WordPressで作ったホームページには、予約プラグインを追加することで予約カレンダーや予約フォームを設置できます。
ただし、WordPressに予約機能を追加する方法は、プラグインだけではありません。外部の予約システムをリンク・埋め込みで設置する方法や、Googleカレンダーの予約スケジュールを使う方法もあります。
この記事では、WordPressに予約システムを導入する方法とおすすめの予約プラグインを紹介します。無料版で使える機能、オンライン決済、Googleカレンダー連携、導入手順、保守・セキュリティまでまとめて解説します。
WordPressに予約システムを導入する3つの方法
WordPressで予約システムを導入する方法は、大きく分けて3つの選択肢があります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、あなたのビジネスに最も適した方法を選びましょう。
| 方法 | おすすめのケース |
| WordPress予約プラグイン | WordPress内で予約画面や予約ルールを細かく設定する場合 |
| 外部予約システム | 予約・決済・顧客管理・スタッフ管理などをまとめる場合 |
| Googleカレンダー | 面談・相談・オンラインミーティングなど、シンプルな時間枠予約の場合 |
1. WordPressプラグインで手軽に導入
WordPress内で予約画面や予約ルールを細かく設定する場合は、予約プラグインがおすすめです。
WordPress公式ディレクトリなどからプラグインをインストールし、サービス内容、営業時間、予約枠、予約フォームの入力項目などを設定します。多くのプラグインはショートコードやブロックに対応しており、固定ページや投稿へ配置することで予約フォームや予約カレンダーを表示できます。
WordPress内で予約機能を管理できるため、自社サイトのデザインに合わせながら、予約内容や受付方法を細かく設定できる点がメリットです。
一方、予約データをWordPress内に保存するプラグインでは、データ管理も自社の責任になります。たとえばBooking Packageは、予約情報を自サイトのWordPressデータベースへ保存します。プラグインの更新、バックアップ、セキュリティ対策まで継続して管理する必要があります。
2. 外部の予約システムを連携・埋め込む
予約受付だけでなく、決済・顧客管理・スタッフ管理などもまとめる場合は、外部予約システムがおすすめです。
外部サービス側で予約ページを作成し、WordPressからリンクするか、iframeなどの埋め込みコードを使ってサイト内に表示します。
予約データやシステム本体は外部サービス側で管理されるため、WordPressプラグインの更新や互換性を管理する必要がありません。予約受付、オンライン決済、顧客管理、通知などを1つのサービスにまとめられる点もメリットです。
ただし、月額料金が発生するサービスが多く、利用できる機能やWordPressへの埋め込み対応はプランによって異なります。具体的な設置方法はでこちらの記事で解説しています。
3. Googleカレンダーを簡易予約システムとして活用
面談、相談、オンラインミーティングなど、シンプルな時間枠予約であればGoogleカレンダーがおすすめです。
Googleカレンダーの「予約スケジュール」を使うと、空いている時間を予約枠として設定し、予約ページを作成できます。WordPressには予約ページへのリンクを設置するほか、対応する埋め込みコードを使って表示する方法もあります。
複雑な予約システムを導入せず、空き時間への予約受付を始められる点がメリットです。
一方、スタッフ管理、詳細な顧客管理、複雑な予約メニューなどは専用の予約システムほど充実していません。また、一部の機能は対象となるGoogle Workspaceなどのプランが必要です。具体的な設定方法や利用条件はこちらで解説しています。
WordPress予約プラグインと外部予約システムはどちらがよい?
WordPress予約プラグインと外部予約システムの大きな違いは、予約機能の管理と保守を自社で行うか、サービス提供会社へ任せるかです。
| 比較項目 | WordPress予約プラグイン | 外部予約システム |
| 初期導入 | プラグインをインストールして自社で設定 | サービス側で予約ページを作り、リンクまたは埋め込みで設置 |
| データ保存 | 自社WordPress内へ保存する製品がある | 外部サービス側で管理する方式が一般的 |
| 保守 | WordPress・テーマ・プラグインの更新を自社で管理 | サービス提供会社がシステムを保守 |
| 決済 | 無料版では非対応または利用方法が限定される製品がある | 決済機能を標準または有料プランで提供するサービスが多い |
| 複数スタッフ・店舗 | プラグインや有料版の機能によって異なる | 複数スタッフ・店舗管理に対応するサービスがある |
| おすすめの運用 | WordPress内で予約機能を細かく設定する | 技術保守を減らし、予約業務をまとめて管理する |
WordPressの管理・更新まで自社で対応できるなら予約プラグインを選べます。一方、予約受付だけでなく決済、顧客管理、スタッフ管理、通知などもまとめて運用するなら外部予約システムの方が管理負荷を抑えられます。
予約システムそのものを自社開発する方法についてはこちらで詳しく解説しています。
WordPressで予約システムを作れるプラグインおすすめ10選比較表
| プラグイン名 | 主な特徴・強み | 無料版の有無 | 有料版の価格目安 (年額) | 日本語対応 | Googleカレンダー連携 | オンライン決済 | スタッフ管理 | おすすめの利用シーン |
| Amelia | 高機能 おしゃれなデザイン Zoom連携 | なし (デモあり) | $79〜$299 | 一部あり | あり | あり | あり | 幅広い業種、デザイン重視 オンラインサービス 複数拠点・スタッフ |
| Booking Package | 日本語 きめ細かい設定 | あり | 約10,000円〜 | 完全にあり | あり | あり | あり | 日本国内のサービス全般 複雑な予約設定 顧客層が日本語中心 |
| Bookly | 高いカスタマイズ性 SMS通知 | あり (機能制限) | $89〜$899 | あり | あり | あり | あり | 自由度の高いカスタマイズ 多様な決済方法 SMS通知重視 |
| MTS Simple Booking | 日本語 シンプルで直感的 純国産プラグイン | あり | なし | 完全にあり | なし(※) | なし(※) | なし | 簡易的な予約受付 費用を抑えたい 複雑な機能が不要 |
| Easy Appointments | 軽量・シンプル | あり | なし (一部拡張機能は有料) | 一部あり | あり | なし(※) | あり | 個人事業主、小規模サービス シンプルな予約受付 |
| Events Manager | イベント・セミナーに特化 チケット販売機能 | あり | $80〜$150 | あり | あり | あり | なし | イベント、セミナー、ワークショップ チケット販売 |
| Modern Events Calendar | カレンダー表示 豊富なレイアウト 集客機能 | あり (機能制限) | $79〜$799 | あり | あり | あり | なし | デザイン重視 イベント、セミナー |
| Online Lesson Booking | 日本語 オンラインレッスン特化 Zoom連携、回数券機能 | あり | 約15,000円〜 | 完全にあり | あり | あり | あり | オンライン教室 パーソナルレッスン |
| Salon Booking System | 美容室・サロン特化 スタッフ指名 メニュー管理 | あり (機能制限) | $79〜$299 | あり | あり | あり | あり | 美容系ビジネス向き 美容室、ネイルサロン、エステサロンなど |
| WooCommerce Bookings | WooCommerce連携 複雑な料金設定 | なし | $249/年 | あり | あり | あり | あり | ECサイト運営と予約を連携したい 物販とサービス提供 柔軟な料金設定 |
価格目安: 年額は執筆時点の目安であり、為替レートやプラン内容によって変動します。詳細は各プラグインの公式サイトをご確認ください。
日本語対応: 「一部あり」の場合、プラグインの管理画面や設定の一部が英語表記である可能性があります。「完全にあり」は日本の開発元または翻訳が非常に充実していることを示します。
ここでは、WordPressで利用できる人気の予約システムプラグインを厳選してご紹介します。あなたのビジネスに合ったプラグインを見つける参考にしてください。
【多機能性と拡張性重視】WordPress予約プラグインおすすめ3選比較
Amelia

- アポイント・イベント予約に対応
- Squareによるオンライン決済に対応
- 有料版ではGoogleカレンダー、Zoom、Google Meetなどと連携
Ameliaは、予約受付から決済、外部サービス連携まで機能を広げられる多機能な予約プラグインです。無料のAmelia Liteでも予約フォームやイベント予約、Square決済を利用でき、有料版ではGoogleカレンダーやオンラインミーティングとの連携にも対応します。
美容室やコンサルティング、スクールなど、予約業務をWordPress上でまとめて管理し、必要に応じて機能を拡張する場合におすすめです。
| 項目 | 内容 |
| 無料版 | なし(デモサイトあり) |
| 有料版 | 7,694円~(Starterプラン)/ 年 |
公式ページURL:https://wpamelia.com/
Booking Package

- 時間単位・日単位の予約に対応
- サービス、施設、宿泊など幅広い予約を管理
- 予約データをWordPress内に保存
Booking Packageは、サービス予約から施設・宿泊予約まで幅広く対応できる予約プラグインです。無料版でも予約カレンダーや予約管理、サービス選択などを利用でき、StandardプランではStripe・PayPalによるオンライン決済にも対応します。
予約方法を細かく設定しながら、予約データも含めてWordPress内で管理する場合におすすめです。
| 項目 | 内容 |
| 無料版 | あり(機能制限) |
| 有料版 | ¥660 / 月 |
Bookly

- 時間単位・スタッフ別の予約に対応
- 無料版で最大5サービスを登録可能
- 有料版・アドオンで機能を追加
Booklyは、スタッフごとのスケジュールやサービス予約を管理できる予約プラグインです。無料版でも予約フォーム、管理カレンダー、顧客管理などを使えます。
オンライン決済やGoogleカレンダー連携などは有料機能のため、最初は基本的な予約受付から始め、必要に応じて機能を追加する場合におすすめです。
| 項目 | 内容 |
| 無料版 | あり(機能制限) |
| 有料版 | $33 / 年 ※アドオンは別途料金。 |
公式ページURL:https://www.booking-wp-plugin.com/
【シンプルで簡単設定】おすすめWordPress予約プラグインおすすめ3選比較
MTS Simple Booking

- シンプルな予約受付に対応
- 予約件数・人数の上限を設定可能
- 日本語で設定・管理できる
MTS Simple Bookingは、予約受付に必要な基本機能を中心にしたシンプルなWordPress予約プラグインです。予約件数や人数の上限を設定でき、複雑な機能を増やさず予約フォームを設置できます。
多機能な顧客管理や決済機能よりも、WordPressで基本的な予約受付を行う場合におすすめです。
| 項目 | 内容 |
| 無料版 | あり(機能制限) |
| 有料版 | 要見積もり |
公式ページURL:https://app.mt-systems.jp/
Easy Appointments

- 複数拠点・サービス・担当者を管理
- フォーム項目の追加やメール通知に対応
- Pro版ではGoogleカレンダー・オンライン決済と連携
Easy Appointmentsは、複数の店舗、サービス、担当者を組み合わせて予約枠を設定できるプラグインです。無料版でも予約フォームやメール通知、CSV出力など基本的な予約管理に対応します。
Googleカレンダーの双方向同期やStripe・PayPalなどのオンライン決済はPro版で利用できます。複数スタッフや複数拠点の予約をWordPressで管理する場合におすすめです。
| 項目 | 内容 |
| 無料版 | あり(機能制限) |
| 有料版 | $39 / 年 (PayPal連携、Twilio SMS連携など) |
公式ページURL: https://easy-appointments.com
【イベント・セミナー・レッスン特化型】WordPress予約プラグインおすすめ3選比較
Events Manager

- イベントの日程・会場を管理
- 参加予約やチケット管理に対応
- 繰り返し開催するイベントを設定可能
Events Managerは、WordPress上でイベント情報の掲載から参加予約まで管理できるプラグインです。開催日時や会場、参加者などをまとめて管理でき、定期開催イベントにも対応します。
通常の時間枠予約ではなく、セミナー、講座、交流会などイベント単位で予約を受け付ける場合におすすめです。
| 項目 | 内容 |
| 無料版 | あり(機能制限) |
| 有料版 | $99 / 年 |
公式ページURL: https://wp-events-plugin.com/
Modern Events Calendar

- 複数のカレンダー表示に対応
- イベント予約・チケット販売に対応
- オンラインイベントにも対応
Modern Events Calendarは、イベント情報を見せるカレンダー機能と予約受付をまとめたイベント管理プラグインです。複数の表示形式を選択でき、イベント予約やチケット販売にも対応します。
予約機能だけでなくイベント情報の見せ方も重視する、セミナーやオンラインイベントを定期的に開催する場合におすすめです。
| 項目 | 内容 |
| 無料版 | あり(機能制限) |
| 有料版 | $99 / 年 |
Online Lesson Booking

- オンラインレッスン予約に対応
- 講師ごとのスケジュールを管理
- 回数券や継続利用にも対応
Online Lesson Bookingは、オンラインレッスンや個別指導の予約管理に特化したWordPressプラグインです。講師ごとの予約枠やレッスン管理など、スクール運営に必要な機能をまとめて利用できます。
オンラインスクール、語学教室、個別レッスンなど、講師と受講者を結び付ける予約を管理する場合におすすめです。
| 項目 | 内容 |
| 無料版 | あり(機能制限なし) |
| 有料版 | なし |
公式ページURL:https://olbsys.com/
【特定業種に特化】専門性の高いWordPress予約プラグインおすすめ2選比較
Salon Booking System
- 美容室・サロンのスタッフ予約に対応
- サービス・スタッフ数を無料版でも無制限に登録
- Googleカレンダー同期に対応
Salon Booking Systemは、美容室、ネイルサロン、エステなどの予約管理に特化したプラグインです。スタッフと施術メニューを組み合わせた予約受付ができ、無料版でも予約・スタッフ・サービス数に制限がありません。
Googleカレンダーとの同期にも対応しているため、複数スタッフの予約とスケジュールをまとめて管理する美容室・サロンにおすすめです。オンライン決済はPRO版で利用できます。
| 項目 | 内容 |
| 無料版 | あり(機能制限) |
| 有料版 | 89 € / 年 |
公式ページURL: https://www.salonbookingsystem.com/
WooCommerce Bookings

- WooCommerceに予約機能を追加
- 時間・日付・人数などで予約商品を設定
- WooCommerceの決済機能と組み合わせて利用
WooCommerce Bookingsは、WooCommerceの商品として予約サービスやレンタル商品を販売できる有料拡張機能です。時間指定、日付指定、レンタル、クラスなど幅広い予約商品を設定できます。
通常の商品販売と予約サービスを同じECサイトで扱えるため、すでにWooCommerceを利用しており、物販と予約をまとめて販売する場合におすすめです。
| 項目 | 内容 |
| 無料版 | なし |
| 有料版 | $249 / 年 |
公式ページURL: https://woocommerce.com/products/woocommerce-bookings/
WordPress予約プラグインの選び方
1. 予約単位が時間か日付かを確認する
最初に確認するのは予約枠の単位です。
美容室、面談、レッスンなどは30分・60分といった時間単位の予約が中心ですが、宿泊施設やレンタル設備では日付単位で管理するケースがあります。
WP Booking Systemのように日付単位専用のプラグインもあるため、予約方式とプラグインの仕様が一致しているかを最初に確認します。
2. 無料版で必要な機能まで使えるか確認する
「無料版あり」と表示されていても、すべての機能を無料で使えるわけではありません。
オンライン決済、Googleカレンダー連携、スタッフ数、サービス数、リマインド通知などは、有料版でのみ提供される場合があります。
Booklyは無料版でオンライン決済に対応しておらず、Easy AppointmentsではGoogleカレンダー双方向同期とオンライン決済がPro版です。一方、Amelia LiteではSquare決済、Salon Booking SystemではGoogleカレンダー同期が無料版に含まれています。
無料版の有無ではなく、必要な機能ごとの料金条件を確認することが重要です。
3. 決済方法と利用プランを確認する
事前決済を導入する場合は、「オンライン決済対応」という表記だけで判断せず、対応する決済サービスと利用可能なプランまで確認します。
Stripe、PayPal、Squareなど、対応する決済方法はプラグインによって異なります。また、予約プラグイン単体では決済せず、WooCommerceや外部決済サービスとの連携によって提供する製品もあります。
予約受付とオンライン決済をまとめて導入する方法は、「予約と事前決済をまとめて導入する方法」で詳しく解説しています。
4. Googleカレンダー連携の対象プランを確認する
Googleカレンダー連携も、プラグインによって無料版と有料版の条件が異なります。
さらに、予約情報をGoogleカレンダーへ登録するだけの一方向連携と、Googleカレンダーに登録済みの予定を読み取って予約枠を調整する双方向同期では機能が異なります。
Googleカレンダーを業務予定と予約管理の両方で使う場合は、連携の有無だけでなく同期方向まで確認します。
5. 日本語対応・サポート・更新状況を確認する
海外製プラグインでは、予約者向け画面を日本語表示できても、管理画面、ヘルプ、問い合わせ対応が英語中心の場合があります。
導入前にはWordPress公式ディレクトリで、最終更新、対応しているWordPressバージョン、サポート状況を確認します。
また、外部サイトからZIP形式で導入する有料プラグインでは、WordPress管理画面に更新通知が表示されない場合があります。予約機能は個人情報や決済にも関係するため、継続的に更新されているプラグインを選ぶことが重要です。
WordPress予約システムの設置手順
WordPress予約プラグインは、次の流れで導入します。
| 手順 | 内容 |
| 1. 予約方式を決める | 時間単位、日付単位、スタッフ指名、定員制など、自社の予約ルールを整理します。 |
| 2. プラグインを選ぶ | 無料版で使える機能、オンライン決済、外部カレンダー、スタッフ管理、日本語対応を確認します。 |
| 3. バックアップを取得する | プラグインの追加や更新前に、WordPress本体とデータベースを復元できる状態にします。 |
| 4. プラグインをインストールする | WordPress管理画面の「プラグイン > 新規追加」または公式配布のZIPファイルからインストールし、有効化します。 |
| 5. サービス・営業時間・予約枠を設定する | 所要時間、定休日、予約受付の締切、定員、スタッフなどを登録します。 |
| 6. 予約フォーム・カレンダーを設置する | ショートコードやブロックを固定ページ・投稿へ配置します。 |
| 7. 通知・決済・外部カレンダーを設定する | 必要な機能が契約プランに含まれていることを確認し、通知、決済、カレンダー連携を設定します。 |
| 8. テスト予約を行って公開する | PCとスマートフォンの両方から、予約、変更、キャンセル、通知、決済まで確認してから公開します。 |
予約フォームに必要な入力項目については「予約フォームの作り方・無料ツール比較」、予約カレンダーの製品比較については「予約カレンダーの作成・比較」で詳しく解説しています。
WordPress予約システムで特に重要な保守・セキュリティ
WordPress予約プラグインでは、予約者の氏名、メールアドレス、電話番号などの個人情報を扱う場合があります。
そのため、プラグインを設置して終わりではなく、更新、バックアップ、アクセス権限、予約データの管理まで含めた運用が必要です。
WordPress・テーマ・プラグインを更新する
WordPress公式ドキュメントでは、セキュリティとパフォーマンスを維持するため、プラグインを最新状態に保つよう案内しています。また、更新前にはバックアップを取得することも推奨されています。
加えて、予約プラグインでもセキュリティ修正を含むアップデートが行われます。古いバージョンを固定して使用せず、WordPress公式ディレクトリや開発元の更新情報を定期的に確認します。
本番サイトで更新する前にバックアップと動作確認を行う
WordPressでは、テーマやほかのプラグインとの組み合わせによって、更新後に予約フォームの表示や決済連携へ影響が出る場合があります。
更新前にバックアップを取得し、ステージング環境を用意できる場合は、予約受付、通知、決済、カレンダー同期まで確認したうえで本番環境へ反映しましょう。
予約データの保存場所とアクセス権限を確認する
予約データの保存場所はプラグインによって異なります。
自サイトのWordPressデータベースへ予約情報を保存するものとプラグインのクラウドサービスで管理するものがあります。
個人情報を含む予約データを扱い、自サイトに保存する場合は、WordPressの管理者アカウントを複数人で共有せず、閲覧・編集できる担当者を必要な範囲に限定しましょう。
不要なプラグインを増やさない
予約フォーム、決済、カレンダー、通知を別々のプラグインで追加すると、更新対象が増え、プラグイン同士の互換性・セキュリティ確認も必要になります。
必要な機能を1つの予約プラグインでまとめるか、外部予約システムへ集約する方が管理負荷を抑えられます。
特にオンライン決済や顧客管理まで導入する場合は、機能数だけでなく継続的な保守まで含めて選ぶことが重要です。
まとめ|WordPress予約システムは運用・保守まで含めて選ぶ
WordPressに予約システムを導入する方法は、予約プラグイン、外部予約システム、Googleカレンダーの3つです。
WordPress内で予約画面や予約ルールを細かく管理するなら予約プラグインがおすすめです。ただし、無料版と有料版の機能差、オンライン決済、Googleカレンダー連携、更新状況まで確認する必要があります。
また、予約プラグインを導入した後は、WordPress本体やテーマとの互換性確認、バックアップ、セキュリティ更新を継続して行います。
一方、自社でWordPressの保守体制を用意できない場合や、複数スタッフ・多店舗・決済・顧客管理までまとめる場合は外部予約システムがおすすめです。
WordPressに限定せず予約システム全体の料金や機能を確認する場合は、「予約システムを比較」で詳しく紹介しています。

