ベッド・脱毛マシンなどを予約メニューと紐づけ、設備の空き状況に応じて予約を受け付ける機能)
- 複数店舗管理:複数の店舗・拠点の予約情報や設定を1つの管理画面・アカウントで管理できる機能
高機能な予約システムまでチェックしたい方は、こちらの記事もご覧ください。
【目的別】おすすめの無料予約管理システム
無料の予約システムは、重視する条件によって選ぶサービスが変わります。予約件数、スマホでの管理、事前決済、顧客管理の4つの目的別におすすめを整理しました。
| 目的 | おすすめの予約システム | 特徴 |
| 予約件数の上限を気にせず使う | Square予約、freee予約 Airリザーブ、SELECT TYPE | 無料プランでも予約件数に上限がありません。 SELECT TYPEは予約受付期間に制限があります。 |
| スマホだけで予約管理する | STORES予約、freee予約 Square予約 | スマホから予約ページの作成や予約管理ができます。 無料のスマホ予約アプリは「無料の予約アプリおすすめ比較」で詳しく比較しています。 |
| 事前決済まで無料で始める | STORES予約、Square予約 formrun、Airリザーブ | 月額0円のプランでもオンライン決済に対応しています。 決済時には所定の決済手数料が発生します。詳しくは「事前決済できる予約システム」で解説しています。 |
| 顧客管理までまとめて行う | STORES予約、Square予約 Airリザーブ | 予約情報と顧客カルテなどをまとめて管理できます。 無料のまま予約受付から顧客管理まで行う場合におすすめです。 |
予約管理システムの無料プランの6つの確認ポイント
予約システムの無料プランには、注意点があります。以下のポイントを確認することが重要です。
1. 月間予約件数と予約受付期間
毎月の予約件数だけでなく、何日先まで予約を受け付けられるかも確認してください。
STORES予約は月50件、EDISONE予約とformrunは月30件までですが、Square予約、freee予約、Airリザーブは予約件数に上限がありません。
一方、SELECT TYPEは予約件数が無制限でも、無料プランでは7日後までしか予約を受け付けられません。
2. 顧客数・スタッフ数・店舗数の上限
複数スタッフや複数店舗で運用する場合は、予約件数だけでなく管理できる人数と店舗数まで確認してください。
たとえば、EDISONE予約の無料プランは顧客台帳150件、1店舗までです。また、Square予約は1店舗なら無料ですが、複数店舗の管理や複数スタッフを対象とした予約には有料プランが必要です。
3. 事前決済への対応と決済手数料
予約時のクレジットカード事前決済を使う場合は、無料プランで利用できるかと決済手数料をセットで確認してください。
無料プランでも事前決済に対応するサービスがありますが、決済時には手数料が発生します。Square予約は3.6%、Airリザーブは3.24%、SELECT TYPEは5.6%、freee予約は6%です。
一方、EDISONE予約は無料プランではクレジットカード決済を利用できません。
4. リマインド通知や外部連携
予約後の連絡やスケジュール管理まで自動化する場合は、必要な通知・連携機能が無料範囲に含まれているか確認してください。
予約受付そのものは無料でも、リマインド通知やGoogleカレンダーなどの外部連携が有料になるサービスがあります。
STORES予約は無料プランで予約確定・キャンセル時の通知やGoogleカレンダー連携に対応しています。
一方、Airリザーブは、リマインドメールとGoogleカレンダー連携が無料プランに含まれません。また、freee予約もGoogleカレンダー連携は無料プランの対象外です。
5. 広告やサービスロゴの表示
店舗やサービスのブランドイメージを重視する場合は、無料プランで予約システムのサービスロゴや広告が表示されるかも確認してください。
SELECT TYPEとEDISONE予約は、無料プランでは広告が表示されます。
6. 業種によって必要な予約機能があるか
無料プランを選ぶときは、予約受付だけでなく、業種に必要な機能まで確認してください。無料プランは基本的な予約受付には使えても、業種ごとの管理機能は使えない、または有料プランへの変更が必要になる場合があります。
開業直後は予約受付だけで足りても、顧客や予約件数が増えると必要な機能も増えます。
| 業種 | 顧客・予約が増えたときに必要になる主な機能 |
| 美容室・サロン | メニュー・スタッフ・設備を組み合わせた予約、顧客情報・施術履歴の管理 |
| 飲食店 | 席・テーブル・人数・時間帯の管理、顧客情報・アレルギー情報の管理 |
| レッスン・教室 | 講師・クラス・定員の管理、繰り返し予約、月謝・回数券の管理 |
| 治療院・整体 | 施術者・ベッドの予約、施術履歴・問診情報・回数券の管理 |
| イベント | 開催日時・定員の管理、参加受付、事前決済・キャンセル管理 |
業種ごとに必要な機能やおすすめサービスの料金を詳しく比較する場合は、以下の記事もご覧ください。
【業種別】予約システムの解説記事▼
無料で使える予約管理システムおすすめ7選比較
[orend-reservation-system-explorer]
{
“category”: “general”,
“supportsFreePlan”: true,
“sort”: “recommended”,
“initialDisplayMode”: “detail”,
“detailContentVariant”: “free-plan”,
“showFilterBar”: false,
“showCompareButton”: true
}
[/orend-reservation-system-explorer]
利用目的が決まっている場合は、以下の記事で条件別の無料予約システムを詳しく確認できます。
- 個人事業主・ひとりサロン向け:個人事業主向けの無料予約システムを比較
- LINEを予約導線にする:無料のLINE予約システムを比較
- 予約フォーム作成が主目的:無料の予約フォームを比較
無料プランから有料化を判断する基準
無料プランから有料プランへ切り替えるタイミングは、「月50件を超えたら」のように予約件数だけでは決まりません。予約件数が無制限の無料プランもあるため、必要な機能や運用規模が無料プランの範囲を超えた時点が有料化を検討するタイミングです。
以下では、無料プランから有料プランへ切り替える主な判断基準をまとめました。
| 判断項目 | 有料プランを検討するタイミング |
| 予約受付 | 月間予約上限、予約受付期間、公開ページ数が足りなくなった |
| スタッフ・店舗 | 複数スタッフの指名予約、シフト管理、権限設定、複数店舗管理が必要になった |
| 顧客管理 | 顧客登録数の上限を超えた、カルテ、タグ、CSV出力、分析機能が必要になった |
| 決済・継続課金 | 必要な決済方法、回数券、月謝、キャンセル料設定が無料プランに含まれていない |
| 通知・連携 | LINE、SMS、Googleカレンダー、POSレジなど必要な連携機能が有料になった |
| ブランド・運用 | 広告非表示、ロゴ変更、独自ドメイン、詳細な権限設定やサポートが必要になった |
有料プランへ切り替える際は、月額料金だけでなく、決済手数料、オプション料金、予約件数超過時の追加料金などを含めた総コストを確認しましょう。
無料プランの制限によって手作業が増えたり、必要な機能を別サービスで補ったりする場合は、有料プランへ切り替えた方が運用コストを抑えられることもあります。
まとめ|無料予約システムは「0円か」ではなく「無料でどこまで使えるか」で比較する
無料予約システムは、月額0円というだけでは選べません。予約件数、受付期間、顧客数、スタッフ数、店舗数、事前決済、通知、外部連携など、無料で使える範囲がサービスごとに異なるためです。
まずは、自社の予約件数や運用規模を無料プランでカバーできるか確認しましょう。そのうえで、顧客管理、スタッフ管理、事前決済、外部連携など、必要な機能が無料プランに含まれているサービスを選ぶことが重要です。
無料なので、気になるサービスがあれば実際にアカウントを作成し、予約画面や管理画面の操作まで確認してから導入しましょう。

