楽天ペイの手数料を解説!導入方法やデメリットを徹底解説

「楽天ペイ」と聞くと、多くの人がQRコード決済を思い浮かべるはずです。実際、店頭で「楽天ペイ使えます」と言われて、スマホのQRコードを提示する光景はすっかり定着しています。

ただし、楽天ペイはQRコード決済だけのサービスではありません。店舗向けの楽天ペイは、Visa・Mastercardなどのクレジットカード、PayPay・d払いなどのQRコード決済、交通系IC・楽天Edyなどの電子マネー決済にも対応できます。

初期費用はQRコード決済のみなら0円で、楽天ペイ ターミナルを導入する場合は38,280円(税込)です。
月額費用はライトプランが0円、スタンダードプランが2,200円(税込)。
決済手数料は2.20〜3.56%で、決済ブランドや契約プランによって異なります。

この記事では、楽天ペイの決済手数料・初期費用・月額料金、対応する決済方法を詳しく解説します。さらに、楽天ペイのメリット・デメリットや導入手順、他社決済サービスとの違いも紹介します。

QRコード
カードリーダー
ターミナル

楽天ペイの3つの導入方法と決済端末の選び方

楽天ペイには、QRコード決済(アプリ決済)、楽天ペイ カードリーダー、楽天ペイ ターミナルの3つの導入方法があります。

導入方法対応決済初期費用必要機器
QRコード決済
(アプリ決済)
QRコード決済0円スマホ・タブレット
楽天ペイ カードリーダークレジットカード・電子マネー・QRコード決済端末購入費用(価格は要確認)カードリーダー・スマホ・タブレット
楽天ペイ ターミナルクレジットカード・電子マネー・QRコード決済38,280円(税込)ターミナル本体のみ
※カードリーダーでのQRコード決済は、スマホ・タブレットの楽天ペイ店舗アプリを使用します。

QRコード決済(アプリ決済)

楽天ペイのQRコード決済は、専用の決済端末を購入せずに導入できるキャッシュレス決済サービスです。

スマホやタブレットに楽天ペイ店舗アプリをインストールすることで、楽天ペイ・PayPay・d払い・au PAYなどに対応できます。

楽天ペイとau PAYは、店舗に掲示したQRコードを顧客が読み取る方式です。PayPayやd払いなどは、店舗アプリで顧客のQRコードを読み取って決済します。

QRコード決済(アプリ決済)の特徴

  • 初期費用・月額費用0円で、専用端末の購入は不要
  • 楽天ペイ・PayPay・d払い・au PAYなどに対応し、複数のQRコード決済を導入可能
  • 楽天ポイントでの支払いに対応し、楽天ユーザーの決済ニーズをカバー
  • 売上管理に対応し、管理画面から決済履歴や入金状況を確認可能

楽天ペイ カードリーダー

楽天ペイ カードリーダーは、スマホやタブレットとBluetoothで接続して使用する小型決済端末です。クレジットカードのIC決済やタッチ決済、電子マネー決済に対応しています。

QRコード決済も楽天ペイ店舗アプリで受け付けられるため、複数のキャッシュレス決済をまとめて導入できます。

楽天ペイ カードリーダーの特徴

  • 小型・軽量のカードリーダーで、持ち運び可能
  • クレジットカード・電子マネー・QRコード決済に対応
  • スマホ・タブレットとBluetoothで接続して決済処理
  • ICカード・タッチ決済・暗証番号入力に対応
  • 対応するPOSレジとの連携が可能で、会計業務を効率化

クレジットカードや電子マネーも導入する店舗におすすめです。小規模店舗や移動販売、訪問サービスでも活用できます。

なお、カードリーダー本体にはレシートプリンターが内蔵されていないため、紙のレシートを発行する場合は対応プリンターが別途必要です。

楽天ペイ ターミナル

楽天ペイ ターミナルは、決済機能・タッチパネル・レシートプリンター・通信機能を搭載したオールインワン決済端末です。

クレジットカード・電子マネー・QRコード決済に1台で対応し、スマホやタブレットを別途用意する必要がありません。

楽天ペイ ターミナルの特徴

  • 3種類のキャッシュレス決済に1台で対応
  • レシートプリンター内蔵で、周辺機器の追加購入が不要
  • Wi-Fi・モバイル通信(4G LTE)に対応し、屋外でも決済可能
  • タッチパネル搭載で、決済金額の入力から会計まで端末で完結
  • POSレジとの連携に対応し、会計金額の二重入力を削減

レシート発行が必要な飲食店や小売店、複数の決済方法をまとめて管理する店舗におすすめです。

また、通信機能を内蔵しているため、キッチンカーや移動販売、イベント会場などでも活用できます。

楽天ペイで使える3つの決済方法

楽天ペイ(実店舗決済)は、クレジットカード決済、QRコード決済、電子マネー決済の3種類に対応しています。

決済方法対応ブランド必要機器
クレジットカード決済Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover楽天ペイ カードリーダー、楽天ペイ ターミナル
QRコード決済楽天ペイ、PayPay、d払い、au PAY、Smart CodeなどQRコード決済(アプリ決済)、楽天ペイ カードリーダー、楽天ペイ ターミナル
電子マネー決済楽天Edy、Suica・PASMOなどの交通系IC、nanaco、WAON、iD、QUICPay楽天ペイ カードリーダー、楽天ペイ ターミナル

楽天ペイの決済手数料はいくら?

楽天ペイの決済手数料は、決済方法や契約プランによって異なります。クレジットカード決済は2.20〜3.24%(非課税)、電子マネー決済は3.24〜3.25%、QRコード決済は2.20〜3.56%です。

クレジットカード・電子マネー・QRコード決済ごとにわかりやすく解説します。

クレジットカード決済の手数料

楽天ペイのクレジットカード決済は、契約プランによって料率が異なります。

決済ブランドスタンダードライト通常
Visa・Mastercard・JCB・American Express・Diners Club・Discover2.20%2.48%3.24%
※クレジットカード決済手数料は非課税です。

電子マネー決済の手数料

電子マネー決済はブランドによって料率が異なります。

決済ブランドスタンダードライト通常
楽天Edy・交通系IC・nanaco・WAON3.25%3.25%3.25%
iD・QUICPay3.24%3.24%3.24%
※決済手数料は税込表示です。楽天Edy・交通系IC・nanaco・WAONは税別2.95%を税込換算し、小数第3位を四捨五入しています。iD・QUICPayは非課税です。

QRコード決済の手数料

QRコード決済もブランドごとに料率が異なります。

決済ブランドスタンダードライト通常
楽天ペイ2.20%2.48%3.25%
au PAY・Smart Code・UnionPay・WeChat Pay・Alipay+3.25%3.25%3.25%
PayPay・d払い・JKOPAY・HIVEX3.56%3.56%3.56%
※決済手数料は税込です。税別料率に消費税10%を加え、小数第3位を四捨五入しています。
※スタンダード・ライトプランの優遇手数料には適用条件があります。

楽天ペイの料金プラン|初期費用・月額費用

引用元:​​​​​​​​​​店舗用決済サービス – キャッシュレス決済をお店に導入するなら、楽天ペイ(実店舗決済)​​

楽天ペイの導入には、初期費用・決済手数料・振込手数料などのコストがかかります。

ここでは、それぞれの費用について詳しく解説し、コストを抑える方法を紹介します。楽天ペイ導入を検討中の店舗オーナーの方は、ぜひ参考にしてください。

楽天ペイの初期費用

楽天ペイは、QRコード決済のみであれば初期費用0円で導入できます。クレジットカード決済や電子マネー決済を導入する場合は、決済端末の購入費用が発生します。

費用項目費用
楽天ペイ加盟店登録無料
楽天ペイ店舗アプリ無料
QRコード決済
(専用端末なし)
0円
楽天ペイ カードリーダー別途購入(価格は購入時に確認)
楽天ペイ ターミナル38,280円(税込)
POSレジ連携費用連携するPOSレジサービスや料金プランによる

※楽天ペイ ターミナル・カードリーダーの導入0円キャンペーンは2026年6月30日に終了しました。

専用端末を購入せずに導入するなら、QRコード決済がおすすめです。クレジットカードや電子マネーにも対応する場合は、カードリーダーまたはターミナルを導入します。

楽天ペイでは期間限定のキャンペーンを実施することがあるため、申し込み前に楽天ペイの料金・最新特典をご確認ください。

楽天ペイの月額費用|3つの料金プランと適用条件

楽天ペイの月額費用は、スタンダードプランが2,200円(税込)、ライトプランが0円です。優遇プランの適用対象外となる場合は、通常の決済手数料が適用されます。

スタンダードプランは月額費用が発生する一方、クレジットカード決済と楽天ペイのQRコード決済の手数料が最も安く設定されています。

項目スタンダードライト通常料率
月額費用2,200円(税込)0円0円
クレジットカード決済手数料2.20%2.48%3.24%
楽天ペイのQRコード決済手数料2.20%2.48%3.25%
その他のQRコード決済手数料3.25〜3.56%3.25〜3.56%3.25〜3.56%
電子マネー決済手数料3.24〜3.25%3.24〜3.25%3.24〜3.25%
継続利用条件2年以上2年間の継続利用条件なし優遇プランの継続利用条件なし

※決済手数料は税込表示です。クレジットカード決済と一部の電子マネー決済は非課税です。通常料率の月額0円は、固定費無料の通常契約を前提としています。

スタンダード・ライトプランの適用条件

中小事業者向けの優遇手数料を利用するには、以下の条件を満たす必要があります。

  • 中小企業基本法の定義に該当する事業者、または個人事業主・フリーランスであること
  • 年間キャッシュレス決済額が事業者単位で3,000万円以下であること
  • 上場企業やそのグループ会社、連結子会社、フランチャイズ店舗ではないこと
  • 宿泊業、不動産業、旅行代理店、携帯電話・パソコン販売などの対象外業種に該当しないこと
  • スタンダードプランは適用日から2年以上継続すること

優遇手数料の適用は加盟店審査によって決定します。条件を満たさない場合や、契約後に条件から外れた場合は、通常料率が適用されることがあります。

なお、スタンダードプランの月額無料キャンペーンは2026年9月30日に新規申込受付を終了しました。期間内に申し込んだ対象加盟店は、2026年12月分まで月額費用が無料です。

楽天ペイの入金サイクルと振込手数料

楽天ペイの入金サイクルと振込手数料は、振込先の金融機関によって異なります。

楽天銀行を振込先に設定すると、365日翌日自動入金に対応し、振込手数料は無料です。一方、楽天銀行以外の金融機関では、3日後自動入金などを選択でき、振込手数料は1回330円(税込)です。

振込先振込手数料入金サイクル
楽天銀行無料翌日自動入金(365日対応)、月1回、月2回
その他の金融機関330円(税込)/回3日後自動入金、月1回、月2回、都度入金

※審査完了後の初期設定は月1回入金です。翌日自動入金や3日後自動入金を利用する場合は、入金サイクルの変更が必要です。

※楽天銀行以外の金融機関でも原則として土日祝日に入金されますが、一部の金融機関では翌営業日となる場合があります。

振込先を楽天銀行にするメリット

楽天銀行を振込先に設定する最大のメリットは、振込手数料が無料で、売上金を翌日に受け取れることです。

  • 振込手数料が無料で、毎日入金されても追加費用が発生しない
  • 土日祝日を含む365日、翌日自動入金に対応
  • 月1回・月2回の入金サイクルも選択可能

楽天銀行以外では振込のたびに330円(税込)が発生するため、入金回数が多い店舗ほど手数料の差が大きくなります。

振込手数料を抑え、売上金を早期に受け取るなら、楽天銀行がおすすめです。

楽天ペイの料金・手数料を他のサービスと比較

キャッシュレス決済端末を選ぶ際は、端末費用だけでなく、月額費用・決済手数料・入金サイクル・契約条件まで含めて比較することが重要です。
ここでは、楽天ペイを含む主要なキャッシュレス決済端末について、料金や手数料の違いを一覧で比較しています。

[orend-payment-terminal-explorer]
{
“idList”: [
“01hxrgg5tntt07p3b4svbyw5yy”,
“01hxryx9ntxhefdseftfmnhxmh”,
“01hre27mpzje1whgc65ssm1q9w”,
“01hkp68a19g31zk4v9ytcs7k52”,
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“initialDisplayMode”: “table”,
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“terminalCost”,
“initialCost”,
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“depositFee”,
“paymentCycle”,
“contractPeriod”,
“cancellationPenalty”,
“terminalType”
],
“showFilterBar”: false,
“showCompareButton”: false
}
[/orend-payment-terminal-explorer]

表を見ると、楽天ペイはクレジットカード決済手数料を低く抑えられるプランがある点と、楽天銀行を指定することで入金サイクルが早く、振込手数料がかからない点が特徴です。
一方で、スタンダードプランには契約期間や違約金の条件があるため、導入時は決済金額の規模や利用期間を想定したうえでプランを選ぶことが重要になります。

楽天ペイの導入手順|店舗に導入するためのステップを解説

楽天ペイを導入するには、事前に準備すべき書類や審査、端末の設定などいくつかのステップがあります。本章では、申し込みから実際の運用開始までの流れを詳しく解説します。

楽天ペイを店舗に導入する流れ|申し込みから利用開始までの5ステップ

楽天ペイの導入は、公式サイトからの申し込み、加盟店審査、決済端末の購入・設定を経て利用を開始します。基本的な流れは以下の5ステップです。

ステップ内容
1. 公式サイトから申し込む「すべての決済」または「QRコード決済」を選択し、料金プラン・店舗情報・事業内容・振込先口座などを登録する
2. 必要書類の提出・加盟店審査本人確認書類や事業内容を確認できる書類を提出する。決済ブランドごとに審査が行われ、結果はメールで通知される
3. 決済端末の購入・初期設定審査通過後、必要に応じてターミナルやカードリーダーを購入する。店舗アプリの設定やPOSレジとの連携も行う
4. 決済操作の確認QRコード・クレジットカード・電子マネー決済の操作を確認する。POSレジ連携時は金額の反映や売上データも確認する
5. 店舗での利用開始審査が完了した決済ブランドから順次利用を開始する。対応ブランドの店頭掲示やスタッフへの操作説明を行う

楽天ペイの審査期間は決済ブランドによって異なります。

Visa・Mastercardは最短3日、JCBなどは約2週間、PayPay・d払いは約4週間が目安です。店舗のオープン予定に合わせて、余裕を持った申し込みが必要です。

必要書類・審査のポイント

楽天ペイの加盟店登録には、業種や店舗の形態に応じて必要書類が異なります。事前に準備しておくことで、審査をスムーズに進めることができます。

個人事業主の場合
  • 本人確認書類(運転免許証・パスポート・マイナンバーカード)
    楽天ペイの申し込みには、事業主の本人確認が必要です。
  • 事業の実態が分かる書類(開業届・営業許可証など)
    事業を運営していることを証明するため、税務署に提出した開業届や店舗の営業許可証が必要になります。
法人の場合
  • 本人確認書類(運転免許証・パスポート・マイナンバーカード)
    楽天ペイの申し込みには、事業主の本人確認が必要です。
  • 事業の実態が分かる書類(開業届・営業許可証など)
    事業を運営していることを証明するため、税務署に提出した開業届や店舗の営業許可証が必要になります。

楽天ペイの加盟店審査では、以下の点がチェックされます。

審査のポイント
  • 事業内容が適正であるか(違法性がないか)
  • 店舗の運営実態が明確か(住所や連絡先が正確か)
  • 過去に不正な取引を行った履歴がないか

楽天ペイの加盟店審査は、決済ブランドごとに所要期間が異なります。Visa・Mastercardは最短3日、JCBなどは2週間程度、PayPay・d払いは申し込みから3週間〜1か月程度が目安です。

複数の決済ブランドを導入する場合は、すべての審査が同時に完了するわけではありません。

楽天ペイはPOSシステムと連携できる?

楽天ペイは、スマレジ、ユビレジ、funfo、POS+などのPOSレジとの連携に対応しています。

楽天ペイとPOSレジを連携すると、会計金額が決済端末に反映されるため、金額の二重入力を防止し、会計業務を効率化できます。

対応するPOSレジは、楽天ペイ ターミナルと楽天ペイ カードリーダーで異なります。

POSレジ楽天ペイ ターミナル楽天ペイ カードリーダー
スマレジ○○
ユビレジ○○
funfo○—
Aiony○—
poscube○○
FIT SHOP○—
POS+(ポスタス)—○
Bionly—○
※○は連携対応、—は公式情報で対応を確認できないサービスです。

楽天ペイ導入後の設定から運用開始までの4つのステップ

楽天ペイの審査や端末の設定が完了したら、決済テストやスタッフへの操作説明を行い、店舗での運用を開始します。

ステップ確認・実施する内容
1. 決済のテストQRコード・クレジットカード・電子マネー決済の動作確認。POSレジとの金額連携、取消・返金操作の確認
2. スタッフへの操作説明決済方法ごとの操作手順、決済エラーや通信障害への対応、レシート発行・返金操作の共有
3. 売上管理と入金サイクルの確認管理画面での売上・決済履歴の確認、振込先口座と入金サイクルの設定確認
4. 本番運用の開始対応決済ブランドの店頭掲示、初回決済の売上照合、初回入金時の振込金額・決済手数料の確認

楽天ペイの導入後は、決済操作だけでなく、売上管理や入金確認まで含めた運用体制を整えることが重要です。

楽天ペイ導入の4つのメリット

楽天ペイの強みは、楽天ポイントを活用した集客、楽天銀行への365日翌日入金、低料率の決済プランです。さらに、楽天ペイ ターミナルでは、決済機能に加えて楽天ポイントカードなどの店舗運営サービスも導入できます。

1. 楽天ポイントを活用して集客できる

楽天ペイの最大の特徴は、楽天市場などの楽天グループのサービスで貯めた楽天ポイントを、実店舗での支払いに利用できることです。

普段から楽天ポイントを貯めている顧客にとって、ポイントを使える店舗は来店先を選ぶ理由の一つになります。さらに、楽天ペイ ターミナルで「楽天ポイントカードパートナー」を追加導入すると、楽天ポイントの付与・利用に加え、ポイント倍率アップや来店特典などの提供ができるようになります。

※楽天ポイントカードパートナーの利用には別途申し込み・審査・費用が必要です。

2. 楽天銀行なら365日翌日入金・振込手数料無料

楽天ペイは、楽天銀行を振込先に設定すると、土日祝日を含む365日、売上金を翌日に自動入金できます。振込手数料も無料です。

毎日の売上金を追加費用なしで翌日に受け取れるため、仕入れや運転資金の支払いが多い飲食店・小売店にもおすすめです。

3. 中小事業者向けの低料率プランがある

売上規模に応じて固定費と決済手数料のバランスを選べる点がメリットです。

楽天ペイでは、中小事業者向けに「スタンダードプラン」と「ライトプラン」を提供しています。

スタンダードプランは、クレジットカード決済が2.20%(非課税)、楽天ペイのQRコード決済が2.20%(税込)です。月額費用は2,200円(税込)ですが、決済額が多い店舗では手数料負担を抑えられます。

一方、ライトプランは月額費用0円で、クレジットカード決済と楽天ペイのQRコード決済がそれぞれ2.48%です。

4. 楽天ペイ ターミナルで決済と店舗運営を効率化できる

楽天ペイ ターミナルを導入すれば、決済端末を活用して、ポイント施策や店舗業務まで管理できる点が強みです。

「楽天ペイ アプリセンター」から店舗運営に必要なアプリを追加できます。楽天ポイントカードの店舗アプリに加え、インボイス対応の領収書発行アプリなども提供されています。

また、4G LTE通信やレシートプリンターも内蔵しており、別途スマホやプリンターを用意せずに決済を受け付けられます。

楽天ペイ導入の4つのデメリット・注意点

楽天ペイのデメリットは、低料率プランに適用条件があること、決済ブランドによって手数料が高くなること、楽天銀行以外への振込に手数料がかかることです。また、決済端末や追加サービスの導入費用にも注意が必要です。

1. 低料率プランには適用条件と継続利用条件がある

楽天ペイの決済手数料が2.20%になるスタンダードプランは、すべての店舗が利用できるわけではありません。

優遇料率の適用には、年間キャッシュレス決済額3,000万円以下の中小事業者であることなどの条件があります。上場企業やフランチャイズ店舗、一部の対象外業種は通常料率が適用されます。

さらに、スタンダードプランには月額2,200円(税込)の固定費と、2年以上の継続利用条件があります。

決済額が少ない店舗では、月額固定費のないライトプランがおすすめです。

2. PayPay・d払いなどの決済手数料が高い

楽天ペイでは、PayPayやd払いなどのQRコード決済もまとめて導入できます。ただし、楽天ペイ経由のPayPay・d払いの決済手数料は3.56%(税込)で、楽天ペイブランドの2.20〜3.25%(税込)より高く設定されています。

例えば、PayPayと直接契約した場合の決済手数料は通常1.98%(税別)、税込換算で約2.18%です。楽天ペイ経由の3.56%と比較すると、約1.38ポイントの差があります。

PayPayの決済比率が高い店舗では、楽天ペイ経由よりもPayPayとの直接契約の方が決済手数料を抑えられます。

3. 楽天銀行以外の振込先では手数料が発生する

楽天ペイは楽天銀行を振込先にすると、365日翌日自動入金に対応し、振込手数料は無料です。

一方、楽天銀行以外の金融機関では、振込のたびに330円(税込)の手数料が発生します。3日後自動入金を選択した場合は入金回数が増えるため、その分だけ振込手数料の負担も大きくなります。

4. 決済端末や楽天ポイントの販促機能には追加費用がかかる

楽天ペイはQRコード決済のみなら初期費用0円で導入できますが、クレジットカードや電子マネーに対応する場合は決済端末の購入が必要です。

楽天ペイ ターミナルの端末価格は38,280円(税込)です。楽天ペイ カードリーダーも別途購入が必要で、スマホやタブレットを使用します。

また、楽天ポイントを活用した店舗独自の販促施策には「楽天ポイントカードパートナー」への別途申し込みが必要です。初期費用11,000円(税込)に加え、システム利用料やポイント進呈原資が発生します。