予約アプリを使えば、スマホから予約の確認・変更・顧客管理までまとめて行えます。外出先や接客中でも簡単に予約状況を確認できるため、PCを開く手間も減らせます。
この記事では、まずiPhone・Androidで使える無料の予約管理アプリと高機能な有料アプリを紹介します。
予約管理アプリとは?アプリとスマホ対応Webの違い
予約管理アプリには、アプリを使うタイプと、スマホやタブレットのブラウザから使うタイプがあります。
大きな違いは、スマホでの操作性と通知の受け取り方です。
| 比較項目 | アプリ型 | スマホ対応Web型 |
| スマホでの 使いやすさ | スマホ操作を前提に設計され、使いやすい | SafariやChromeなどのブラウザ上で操作するため、サービスによって操作性に差がある |
| 予約通知 | プッシュ通知に対応するサービスがある | メールやLINEなどで確認 |
| 予約確認・変更 | アプリを開いてすぐ操作できる | ブラウザから管理画面を開いて操作 |
| おすすめ | スマホで頻繁に予約を確認・変更する店舗 | PCとスマホを併用する店舗 |
スマホで予約管理をするならアプリ型がおすすめです。一方、PCも併用し、スマホでは予約確認や簡単な操作が中心なら、スマホ対応Web型でも十分です。
予約管理アプリでスマホからできること
予約管理アプリを使うと、PCを開かなくてもスマホから日常の予約業務を行えます。
主な機能は以下の通りです。
| スマホでできること | 説明 |
| 予約状況の確認 | 外出先や接客中でも、スマホから当日の予約内容や空き時間を確認できる |
| 予約の追加・変更 | 電話で入った予約や日程変更を、その場で予約台帳に反映できる |
| 新規予約の通知 | 新しい予約が入ったときにメールやプッシュ通知を受け取り、すぐに内容を確認できる |
| 顧客情報・予約履歴の確認 | 過去の予約履歴や顧客メモを確認できる |
| 予約枠・受付時間の変更 | 急な予定変更や休業があったときに、スマホから予約枠や受付時間を変更できる |
| スタッフ別の予約確認 | 担当者ごとの予約状況や空き時間を確認し、予約の割り振りを調整できる |
特に、外出先でも予約確認や変更を行うお店では、スマホから必要な操作ができるかに加えて、画面が見やすく操作しやすいかどうかも重要です。
ここからは以下の順で予約管理アプリを紹介します。
- 無料の予約管理アプリ
- 有料で高機能な予約管理アプリ
- スマホ対応Web型の予約管理アプリ
無料の予約管理アプリおすすめ3選比較|人気の汎用型
スマホで使える無料の予約管理アプリは、業種を問わず使える基本的な予約管理機能がそろった汎用型が中心です。
【比較表】無料の予約管理アプリでできること
予約管理アプリの無料プランでは、予約件数や一部機能に制限があります。
この比較表では、無料プランでできること・できいないことを一覧で比較しました。
| サービス名 | 無料枠の予約件数 | 顧客管理 | リマインド | スタッフ 指名 | 施設予約 | 事前決済 | Google カレンダー連携 | 広告・ロゴ の非表示 |
| STORES 予約 | 月50件 | ○ | × | × | ○ | ○ | ○ | × |
| Square予約 | 無制限 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × | × |
| freee予約 | 無制限 (27年2月より月50件) | × | ○ | × | × | ○ | × | × |
広告・ロゴの非表示:予約ページ上に表示されるサービス提供会社のロゴ・広告・ブランド表記を非表示にできる機能です。
スマホアプリにかかわらず、無料の予約システムを比較したい場合はこちらをご覧ください。
次に比較表だけでは分からない、各サービスの特徴や使い方を詳しく紹介します。
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無料の予約管理アプリを選ぶときの5つのポイント
予約管理アプリの無料プランでは、予約件数・必要な機能・決済手数料・広告表示・データ制限を確認した上で選ぶことが重要です。
予約件数の上限
最初に確認するのが、無料プランで受け付けられる予約件数です。
予約件数が無制限のサービスもあれば、月50件など上限が決められているサービスもあります。月50件の場合、25日営業なら1日平均2件程度です。
上限を超えた場合に予約受付が停止するのか、有料プランへの変更が必要になるのかまで確認しておくと安心です。
無料で使える機能の範囲
予約件数が無制限でも、必要な機能まで無料とは限りません。
顧客管理、リマインド、スタッフ指名、Googleカレンダー連携などが有料プランに限定されているサービスもあります。
オンライン決済の手数料
月額料金が0円でも、オンライン決済を利用すると決済手数料が発生します。
事前決済を利用する場合は、月額料金だけでなく、1件ごとに発生する決済手数料も含めて費用を確認する必要があります。
予約ページの広告やサービス表記
無料プランでは、予約ページにサービス提供会社のロゴやブランド名が表示される場合があります。
個人店舗や小規模事業者であれば大きな問題にならないこともありますが、自社サイトのデザインや店舗ブランドを統一する場合は確認が必要です。
顧客データや予約履歴の制限
予約件数だけでなく、登録できる顧客数やスタッフ数、予約履歴の保存期間にも制限が設けられている場合があります。
予約受付だけであれば大きな問題になりませんが、顧客情報を蓄積して再来店施策や分析に活用する場合は重要です。
有料の予約管理アプリおすすめ2選比較|業種特化型
スマホで使える予約管理アプリには、美容・スクールなど特定の業種に必要な機能を備えた業種特化型があります。一般的な予約管理に加えて、スタッフ管理や顧客管理など、業種ごとの業務までまとめて管理できるのが特徴です。
料金だけでなく、自分の業種で必要な予約方法や顧客管理機能まで対応しているかを確認しましょう。
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比較表だけでは分からない、各サービスの業種別機能やスマホでの使い方を詳しく紹介します。
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スマホ・タブレットのブラウザから使える予約管理アプリ7選
専用アプリがなくても、スマホやタブレットのブラウザから予約確認・変更・顧客管理ができるサービスがあります。
PCも併用するお店なら、ブラウザ型でも十分に予約管理できます。
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比較表だけでは分からない、各サービスの特徴やスマホ・タブレットでの操作性を詳しく紹介します。
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予約管理アプリの選び方
予約管理アプリは、スマホで使えるかだけでなく、無料でどこまで使えるか、操作方法、業種への対応まで確認すると選びやすくなります。特に次の3つが重要です。
1. 専用アプリとブラウザ型のどちらが使いやすいか
スマホで予約管理する方法には、専用アプリを使うタイプと、ブラウザから管理画面を開くタイプがあります。
外出先や接客中に予約確認・変更を頻繁に行うなら、専用アプリ型がおすすめです。
一方、PCでの管理が中心で、スマホでは予約確認や簡単な変更だけ行う場合は、ブラウザ型でも十分です。日常的にスマホから行う操作を基準に選びましょう。
2. 無料プランで必要な機能まで使えるか
無料プランでは、予約件数、スタッフ指名、施設予約、Googleカレンダー連携、広告非表示などが制限される場合があります。
無料で使える範囲だけでなく、最終的に使いたい機能をそろえると月額いくらになるのかまで確認しましょう。
3. 業種に必要な機能まで対応しているか
業種によって必要な機能は異なります。
| 業種 | 主な機能 |
| 美容室・サロン | スタッフ指名、カルテ、回数券 |
| スクール | 講師管理、クラス管理、月謝管理 |
| 整体・治療院 | 施術カルテ、問診票、ベッド管理 |
| ジム | 会員管理、月会費、入退館管理 |
| 飲食店 | 席・テーブル管理、配席、予約在庫 |
基本的な予約管理なら汎用型、業種特有の業務まで管理するなら業種特化型がおすすめです。
業種別の予約システムは、以下の記事で詳しく比較しています。
予約管理アプリを導入するメリット
予約管理アプリを導入すると、予約確認や顧客管理をスマホにまとめられ、予約業務の手間を減らせます。
主なメリットは次の通りです。
- 予約が入ったらスマホですぐ確認できる
新規予約を通知で確認できるため、管理画面を何度も開いて確認する必要がありません。 - 予約と顧客情報をまとめて管理できる
予約履歴や顧客メモをスマホから一覧表で確認でき、紙の顧客台帳や別の管理ツールを使い分ける手間を減らせます。 - カレンダーへの二重入力を減らせる
Googleカレンダーなどと連携できるアプリなら、予約内容を別のカレンダーへ手入力する作業や転記漏れを防げます。 - 予約変更やキャンセルにもその場で対応できる
外出中でもスマホから予約内容を確認・変更できるため、PCを開けない場面でも予約対応が止まりません。 - 予約から決済まで一つのサービスで管理できる
事前決済に対応しているアプリなら、予約情報と支払い状況をまとめて確認できます。
特に、予約対応を一人または少人数で行うお店では、予約台帳・顧客情報・カレンダーを別々に管理する作業を減らせることが大きなメリットです。
予約管理アプリを使うときの注意点
予約までの操作を増やしすぎない
ログインや入力項目、メニュー・担当者の選択などが多いと、予約を途中でやめたり、後回しにしたりされる原因になります。
予約者のスマホから予約完了まで実際に操作し、不要な入力や画面遷移を減らすことが重要です。
変更・キャンセルのしやすさも考慮する
オンライン予約では、予約だけでなく変更やキャンセルもスマホから完結できます。便利になる一方で、キャンセルの心理的なハードルが下がる可能性もあります。
キャンセル期限を設定し、リマインドや事前決済を組み合わせるなど、予約受付だけでなくキャンセルまで含めて運用を設計しましょう。
スタッフの勤務状況と予約枠を一致させる
スタッフ指名を受け付ける場合は、シフト、休憩、臨時休などを予約枠へ正しく反映する必要があります。
シフトと予約枠が連動しておらず、システム上では予約可能なのに担当者が不在だったというトラブルが起きます。勤務予定が変わったときに予約枠も更新する運用が必要です。
リマインドは実際に届くかまで確認する
リマインド機能を設定しても、メールが迷惑メールへ振り分けられたり、受信設定によって届かなかったりすることがあります。実際に、予約に関する案内メールが届かず、利用者が必要な情報を確認できなかった事例もあります。
テスト予約を行い、予約完了通知やリマインドが実際のスマホに届くところまで確認しましょう。メールだけでなくLINE通知にも対応しているサービスなら、通知が届く確率を高められます。
予約管理アプリを導入する流れ
予約管理アプリは、アカウントを作成し、予約メニューや受付時間を設定すれば使い始められます。無料プランがあるサービスなら、まず実際の予約画面やスマホでの操作を試してから本格運用へ進む方法がおすすめです。
STEP1|アカウントを作成する
利用するサービスを決めたら、アカウントを作成します。店舗情報や営業時間など、予約ページに表示する基本情報も登録します。
STEP2|予約メニューと受付時間を設定する
提供するメニュー、所要時間、料金、予約可能な曜日・時間帯を設定します。スタッフ指名に対応する場合は、担当スタッフや勤務時間も登録します。
STEP3|予約時に必要な項目を設定する
氏名、電話番号、メールアドレスなど、予約時に入力してもらう情報を設定します。必要に応じて質問項目や注意事項も追加します。
STEP4|通知やキャンセル条件を設定する
新規予約の通知先や、予約者への確認メール・リマインドを設定します。キャンセル期限や事前決済を利用する場合は、この段階で条件を決めます。
STEP5|スマホから予約操作を試す
実際に予約を入れ、管理画面から予約確認・変更・キャンセルまで操作します。管理者側だけでなく、予約者側の画面も確認することが重要です。
STEP6|予約ページを公開する
設定に問題がなければ予約ページを公開し、ホームページ、Instagram、Googleビジネスプロフィールなどからアクセスできるようにします。

