【2026年最新】POSレジ11選比較!人気ランキング・料金・業種別におすすめを解説

POSレジとは、会計と同時に売上や在庫、顧客情報をリアルタイムで記録・管理できるシステムです。

ただし、POSレジはサービスによって料金や機能、得意な業種が大きく異なるため、自店舗に必要な機能を基準に選ぶことが重要です。

この記事では、おすすめのPOSレジをランキング形式で紹介し、料金・機能・業種別に徹底比較します。さらに、導入前に確認しておきたい選び方や導入手順まで分かりやすく解説します。

汎用型飲食店美容室・サロン小売業・アパレル
飲食/小売/美容/医療など
幅広い業種で利用
注文管理やオーダー連携
を重視
顧客管理や予約連携
を重視
商品管理や在庫管理
を重視
POS+
Airレジ
スマレジ
funfo
USENレジ
STORES レジ
StoreTouch
パワーナレッジPOS
パワクラ
NEXPO
SPIRE
比較表 ▼比較表 ▼比較表 ▼比較表 ▼
飲食店・小売店・美容室など業種別におすすめのPOSレジ

おすすめPOSレジ11選ランキング|料金・特徴を比較

POSレジは、サービスによって料金や対応業種、必要な端末、搭載機能が異なります。まずはおすすめPOSレジ12サービスをランキング形式で比較し、それぞれの特徴や導入費用、月額費用、無料プランなどを確認します。自店舗で検討するPOSレジの候補を大まかに把握したうえで、後半の業種別比較を見ると違いが分かります。

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POSレジの種類|汎用型と業種特化型の違い

POSレジは、大きく「汎用型」と「業種特化型」の2種類に分けられます。汎用型は幅広い業種で使える基本機能を備え、業種特化型は飲食店や美容室、小売店など、特定の業種で必要になる機能を強化したPOSレジです。

自店舗で必要な機能によって選ぶ種類が変わるため、まずは汎用型と業種特化型の違いを確認します。

汎用型POSレジ

汎用型POSレジは、飲食店、小売店、美容室など、幅広い業種で使われるPOSレジです。会計や売上管理を中心に、商品管理、在庫管理、顧客管理など、店舗運営で必要になる基本機能を備えています。

必要な端末と対応する業種は次のとおりです。

サービス必要な端末飲食小売美容
AirレジiPad・iPhone○○○
スマレジiPad・iPhone○○○
POS+iPad○○○

汎用型(どの業種にもおすすめ) ▼

業種特化型POSレジ

業種特化型POSレジは、会計や売上管理といった基本機能に加えて、特定の業種で発生する業務をまとめて管理できるPOSレジです。

たとえば、飲食店では注文やテーブル管理、美容室・サロンでは予約や顧客管理、小売店・アパレルでは在庫や商品管理など、業種によって必要になる機能が異なります。

この記事で紹介する業種特化型POSレジは、次のように整理できます。

業種POSレジ
飲食店かんたんレジ、funfo、USENレジ
美容室・サロンSTORESレジ、StoreTouch、パワーナレッジPOS
小売・アパレルパワクラ、NEXPO、SPIRE

業種特化型は、単に対応業種を見るだけではなく、自店舗の業務に必要な機能を備えているかが重要です。

次に、飲食店、美容室・サロン、小売店・アパレルのそれぞれでチェックするべき機能を整理します。

業種別にチェックするべきPOSレジの機能

POSレジは、業種によって必要な機能が大きく異なります。料金だけでなく、自店舗の日常業務をどこまでPOSレジで管理するかを確認して選ぶことが重要です。

飲食店でチェックするべき機能

飲食店では、注文を受ける → 厨房へ伝える → 提供する → 会計するという流れをPOSレジでつなげられるかを確認します。特に客席数が多い店舗や注文数が多い店舗ほど、注文・厨房・会計の連携が重要です。

機能確認する内容どんなお店に必要か
注文管理注文内容・数量と提供状況まで一元管理できるか注文数やメニュー数が多い飲食店
テーブル管理席ごとの注文内容や利用状況を管理できるかレストラン、居酒屋、焼肉店などテーブル単位で注文・会計する店舗
ハンディスタッフが客席から注文を入力できるかスタッフが客席で注文を受けるレストラン、居酒屋など
モバイルオーダー・セルフオーダーQRコードや卓上端末から顧客自身が注文できるか注文受付を省人化したい店舗、追加注文が多い居酒屋・焼肉店など
キッチンプリンター・KDS注文内容を厨房へ自動で送信できるかホールと厨房が分かれている店舗、注文数が多い店舗
個別会計・分割会計商品別・人数別などに会計を分けられるかグループ客が多い居酒屋、レストラン、カフェなど

美容室・サロンでチェックするべき機能

美容室・サロンでは、予約 → 来店 → 施術 → 会計 → 再来店まで顧客情報をつなげて管理できるかを確認します。予約制やリピーター中心の店舗では、顧客管理や施術履歴の管理が重要です。

機能確認する内容どんなお店に必要か
予約管理日時・メニュー・担当スタッフごとに予約を管理できるか予約制の美容室、ネイルサロン、エステなど
顧客管理来店履歴や購入履歴、顧客情報を保存できるかリピーターが多い美容室・サロン
電子カルテ・施術履歴施術内容や写真、注意事項などを記録できるか美容室、エステ、ネイルなど施術履歴を残す店舗
回数券・コース管理回数券やコースの購入・利用回数・残数を管理できるかエステ、リラクゼーションなど回数券やコースを販売する店舗
スタッフ別売上担当スタッフごとの売上や指名実績を確認できるか複数スタッフが在籍し、個人別売上や歩合を管理する店舗
予約システム連携Web予約や予約サイトの情報をPOSレジと連携できるかWeb予約や予約サイトからの受付が多い店舗

小売店・アパレルでチェックするべき機能

小売店・アパレルでは、商品を登録する → 販売する → 在庫を更新する → 顧客・店舗・ECまで管理するという流れで確認します。商品点数が多い店舗ほど、会計機能だけでなく商品・在庫管理の機能が重要です。

機能確認する内容どんなお店に必要か
バーコード商品バーコードを読み取って会計・商品管理できるか商品点数が多い雑貨店、アパレル、食品店など
商品バリエーション管理サイズ・色などを商品ごとに管理できるかサイズやカラー展開が多いアパレル、靴、雑貨店など
在庫管理販売と連動して在庫数を更新できるか商品点数や在庫数が多い小売店・アパレル
会員・ポイント管理会員情報や購入履歴、ポイントを管理できるか会員制度やリピーター施策を行う店舗
複数店舗管理店舗ごとの売上・在庫をまとめて確認できるか複数店舗を展開する小売店・アパレル
EC連携ECサイトと商品・在庫・注文情報を連携できるか実店舗とネットショップの両方で販売する店舗

POSレジ3選比較|どの業種にもおすすめの汎用型

汎用型POSレジの中から、幅広い業種で利用されるPOS+、Airレジ、スマレジの3サービスを比較します。料金だけでなく、必要な端末や顧客管理、複数店舗管理、キャッシュレス決済端末との連携など、店舗運営に関わる機能にも違いがあります。

まずは3サービスの料金・機能を比較表で確認しましょう。

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比較表で気になるPOSレジが見つかったら、続いて各サービスの特徴も詳しく確認してみましょう。 

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飲食店向けPOSレジ2選比較

飲食店向けPOSレジは、料金だけでなく、注文受付からキッチン、会計までの業務をどこまで連携できるかが重要です。ここでは、ハンディ・セルフオーダー、注文管理、テーブル管理、個別会計、キッチン連携など、飲食店で確認したい機能を中心に3サービスを比較します。

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飲食店向けPOSレジ・個人飲食店向けレジ・居酒屋向けレジの記事では他のサービスも詳しく紹介しております。

美容室・サロン向けPOSレジ3選比較

美容室・サロン向けPOSレジは、料金だけでなく、顧客情報や施術履歴、回数券・コース、スタッフ別売上などをまとめて管理できるかが重要です。ここでは、美容室・サロンの店舗運営に関わる機能を中心に3サービスを比較します。

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比較表で気になるPOSレジが見つかったら、続いて各サービスの特徴も詳しく確認してみましょう。

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美容室向けPOSレジ・サロン向けPOSレジの記事では他のサービスも詳しく紹介しております。

小売業・アパレル向けPOSレジ3選比較

小売業・アパレル向けPOSレジは、料金だけでなく、商品数や在庫数を正確に管理できるかが重要です。ここでは、在庫管理やバーコード、商品バリエーション、会員・ポイント管理、EC連携など、小売店の運営に関わる機能を中心に3サービスを比較します。

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比較表で気になるPOSレジが見つかったら、続いて各サービスの特徴も詳しく確認してみましょう。

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アパレル向けPOSレジ・小売向けPOSレジの記事では他のサービスも詳しく紹介しております。

POSレジの料金相場|導入にいくらかかる?

POSレジの費用は、導入時に10万〜25万円程度、月額0〜3万円程度が目安です。既存のiPadや周辺機器を使えば導入費用を抑えられますが、自動釣銭機などを追加する場合は数十万円以上かかることもあります。

費用相場
導入費用10万〜25万円程度
月額費用0〜3万円程度

導入費用と月額費用について、それぞれ詳しく確認していきます。

導入費用の相場

POSレジの導入費用は、使用する端末や必要な周辺機器によって変わります。タブレット型POSレジではiPadなどの端末が基本となり、現金を扱う店舗ではキャッシュドロア、紙のレシートを発行する店舗ではレシートプリンターなどを追加します。

費用項目相場必要になるケース
iPad・タブレット端末5万〜15万円程度タブレット型POSレジでは基本的に必要
レシートプリンター2万〜6万円程度紙のレシートを発行する店舗
キャッシュドロア1万円程度現金を取り扱う店舗
バーコードリーダー7,000円〜商品点数が多い小売店・アパレル
キャッシュレス決済端末2万〜4万円程度クレジットカード・電子マネー・QRコード決済を受け付ける店舗
自動釣銭機30万〜100万円程度現金会計の効率化や会計ミスの削減を重視する店舗

すべての機器を新しく購入する必要があるわけではありません。既存のiPadなどを使えるPOSレジなら端末の購入費用を省けます。また、キャッシュレス決済端末を無料で提供するキャンペーンが実施されているサービスもあります。

月額費用の相場

POSレジの月額費用は、0円〜3万円程度が目安です。基本的なレジ機能を無料で提供するサービスもありますが、複数店舗管理や高度な在庫管理、スタッフ管理などを利用する場合は有料プランが必要になることがあります。

費用項目相場確認ポイント
POSレジの月額利用料0円〜3万円程度必要な機能が利用するプランに含まれているか
追加店舗・追加端末サービスによる店舗数やレジ台数を増やした場合に追加料金が発生するか
オプション機能サービスによる在庫管理やスタッフ管理などが別料金になっていないか
サポート・保守無料〜有料電話サポートや機器保守などが月額費用に含まれているか

月額0円のPOSレジでも、必要な機器やオプションを追加すると費用は増えます。料金を比較するときは月額費用だけではなく、導入費用や必要な機器、オプションまで含めた総額を確認することが重要です。

POSレジの選び方|4つの比較ポイント

業種や必要な機能から候補を絞ったら、次は料金、操作性、外部サービスとの連携、サポート体制を比較します。同じ機能を備えていても、導入後にかかる費用や操作方法、連携できるサービスには違いがあります。

候補となるPOSレジが複数ある場合は、次の4つを確認すると選びやすくなります。

総額でいくらになるか

POSレジの料金は、月額費用だけで判断せず、導入費用や端末代、周辺機器、オプション料金まで含めた総額で確認します。

サービスによって、POS端末を購入するのかレンタルするのか、基本料金にどこまでの機能が含まれるのかが異なります。顧客管理や在庫管理などが上位プランや有料オプションになる場合もあります。 

また、複数店舗で使う場合は店舗追加料金、レジを増やす場合は端末追加料金が発生することもあります。導入時だけでなく、1年・3年と使った場合の総額まで確認すると料金差が分かります。

使いやすさ

POSレジは毎日の会計で使うため、機能の多さだけでなく店舗スタッフが迷わず操作できるかも重要です。

会計操作に加えて、商品登録、価格変更、返品・取消、売上確認など、日常的に使う操作まで確認します。アルバイトや新しいスタッフが多い店舗では、操作を覚えるまでに時間がかからないことも重要です。

無料トライアルやデモがあるサービスでは、実際の店舗業務を想定して操作を確認してみましょう。管理画面だけでなく、会計時の画面や商品登録など、スタッフが頻繁に使う操作を見ると判断しやすくなります。

外部サービス連携

すでに使っているシステムがある場合は、POSレジと連携できるかを導入前に確認します。

代表的な連携先には、キャッシュレス決済端末、予約システム、会計ソフト、ECサイト、モバイルオーダーなどがあります。連携できれば、売上や注文などの情報を別のシステムへ入力する作業を減らせます。

必要な連携先は業種によって異なります。
飲食店ならモバイルオーダー、美容室・サロンなら予約システム、小売店ならECとの連携など、現在使っているサービスと今後導入するサービスの両方を確認しておくことが重要です。

サポート体制

POSレジに不具合が起きると、会計そのものが止まってしまいます。そのため、トラブルが発生したときにどのようなサポートを受けられるかも比較しましょう。

電話、チャット、メールなどの問い合わせ方法に加えて、対応時間や土日・祝日の対応状況を確認します。営業時間が夜間や休日に及ぶ飲食店では、店舗の営業時間中に問い合わせできるかも重要です。

初めてPOSレジを導入する場合は、初期設定や機器接続、商品登録などの導入支援も確認しておきましょう。複数店舗や大型店舗では、訪問サポートや機器保守まで対応しているサービスがおすすめです。

POSレジとは?主な機能と仕組み

POSレジとは

POSは「Point of Sale」の略で、日本語では「販売時点情報管理」と呼ばれます。商品を販売した際に、いつ・何が・いくつ・いくらで売れたかを記録し、売上や商品情報を管理する仕組みです。

一般的なレジとの大きな違いは、会計だけでなく、販売データを店舗運営に活用できる点です。

会計売上・在庫・顧客管理売上分析
一般的なレジ○××
POSレジ○○○

一般的なレジは会計や現金管理が中心ですが、POSレジでは商品が売れるたびに販売データが蓄積されます。売上の集計だけでなく、在庫の確認や顧客管理、売れ筋商品の分析などにも活用できます。

POSレジの主な機能

POSレジには会計以外にも、売上管理や在庫管理、顧客管理など店舗運営に必要な機能があります。

機能できること
会計商品やメニューを選択して金額を計算し、割引や税率設定にも対応できます。会計時の計算や入力作業を減らせます
売上管理日別・月別・店舗別などで売上を自動集計できます。営業終了後の売上集計を効率化できます
商品管理商品名・価格・カテゴリなどをまとめて管理できます。価格変更や商品情報の更新を一元化できます
在庫管理販売と連動して在庫数を更新できます。現在の在庫数を把握し、欠品や過剰在庫を防ぐ判断に役立ちます
顧客管理顧客情報と購入・来店履歴を管理できます。リピーター施策や顧客ごとの接客に活用できます
スタッフ管理スタッフごとの売上や勤務情報などを管理できます。個人別の実績や店舗の運営状況を確認できます
売上分析商品別・時間帯別・曜日別などで売上を分析できます。売れ筋商品の把握や仕入れ、販促の判断に活用できます
外部サービス連携キャッシュレス決済、会計ソフト、予約システム、ECなどと連携できます。複数システムへの二重入力を減らせます

搭載される機能はPOSレジによって異なります。在庫管理や顧客管理、スタッフ管理などは、プランによって対応範囲が変わるため確認が必要です。

POSレジで使われる端末の種類

POSレジで使われる端末は、主にタブレット・スマホ型、専用端末型、パソコン型の3種類です。

端末タイプ特徴必要な機器
タブレット・スマホ型iPadやスマートフォンにPOSアプリを入れて使用するタイプ。必要な機能をプランや外部サービスで追加できる製品も多いiPad・iPhone・Android端末など
専用端末型POSレジ専用に設計された端末を使用するタイプ。レシートプリンターなどを一体化した製品もある専用POS端末
パソコン型パソコンにPOSシステムを導入して使用するタイプ。既存のPC環境を活用できる製品もあるWindows PCなど

中小規模の店舗では、タブレット型POSレジがおすすめです。専用端末型と比べて導入時の機器費用を抑えられるサービスが多く、必要に応じて在庫管理や顧客管理、外部サービス連携などの機能を追加できる製品もあります。

POSレジの導入で使える補助金はある?

POSレジの導入では、国や自治体の補助金を利用できる場合があります。代表的なのは、POSレジやソフトウェア、周辺機器などが対象になる可能性がある「デジタル化・AI導入補助金」や、小規模事業者の販路開拓・業務効率化を支援する「小規模事業者持続化補助金」です。

補助金対象となる主な費用対象者
デジタル化・AI導入補助金POSレジ、POSソフト、タブレット、レシートプリンター、キャッシュドロアなど中小企業・小規模事業者など
小規模事業者持続化補助金販路開拓や業務効率化に必要なPOSソフト・関連システムなど小規模事業者など

ただし、POSレジを購入すれば必ず補助金を受けられるわけではありません。対象となる事業者や製品、経費、申請期間などの条件が制度ごとに異なります。POSレジを導入する前に、最新の公募要領や対象製品を確認しておきましょう。

POSレジを導入するメリット

売上集計を自動化し、店舗の状況をすぐに確認できる

POSレジでは、会計した売上が商品別・時間帯別・店舗別などで自動集計されます。閉店後にレジの数字を集計する作業を減らせるだけでなく、売れ筋商品や売上が伸びる時間帯も確認できるため、仕入れやスタッフ配置の判断にも販売データを使えるようになります。

在庫や顧客情報を会計データとまとめて管理できる

販売と同時に在庫数を更新したり、顧客ごとの購入履歴や来店履歴を記録したりできます。在庫確認を別の台帳で行う必要がなくなり、顧客情報も会計と分断されません。小売店なら在庫管理、美容室なら来店履歴や顧客管理など、業種ごとの店舗業務をPOSレジにまとめられます。

他のシステムと連携して入力作業を減らせる

キャッシュレス決済端末や会計ソフト、予約システム、EC、モバイルオーダーなどと連携できるPOSレジもあります。たとえば決済金額をPOSレジから決済端末へ自動連携できれば金額の二重入力がなくなり、会計ソフトと連携すれば売上データの転記作業も減らせます。

POSレジを導入するデメリット・注意点

商品登録や機器設定など、導入前の準備に時間がかかる

POSレジを導入する際は、商品やメニュー、価格、税率、スタッフ情報などを登録し、プリンターや決済端末などの機器も設定します。商品数が多い店舗や複数店舗では、営業開始までの準備が大きくなる場合があります。

導入作業に不安がある場合は、初期設定支援や導入サポートがあるPOSレジを選び、営業開始前にテスト会計まで済ませておくと安心です。商品データをCSVで一括登録できるかも確認しておくと、登録作業を減らせます。

通信障害や端末トラブルで会計に影響することがある

クラウド型POSレジはインターネット接続を前提とするサービスが多く、タブレットやプリンターなどの機器トラブルが発生すると会計業務に影響する場合があります。特に決済端末やプリンターまで連携している店舗では、どこか1つに問題が起きたときの対応方法を決めておく必要があります。

導入前に、オフライン時にどこまで会計できるか、障害時の問い合わせ先、機器交換の対応時間を確認しておきます。予備の通信回線や端末を用意するなど、会計を止めない運用も検討しておくと安全です。

必要な機能を追加すると想定より料金が高くなる場合がある

基本プランが無料または低価格でも、在庫管理、複数店舗管理、スタッフ管理、予約連携などを追加すると上位プランや有料オプションが必要になる場合があります。レジ台数や店舗数が増えることで追加料金が発生するサービスもあります。

料金を確認するときは、最安プランではなく、自店舗で必要な機能をすべて利用した場合の月額費用で比較します。無料トライアルやデモがある場合は、必要な機能と実際の操作まで確認してから契約すると、導入後のプラン変更や乗り換えを防げます。

POSレジを導入する流れ

POSレジは、申し込み後すぐに使い始めるのではなく、端末の準備、商品登録、外部サービスとの連携、テスト会計まで完了してから運用を開始します。導入時に必要な作業をあらかじめ把握しておくと、開店日や切り替え日に合わせて準備を進められます。

1. POSレジを申し込む

まず、導入するPOSレジを決めて申し込みます。無料プランがあるサービスでも、利用する機能や店舗数によって必要なプランが変わるため、自店舗で必要な機能を確認して選びます。

キャッシュレス決済も同時に導入する場合は、決済サービスの申し込みや加盟店審査も必要です。

2. 必要な端末・周辺機器を用意・設定する

POSレジで使用するiPadや専用端末、レシートプリンター、キャッシュドロアなどを用意します。小売店ではバーコードリーダー、飲食店ではキッチンプリンターなど、業種によって必要な機器も異なります。

機器がそろったら、POSレジとの接続や初期設定を行います。

3. 商品・メニューや店舗情報を登録する

次に、商品名やメニュー、価格、税率、カテゴリなどをPOSレジに登録します。スタッフ情報や店舗情報、レシートに表示する内容などもこの段階で設定します。

商品数が多い場合は、CSVなどで一括登録できるPOSレジなら登録作業を減らせます。

4. 決済端末や外部サービスを連携する

キャッシュレス決済端末、会計ソフト、予約システム、EC、モバイルオーダーなどを使う場合は、POSレジとの連携設定を行います。

連携後は、売上や注文情報が正しく反映されるか確認します。特に決済端末は、POSレジで入力した金額が正しく送信されるかチェックしておきます。

5. テスト会計を行って運用を開始する

すべての設定が完了したら、実際の営業を想定してテスト会計を行います。現金・キャッシュレス決済、割引、返品・取消、レシート発行など、普段使う操作を一通り確認します。

スタッフにも操作方法を共有し、問題なく会計できることを確認してから本番運用を開始します。