CAT端末とは?種類や導入方法、費用相場まで解説

CAT端末とは

CAT端末とは、クレジットカード決済を処理するための端末です。レジ横にあるカードを差し込んだりタッチしたりする機械を指します。

「CAT」はCredit Authorization Terminalの略で、読み方はキャット端末です。意味は「カード決済の承認を行う端末」で、カードが使えるかをカード会社に確認し、問題なければ決済を完了させます。

CAT端末で決済ができる仕組み

CAT端末は、クレジットカード情報を読み取り、決済ネットワークを通じて承認を得ることで決済を成立させます。仕組み自体はシンプルで、以下の流れで処理されています。

  1. カードを端末にかざす、または挿入する
  2. 端末がカード情報と金額を読み取る
  3. 決済情報がカード会社や決済ネットワークへ送信される
  4. 利用可能か審査される(残高や不正利用チェック)
  5. 承認されると決済が完了する

この一連の処理は数秒で行われます。

CAT端末の導入方法

CAT端末の導入方法は、2つあります。直接契約と決済代行の利用の2つに分かれます。それぞれ特徴とメリット・デメリットが異なります。

実務上は、多くの店舗がまず決済代行で導入し、規模が大きくなった段階で直接契約を検討するという流れが一般的です。

1. 直接契約

直接契約は、クレジットカード会社ごとに契約する方法です。VISAやMastercardなど、対応したいブランドごとにアクワイアラーと契約する必要があります。

メリットは、決済手数料を抑えられる可能性があることです。特に取引量が多い店舗では、交渉によって手数料が下がるケースもあります。また、カード会社と直接やり取りできるため、条件調整がしやすい点も特徴です。

一方でデメリットは、契約や管理の手間が大きいことです。カードブランドごとに契約が必要で、入金サイクルも分かれるため売上管理が複雑になります。さらに、審査が厳しく、個人事業主や開業直後の店舗では契約が難しいケースが多いのが実情です。

2. 決済代行

一方、決済代行は、1社との契約で複数の決済手段をまとめて導入できる方法です。クレジットカードだけでなく、QRコード決済や電子マネーにも対応できるケースが多く、キャッシュレス対応を一括で進められます。

メリットは、導入しやすく、管理がシンプルなことです。審査も比較的通りやすく、入金サイクルも統一されるため、売上管理や経理の負担を減らせます。サポート体制が整っている点も安心です。

一方でデメリットは、手数料がやや高くなる傾向があることです。

導入までの流れと期間

CAT端末の導入は、以下の流れで進みます。

  1. 申し込み(オンラインまたは書類提出)
  2. 審査(事業内容・本人確認など)
  3. 契約手続き
  4. 端末の発送・初期設定
  5. 利用開始

導入までの期間は、約1週間〜3週間程度が目安です。決済代行を利用する場合は比較的スムーズに進みやすく、直接契約はカード会社ごとの審査があるため時間がかかる傾向があります。

また、審査では業種や販売内容によっては通らないケースもあるため、必要書類や条件を事前に確認しておくことが重要です。

CAT端末の使い方

CAT端末の操作はシンプルですが、正しい手順を理解しておくことでミスやトラブルを防げます。ここでは基本的な決済の流れと、運用上の重要ポイントを解説します。

基本的な決済の流れ

CAT端末での決済は、基本的に以下の手順で行います。

  1. 売上または決済ボタンを押す
  2. 金額や支払い方法を入力する
  3. カードを読み取る(差し込み、スライド、タッチ)
  4. 暗証番号の入力またはサイン
  5. 決済承認後、レシートを出力する

カードの読み取り方法は種類によって異なり、ICカードは差し込み、磁気カードはスライド、タッチ決済はかざすだけで完了します。

レシート管理のポイント

決済後は、レシートの管理が重要な業務になります。

CAT端末では通常、「お客様控え」「加盟店控え」「カード会社控え」の3枚が出力されます。お客様控えは必ず渡し、残りは店舗で保管します。

特に磁気カード決済の場合は、サインをもらった控えを保管することが重要です。これらは不正利用やクレーム時の証拠となるため、適切に管理する必要があります。

トラブル時の対応

CAT端末では、カード読み取りエラーや通信エラーが発生することがあります。

カードが読み取れない場合は、カードの汚れを拭いて再度試すか、別の読み取り方法を試します。通信エラーの場合は、回線状況の確認や端末の再起動で解消することがあります。

それでも解決しない場合は、サポートセンターへ連絡して指示に従うことが重要です。

CAT端末は操作自体は難しくありませんが、基本手順とトラブル対応を押さえておくことで、安定した運用が可能になります。

CAT端末の種類

CAT端末にはいくつかのタイプがありますが、違いは難しく考える必要はありません。実際に使われている形は大きく3パターンです。

据置型CAT端末

据置型CAT端末

据置型CAT端末は、レジカウンターに設置して使用するタイプの端末です。

会計時にはお客様にレジまで来てもらい、スタッフが金額を入力したあと、端末にカードを差し込む、またはタッチして決済を行います。運用によっては、カードを預かって端末で処理するケースもあります。

通信はLANケーブルで接続するタイプが一般的で、安定した環境で決済処理が行えるのも特徴です。また、レシートプリンターが内蔵されている機種が多く、その場で利用控えを印刷できます。

一方で、設置には配線や工事が必要になる場合があり、導入コストは比較的高くなりやすい点に注意が必要です。

ポータブル型CAT端末

ポータブル型CAT端末

ポータブル型CAT端末は、持ち運びができるタイプの端末です。

据置型と違い、端末を固定せずに使用できるため、会計時にはスタッフが端末を持って移動し、その場で決済を行えます。レジに来てもらう必要がなく、会計場所を柔軟に変えられるのが特徴です。

通信は無線(Wi-Fiなど)を利用することが多く、店内であればどこでも決済処理ができます。また、据置型と同様に、カードの差し込みやタッチ決済に対応しています。

本体は充電式でバッテリー駆動となるため、充電管理が必要になる点には注意が必要です。

スマホ・タブレット型CAT端末

スマホ・タブレット型CAT端末

スマホ・タブレット型CAT端末は、スマートフォンやタブレットに専用のカードリーダーを接続して使うタイプです。

端末単体ではなく、スマホのアプリで金額を入力し、Bluetoothなどで接続したカードリーダーでカードを読み取って決済します。レジ専用の機器を使わず、スマホを中心に決済を行う仕組みです。

固定の設置場所がなくても使えるため、持ち運びしながらその場で決済できるのが特徴です。また、申し込みから利用開始までが比較的早く、初期費用を抑えて導入しやすい傾向があります。

一方で、スマートフォンや通信環境に依存するため、端末の充電や通信状況の管理が必要になります。

CAT端末のメリット

CAT端末を導入することで、会計や店舗運営にさまざまなメリットがあります。ここでは代表的な2つを紹介します。

キャッシュレス対応による売上向上

CAT端末を導入すると、クレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済に対応できるようになります。

現金しか使えない店舗の場合、手持ちの現金が足りないことで購入をあきらめるケースもありますが、キャッシュレスに対応することで、その場で支払い方法を選べるようになり、機会損失を防げます。

また、高額な商品や追加注文もされやすくなるため、客単価の向上にもつながるのが特徴です。

会計業務の効率化

CAT端末を使うことで、現金の受け渡しやお釣りの計算が不要になります。

これにより、会計時間の短縮や人的ミスの削減につながります。特に混雑時でもスムーズに会計が進むため、店舗全体のオペレーション改善にも効果があります。

また、売上データも自動的に記録されるため、日々の売上管理や集計作業の負担を減らせる点もメリットです。

CAT端末のデメリット

CAT端末は便利な一方で、導入や運用にあたって注意すべき点もあります。特に重要なのはコスト面です。

導入コストや手数料がかかる

CAT端末を導入すると、初期費用や決済ごとの手数料が発生します。

初期費用は端末代や設置費用などで、無料の場合もありますが、条件付きであることが多いです。また、決済ごとに数%の手数料がかかるため、売上が増えるほどコストも増えていきます。

さらに、月額費用が発生するサービスもあり、トータルで見ると一定の固定コストがかかる点に注意が必要です。

CAT端末の費用相場

CAT端末の費用は、「初期費用」「月額費用」「決済手数料」の3つで構成されます。重要なのは、それぞれではなく、総額でどれくらいかかるかを把握することです。

導入にかかる総額の目安(初期費用+月額+手数料)

CAT端末の費用感は、導入方法やサービスによって異なりますが、おおよその目安は以下の通りです。

項目相場
初期費用0円〜5万円程度
月額費用0円〜3,000円程度
決済手数料約2.5%〜3.75%

たとえば、端末代が無料でも月額費用が発生するケースや、手数料が異なるケースがあります。そのため、1つの費用だけで判断するのではなく、トータルコストで比較することが重要です。

無料で使えるケース

CAT端末の中には、初期費用0円で導入できるサービスもあります。

ただし、多くの場合は契約条件があり、一定期間の利用が前提となっているケースや、途中解約時に違約金が発生するケースがあります。

そのため、「無料」という点だけで選ぶのではなく、契約期間や解約条件まで含めて確認することが重要です。

CAT端末の選び方

CAT端末は種類やサービスによって特徴が異なるため、自店舗の運用に合ったものを選ぶことが重要です。ここでは、実際の選定で見るべきポイントを整理します。

どこで使うか(レジ固定か持ち運びか)で選ぶ

まず重要なのは、どこで会計を行うかです。

レジカウンターで会計を行う場合は据置型、会計場所が決まっていない場合はポータブル型やスマホ型が適しています。端末の種類はこの運用に直結するため、最初に決めておくべきポイントです。

入金サイクルと資金繰りで選ぶ

見落としがちですが、入金サイクルも重要なポイントです。

決済から入金までの期間はサービスによって異なり、早ければ翌日、遅い場合は数週間かかることもあります。入金が遅いと資金繰りに影響が出るため、事前に確認しておく必要があります。

特に開業直後や資金に余裕がない場合は、入金の早さを重視して選ぶことが重要です。

POSレジと連携するか単体で使うか

CAT端末は、POSレジと連携して使うか、単体で使うかを選べますが、これは店舗の運用によって決まります。

すでにPOSレジで売上や在庫を管理している場合は、POSレジと連携できる端末を選ぶ必要があります。連携していないと、会計データと決済データが分かれてしまい、手動での確認や集計が必要になります。

そのため、導入前に使っているPOSレジに対応しているかを必ず確認しておくことが重要です。対応していない端末を選んでしまうと、連携できずに運用が複雑になります。

一方で、POSレジを使っていない場合や、決済だけできればよい場合は、端末単体での利用でも問題ありません。

おすすめのCAT端末サービス

CAT端末は、機械だけを選ぶものではなく、どの決済サービスを使うかによって、端末や費用、入金条件が決まります。

同じように見える決済端末でも、サービスごとに決済手数料や入金までの期間、初期費用や月額費用などの条件が異なります。そのため、端末の見た目や種類だけで判断するのではなく、サービス全体の条件を比較することが重要です。

特に、コストを重視するのか、入金スピードを重視するのかによって最適なサービスは変わります。自店舗の運用や資金繰りに合ったサービスを選ぶことがポイントです。

次では、それぞれの特徴を踏まえて、おすすめのCAT端末サービスを紹介します。

サービス名
端末費用
初期費用
月額費用
決済手数料
モバイル型
モバイル型
端末費用

0円 ※キャンペーン(通常20,167円)

初期費用

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モバイル型 カードリーダー型 据置型 から選べる
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端末費用
初期費用
月額費用

固定費全て0円

決済手数料

カード:2.5%~
電子マネー:3.25%
QRコード:3.25%

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モバイル型 カードリーダー型 据置型 から選べる
端末費用:
初期費用:
月額費用:

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決済手数料:

カード:2.5%~
電子マネー:3.25%
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端末費用

4,980円※税込

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月額費用

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カード:2.5%~
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据置型
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月額費用

初年度0円
翌年以降0円~※

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カード:1.98%~
電子マネー:3.24%
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据置型
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0円 ※キャンペーン(通常39,600円)

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0円

月額費用

3,300円※税込、その他プランあり

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カード:1.98%~
※割引キャンペーン
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QRコード:2.00~

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初期費用

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0円 ※無料

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端末費用

0円 ※スタンダード年契約の場合(通常27,720円)

初期費用

無料アカウント登録
フリー0円
スタンダード0円

月額費用

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※フリー(スタンダード:3,300円)

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カード:2.48%~
電子マネー:1.98%~
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端末費用

0円※特別セット(通常78,800円)

初期費用

0円

月額費用

4,000円~
→1,980円

決済手数料

カード:2.30%~
電子マネー:2.95%~
QRコード:2.95%~

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据置型
端末費用

99,980円

初期費用
月額費用

固定費全て0円

決済手数料

カード:2.5%~3.25%
電子マネー:3.25%
QRコード:3.25%

端末費用:

99,980円

初期費用:
月額費用:

固定費全て0円

決済手数料:

カード:2.5%~3.25%
電子マネー:3.25%
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端末費用

0円 ※キャンペーン(通常38,280円)

初期費用

10,000円※税抜 キャンペーンで0円

月額費用

2,200円※スタンダードがキャンペーンで0円

決済手数料

カード:2.20%〜3.24%
電子マネー:2.95%〜3.24%
QRコード:2.00%〜3.24%

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CAT端末に関するよくある質問

CAT端末の導入を検討する際によくある疑問について解説します。

個人事業主でも導入できる?

結論からいうと、個人事業主でも導入は可能です。

ただし、直接契約の場合は審査が厳しく、開業直後や実績が少ない場合は通らないこともあります。そのため、実務的には決済代行サービスを利用するケースが一般的です。

審査に落ちるケースは?

CAT端末の導入には審査がありますが、以下のようなケースでは通らないことがあります。

  • 事業内容が不明確な場合
  • 開業直後で実績がない場合
  • リスクが高いと判断される業種

特に、継続的な売上が見込めないと判断される場合は審査が厳しくなる傾向があります。

どのくらいで入金される?

入金までの期間はサービスによって異なりますが、最短で翌日、遅い場合は数週間程度が目安です。

決済代行サービスでは比較的早い入金サイクルが用意されていることが多く、資金繰りに影響するため、事前に確認しておくことが重要です。

まとめ

CAT端末は、クレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済を行うための端末です。

端末には据置型、ポータブル型、スマホ・タブレット型があり、どのように会計を行うかによって適した種類が変わります。また、導入方法や費用もサービスによって異なるため、事前に全体像を把握しておくことが重要です。

特に重要なのは、費用は初期費用だけでなく、月額や手数料を含めた総額で考えることと、店舗の運用に合った端末を選ぶことです。

自店舗の会計方法や管理体制に合わせて、最適なCAT端末を選びましょう。