カテゴリー: 顧客管理システム

  • 飲食店の顧客管理システムおすすめ12選比較!4タイプの選び方を解説【2026年版】

    飲食店の顧客管理システムおすすめ12選比較!4タイプの選び方を解説【2026年版】

    飲食店の顧客管理は、予約や会計の記録を残すだけの作業ではありません。顧客の好みや来店履歴を接客へ反映し、満足度を高めて再来店と口コミにつなげる経営施策です。紙やExcelでの管理に限界を感じた店舗は、予約、POSレジ、販促、多店舗管理のどこに課題があるかを整理し、必要な機能を備えたシステムへ移行する段階に入っています。

    この記事でわかること
    • 飲食店の課題に応じた顧客管理システム4タイプの違い
    • 12サービスの対応範囲、料金、連携機能の比較
    • 紙やExcelから移行し、現場へ定着させる運用方法

    飲食店の顧客管理とは?顧客満足度と売上を高める仕組み

    飲食店の顧客管理とは、予約情報、来店履歴、注文内容、客単価、好み、アレルギーなどを記録し、次回の接客や再来店施策へ活用する取り組みです。

    情報を集めること自体が目的ではありません。前回の注文や要望をスタッフが把握し、顧客ごとの対応精度を高めることで、満足度が上がります。満足した顧客が再来店し、口コミや紹介が増える。この循環が店舗の評判と売上を押し上げます。

    管理する情報活用場面経営上の効果
    予約日時、人数、経路予約受付、席配置、キャンセル対応予約業務の効率化と機会損失の削減
    来店回数、最終来店日常連客の把握、休眠顧客の抽出再来店率の向上
    注文内容、客単価商品提案、メニュー分析客単価と販売効率の改善
    好み、座席、記念日顧客ごとの接客顧客満足度と口コミの向上
    アレルギー、苦手食材予約時と提供前の確認安全な提供と情報共有

    顧客管理システムを導入するメリットと検討すべき飲食店

    顧客管理システムを導入すると、予約や会計のたびに情報が蓄積され、担当者が変わっても同じ水準の対応を続けられます。特に、次の課題がある店舗は導入を優先する段階です。

    • 顧客の好みや注意事項を一部のスタッフしか把握していない
    • 電話、グルメサイト、自社サイトの予約情報が分散している
    • 注文履歴や客単価を顧客別に確認できない
    • 来店後のLINE配信やクーポン施策を実施できていない
    • 店舗ごとに顧客情報が分かれ、本部で分析できない

    店舗規模ではなく、顧客情報を複数人で共有するか、データを接客や販促に活用するかが導入判断の基準です。

    なぜ失敗する?導入前に知りたい挫折パターン

    顧客管理システムが定着しない原因は、機能不足より運用設計の欠如です。多機能な製品を選んでも、現場の業務に組み込めなければ情報は蓄積されません。

    挫折パターン起こる問題導入前の対策
    入力項目を増やしすぎる忙しい時間帯に登録されず、
    情報が欠ける
    最初は氏名、連絡先、
    来店履歴、注意事項に絞る
    POSレジや予約台帳と連携しない二重入力が発生し、
    現場が使わなくなる
    既存システムとの連携範囲
    を契約前に確認する
    導入目的を決めていないデータを蓄積するだけで
    施策へ使われない
    再来店率や予約業務時間
    などの目標を決める
    入力ルールがスタッフごとに異なる表記揺れや重複で
    検索と分析が機能しない
    登録項目、入力担当、
    更新時点を統一する

    飲食店向け顧客管理システム4つの基本タイプと選び方

    飲食店向けシステムは、中心となる業務によって4タイプに分かれます。機能数ではなく、現在最も大きい課題から選ぶと判断がぶれません。

    タイプ主な役割このタイプを選ぶ店舗
    予約台帳中心型電話、Web、
    グルメサイト予約
    と顧客台帳を一元管理
    予約比率が高く、来店前に
    顧客情報を確認する店舗
    POSレジ一体型会計と同時に注文履歴、
    利用金額、来店情報を蓄積
    購買データを接客、商品分析、
    会員施策へ使う店舗
    販促特化型来店や注文データをもとに
    LINEなどで再来店を促進
    新規客は獲得できても
    リピート率に課題がある店舗
    複数店舗データ統合型全店舗の顧客情報を本部で
    統合し、権限と施策を管理
    多店舗、複数ブランド、
    共通会員制度を運営する企業

    飲食店の顧客管理システムおすすめ比較

    最初に、12サービスが4つの課題をどこまでカバーするかを確認します。◎は中心機能、○は標準機能または主要機能、△は外部連携や追加契約を前提とする対応です。実際の範囲は契約プランと連携サービスで変わるため、星取表で候補を絞り、タイプ別の詳細比較で条件を確認します。

    サービス予約と顧客情報会計履歴再来店施策多店舗統合主なタイプ
    トレタ予約台帳◎△△○予約台帳中心型
    ebica◎○△◎予約台帳中心型
    レストランボード◎○○△予約台帳中心型
    Resty◎△△○予約台帳中心型
    スマレジ△◎○○POSレジ一体型
    POS+ food○◎◎◎POSレジ一体型
    Square△◎○○POSレジ一体型
    Airレジ○◎△△POSレジ一体型
    ユビレジ△◎△○POSレジ一体型
    ダイニー○◎◎○販促特化型
    TableCheck◎○○◎複数店舗統合型
    GATE◎○◎◎複数店舗統合型

    星取表は対応範囲の確認に使い、最終判断は料金、既存システムとの連携、サポート、運用負担まで含めて行います。

    予約台帳中心型の顧客管理システムおすすめ比較

    予約台帳中心型は、予約受付と同時に顧客台帳を更新し、来店前から過去履歴や注意事項を確認する仕組みです。予約経路が複数ある店舗、コース店、高単価店では最初に検討するタイプです。

    サービス名おすすめの店舗初期費用月額費用無料利用グルメサイト
    連携
    電話予約
    対応
    自社予約
    ページ
    席・
    空席管理
    顧客台帳・
    メモ
    POSレジ連携複数店舗対応
    トレタ予約台帳予約件数が多く、顧客情報を
    接客へ活用する店舗
    問い合わせ問い合わせ問い合わせ○○○○○○○
    ebica複数のグルメサイトと
    電話予約をまとめる店舗
    問い合わせ問い合わせなし○○○○○○○
    Restaurant Board費用を抑えて予約台帳と
    顧客管理を始める店舗
    0円0円あり○○○○○Airレジ連携△
    Resty自社サイト、Google、
    LINEからの予約を増やす店舗
    問い合わせ問い合わせ問い合わせ○○○○○○○

    [orend-service]{“condition”:{“idList”:”01kg78d4evbdsy8qscg4hkpbnf,01ks4dh300h3h57kxf8v2ad8qb,01ks4dbbrt7axmb89t2w9b9jq6,01hp6dje36mmjskkmbfv69s5ck”},”display”:{“type”:”price-explanation”}}[/orend-service]

    POSレジ一体型の顧客管理システムおすすめ比較

    POSレジ一体型は、会計時に顧客を紐付け、注文内容、利用金額、来店回数を自動で蓄積します。入力作業を増やさずに購買データを集めたい店舗では、このタイプが基本です。

    サービス名おすすめの店舗初期費用月額費用無料利用顧客登録方法注文履歴客単価・
    来店頻度
    会員証・
    ポイント
    予約台帳連携販促機能複数店舗管理サポート
    スマレジ売上分析と顧客管理を
    段階的に拡張する店舗
    0円から0円から無料プラン、
    無料トライアルあり
    会計時登録、
    会員連携
    ○○○○○○電話、導入支援
    POS+ food注文、会計、顧客管理を
    まとめる中規模以上の店舗
    問い合わせ問い合わせなし会計、
    会員機能
    ○○○○○○導入、運用支援
    Square POSレジ初期費用を抑えて決済と
    顧客管理を導入する店舗
    0円0円からあり決済時、
    顧客リスト
    ○○△△○○オンラインサポート
    Airレジ無料POSレジと予約台帳を
    連携する小規模店舗
    0円0円あり会計時、
    顧客情報登録
    ○○△Restaurant Board連携△△オンラインサポート
    ユビレジiPad POSとオーダーシステム
    を一体運用する店舗
    問い合わせ月額6,900円からなし会計時、
    顧客メモ
    ○○△○△○電話、導入支援

    [orend-service]{“condition”:{“idList”:”01hkcdh8e3hdff403vx1sz33y0,01jff2tsy5pp842z0n7ab9taea,01hwsr4ba9eh075m17vc97gz0b,01jen6rh40j8ddpsby42heehnm,01krdkhhc5qhqyzr3kdb64f3ar”},”display”:{“type”:”price-explanation”}}[/orend-service]

    販促特化型の顧客管理システムおすすめ比較

    販促特化型は、来店や注文データを自動で顧客IDへ紐付け、LINEなどで再来店を促す仕組みです。顧客登録と配信を別々に運用せず、注文から効果測定まで一つの流れにする点が重要です。

    確認項目おすすめの店舗初期費用月額費用無料プラン顧客情報の取得方法来店履歴注文履歴LINE連携顧客の絞り込みメッセージ配信クーポン配信アンケート効果測定POSレジ連携複数店舗対応
    ダイニーモバイルオーダーとLINEを利用し、
    注文後の再来店施策まで自動化する店舗
    問い合わせ問い合わせなしQR注文とLINE連携
    による会員化
    ○○○来店回数、
    来店時期、
    注文内容など
    ○○○配信後の来店や
    注文データを確認
    ダイニーPOSを
    中心に連携
    ○

    [orend-service]{“condition”:{“idList”:”01krdk04zjxc2fk1zsx9ernd54″},”display”:{“type”:”price-explanation”}}[/orend-service]

    複数店舗データ統合型の顧客管理システムおすすめ比較

    データ統合型は、店舗ごとに分かれた予約、来店、注文、会員情報を本部へ集約します。複数店舗で共通の接客や販促を行う場合は、単なる共有機能ではなく、名寄せ、権限、店舗別分析まで確認します。

    サービス名おすすめの企業初期費用月額費用主な管理データ店舗横断の
    顧客台帳
    名寄せ本部分析店舗別権限会員・
    ランク管理
    予約・
    POS連携
    販促機能データ出力導入支援
    TableCheck高単価店、ホテルレストラン、
    国内外に複数店舗を展開する企業
    問い合わせ問い合わせ予約、来店、顧客、
    決済、キャンセル履歴
    ○○○○○○○○○
    GATE予約、注文、販促、顧客情報を
    外食向け基盤で統合する企業
    問い合わせ問い合わせ予約、注文、顧客、
    LINE、販促履歴
    ○○○○○○○○○

    [orend-service]{“condition”:{“idList”:”01ks4jr7egf8jqcnc0ekrhctxq,01kqf7zha2pgn9fgbhm6ah6jmd”},”display”:{“type”:”price-explanation”}}[/orend-service]

    顧客管理システムを導入して現場へ定着させる手順

    サービスを選んだ後は、既存データと現場業務を整理してから運用を始めます。全機能を一度に使うのではなく、最優先の課題に必要な項目から開始することが定着の条件です。

    1. 導入目的と測定指標を決める
    2. 既存データを整理して移行する
    3. 入力項目、担当者、更新時点を統一する
    4. 一部スタッフまたは一店舗で試験運用する
    5. 利用状況と再来店率を確認して改善する

    紙やExcelの顧客情報を整理して移行する

    移行前に、氏名、電話番号、メールアドレスの形式を統一し、重複と古い情報を整理します。紙のメモをすべて転記する必要はありません。今後の接客、安全管理、再来店施策で使う情報だけを移します。元データはバックアップを取り、取り込み後に件数と主要項目を照合します。

    入力項目と更新ルールをスタッフ間で統一する

    予約受付時、来店時、会計時、問い合わせ対応時に何を登録するかを決めます。自由記述が多いと表記が揃わず、検索と分析が機能しません。選択式のタグを使い、注意事項だけを短いメモで残す設計が基本です。

    業務場面登録する情報担当確認時点
    予約受付氏名、連絡先、人数、アレルギー予約担当予約確定時
    来店・接客好み、座席、個別対応ホール担当退店前
    会計顧客と伝票の紐付け会計担当会計時
    問い合わせ・クレーム内容、対応、次回注意点責任者対応完了時

    閲覧権限と個人情報の管理ルールを決める

    顧客情報は、全スタッフが同じ権限で扱うものではありません。一般スタッフは接客に必要な情報の閲覧と更新、店長は出力と削除、本部は全店舗の分析というように役割を分けます。退職者のアカウントは即日停止し、共有端末にはパスコードと自動ロックを設定します。販促へ利用する情報は、利用目的と配信停止方法も明確にします。

    再来店率とシステムの利用状況を定期確認する

    導入効果は、登録件数ではなく店舗成果で判断します。毎月確認する指標を絞り、入力されていない項目や使われていない機能は削ります。運用負担を減らしながら、接客と再来店へ使われる情報だけを残します。

    指標確認内容改善判断
    顧客登録率会計件数のうち顧客が紐付いた割合低い場合は登録導線を見直す
    情報更新率来店後にメモや履歴が更新された割合入力項目と担当を減らす
    再来店率一定期間内に再訪した顧客の割合対象客と施策内容を見直す
    配信反応率配信から予約、来店につながった割合配信対象、時期、特典を変更する

    まとめ

    飲食店の顧客管理システムは、自店舗で最も大きい課題からタイプを決めると選択を誤りません。

    予約業務と顧客メモをまとめるなら予約台帳中心型、注文履歴と客単価を自動で蓄積するならPOSレジ一体型、LINEなどで再来店を促すなら販促特化型、全店舗の情報を本部で管理するならデータ統合型を選びます。

    サービス導入後は、入力項目を絞り、既存システムとの二重入力をなくし、更新ルールと権限を決めます。顧客情報が接客と販促へ使われて初めて、顧客満足度、リピート率、口コミ、売上の改善につながります。

  • 【2026年最新版】美容室の顧客管理システムおすすめ12選!電子カルテ・予約・POS連携を比較

    【2026年最新版】美容室の顧客管理システムおすすめ12選!電子カルテ・予約・POS連携を比較

    美容室の顧客管理は、顧客情報、施術履歴、写真、予約、会計、販促を一元化し、リピート率と売上管理の精度を高める仕組みです。紙カルテやExcelで記録を残すだけでは、スタッフ間共有、再来店施策、売上分析に限界があります。美容室では電子カルテ、予約管理、POSレジ、LINE配信、分析機能をまとめて扱える顧客管理システムを選ぶことが基本です。

    この記事でわかること
    • 美容室で顧客管理システムが必要な理由
    • 店舗規模や運用課題ごとの選び方
    • 主要な顧客管理システムの機能と料金の違い

    美容室で顧客管理システムが必要な理由と導入メリット

    美容室の顧客管理は、単に顧客名簿を保管する業務ではありません。前回の施術内容、薬剤、髪質、好み、予約履歴、購買履歴をもとに、次回来店時の提案と再来店施策につなげる業務です。スタッフが複数いる店舗では、担当者が変わっても同じ品質で接客できる体制が必要です。紙カルテやExcelでは、記録は残せても検索、共有、分析、販促への活用に限界が出ます。

    ここでいう電子カルテは、医療機関で使われる診療記録としての電子カルテではなく、美容室やサロンで顧客情報、施術履歴、仕上がり写真、薬剤、好み、注意事項、次回提案を管理するためのカルテ機能を指します。各サービスでも「電子カルテ」と表記されることが多いため、本記事でも美容室向けの顧客カルテ、施術カルテを含む意味で電子カルテと表記します。

    【必要な理由】紙カルテやExcelでは顧客情報の共有と活用に限界がある

    紙カルテは手書きメモを残せる一方で、保管場所、検索時間、紛失リスクが課題になります。過去の施術写真や予約履歴と結び付ける運用も難しく、担当者以外が内容を把握するまでに時間がかかります。Excelは費用を抑えられますが、入力ルールが崩れると検索性が落ち、写真管理、予約連携、LINE配信、売上分析まで広げるには限界があります。

    特に顧客数が増えた美容室では、情報を残しているだけでは不十分です。次回提案に使える状態で顧客情報を整理することが、再来店率と客単価に直結します。

    【メリット】顧客管理システムで接客品質、再来店、売上分析を改善できる

    顧客管理システムを導入すると、顧客情報と予約、会計、施術履歴がつながります。来店前に前回の状態を確認でき、来店後には次回提案やメッセージ配信へつなげられます。美容室で得られる主な効果は次の通りです。

    • 接客品質が安定する
      前回の施術内容、髪質、薬剤、会話メモを確認できる
    • スタッフ間共有が進む
      担当者不在時も顧客対応の質を保てる
    • 再来店施策を実行できる
      来店周期に合わせてLINEやメールを配信できる
    • 売上分析の精度が上がる
      スタッフ別、メニュー別、来店周期別に数字を確認できる
    • クレームを防止できる
      注意事項、アレルギー、過去の要望を記録できる

    美容室の顧客管理システムは、紙カルテの置き換えではなく、接客、販促、分析を一体化する経営ツールとして導入する必要があります。

    美容室で管理すべき顧客情報と必要な機能

    顧客管理システムを選ぶ前に、自店で管理する情報を整理します。管理項目が曖昧なまま導入すると、入力ルールがスタッフごとに変わり、データの品質が落ちます。美容室では、顧客情報と施術履歴を中心に、写真、予約、購買履歴、来店周期まで管理する設計が基本です。

    管理項目記録する内容必要な機能活用場面
    基本情報氏名、電話番号、メール、
    住所、誕生日
    顧客台帳
    検索機能
    予約確認、
    誕生日配信、
    顧客検索
    施術履歴メニュー、担当者、施術日、料金電子カルテ
    会計連携
    前回施術の確認、
    次回提案
    薬剤と注意事項カラー剤、パーマ剤、
    アレルギー、禁忌事項
    電子カルテ
    メモ機能
    施術ミス防止、
    クレーム防止
    写真仕上がり、施術前後、髪質の状態画像保存
    時系列管理
    カウンセリング、
    提案精度の向上
    予約履歴予約経路、キャンセル、来店周期予約管理
    外部予約連携
    空き枠管理、
    失客予防
    購買履歴店販商品、回数券、役務契約POSレジ
    購買履歴管理
    店販提案、
    LTV分析
    配信同意LINE、メール、DMの同意状況配信管理
    同意管理
    再来店施策、
    キャンペーン配信

    顧客情報と施術履歴は電子カルテで管理する

    電子カルテは、美容室の顧客管理の中心です。氏名や連絡先だけでなく、担当者、施術メニュー、使用薬剤、髪質、注意事項、過去の要望を顧客ごとに残します。スタッフが複数いる店舗では、電子カルテを見れば前回対応をすぐ確認できる状態にしておく必要があります。

    入力項目は多ければよいわけではありません。現場で継続して記録できる範囲に絞り、必須項目と任意項目を分けます。必須項目は、施術内容、薬剤、写真、注意事項、次回提案です。ここが抜けると、顧客管理は記録作業で終わります。

    写真、予約、購買履歴、来店周期は販促と分析に活用する

    写真、予約状況、購買履歴、来店周期は、記録して終わりではありません。再来店促進、店販提案、予約枠の稼働率改善、スタッフ配置の見直しに活用してこそ、顧客管理の効果が出ます。管理するデータと必要な機能、活用場面を整理しておきましょう。

    管理するデータ確認する内容必要な機能活用場面
    仕上がり写真カット、カラー、
    パーマ後の仕上がり、
    髪質の変化、
    過去のデザイン
    写真管理、
    電子カルテ
    前回施術の再現
    提案精度の向上
    クレーム防止
    予約状況予約日時、キャンセル、
    無断キャンセル、
    来店が少ない曜日や時間帯
    予約管理、
    カレンダー管理
    予約枠の稼働率改善
    空き枠への販促配信
    スタッフ配置の見直し
    購買履歴店販商品の購入内容、
    購入頻度、
    リピート購入の有無
    POSレジ連携、
    購買履歴管理
    店販提案
    キャンペーン配信
    顧客単価の向上
    来店周期前回来店日、
    平均来店間隔、
    失客しそうな顧客
    来店履歴管理、
    顧客分析、
    メッセージ配信
    再来店促進
    休眠顧客への案内
    次回来店提案
    反応履歴LINE、メール、
    クーポン、
    キャンペーン
    への反応
    LINE連携、
    メール配信、
    販促分析
    配信内容の改善
    効果測定
    再来店施策の見直し

    美容室向け顧客管理システムの選び方

    美容室向け顧客管理システムは、店舗規模と運用課題で選ぶ基準が変わります。個人サロンは費用と操作性、複数スタッフの美容室は情報共有と販促、多店舗の美容室は本部管理と分析を重視します。最初に自店の状態を整理し、必要な機能だけを満たすシステムを選ぶことが重要です。

    店舗状況主な課題重視する機能確認すべき比較項目
    個人サロン
    小規模美容室
    紙カルテ管理
    予約確認
    費用負担
    電子カルテ
    予約管理
    写真管理
    スマホ操作
    月額費用、無料プラン、
    操作性、拡張性
    複数スタッフの美容室情報共有
    指名客対応
    リピート施策
    顧客共有
    LINE配信
    スタッフ別売上
    権限管理
    共有範囲、販促機能、
    分析機能、予約連携
    複数店舗の美容室店舗別管理
    本部分析
    販促施策の統一
    多店舗管理
    権限設定
    POS連携
    詳細分析
    本部管理機能、店舗別集計、
    サポート体制

    個人サロンや小規模美容室は費用と操作性を重視する

    個人サロンや1〜2名規模の美容室は、最初から多店舗管理や高度な分析機能まで求める必要はありません。まずは、電子カルテ、予約管理、写真管理、会計連携を低コストで運用できるかを見ます。

    ただし、費用だけで選ぶと、スタッフ増員や店舗拡大時に機能不足が起きるため、将来の運用範囲まで見て判断する必要があります。スタッフ追加、LINE連携、POSレジ連携、有料プランへの移行条件を確認します。低コストで始め、必要に応じて拡張できる設計が小規模美容室には有効です。

    複数スタッフの美容室は共有、販促、分析機能を重視する

    美容師が複数いる店舗では、顧客情報の共有範囲が重要です。すべての情報を全員で見せるのか、担当者や役職ごとに制限するのかで、必要な権限管理が変わります。指名客の施術履歴、好み、注意事項を共有できなければ、接客品質にばらつきが出ます。

    リピート施策も重要です。来店周期、失客傾向、LINE配信、クーポン配信、スタッフ別売上を管理できるシステムなら、感覚ではなく数字をもとに改善できます。複数スタッフの美容室では、共有、販促、分析の3点を外せません。

    複数店舗の美容室は本部管理、権限設定、分析機能を重視する

    複数店舗を運営する美容室では、店舗ごとの売上だけでなく、スタッフ別実績、メニュー別売上、リピート率、客単価、来店周期を横断して確認する必要があります。本部で同じ指標を見られないと、店舗ごとの強みと課題を判断できません。

    複数店舗では、権限設定も必須です。店長、本部、一般スタッフで閲覧できる情報を分け、退職者アカウントの管理まで含めて運用します。POSレジ、予約、顧客管理、販促施策を一元化できるシステムが基本です。

    美容室向け顧客管理システムおすすめ12選を比較

    美容室向け顧客管理システムは、LINE予約に強いサービス、予約管理から始められるサービス、POSレジや電子カルテまで一体化できるサービスに分かれます。比較時は、機能数ではなく、自店の運用課題に対して必要な機能がそろっているかを確認することが重要です。

    店舗の状況先に見るべき項目主なサービス例
    個人サロン、小規模美容室月額費用、無料利用、
    予約管理、電子カルテ
    Square予約
    STORES予約
    LiME
    KaruteKun
    LINE予約を強化したい美容室LINE連携、日付、
    指名予約、外部予約連携
    RE:RE LINEサロン予約
    BeautyMerit
    KaruteKun
    複数スタッフ、多店舗運営POS連携、権限管理、
    分析、複数店舗管理
    SalonAnswer
    A’staff Cloud
    BEAUTY POS
    Aiony
    月額メニューや会員制メニューを扱う美容室継続課金、決済管理、
    会員管理
    サブスクペイforエステ

    まず自店に近い区分を確認し、次の比較表で料金、無料利用、電子カルテ、LINE連携、POS連携、外部サイト連携を確認します。

    システム名イメージ初期費用月額費用無料利用主要機能おすすめの店舗日付・指名予約LINE連携顧客管理電子カルテPOS連携HP作成事前決済その他外部サイト連携
    LINEサロン予約 RE:RE0円 ※無料9,800円/月(税抜)無料デモ、
    無料トライアル
    LINE予約
    顧客管理
    電子カルテ
    オンライン決済
    HP制作
    LINEを起点に
    ・予約
    ・顧客管理
    ・カルテ
    ・外部予約連携
    をまとめたい美容室
    〇〇〇〇✕〇〇ホットペッパービューティー
    Googleカレンダー
    複数の予約サイトを自動連携
    STORES予約無料アカウント登録
    0円 ※無料
    フリー:0円 ※無料
    スモール:9,790円/月(税込)
    チーム:19,690円/月(税込)
    ビジネス:28,600円/月(税込)
    エンタープライズ:66,000円/月(税込)
    フリープランありネット予約
    顧客管理
    事前決済
    STORES レジ連携
    LINEミニアプリ連携
    低コストで予約管理を始め、
    顧客管理や決済まで整えたい
    小規模サロン
    〇〇〇〇〇〇〇かんざし、
    ホットペッパービューティー
    など美容系予約ポータル、
    Instagram
    Square予約0円 ※無料フリー:0円
    プラス:3,000円/月(税込)
    プレミアム:8,000円/月(税込)
    フリープランあり予約管理
    顧客管理
    Square POSレジ
    決済
    SNS予約連携
    予約、顧客管理、決済、
    POSレジを低コストで
    まとめたい個人サロンや
    小規模美容室
    〇ー〇〇〇〇〇Instagram、
    Facebook、
    Googleで予約
    Beauty Merit問合せ問合せ問合せサロンアプリ
    予約管理
    顧客管理
    電子カルテ
    LINE予約
    Instagram予約
    自社アプリ、LINE予約、
    予約連携、再来店施策を
    強化したい美容室
    〇〇〇〇〇✕〇Instagram、
    Googleで予約、
    LINEミニアプリ、
    指定予約、
    集客サイト
    サブスクペイforエステ問合せ問合せ問合せ継続課金
    オンライン決済
    顧客情報管理
    決済データ管理
    会員サイト作成
    月額メニュー
    会員制プラン
    回数課金を導入する美容室
    X✕〇✕✕✕〇−
    LiME0円※無料問合せ問合せ顧客管理
    電子カルテ管理
    予約管理
    LINE予約
    Square決済連携
    スマホ中心でカルテ、
    予約、顧客管理を
    始めたい個人美容師や
    小規模サロン
    〇〇〇〇〇✕〇ホットペッパービューティー
    Instagram
    STEKiNA
    かんざし
    Salon Answer130,000円(税抜)9,800円/ 月〜(税抜)無料トライアル
    (1ヶ月間)
    POSレジ
    顧客管理
    予約管理
    LINEミニアプリ
    帳票分析
    多店舗管理
    POS、顧客管理、予約、
    分析を本格的に運用したい
    複数スタッフの美容室
    〇〇〇〇〇〇〇BeautyMerit
    かんざし
    ホットペッパービューティー
    楽天ビューティーなどは
    外部連携経由
    SALON BOARD0円※無料無料
    ※HOT PEPPER Beautyへの掲載が必要
    問合せネット予約
    予約一元管理
    顧客管理
    DM配信
    レジ会計
    集計分析
    Hot Pepper Beauty経由の集客と
    予約管理を重視する美容室
    〇✕〇✕〇✕〇ホットペッパービューティー
    KaruteKun0円※無料シングルプラン:5,500円/月(税込)
    シングルプラン
    (+予約&LINEオプション付き):11,000円/月(税込)
    スタンダードプラン:11,000円/月(税込)
    スタンダードプラン
    (+予約&LINEオプション付き):22,000円/月(税込)
    30日間無料電子カルテ
    顧客管理
    予約台帳
    売上管理
    LINE連携
    分析
    電子カルテ、予約、
    LINE、売上分析を
    一つのアプリで
    管理したい美容室
    〇〇〇〇✕✕✕ー
    Aiony0円※無料5,000円/月〜問合せ顧客管理
    電子カルテ
    予約管理
    レジ会計
    売上集計
    決済連携
    iPadで電子カルテ、予約、
    会計、分析、権限管理まで
    まとめたい美容室
    〇✕〇〇〇〇✕ホットペッパービューティー
    Square
    楽天ペイ
    STORES決済
    A’staff CloudA’staff Cloud Basic:120,000円
    A’staff Cloud Standard:120,000円
    A’staff Cloud Line予約:150,000円
    A’staff Cloud Basic:13,000円/月
    A’staff Cloud Standard:17,000円/月
    A’staff Cloud Line予約:20,000円/月
    電子カルテBasicの
    無料トライアルあり
    POSレジ
    顧客管理
    予約管理
    電子カルテ
    LINE連携
    多店舗管理
    POS、電子カルテ、
    売上分析、多店舗管理を
    重視する美容室やサロン
    〇〇〇〇〇〇✕リザービア
    BeautyMerit
    かんざし
    Google予約、
    Instagram
    ホットペッパービューティー
    楽天ビューティー
    BEAUTY POS100,000円〜8,000円/月〜問合せ顧客管理
    予約管理
    売上管理
    電子カルテ
    複数店舗管理
    LINE配信
    POSを中心に顧客管理、
    予約、売上、スタッフ管理
    を一元化したい美容室
    〇〇〇〇〇✕✕かんざし
    複数媒体の予約一元管理
    おすすめ美容室/サロン顧客管理システム比較表

    [orend-service]{“condition”:{“categoryId”:”00109″},”display”:{“type”:”price-explanation”}}[/orend-service]

    美容室に顧客管理システムを導入する手順と注意点

    顧客管理システムは、契約して終わりではありません。導入前に管理項目と入力ルールを決め、スタッフが同じ基準で運用できる状態を作ります。紙カルテやExcelからの移行では、すべての情報を一度に移すより、重要項目から段階的に移行する方が現場に定着します。

    導入手順は次の流れで進めます。

    1. 管理する顧客情報と必須項目を決める
    2. 紙カルテやExcelから移行する範囲を決める
    3. 入力ルール、写真保存ルール、権限設定を決める
    4. スタッフ教育と試験運用を行う
    5. 運用後にデータ品質と販促効果を見直す

    既存データの整理と入力ルールを決める

    導入前に、移行する情報を絞ります。全顧客の過去情報を完璧に移そうとすると、作業量が膨らみ、運用開始が遅れます。既存客、再来店見込み客、高単価顧客、注意事項のある顧客を優先し、必要な項目から移行します。

    入力ルールは、スタッフ全員で統一します。薬剤名、カラー番号、施術メモ、写真保存、次回提案の書き方がバラバラになると、検索や分析に使えません。導入前に入力ルールを決めることが、運用定着の最重要ポイントです。

    スタッフ教育と試験運用で定着させる

    顧客管理システムは、現場で毎日使われて初めて効果を出します。操作説明だけでは定着しません。予約受付、来店前確認、施術後入力、会計、次回提案まで、実際の業務の流れに沿って教育します。

    本格運用の前に、一定期間の試験運用を行います。スタッフごとの入力状況、入力漏れ、予約連携、会計連携を確認し、運用ルールを修正します。運用後は、月1回程度の見直しでデータ品質を保ちます。

    個人情報管理と権限設定を確認する

    美容室の顧客管理では、氏名、連絡先、施術履歴、写真、購買履歴など、個人に関わる情報を扱います。便利さだけでシステムを選ぶのではなく、権限設定、ログイン管理、バックアップ、退職者アカウントの削除まで確認します。

    導入前に確認する項目は次の通りです。

    • スタッフ別に閲覧、編集できる範囲を設定する
    • 退職者や異動者のアカウント削除ルールを決める
    • LINEやメール配信の同意状況を記録する
    • バックアップと復旧方法を確認する
    • 端末紛失時の対応を決める

    まとめ

    美容室の顧客管理は、紙カルテやExcelだけで続けるのではなく、電子カルテ、予約管理、POS連携、LINE連携、売上分析まで一元管理できるシステムで運用するのが基本です。施術履歴や好み、来店周期、購買履歴を正しく管理できれば、担当者が変わっても接客品質を保ち、再来店施策や店販提案にも活用できます。

    システムを選ぶ際は、料金の安さだけで判断してはいけません。

    • 個人サロンなら費用と操作性
    • 複数スタッフの美容室なら情報共有と販促機能
    • 複数店舗の美容室なら本部管理、権限設定、分析機能

    を重視します。

    自店の規模と運用課題に必要な機能がそろっているかを基準に比較することが重要です。

    導入時は、既存カルテの移行、入力ルール、スタッフ教育、権限設定、個人情報管理まで決めておく必要があります。顧客管理システムは導入して終わりではなく、日々の接客、予約、販促、売上分析に使ってこそ効果が出ます。美容室の顧客管理を見直すなら、現在の課題を整理し、必要な機能を満たすサービスから選んでください。

  • 無料の美容室向け電子カルテを比較!無料プランの上限・アプリの選び方と有料化の目安

    無料の美容室向け電子カルテを比較!無料プランの上限・アプリの選び方と有料化の目安

    美容室・サロン向けの電子カルテには、月額0円で継続できるサービスと、一定期間だけ無料で試せるサービスがあります。無料で始められても、顧客数、カルテ件数、写真容量、予約件数、スタッフ共有などに上限があるため、「無料かどうか」だけでなく「自店の運用量が無料枠に収まるか」を確認することが重要です。無料プランと無料トライアルは同じ「無料」でも意味が異なります。

    結論

    開業直後・一人サロンでカルテ記録から始めるなら恒常無料のサービスを優先し、現在の顧客数と月間の写真増加量を無料上限に当てはめて選びます。複数スタッフ共有、予約・POS・売上分析まで一体化したい場合は、無料枠だけにこだわらず有料プランまで含めて比較してください。

    無料の美容室向け電子カルテは「無料の種類」を先に確認する

    無料の美容室向け電子カルテとは、顧客情報、施術履歴、写真、カウンセリング内容などをデジタルで管理でき、利用料の全部または一部が0円で提供されるサービスです。ただし、無料の条件はサービスごとに異なります。

    無料区分意味例
    恒常無料/フリープラン期間制限なく月額0円で使える。ただし容量・顧客数・写真枚数などに上限がある場合が多い。CASTFILE、カルテナ、フリーカルテ、BEFORE AFTERなど
    基本無料個人利用など一定条件では0円。無料で使える「規定枠」の数値が公開されていない場合もある。美歴 for Business
    期間制限なしトライアル期限はないが、カルテ保存件数などが一定数に達すると有料化が必要。サロンカルテ
    期間限定トライアル一定日数だけ有料相当の機能を試せる。長期無料運用を目的とするサービスではない。KaruteKun、A’staff Cloud 電子カルテBasic

    「アプリストアで無料」と表示されていても、すべての機能を無制限に使えるとは限りません。顧客数、カルテ数、写真容量、予約件数に加えて、無料期間終了後に自動課金されるか、クレジットカード登録が必要かも確認してください。

    無料で使える美容室向け電子カルテ9サービス比較

    公式サイト・公式アプリストアから無料条件を確認できたサービスです。比較するときは「何人まで」だけでなく、「写真をどれだけ残せるか」「予約も必要か」「データをどこに保存するか」を同時に見てください。

    サービス無料区分無料範囲主な上限写真予約有料化の目安
    CASTFILE恒常無料0円/500MB・約500カルテ相当容量制(顧客数の数値上限は現行料金ページで未記載)写真・手書き等/容量内非対応容量不足で2,980円/月〜
    フリーカルテ恒常無料0円/顧客300名顧客300名2枚まで対応顧客・写真追加を各660円/月〜
    カルテナ恒常無料0円/顧客80人・カルテ無制限顧客80人1カルテ2枚非対応顧客超過等で390円/月〜
    LiME無料プラン0円/顧客無制限・カルテ1人5枚顧客無制限カルテ内写真・メモ月5件までカルテ無制限等は有料
    BEFORE AFTER恒常無料0円/写真100MB(約100枚)顧客・カルテは無料範囲で管理100MB予約は主機能ではない100MB超等でWEB 2,980円/月〜
    美歴 for Business基本無料個人利用は基本機能・規定枠まで無料数値上限は公開情報で確認できず写真・手書き対応予約表あり店舗共有等は有料プラン
    サロンカルテ期限なし無料0円/カルテ最大100件カルテ100件画質制限あり主用途はカルテ100件超等で有料
    KaruteKun期間限定30日間すべての機能を無料体験期間内対応対応継続は5,500円/月〜(税込)
    A’staff Cloud 電子カルテBasic期間限定14日間無料トライアル期間内写真・手描き・同意書POS等は別範囲継続は月額4,000円〜

    無料の美容室向け電子カルテでできることと制限

    無料の美容室向け電子カルテは、顧客情報と施術履歴を残す初期運用には十分使えます。顧客名、連絡先、来店日、施術メニュー、薬剤メモ、写真などを残せるサービスがあり、紙カルテからの移行にも使えます。

    一方で、無料のまま長期運用するには制限があります。無料でできる範囲と制限を同時に確認し、制限を超える前に有料化や別サービスへの移行を判断してください。

    管理できること無料で使える内容無料プランの制限有料化を検討する状態
    顧客情報管理氏名、連絡先、
    来店履歴、メモの管理
    登録可能顧客数顧客数が無料の上限に近づく
    施術履歴管理メニュー、薬剤メモ、
    施術メモの記録
    カルテ枚数や
    履歴数
    長期履歴を残す必要が出る
    写真管理仕上がり写真や
    施術前後の写真の保存
    写真容量や
    顧客ごとの
    保存枚数
    写真の保存枚数、
    容量制限を超える
    予約管理一定件数までの予約受付
    や予約台帳の利用
    月間予約数、
    予約ページ数、
    スタッフ予約
    予約件数やスタッフ予約の
    増加が制限を上回る
    顧客フォローLINE配信や予約
    リマインドの一部試行
    配信数、
    タグ数、
    シナリオ数
    再来促進を本格運用する
    データ管理顧客情報やカルテの保存CSV出力、
    バックアップ、
    権限管理の範囲
    別サービス移行や
    複数スタッフ共有が必要になる

    条件別に見ると、どの無料電子カルテが合うか

    条件候補判断理由
    クラウドで複数スタッフ・複数店舗からカルテを見たいCASTFILE無料500MB。複数スタッフ・複数店舗利用で追加料金なしと公式FAQに記載。予約管理は非対応。
    予約・売上まで無料で始めたい美容室フリーカルテ顧客300名・写真2枚まで無料で、予約・売上・販促メールも利用可能。
    一人サロンでカルテだけをシンプルに管理したいカルテナ顧客80人、カルテ無制限。端末保存が基本で、Googleドライブへの任意バックアップに対応。
    美容師個人でカルテと少量の予約を一緒に管理したいLiME顧客管理無制限、カルテ1人5枚、予約月5件まで無料。
    施術前後の写真比較を重視するBEFORE AFTER無料100MB(約100枚)で写真比較・顧客・カルテ管理。
    個人スタイリストとして基本機能を無料で試したい美歴 for Business個人利用は基本無料。ただし規定枠の数値は公開情報で明示されていないため導入前に要確認。
    クラウド型を期限なく試したいサロンカルテ期限なしの無料プランでカルテ100件まで。写真画質に制限あり。
    予約・売上・分析まで本格運用を試してから決めたいKaruteKun/A’staffそれぞれ30日/14日の無料トライアル。有料継続を前提に操作・スタッフ定着を検証する用途。

    無料プランを使う際の注意点

    無料プランは、初期費用を抑えて電子カルテを始められる一方で、顧客数、写真容量、カルテ枚数、予約件数、スタッフ共有に制限がある場合があります。無料で使える範囲を確認せずに導入すると、運用途中で有料化やデータ移行が必要になります。

    顧客数や写真容量に上限がある

    無料プランでは、登録できる顧客数、保存できる写真容量、カルテ枚数に上限が設けられていることがあります。たとえば、顧客数が増える店舗や、施術ごとに写真を残す店舗では、無料枠を早い段階で超える可能性があります。

    導入前には、自店の現在の顧客数、月間新規数、顧客1人あたりの写真枚数を確認してください。そのうえで、各サービスの無料上限と照合することが重要です。

    複数スタッフで使う場合は共有範囲を確認する

    無料プランは、1人または少人数での利用を前提にしている場合があります。複数スタッフでカルテを確認、編集する場合は、アカウント数、閲覧権限、編集権限、スタッフ別予約の有無を確認してください。

    スタッフ共有や権限管理が不足すると、担当者ごとの記録に差が出たり、情報管理が属人化したりします。複数人で運用する店舗では、無料プランだけでなく有料プランの条件も同時に確認してください。

    データ移行やバックアップを確認する

    無料プランを長く使う場合は、データ出力とバックアップも確認が必要です。顧客情報、施術履歴、写真を後から別サービスへ移せないと、有料化やサービス変更の際に手作業が増えます。

    CSV出力、写真データの保存方法、解約後のデータ取得、端末故障時の復旧方法は、導入前に確認してください。無料で始める場合でも、将来の移行を前提に選ぶことが重要です。

    美容室向け無料電子カルテの選び方

    無料電子カルテは「機能数」ではなく、自店のデータ量と運用方法に対して無料枠が足りるかで選びます。特に次の5点は、導入前に数値で確認してください。

    1. 顧客数ではなく「無料枠を消費する単位」を確認する

    無料上限はサービスごとに異なります。カルテナは顧客80人、フリーカルテは顧客300名、サロンカルテはカルテ100件、CASTFILEは保存容量500MB、BEFORE AFTERは写真100MBが主な上限です。同じ100人の顧客でも、施術ごとに写真を複数残す店舗とメモ中心の店舗では必要容量が変わります。

    「現在の顧客数+6〜12か月の新規顧客数」「1回来店あたりの写真枚数」「1人あたり年間来店回数」を先に見積もると、無料枠がどのくらい持つか判断できます。

    2. クラウド保存か端末保存かを確認する

    クラウド型は複数端末・複数スタッフで共有しやすい一方、通信環境やサービス側の運用条件に依存します。端末保存型はオフラインで使いやすい反面、端末故障や紛失に備えたバックアップが店舗側の重要な業務になります。

    たとえばカルテナは端末保存を基本とし、任意でGoogleドライブにバックアップできます。CASTFILEはクラウド型で複数スタッフ・複数店舗利用に対応します。自店のスタッフ数と端末数に合わせて選んでください。

    3. 写真の上限は「枚数」と「容量」の両方を見る

    美容室の電子カルテでは、カラー、スタイル、薬剤の塗布位置、Before/Afterなどを写真で残すことがあります。無料枠が「1カルテ2枚」の場合と「100MB」の場合では管理方法が異なります。写真を毎回来店2〜4枚残す店舗は、テキスト中心の店舗より早く無料上限へ到達します。

    無料で長く使いたい場合は、撮影ルールを決めて不要な重複写真を増やさないことも重要です。ただし、必要な施術記録を料金節約のために削りすぎる運用は避けてください。

    4. 予約・POS・LINEまで一体化するかを決める

    電子カルテだけ必要なら、予約機能がないサービスでも問題ありません。すでにHOT PEPPER Beauty、電話、別の予約システムで予約を管理している場合は、カルテ機能を分けた方が低コストになることがあります。

    一方、予約、会計、売上分析、再来店フォローまで一つにまとめたい場合は、無料電子カルテだけで比較すると必要機能が不足します。美容室の顧客管理全体をまとめたい場合は、

    美容室の顧客管理システムの比較も確認してください。

    5. データ出力・解約後の扱いを確認する

    無料で始める段階でも、将来の乗り換えを想定しておく必要があります。CSV出力、写真の保存方法、バックアップ、解約後の閲覧可否、データ削除のタイミングを確認してください。無料枠を超えた後に移行しようとしても、一括出力できないと手作業で転記することになります。

    目的別に見る無料電子カルテのおすすめ候補

    無料電子カルテは、まず自店で解決したい課題から候補を絞ることが重要です。カルテだけを無料で管理するのか、施術写真を残すのか、予約管理まで含めるのかによって、確認すべき機能と候補サービスは変わります。以下の表で目的と課題を整理し、自店の運用に必要な機能を確認してください。

    目的主な課題先に確認する機能第一候補比較時の注意点
    カルテだけ無料で管理する紙カルテを減らし、施術履歴をスマホで残したい顧客数
    カルテ枚数
    写真枚数
    端末保存
    カルテナ
    LiME
    顧客数と写真保存の上限を確認する
    施術履歴や写真を残す施術前後の変化やスタイル履歴を顧客ごとに残したい写真容量
    顧客別写真管理
    手書きメモ
    比較表示
    BEFORE AFTER
    カルテナ
    LiME
    施術ごとに何枚保存するかを先に決める
    予約管理も一緒に始める予約受付と顧客情報をまとめて管理したい月間予約件数
    予約ページ公開数
    スタッフ予約
    STORES予約
    LiME、
    SALON BOARD
    予約ページ数とスタッフ別予約の必要性を確認する
    LINE配信や顧客フォローも試す来店後のフォローや再来促進まで試したい配信数
    タグ
    シナリオ
    予約導線
    Lステップ
    LiME
    電子カルテ専用ではなく、販促補助として見る
    本格運用を無料期間で試すカルテ、予約、売上管理、分析までまとめて検証したい予約
    カルテ
    売上管理
    分析
    LINE連携
    KaruteKun無料期間後の月額料金とデータ移行を確認する
    ExcelやPDFで始める最低限の顧客情報を費用をかけずに記録したいカルテ項目
    印刷
    入力ルール
    保管方法
    無料テンプレート写真管理、検索、共有が必要なら無料アプリを確認する

    カルテだけを無料で管理する場合

    予約は電話、SNS、ホットペッパービューティーなどで管理し、顧客情報と施術履歴だけをスマホで残す場合は、カルテナやLiMEが候補になります。確認するべきなのは、顧客数の上限、カルテ枚数、写真保存の範囲です。特に無料プランでは、顧客数や写真枚数に制限があるため、自店の顧客数と今後の増加見込みを先に確認してください。

    施術履歴や写真を残したい場合

    美容室、エステ、ネイルでは、施術履歴だけでなく、スタイル写真や施術前後の写真を顧客ごとに残せるかが重要です。BEFORE AFTER、カルテナ、LiMEなどが候補になります。施術ごとに写真を保存する場合は、写真容量、顧客ごとの保存枚数、比較表示の有無を確認してください。

    予約管理も一緒に始める場合

    カルテ管理だけでなく、予約受付や顧客情報の管理も無料で始める場合は、STORES予約、LiME、SALON BOARDが候補になります。STORES予約はフリープランの月間予約件数や予約ページ公開数を確認し、SALON BOARDはホットペッパービューティー掲載が前提になる点を確認してください。予約管理を重視する場合は、予約件数、スタッフ別予約、メニュー別の予約ページが必要かを先に整理します。

    LINE配信や顧客フォローも試す場合

    来店後のフォロー、予約リマインド、再来店促進まで試す場合は、LINE連携や配信機能も比較します。Lステップ、LiME、STORES予約などが候補になります。ただし、Lステップは電子カルテ専用ではなく、LINEを使った顧客管理や販促の補助ツールとして見るのが自然です。比較時は、配信数、タグ管理、シナリオ、予約導線を確認してください。

    本格運用を無料期間で試す場合

    最初からカルテ、予約、売上管理、分析、LINE連携までまとめて検証する場合は、無料トライアル型のサービスを候補にします。KaruteKunのように一定期間無料で試せるサービスは、本格導入前の操作感やスタッフ定着を確認する用途で有効です。無料期間終了後は有料契約が前提になるため、月額費用、データ移行、解約後のデータ取得、サポート体制を確認してください。

    ExcelやPDFでカルテを始める場合

    紙やExcelで最低限の顧客情報を残すだけなら、無料テンプレートから始める方法もあります。ただし、写真管理、検索、バックアップ、スタッフ共有まで必要になると、テンプレート運用では限界が出ます。

    ExcelやPDFでカルテを作成する場合は、以下の無料テンプレート集も確認してください。

    目的別に候補を絞ったら、次に各サービスの無料上限を確認します。顧客数、写真容量、予約件数、配信数などはサービスごとに異なるため、自店の運用量に足りるかを比較表で確認してください。

    無料で使える美容室向け電子カルテの比較表

    無料で使える範囲はサービスごとに異なります。下の表では、公式サイトで公表されている内容を基に記載しています。

    料金、無料上限、保存容量、予約件数は変更される場合があります。検討時には各公式サイトで最新情報を確認してください。

    サービスおすすめの利用場面無料区分無料で使える具体範囲写真管理予約管理LINE、配信有料化の目安
    STORES予約予約管理も無料で始める店舗フリー月額0円。月間予約50件。
    予約ページ公開数2つまで。
    顧客管理は可能で顧客登録数の上限なし
    顧客情報内で確認
    写真保存上限は問い合わせ
    ◯LINEミニアプリ連携は
    有料オプション
    月間予約50件超、
    予約ページ追加、スタッフ指名予約、
    LINEミニアプリ連携が必要な時
    LiMEカルテと予約をスマホで管理する美容師基本機能無料無料で使える機能あり。
    顧客数、写真容量、カルテ枚数
    の上限は、問い合わせ
    対応
    無料上限は問い合わせ
    ◯◯店舗契約、ネット予約、
    外部連携、複数スタッフ共有を使う時
    カルテナカルテだけ無料で管理する個人サロン無料プラン顧客80人まで
    カルテ作成数無制限
    カルテ写真1枚
    広告表示あり
    バックアップ機能あり
    顧客あたり写真1枚XX顧客80人超、写真2枚以上、
    広告なし運用が必要な時
    BEFORE AFTER施術前後の写真を残す店舗フリープラン写真保存100MB(100枚程度が目安)
    顧客管理、カルテ管理
    同意書は月5枚まで
    100MB(100枚程度)までXX写真容量100MB超、同意書月5枚超、
    カウンセリングシートや分析を使う時
    KaruteKun本格運用を無料期間で試す店舗30日無料トライアル30日間無料
    無料トライアル終了後も
    契約まで費用は発生しない
    対応◯LINE連携はプラン、
    オプション確認
    30日後も継続利用する時
    SALON BOARDホットペッパービューティー掲載店条件付き無料SALON BOARD自体は無料
    ※HOT PEPPER Beauty掲載が前提
    電子カルテの上限は、問い合わせ
    顧客履歴で確認
    写真上限は問い合わせ
    ◯問い合わせ掲載条件や機能範囲を確認し、
    店舗運用に不足が出る時
    LステップLINE配信や顧客フォローを試す店舗フリープランLステップは月間配信200通まで0円
    電子カルテ専用ではなく
    LINE顧客管理として使う
    フォームで収集◯◯
    月間配信200通
    タグ10個
    シナリオ1個まで
    月間配信200通超、配信シナリオ拡張、
    顧客フォローを本格化する時

    [orend-service]{“condition”:{“idList”:”01hkpe5qshfn26567wmafpse5g,01kr6c403b1z86cqz0fz3w26hy,01kx2tm4w9m41rqvcdkfxqsewr,01kx2rz08hyw07hh1fr7bb8wvs,01kwwz4ygynxr8kwqckg767e90,01kr8ax5thd4bmh54cdqsfy088″},”display”:{“type”:”price-explanation”}}[/orend-service]

    Lステップ

    Lステップ

    LINE配信と顧客フォローを無料から試せる顧客管理ツール

    • フリープランは初期費用0円、月額0円で利用できる
    • 月間配信200通まで無料で使える
    • 回答フォームでカウンセリング情報やアンケートを収集できる
    • タグ管理により、来店履歴や興味関心に応じた顧客管理ができる
    • シナリオ配信により、来店後のフォローや再来店促進を自動化できる
    • 予約導線やリマインド配信の設計にも活用できる

    Lステップは、LINE公式アカウントと連携して、顧客管理、メッセージ配信、回答フォーム、タグ管理、シナリオ配信、予約導線の設計に使えるマーケティングツールです。美容室やサロン向けの電子カルテ専用サービスではありませんが、LINE上でカウンセリング情報を集めたり、来店後のフォロー配信を行ったりする用途で活用できます。

    プラン初期費用月額費用月間配信数主な制限
    フリープラン0円0円200通までタグ10個まで、
    シナリオ1個まで
    スタートプラン0円5,000円5,000通まで配信数を増やして
    本格運用する場合
    スタンダードプラン0円21,780円30,000通までセグメント配信や分析を
    強化する場合
    プロプラン0円32,780円50,000通まで高度な配信設計や分析
    を行う場合

    詳細はこちら:https://linestep.jp/lp/01/

    無料電子カルテで足りる美容室・有料化した方がよい美容室

    判断目安
    無料で足りやすい開業直後で顧客数が少ない/施術写真が少ない/一人で運用/予約・会計は別ツール/まず紙カルテを電子化したい
    有料化を検討無料上限の70〜80%に近づいた/複数スタッフで同時共有/予約・POS・売上を一元化/写真を高画質で大量保存/権限管理・本部管理が必要
    乗り換えも検討有料化しても必要機能が足りない/CSV出力できない/店舗拡大で既存サービスの設計が合わない/サポート要件を満たさない

    有料化のタイミングは「無料上限を超えた日」ではなく、上限に近づく前です。顧客数や写真容量が70〜80%程度に達した時点を社内の見直しタイミングとしておけば、データ移行や料金比較を余裕を持って行えます。70〜80%はサービスの公式基準ではなく、移行準備のための運用上の目安です。

    無料枠を超え、予約・POS・売上分析まで含めて比較する段階では、美容室・サロン向け電子カルテの総合比較へ進むと選択肢を広げられます。

    紙カルテ・Excelから無料電子カルテへ移行する手順

    現行カルテの項目を棚卸しする:氏名、連絡先、施術履歴、薬剤、写真、注意事項、次回提案など、実際に使っている項目だけを整理します。

    既存顧客を全件入力するか決める:休眠顧客まで一度に移すのではなく、今後来店予定の顧客から段階的に移す方法もあります。

    写真ルールを決める:1回来店あたり何枚残すか、画質、保存期間、スタッフの撮影端末を統一します。

    バックアップ・出力方法を確認する:端末保存型ならバックアップ先、クラウド型ならエクスポート・解約時の取得方法を確認します。

    1〜2週間は紙と並行運用し、入力漏れを確認する:スタッフが複数いる場合は誰がいつ入力するかまで決めてから完全移行します。

    無料テンプレートと無料電子カルテアプリはどちらを選ぶ?

    Excel・PDFなどの無料テンプレートは、カルテの「書式」を無料で用意する方法です。専用アプリは、顧客検索、写真の紐付け、履歴管理、バックアップ、スタッフ共有など「カルテを管理する仕組み」を提供します。

    方法向くケース注意点
    無料テンプレート記録項目を自由に作りたい/印刷もしたい/顧客数が少なく検索や共有を重視しない写真管理・検索・権限・バックアップを自分で設計する必要がある
    無料電子カルテ顧客ごとに履歴・写真をすぐ呼び出したい/スマホで入力したい/将来の有料化も見据える無料上限、サービス終了、データ移行条件を確認する必要がある

    Excel・PDFで始めたい場合は、美容室カルテの無料テンプレートで書式と管理方法を確認できます。

    本格運用する場合は有料サービス比較へ進む

    無料電子カルテは、開業直後や個人サロンの初期運用に有効です。ただし、予約、POS、会計、売上分析、スタッフ管理までまとめるなら、有料サービスを比較する段階です。

    特に、複数スタッフで施術履歴を共有する店舗、多店舗で管理ルールを統一する店舗、会計や売上分析まで連動させる店舗では、無料プランでは不足します。

    電子カルテ、予約、POS、売上管理まで比較する場合は、美容室、サロン向け電子カルテ比較について記載した下記の記事も参考にしてください。

    まとめ|美容室・サロンの電子カルテを無料で始めよう

    無料の美容室向け電子カルテは、顧客情報や施術履歴を低コストで管理する入口として有効です。ただし、無料で使える範囲はサービスごとに異なるため、顧客数、写真容量、カルテ枚数、予約件数を確認して選んでください。

    カルテ管理を中心に始める場合はカルテナやLiME、写真や施術前後の記録を重視する場合はBEFORE AFTER、予約管理まで含める場合はSTORES予約が候補になります。LINE配信や顧客フォローを試す場合はLステップ、本格運用を無料期間で検証する場合はKaruteKunも確認してください。

    無料プランで足りなくなったら、予約、POS、売上管理、スタッフ共有まで比較できる有料サービスを検討します。

  • 美容室・サロン向け電子カルテを比較14選|料金・写真・手書き・予約/POS連携の選び方

    美容室・サロン向け電子カルテを比較14選|料金・写真・手書き・予約/POS連携の選び方

    美容室向け電子カルテとは、顧客情報、カウンセリング内容、施術履歴、使用薬剤、仕上がり写真、注意点などをデジタルで記録・検索・共有する仕組みです。美容室で使う「カルテ」は医療機関の診療録とは目的が異なり、接客・施術の再現性やスタッフ間の情報共有、次回来店時の提案に活用する顧客・施術記録を指します。

    選ぶ際は、機能数の多さではなく「カルテだけを電子化するのか」「予約・会計・売上管理まで同じシステムにまとめるのか」を先に決めることが重要です。

    結論

     紙カルテの置き換えが目的ならカルテ特化型、予約・会計の二重入力までなくしたいなら予約/POS統合型を優先してください。

    美容室、サロン向け電子カルテの比較結論

    美容室、サロン向け電子カルテは、自店舗の課題から選ぶと候補を絞れます。予約受付、顧客情報、施術履歴、写真、POS、売上分析のうち、どこまで管理したいかを先に整理してください。

    業務課題必要な機能優先するサービス
    予約受付と顧客管理を
    低コストで始める
    予約管理
    顧客カルテ
    決済
    リマインド
    STORES予約
    カルテナ
    カルテ、予約、売上を
    スマホ中心で管理する
    電子カルテ
    予約
    売上管理
    LINE連携
    KaruteKun
    LiME
    予約、会計、売上管理
    まで統合する
    POS
    予約
    顧客管理
    電子カルテ
    分析
    A’staff
    SalonAnswer
    POS+ beauty
    SALONPOS LinQ2
    coming-soon
    施術履歴や写真を
    次回提案に活用する
    薬剤履歴
    写真
    手書きメモ
    カウンセリング内容
    LiME
    カルテナ
    美歴
    BEKARTE
    BEAUTY PALETTE
    BEFORE AFTER
    エステ、ネイル、リラクゼーション
    で契約やコースも管理する
    写真
    同意情報
    役務管理
    コース管理
    BEKARTE
    BEFORE AFTER
    トレジャーボックス2

    比較の中心は、機能数ではなく運用範囲です。カルテだけを電子化するのか、予約、会計、売上、スタッフ共有まで同じ仕組みにまとめるのかで、必要なサービスは変わります。

    美容室向け電子カルテは目的別に2タイプで選ぶ

    美容室向け電子カルテは、大きく「カルテ記録を中心に使うタイプ」と「予約・POS・売上管理まで統合するタイプ」に分けられます。同じ電子カルテでも、導入後の業務範囲と費用が大きく異なるため、先に自店の目的を決めると候補を絞りやすくなります。

    タイプ向く運用確認する機能主な候補
    カルテ特化・軽量型紙カルテをなくしたい/写真・手書き・施術履歴を残したい写真、手書き、薬剤・施術メモ、検索、バックアップAiony、A’staff電子カルテBasic、カルテナ、BEFORE AFTER、BEAUTY PALETTE、BINS CE
    予約・POS統合型予約台帳、会計、顧客情報、売上分析まで一元化したい電子カルテ+予約+POS+分析+LINE等KaruteKun、LiME、Bionly、SalonAnswer、美歴、SALONPOS LinQ2、coming-soon

    美容室の電子カルテに記録したい主な項目

    電子カルテは、単に氏名と連絡先を保存するだけではなく、次回の施術を再現するための情報を残せるかが重要です。美容室では、とくに施術履歴・薬剤・写真・カウンセリング内容を顧客単位で時系列に確認できると運用しやすくなります。

    分類記録例
    基本情報氏名、連絡先、生年月日、担当者、来店日
    施術記録メニュー、カット内容、カラー・パーマ等の薬剤、放置時間、注意点
    カウンセリング悩み、希望、髪質、過去の施術、アレルギー・確認事項
    写真・画像施術前後、希望スタイル、色味、仕上がり、手書きメモ
    次回提案次回目安、提案メニュー、ホームケア、店販商品、会話メモ
    同意・確認施術同意書、カウンセリングシート、注意事項への確認

    美容室向け電子カルテの選び方

    比較では、月額料金だけでなく「日々の入力が続けられるか」「既存の予約・会計と二重入力にならないか」「解約・乗り換え時にデータを持ち出せるか」まで確認します。

    写真・手書き・薬剤履歴など、カルテの記録方法で選ぶ

    施術の再現性を重視する美容室では、写真の保存枚数、写真への手書き、自由記述、薬剤履歴、オリジナル台紙などを確認します。写真上限が少ない無料プランは、顧客数が増えるより前に容量不足になる場合があります。

    予約・POS・LINEまで一元化するかで選ぶ

    予約受付、来店処理、会計、今回の施術内容、次回予約が同じ顧客データにつながると、転記作業を減らせます。一方、すでに使い慣れたPOSや予約システムがある店舗は、電子カルテ単体または既存システムと連携できるサービスの方が導入しやすい場合があります。

    スタッフ数・店舗数・権限管理で選ぶ

    1人サロンと多店舗サロンでは必要なアカウント数・権限が異なります。複数スタッフで使う場合は、閲覧・編集権限、退職者アカウントの停止、店舗間共有、本部集計の有無を確認します。

    クラウド保存か端末内保存か、バックアップ方法で選ぶ

    クラウド型は複数端末・複数スタッフで共有しやすい一方、インターネット環境やサービス契約に依存します。端末内保存型はオフライン運用に向く場合がありますが、端末故障・紛失に備えたバックアップ方法が重要です。たとえばカルテナは端末内保存で、アプリ内バックアップからZIP書き出しが可能と公式に案内しています。

    月額だけでなく初期費用・端末・オプションまで含めて選ぶ

    電子カルテの総コストは、月額料金だけでは決まりません。iPadやPC、初期設定、POS機器、LINE、ネット予約、予約媒体連携、追加IDなどが別料金の場合があります。見積もり時は、現在の店舗運用に必要な機能をすべて入れた月額・初期費用で比較してください。

    データ移行・解約後の扱い・サポートで選ぶ

    既存システムから乗り換える場合は、顧客基本情報だけでなく、過去の施術履歴・写真・予約・売上のどこまで移行できるかを確認します。KaruteKunは解約後もデータ閲覧とCSV出力が可能と公式に案内し、SALONPOS LinQ2は利用中システムによって移行可能範囲が異なるため事前確認するとしています。

    美容室、サロン向け電子カルテのおすすめ比較表

    電子カルテは、機能の多さだけで選ぶものではありません。予約、会計、売上管理までまとめる店舗と、施術履歴や写真を次回提案に活用する店舗では、重視する機能が変わります。比較表では、対象店舗、主な機能、料金目安を確認し、自店舗の運用に必要な範囲から選びます。

    サービス名おすすめの店舗主な位置付け主な機能料金目安
    STORES予約予約管理から始める
    個人サロン、
    小規模店舗
    予約、顧客管理
    から始める低コスト枠
    予約管理
    電子カルテ
    (顧客カルテ)
    決済
    リマインド
    外部連携
    無料プラン
    有料プラン
    KaruteKunスマホ中心で
    カルテ、予約、
    売上を管理する店舗
    予約、電子カルテ、
    売上管理の一体運用
    電子カルテ
    予約管理
    売上管理
    LINE連携
    データ出力
    無料期間有り
    月額制
    LiME個人サロン、
    小規模美容室
    小規模サロン向け
    電子カルテ、予約管理
    電子カルテ
    顧客管理
    予約管理
    LINE予約
    レポート
    無料プラン
    有料プラン
    A’staff複数スタッフの
    美容室、
    多店舗サロン
    POS、顧客管理、
    電子カルテの統合運用
    電子カルテ
    顧客管理
    POS
    売上分析
    本部管理
    問い合わせ
    SalonAnswer理美容サロン、
    複数店舗
    予約、POS、
    電子カルテの一体管理
    電子カルテ
    POS
    予約管理
    売上分析
    外部連携
    初期費用
    月額費用
    美歴施術履歴を
    活用する美容室
    施術履歴、予約連携、
    レジ連携の運用
    電子カルテ
    予約連携
    カウンセリングシート
    レジ連携
    問い合わせ
    POS+ beautyPOSと売上分析
    まで重視する店舗
    POS、売上分析、
    電子カルテの統合運用
    電子カルテ
    POS
    予約管理
    在庫管理
    売上分析
    問い合わせ
    SALONPOS LinQ2サロンPOSを中心
    に運用する店舗
    POS中心の顧客管理、
    カルテ運用
    電子カルテ
    顧客管理
    予約管理
    在庫管理
    集客機能
    初期費用
    月額費用
    coming-soon予約管理とカルテ
    を連動する店舗
    予約、来店履歴、
    電子カルテの連動管理
    電子カルテ
    予約管理
    顧客管理
    来店管理
    問い合わせ
    カルテナ個人サロン、
    フリーランス、
    小規模店舗
    無料から始める
    電子カルテアプリ
    電子カルテ
    顧客管理
    写真管理
    バックアップ
    無料プラン
    有料プラン
    BEKARTEカルテ、電子契約
    を管理するサロン
    電子カルテ、
    電子契約管理
    電子カルテ
    施術履歴
    電子契約
    顧客管理
    問い合わせ
    BEAUTY PALETTE手書き、写真記録
    を重視する店舗
    手書き対応の電子カルテ電子カルテ
    (手書き対応)
    写真取込
    予約
    会計連携
    問い合わせ
    BEFORE AFTER写真比較を
    重視するサロン
    写真管理に強い
    電子カルテ
    電子カルテ
    写真管理
    ビフォーアフター比較
    カウンセリング
    同意情報
    無料プラン
    有料プラン
    トレジャーボックス2エステ、
    ネイル、
    リラクゼーション
    エステ系サロンの
    顧客、役務管理
    電子カルテ
    顧客管理
    予約管理
    役務管理
    売上管理
    販促
    問い合わせ

    [orend-service]{“condition”:{“categoryId”:”00111″},”display”:{“type”:”price-explanation”}}[/orend-service]

    美容室、エステ、ネイルなど業態別に必要な機能

    美容室、エステ、ネイル、アイラッシュ、リラクゼーションでは、同じ電子カルテでも記録すべき情報が異なります。サービスを選ぶ前に、自店舗で毎回確認する情報を決めます。

    業態重視する機能確認するポイント
    美容室薬剤履歴
    施術履歴
    写真
    手書きメモ
    前回カラー、パーマ、仕上がりを再現できるか
    エステ、脱毛写真
    カウンセリング
    同意情報
    役務管理
    施術前後の変化、契約情報、注意事項を
    顧客ごとに残せるか
    ネイルデザイン履歴
    写真、
    使用カラー
    顧客の好み
    過去デザインと次回提案を結び付けられるか
    アイラッシュデザイン
    毛質
    施術履歴
    注意事項
    仕上がりの再現性とリスク確認を残せるか
    リラクゼーション、整体身体状態
    施術部位
    カウンセリング
    回数券
    継続利用と役務管理まで扱えるか

    美容室では薬剤と仕上がりの再現性、エステでは写真と契約情報、ネイルではデザイン履歴が重要です。業態ごとの記録内容が曖昧なままシステムを選ぶと、導入後に入力項目が足りなくなります。

    美容室、サロン向け電子カルテの料金相場

    電子カルテの料金は、カルテ単体か、予約、POS、売上分析まで含むかで変わります。無料プランがあるサービスでも、写真容量、予約件数、スタッフ数、データ出力などに制限があります。費用を見るときは、月額料金だけでなく、初期費用、端末費用、オプション、スタッフ追加費用まで含めた総コストで判断します。

    種類初期費用の目安月額費用の目安主な利用場面
    無料プラン、低価格プラン0円から0円から数千円台個人サロン
    開業直後
    試験導入
    カルテ管理中心サービス0円から数千円から1万円台写真
    施術履歴
    同意情報を管理
    予約、POS一体型数万円から十数万円程度1万円台から数万円台複数スタッフ
    固定店舗
    多店舗、本部管理対応要問い合わせ要問い合わせ多店舗
    権限管理
    分析重視

    料金が安いサービスほど悪いわけではありません。ただし、無料や低価格で始める場合は、写真容量、顧客数、スタッフ数、データ出力の制限を確認します。多店舗や複数スタッフで運用する場合は、安さよりも権限管理、サポート、データ移行を優先します。

    導入前に確認すべき運用、データ管理、権限管理

    電子カルテは、契約しただけでは定着しません。導入前に、誰が何を入力するのか、どの情報を必須項目にするのか、退職者のアカウントをどう扱うのかまで決めます。特に顧客情報と施術履歴を扱うため、データ管理と権限管理は後回しにできません。

    確認項目決める内容失敗を防ぐポイント
    入力ルール必須項目、写真登録、
    メモの書き方
    担当者ごとの差を減らす
    データ移行紙カルテ、Excel、
    既存システムから移す範囲
    全件移行か一部移行かを先に決める
    権限管理閲覧、編集、削除、
    CSV出力の範囲
    退職者や外部スタッフのアクセスを管理する
    共有ルールスタッフ間で共有する
    情報の範囲
    個人メモと店舗共有情報を分ける
    バックアップ保存先、出力方法、
    解約後の閲覧条件
    長期運用と乗り換えに備える

    導入時は、すべての過去カルテを一度に移す必要はありません。直近来店客、再来頻度が高い顧客、写真や薬剤履歴が重要な顧客から移行すると、現場負荷を抑えながら電子化を進められます。

    紙カルテ、テンプレート、無料アプリから移行するタイミング

    紙カルテやExcelテンプレートは、開業初期や小規模運用では十分に使えます。ただし、顧客数が増え、写真や施術履歴を探す時間が増えた時点で、電子カルテへの移行を判断します。無料アプリも有効ですが、長期運用では容量、スタッフ共有、データ出力の制限が課題になります。

    本格的に予約、会計、売上管理までまとめる場合は、本記事の比較表で各サービスを確認してください。

    現在の管理方法ごとに、次に確認すべき内容は変わりますので、下記の記事を参考にしてください。

    紙カルテの記録項目や作り方を整理するなら顧客カルテの作り方

    ExcelやPDFで使えるテンプレートを探すなら

    無料アプリから始めるなら無料電子カルテの記事を参照

    美容室の電子カルテと顧客管理システムの違い

    電子カルテは「施術を再現するための顧客・施術記録」が中心です。一方、顧客管理システムは予約、購買、来店周期、LINE配信、売上分析などを使い、再来店や店舗運営へ顧客データを活用する範囲まで含みます。実際には両機能を一体化したサービスも多いため、電子カルテ選定では「カルテ機能が自店の施術記録に十分か」を先に確認し、その後にCRM・販促機能を比較すると整理しやすくなります。

    予約・POS・LINE・再来店施策まで含めて比較する場合は、ORENDの「美容室の顧客管理システム」および「サロン向け顧客管理システム」を参照してください。

    よくある質問

    美容室の電子カルテは無料でも使えますか?

    使えます。ただし無料プランは顧客数、写真枚数、予約件数、保存容量などに上限がある場合があります。無料トライアルは期間終了後に有料契約が必要になるため、永久無料のプランとは区別してください。

    iPadがないと電子カルテは使えませんか?

    サービスによります。Aiony、Bionly、BINS CEなどはiPad利用を前提または重視していますが、KaruteKunはPC・タブレット・スマートフォンに対応しています。現在の端末を流用できるかを導入前に確認してください。

    紙カルテの内容は自動で移行できますか?

    紙の手書き内容は、そのまま完全自動で移行できるとは限りません。既存システムのCSVデータは移行できる場合がありますが、対象項目や写真の扱いはサービスごとに異なります。顧客数が多い場合は、移行作業の代行可否と費用も確認してください。

    解約するとカルテデータは消えますか?

    サービスごとに異なります。KaruteKunは解約後も閲覧とCSV出力が可能と案内しています。カルテナは端末内データが残るとしています。一方、クラウドサービスでは契約終了後の保持期間が定められる場合があるため、契約前にデータ出力と削除時期を確認してください。

    電子カルテとPOSは同じサービスにそろえるべきですか?

    必ずしも同じである必要はありません。現在のPOSや予約システムに満足しているなら、カルテ単体の導入も合理的です。二重入力が多い、会計と施術履歴を自動で紐づけたい、複数店舗の集計まで行いたい場合は統合型を検討します。

    美容室向け電子カルテは運用範囲を決めてから比較する

    美容室向け電子カルテは、写真や施術履歴を残すだけの軽量なアプリから、予約・POS・LINE・分析まで含むサロン管理システムまで幅があります。最初に「カルテだけを電子化するのか」「予約・会計までまとめるのか」を決め、その後に写真・手書き、料金、端末、スタッフ共有、データ移行を比較してください。

    カルテ単体・低コスト:Aiony、A’staff電子カルテBasic、カルテナ

    スマホ中心でカルテ・予約・売上:KaruteKun、LiME、美歴

    POS・予約まで統合:Bionly、SalonAnswer、SALONPOS LinQ2、coming-soon

    写真・手書きを重視:BEAUTY PALETTE、BEFORE AFTER、BINS CE

    まとめ

    美容室、サロン向け電子カルテは、サービスの知名度や機能数だけで選ぶものではありません。予約、会計、売上管理までまとめるのか、施術履歴や写真を次回提案に活用するのか、既存の予約システムやPOSを残すのかで、選ぶべきサービスは変わります。

    最終的には、自店舗の業務課題を先に決め、その課題を解決する機能を持つサービスを選ぶことが重要です。電子カルテは単なる記録ツールではなく、再来提案、スタッフ共有、売上管理まで支える店舗運営の基盤になります。

  • 美容室カルテテンプレート無料ダウンロード7選!Excel、PDFの違いも解説

    美容室カルテテンプレート無料ダウンロード7選!Excel、PDFの違いも解説

    美容室のカルテテンプレートは、顧客情報や施術履歴を記録するための雛形です。無料テンプレートを使えば、Excel、Googleスプレッドシート、印刷用テンプレートで紙カルテ管理を始められます。ただし、テンプレートは記録用の書式であり、写真管理、検索、予約連携まで行うアプリとは役割が違います。自店舗の業態、記録項目、保存方法に合わせて選ぶことが重要です。

    この記事でわかること
    • 無料で使える美容室カルテテンプレートと作成ツール
    • Excel、PDF、Googleスプレッドシートの違い
    • 美容室、サロン向けに使える無料カルテテンプレート7選

    おすすめのサービス

    STORES予約 LINE/インスタ予約も可能 無料予約システム

    STORES予約
    • 【初期/月額0円】美容室・エステ・サロン向け
    • 集客サイト・インスタ・SNSの予約を自動連携
    • POS連携で顧客・売上データも全部一つで管理

    無料で美容室・サロン向け予約システムを始めるには

    初期/月額0円/LINE予約の詳細を見る

    美容室、サロン向けカルテテンプレートとは

    美容室カルテテンプレートとは、顧客情報、来店履歴、施術内容、薬剤、会話メモなどを記録するための雛形です。テンプレートはカルテの書式であり、Excel、PDF、Googleスプレッドシートはその書式を使用できるようにするツールです。

    印刷して保管すれば紙カルテ、ExcelやGoogleスプレッドシートに保存すれば電子的なカルテ管理になります。一方で、無料アプリや電子カルテシステムはテンプレートではなく、カルテ情報を管理するためのツールです。

    種類役割保存方法注意点
    カルテテンプレート顧客情報や施術履歴を
    記録する雛形
    紙、Excel、PDF、
    スプレッドシートなど
    店舗用に項目調整が必要
    紙カルテ印刷したテンプレートに
    手書きする運用
    紙で保管検索、共有、バックアップ
    に弱い
    無料アプリスマホやクラウドで
    カルテを管理するツール
    アプリ、クラウド無料枠として容量制限がある
    電子カルテシステム予約、POS、売上管理
    まで含める本格管理
    クラウド、
    店舗システム
    月額費用や導入支援、
    サポート体制を確認する

    美容室カルテに入れる基本項目

    美容室カルテは、次回来店時に「前回何をしたか」「今回何に注意するか」「次に何を提案するか」を確認できることが重要です。項目は多ければよいわけではありません。実際に施術前・施術中・会計時に参照する情報から決めます。

    区分項目例記録する目的
    顧客基本情報顧客ID、氏名、ふりがな、連絡先、初回来店日、担当顧客の特定と連絡、担当引き継ぎ
    髪・頭皮髪の長さ、太さ、毛量、ダメージ、頭皮・皮膚に関する注意事項施術条件の確認。必要性のない健康情報は収集しすぎない。
    施術履歴来店日、メニュー、カット内容、カラー/パーマ、使用薬剤、配合、放置時間、担当前回施術の再現とトラブル防止
    仕上がり仕上がりの所感、顧客の反応、写真の有無次回調整と提案
    店販・料金購入商品、施術料金、店販料金次回提案や購入履歴の確認
    次回提案次回の推奨時期、提案メニュー、注意点、予約有無再来時の提案を担当者間で共有
    同意・管理写真撮影/利用の同意、個人情報の利用目的、必要に応じた同意記録情報取得・利用の範囲を明確にする

    薬剤・施術履歴は「再現できる粒度」で残す

    カラーやパーマを行う美容室では、「カラー実施」だけでは次回来店時の再現に使えません。店舗で必要な範囲で、薬剤名・色番号・配合・放置時間・塗布範囲など、次回の施術判断に使う情報を統一して記録します。自由記述だけにするとスタッフごとに表記がばらつくため、頻出項目は選択式や定型欄にしておくと確認しやすくなります。

    写真は「保存」と「外部公開」を分けて考える

    施術前後の写真をカルテに保存する場合は、何のために撮影・保存するのかを明確にして扱います。店舗内の施術記録として保存する目的と、SNSやWebサイトで公開する目的は異なります。外部公開まで想定する場合は、店舗内保存とは別に、公開範囲が分かる形で確認・同意を得る運用が安全です。

    無料カルテテンプレートの選び方

    無料カルテテンプレートは、記録用の雛形で足りる店舗に有効です。顧客情報や施術履歴を残すだけなら、ExcelやPDFのテンプレートで十分です。一方で、写真管理、検索、複数端末共有、予約やPOS連携まで必要な場合は、テンプレートではなく無料アプリや電子カルテシステムを検討します。

    確認項目テンプレートで対応できる範囲テンプレートでは弱い範囲
    顧客情報氏名、連絡先、来店日、担当者を記録顧客数が増えると検索と更新に手間がかかる
    施術履歴施術内容、薬剤、会話メモを残す写真や動画を顧客別に管理するには不足する
    共有紙の回覧や共有ファイルで対応同時編集、権限管理、変更履歴には限界がある
    保存紙、PC、クラウドに保管自動バックアップや端末間同期は別管理になる
    連携予約や会計とは別で管理予約、POS、売上分析との連携はできない

    無料で使える美容室、サロン向けカルテテンプレート7選

    無料で使えるカルテテンプレートには、Googleスプレッドシート、Excel、オンライン編集、印刷サービスがあります。まずはどの運用に使うかで候補を絞り、その後に形式や無料範囲を比較してください。テンプレートへ直接入力して保存する方法もありますが、頭部図や施術メモ欄があるものは、印刷して紙カルテとして記入する運用が現実的です。

    目的選ぶテンプレート
    頭部図入りで紙カルテ管理Googleスプレッドシート 美容室カルテテンプレート
    詳細な施術記録Googleスプレッドシート サロンカルテテンプレート詳細版
    最低限の記録Googleスプレッドシート 美容室カルテテンプレート簡易版
    Excelでシンプルに記録テンプレート祭り 書式1
    顧客情報も同じ用紙で管理テンプレート祭り 書式2
    デザインを整えて印刷Canva
    紙カルテをまとめて印刷Salon Print
    テンプレート名
    (サービス)
    形式無料範囲主な使い方判断ポイント
    Googleスプレッドシート
    美容室カルテテンプレート
    Google
    スプレッドシート
    無料入力保存、
    印刷して
    紙カルテ管理
    頭部図を使って
    施術内容を手書き
    で残す場合
    Googleスプレッドシート
    サロンカルテテンプレート詳細版
    Google
    スプレッドシート
    無料入力保存、
    印刷して
    紙カルテ管理
    美容室、サロンで
    施術内容を細かく
    記録する場合
    Googleスプレッドシート
    美容室カルテテンプレート簡易版
    Google
    スプレッドシート
    無料入力保存、
    印刷して
    紙カルテ管理
    最低限の顧客情報と
    施術メモを残す場合
    テンプレート祭り
    美容室カルテ 書式1
    Excel登録不要で
    無料ダウンロード
    Excel入力、
    印刷して
    紙カルテ管理
    施術履歴、会話、料金
    をシンプルに残す場合
    テンプレート祭り
    美容室カルテ 書式2
    Excel登録不要で
    無料ダウンロード
    Excel入力、
    印刷して
    紙カルテ管理
    顧客情報欄も含めて
    管理する場合
    Canva
    カルテテンプレート
    オンライン編集、
    PDF出力など
    無料範囲ありデザインを調整して
    印刷用カルテを作成
    見た目を整えたカルテ
    を作りたい場合
    Salon PrintWeb編集、
    印刷注文
    テンプレート閲覧、
    Web編集
    印刷注文は有料
    紙カルテを作成、
    印刷して使う
    美容室、
    エステ、
    ネイル、
    アイラッシュ用
    の紙カルテを
    まとめて
    用意する場合

    Googleスプレッドシート 美容室カルテテンプレート

    こちらは、美容室向けのカルテテンプレートです。Googleスプレッドシート上で入力して保存でき、印刷して紙カルテとして使うこともできます。頭部図が入っているため、カット位置、薬剤の塗布位置、施術メモを手書きで残す運用にも使えます。

    Googleスプレッドシート サロンカルテテンプレート詳細版

    こちらは、美容室、エステ、ネイル、アイラッシュなどのサロンで使うカルテテンプレートです。通常の顧客情報だけでなく、施術内容やカウンセリング内容を細かく残す運用に使えます。入力して保存する方法だけでなく、印刷して施術ごとに記入する紙カルテ管理にも対応できます。

    Googleスプレッドシート 美容室カルテテンプレート簡易版

    こちらは、美容室、サロンで使う簡易版のカルテテンプレートです。顧客情報や施術メモを最低限に絞って残す構成のため、開業直後、個人サロン、紙カルテから始める店舗で使えます。項目が少ない分、毎回の記入負担を抑えた運用にできます。

    テンプレート祭り 美容室カルテ 書式1

    テンプレート祭りの美容室カルテ書式1は、Excelで作成されたA4縦の無料テンプレートです。登録不要で無料ダウンロードでき、日付、担当、技術内容、会話、技術料金、販売料金などを記録できます。まずは施術履歴をシンプルに残す場合に使います。

    テンプレート祭り 美容室カルテ 書式2

    テンプレート祭りの美容室カルテ書式2は、書式1に顧客情報欄を追加したExcelテンプレートです。生年月日、電話番号、住所などの記入欄があるため、施術履歴だけでなく、顧客の基本情報も同じ用紙で管理できます。書式1より記録項目が多いため、紙カルテとして継続管理する場合に有効です。

    Canva – カルテテンプレートをオンラインで編集、印刷用データを作成

    canva-美容室・サロン向け-チラシ・予約表・メニュー表_キャプチャ
    • カルテテンプレートをオンラインで編集できる
    • PDF出力や印刷用データの作成に対応
    • 無料素材と有料素材が混在する
    • メニュー表やチラシも同じデザインで作れる

    Canvaは、オンライン上でカルテテンプレートを編集できるデザイン作成ツールです。美容室やサロン向けのカルテを一から作るのではなく、既存のテンプレートをもとに文字、項目、色、レイアウトを調整し、PDF出力や印刷用データとして使えます。Excelテンプレートのように施術履歴を管理するものではなく、紙カルテとして印刷するデザインを整える用途で活用するツールです。

    canva-美容室・サロン向け-美容・ネイルサロンメニュー作成_キャプチャ

    アイコンや写真も豊富な素材から作成が可能で、面倒な背景画像の切り取りもワンボタン・フォントも多種多様でお店や目的に合わせてイメージ通りのデザインが作れます。

    Canvaの特徴

    無料範囲でもテンプレートや素材を使えますが、有料素材やCanva Proの機能が含まれる場合があります。有料版のCanva Proでは、360万点以上のテンプレート、1億4,100万点以上のプレミアム写真、動画、グラフィック、音源、AI機能、100GBのクラウドストレージを利用できます。カルテだけでなく、メニュー表、チラシ、ポイントカードなどの販促物も同じデザインで整える店舗に有効です。

    料金は公式サイトで確認してください。

    詳細はこちら:https://www.canva.com

    Salon Print – ビューティーガレーのサロンカルテ・予約表テンプレート

    Salon Print
    • WEB上で編集可能
    • エステサロン、美容室、まつげサロンなど様々なテンプレートを容易
    • テンプレートだけでなく、プリントまで対応

    Salon Printはサロン専門カルテ印刷サイトです。美容室用、エステサロン用、まつげサロン用など各種業界に最適なオリジナルカルテがあります。また、カルテは自社の使いやすいようにWEBで編集することもできるため、自社に合わせた内容にカスタマイズできます。テンプレートのダウンロードだけでなく、プリントまで対応可能であり、一括で注文することでプリントアウトよりもお得に利用できます。

    詳細はこちら:https://salonprint.jp/lp/karte/

    汎用テンプレートから自店にあったカルテを作る場合

    美容室、サロン専用のカルテテンプレートで足りない場合は、汎用の顧客管理テンプレートをもとに自店用へ調整する方法もあります。ただし、これらは美容室専用カルテではありません。薬剤履歴、髪質、施術メモ、次回提案などの項目は、自店舗の運用に合わせて追加します。

    サービス名形式無料範囲使う場面注意点
    bizroute 顧客カルテExcel
    PDF
    無料ダウンロードサロン向けの顧客カルテを
    Excel、PDFで使う場合
    美容室専用ではないため、
    項目の調整が必要
    bizocean 顧客管理表、顧客管理シートExcel
    Word
    Googleなど
    無料と有料が混在顧客情報を一覧や
    個別シートで整理する場合
    美容室用の施術項目
    は追加する
    Microsoft Office 顧客管理表Excel無料テンプレートExcelで顧客情報を検索、
    管理する場合
    カルテ本体ではなく
    顧客管理表として使う

    bizroute顧客カルテ

    • Excel、PDFの両方で使える顧客カルテを無料でダウンロードできる
    • 美容院、ネイルサロン、エステ向けの業種別カルテが用意されている
    • 来店日、施術履歴、使用した薬剤や商品、好みのスタイルなどを記録でき、サロン向けカルテのベースとして使える

    Bizrouteの顧客カルテは、Excel、PDF形式で使える無料テンプレートです。美容院、ネイルサロン、エステ向けの顧客カルテも用意されており、来店日、施術履歴、使用した薬剤や商品、好みのスタイルなどを記録する用途で使えます。美容室専用テンプレートとしてそのまま使うより、サロン向けの汎用カルテを自店用に調整する位置付けです。

    詳細はこちら: https://exia.co.jp/bizroute/customer_template.html

    Bizocean(ビズオーシャン)- 国内最大級のテンプレート無料ダウンロードサイト

    Bizocean(ビズオーシャン)
    • 会員数320万人以上
    • 様々な顧客管理テンプレートを取り揃えている
    • ほとんどが無料でダウンロード可能

    bizoceanは、顧客管理表、顧客管理シート、顧客管理カードなどのテンプレートを掲載しているテンプレートサイトです。Excel、Word、Googleスプレッドシート形式などがあり、無料テンプレートと有料テンプレートが混在します。美容室カルテとして使う場合は、顧客情報の管理項目をベースに、施術内容、薬剤履歴、注意点、次回提案を追加します。

    詳細はこちら: https://www.bizocean.jp/doc/category/36/

    Microsoft Officeテンプレート – 顧客管理表の無料ダウンロードサイト

    Microsoft Officeテンプレート
    • Microsoftが提供しているテンプレート
    • フィルタ機能を使うことで欲しい情報を検索可能
    • 表の色も簡単に変更可能

    Microsoft Officeテンプレートには、Excel形式の顧客管理表があります。フィルタ機能で情報を検索でき、表の色変更にも対応しています。美容室カルテそのものではありませんが、顧客名、連絡先、来店履歴などを一覧管理するベースとして使えます。

    詳細はこちら:https://www.microsoft.com/ja-jp/office/pipc/template/result.aspx?id=13290

    Excel、PDF、Googleスプレッドシートの違い

    同じカルテテンプレートでも、形式によって運用は変わります。印刷して手書きで使うならPDF、項目を編集するならExcel、複数人で確認するならGoogleスプレッドシートが候補となります。

    形式できること注意点利用場面
    Excel項目を編集し、店舗用に調整できるファイル管理とバックアップが必要メニューや記録項目を変える店舗
    PDF印刷して紙カルテとして使える編集や検索には向かない手書き管理、紙保管を続ける店舗
    Googleスプレッドシートクラウドで共有し、同時確認できる権限設定と入力ルールが必要複数人で確認する小規模店舗
    オンライン作成ツールデザインを調整して作れる有料素材や出力条件を確認する印刷物の見た目を整える場合

    無料カルテテンプレートを使う手順

    無料テンプレートは、ダウンロードして終わりではありません。施術の流れに合わせて、どの書類をどの場面で使うかを決めることで、紙カルテでもExcel管理でも運用が安定します。

    流れ使う書類記録する内容運用のポイント
    来店前
    初回来店時
    カウンセリングシート悩み、希望、
    過去の施術歴、
    アレルギー
    初回情報をカルテ本体
    へ引き継ぐ
    施術前問診票、同意書体調、禁忌事項、
    施術内容、注意事項
    への同意
    カラー、パーマ、エステ系
    施術では重要
    施術中
    施術後
    カルテ本体来店日、担当者、
    薬剤、施術内容、
    仕上がり
    施術後すぐに記録する
    会計後
    次回来店前
    カルテ本体次回提案、購入商品、
    注意点、会話メモ
    再来店時の提案に使う
    継続管理Excel、PDF、スプレッドシート保管先、更新日、
    共有範囲、バックアップ
    担当者ごとの入力ルール
    を統一する
    1. 自店舗で記録する項目を決める
    2. Excel、PDF、Googleスプレッドシートから形式を選ぶ
    3. 不要な項目を削り、必要な項目を追加する
    4. 記入タイミングと保管場所を決める
    5. 月1回を目安に抜け漏れとバックアップを確認する

    Nagomi – カウンセリングシートの無料テンプレート

    Nagomi
    • カウンセリングの4つのステップに合わせたテンプレート
    • ビジネスチャンス拡大に寄与
    • エクセルテンプレート

    Nagomiは、カウンセリングシートの無料テンプレートを提供しています。カルテ本体ではありませんが、初回来店時のヒアリング内容を整理する付帯書類として使えます。カウンセリング内容をカルテ本体に転記する流れを決めておくと、施術履歴と顧客の希望をつなげて管理できます。

    詳細はこちら:http://nagomi-c.co.jp/blocks/index/00078

    美容室カルテで個人情報を扱うときの注意点

    美容室のカルテには、氏名、連絡先、来店履歴、施術内容などの個人情報が含まれます。個人情報保護委員会のガイドラインでは、個人情報を取り扱う事業者に利用目的の特定・通知または公表、安全管理措置などが求められています。紙かExcelかにかかわらず、「どの媒体なら安全か」ではなく、店舗として取得・保存・共有・廃棄を管理する必要があります。

    利用目的を明確にする

    顧客情報を取得するときは、施術履歴の管理、予約連絡、アフターフォローなど、何に利用するのかをできる限り具体的に特定します。個人情報保護委員会は、本人が自分の情報がどのような目的で利用されるか合理的に予測できる程度に利用目的を特定する必要があると説明しています。

    病歴などの要配慮個人情報を扱う場合は特に注意する

    美容室のカウンセリングで健康状態に関する情報を扱うことがありますが、すべての健康に関するメモを一律に「要配慮個人情報」と断定するのは適切ではありません。一方、病歴、医師による診療・調剤に関する情報、健康診断結果などは法令上の要配慮個人情報に該当し、取得には原則として本人の同意が必要です。施術に必要な情報だけを取得し、病歴等を記録する場合は同意の取り方を含めて運用を確認してください。

    紙カルテとExcelで安全管理の方法を変える

    管理項目紙カルテExcel・クラウドファイル
    閲覧保管棚を限定し、無関係な人が見られないようにする共有先・閲覧権限・編集権限を必要なスタッフに限定する
    持ち出し原則の持ち出し可否と承認ルールを決める個人端末への保存・USBコピー等のルールを決める
    バックアップ紛失・火災等からの復元が難しい点を考慮するバックアップ・履歴復元の方法を確認する
    退職・異動鍵・保管場所へのアクセスを停止するアカウント・共有リンク・権限を速やかに停止する
    廃棄判読できない状態で廃棄するゴミ箱・バックアップ・共有コピーも含めて削除手順を決める

    出典:個人情報保護委員会「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)」「利用目的の特定・通知又は公表に関するFAQ」「要配慮個人情報に関するFAQ」。

    無料テンプレートで足りない場合は電子カルテへ移行する

    無料テンプレートは、記録項目を固める段階や、紙・Excelで十分に回る小規模運用では有効です。一方、顧客数やスタッフ数が増え、検索・写真・予約連携まで必要になると、ファイル管理の負担が大きくなります。

    状態テンプレートで対応次に検討するもの
    顧客基本情報と施術履歴だけを残す対応しやすいExcel/PDF/Googleドキュメントを継続
    施術前後の写真を顧客別に検索したい弱い無料の美容室向け電子カルテ
    複数スタッフで同時に履歴を確認したい権限管理が煩雑電子カルテ/顧客管理アプリ
    予約・POS・売上と顧客情報をつなげたいテンプレートでは不可/別管理美容室・サロン向け電子カルテ、顧客管理システム

    無料の電子カルテアプリは次の記事をご覧ください。


    電子カルテを予約やPOSまで含めて管理する場合は次の記事をご覧ください。

    まとめ

    美容室カルテテンプレートは、顧客情報や施術履歴を残すための雛形です。無料で始めるなら、まず業態別に必要な項目を確認し、Excel、PDF、Googleスプレッドシートのどれで管理するかを決めます。

    • 紙やExcelで記録するだけなら無料テンプレートで十分です
    • 写真、検索、スマホ共有が必要なら無料電子カルテアプリを検討します
    • 予約、POS、売上管理までまとめるなら電子カルテシステムへ進みます

    無料テンプレートは、コストを抑えてカルテ運用を始める方法として有効です。運用量が増えたら、テンプレートにこだわらず、アプリや電子カルテへ切り替えます。

    よくある質問

    美容室カルテのテンプレートは本当に無料で使えますか?

    提供元ごとに条件が異なります。テンプレート祭りは登録不要の無料ダウンロード、SalonPrintは利用規約上テンプレート自体を無料で利用できますが再配布・販売等に制限があります。Canvaは無料テンプレートがある一方、有料素材や機能が含まれる場合があります。利用前に各提供元の最新条件を確認してください。

    ExcelとPDFはどちらがおすすめですか?

    項目を追加・変更するならExcel、レイアウトを固定して印刷・手書きするならPDFが向いています。顧客検索や来店履歴の集計まで行う場合はExcelの方が扱いやすく、施術中の記入速度を優先するなら紙PDFが使いやすいケースがあります。

    美容室カルテには何を書けばよいですか?

    顧客基本情報、来店日、担当、施術内容、使用薬剤、髪・頭皮に関する施術上の注意、仕上がり、次回提案を中心にします。店舗で使わない項目まで増やすと記録が続かないため、次回来店時に参照する情報を優先してください。

    美容室カルテの保存期間は何年ですか?

    今回確認した公的情報からは、美容室の顧客カルテ全般に一律の保存年数を定める根拠は確認できませんでした。顧客対応、トラブル対応、社内の個人情報管理方針などを踏まえて保存期間と廃棄基準を定め、不要になった個人データを漫然と残さない運用にしてください。個別の法的判断が必要な場合は専門家へ確認してください。

    顧客の病歴や投薬情報を書いてもよいですか?

    施術に必要な範囲を超えて健康情報を収集しないことが基本です。病歴や医師による診療・調剤に関する情報などは要配慮個人情報に該当し、取得には原則として本人の同意が必要です。取得する場合は利用目的と必要性を整理し、管理方法も通常の顧客情報以上に慎重に設計してください。

    顧客カルテ全般の作り方も知りたい場合は?

    美容室に限らず、小売・営業・教室などを含めた顧客カルテの作り方や、テンプレート・アプリ・CRMの使い分けは別記事で解説しています。

    関連記事:顧客カルテの作り方と無料テンプレート

  • 顧客カルテの作り方|無料テンプレート・記載項目・Excel運用を解説

    顧客カルテの作り方|無料テンプレート・記載項目・Excel運用を解説

    顧客カルテとは、顧客1人・1社ごとの基本情報と対応履歴をまとめ、次の接客・提案・引き継ぎに使う記録台帳です。小規模な運用ならExcelやPDF、Googleスプレッドシートの無料テンプレートから始められます。ただし、項目を増やしすぎると入力が続かず、複数人共有や写真・予約・会計との連携が必要になると表計算だけでは管理しにくくなります。

    この記事では、無料で使える顧客カルテテンプレート、最低限の記載項目、Excelなどでの作り方、業種別に追加する項目、個人情報を扱う際の注意点、アプリやCRMへ移行する目安まで整理します。

    この記事でわかること
    • 顧客カルテで管理する情報と必要になる場面
    • 無料テンプレート、アプリ、CRMの違いと選び方
    • 業種別、店舗規模別に選ぶべき顧客カルテの作り方

    顧客カルテとは?顧客管理表・CRMとの違い

    顧客カルテとは、特定の顧客について「基本情報」「これまでの対応・利用履歴」「次に行うこと」を一つにつなげて記録する台帳です。氏名や連絡先だけを並べる名簿ではなく、前回までの経緯を確認し、次の接客や提案に活用できる状態を作ることが目的です。

    本記事で扱う「顧客カルテ」は、店舗・営業・スクール・士業などで使う顧客管理用の記録を指します。医療機関が作成・保存する診療録とは別のものです。

    管理方法主な単位向いている用途弱いところ
    顧客カルテ顧客1人・1社ごとの個票対応履歴、来店履歴、要望、提案、次回対応を深く記録する多数の顧客を横並びで集計・分析するには工夫が必要
    顧客管理表・顧客リスト複数顧客の一覧連絡先、担当、ステータスなどを一覧・検索・並べ替えする1人ごとの長い履歴を追いにくい
    CRM・顧客管理システム顧客データ+業務プロセス履歴共有、検索、販促、営業管理、予約・会計等との連携導入費用・設定・運用ルールが必要になる場合がある

    顧客数が少ないうちは「顧客一覧」と「顧客カルテ」をExcel内で分けて持つ方法でも運用できます。顧客一覧は探すため、顧客カルテは経緯を読むため、と役割を分けると設計しやすくなります。

    顧客カルテが必要になる場面

    顧客カルテは、顧客数が増えたときだけ必要になるものではありません。少人数の店舗でも、前回の対応内容を忘れる、担当者によって案内が変わる、顧客の好みを接客に反映できない状態なら、顧客カルテを作る段階です。

    課題顧客カルテで解決すること必要な記録
    担当者が変わると
    対応品質が落ちる
    前回対応を共有し、
    引き継ぎ漏れを防ぐ
    担当者、対応日、
    会話メモ、注意事項
    再来店時に前回内容
    を確認できない
    過去の履歴を見て接客、
    施術、提案をつなげる
    来店履歴、施術履歴、
    購買履歴、次回提案
    顧客ごとの好みや
    要望が残らない
    好み、悩み、要望を記録し、
    提案精度を上げる
    好み、要望、購入商品、
    相談内容
    問い合わせ対応に
    時間がかかる
    過去のやり取りを確認し、
    同じ説明を減らす
    問い合わせ内容、
    回答履歴、対応期限
    売上改善の
    打ち手が見えない
    リピート、休眠、
    購入頻度を把握する
    利用頻度、購入金額、
    再来店日、反応履歴

    顧客カルテの作り方は4種類

    顧客カルテの作り方は、無料テンプレート、無料アプリ、有料アプリ、CRMやPOS、予約連携型の4種類に分けられます。最初に決めるべきことは、サービス名ではありません。紙やファイルで足りるのか、写真や検索が必要なのか、予約や会計まで連携するのかを先に判断します。

    作り方特徴費用感メリット注意点
    無料テンプレートExcel、
    PDF、
    Google
    スプレッドシート
    で作成
    無料中心低コストで開始でき、
    項目を店舗用に調整できる
    検索、
    写真管理、
    共有、
    バックアップは別管理
    無料アプリスマホや
    クラウドで
    顧客情報を管理
    無料枠あり写真、検索、
    スマホ確認に
    対応できる
    件数、容量、機能
    に制限
    有料アプリ顧客情報、
    写真、
    履歴、
    スタッフ共有
    を管理
    月額費用あり共有、権限管理、
    サポート
    を強化できる
    費用と移行作業
    が発生
    CRM、POS、予約連携型予約、会計、
    売上、
    顧客情報を
    まとめて管理
    月額費用、
    初期費用あり
    複数店舗、
    分析、
    会員管理まで
    拡張できる
    導入設計と
    運用ルール
    が必要

    無料テンプレートで作る

    無料テンプレートは、顧客カルテを低コストで始める方法です。ExcelやGoogleスプレッドシートなら項目を編集でき、PDFなら印刷して紙カルテとして運用できます。記録量が少ない個人店舗や、まず項目を整理する段階では無料テンプレートが基本です。

    形式管理方法注意点
    Excel項目を編集し、店舗用の顧客カルテを作るファイル管理、バックアップ、
    入力ルールを決める
    PDF印刷して手書きの紙カルテとして使う検索や共有はできないため、
    保管場所を決める
    Google
    スプレッドシート
    クラウド上で入力、共有、保存する閲覧権限、編集権限、
    誤入力時の復元ルールを決める

    美容室、サロン用の無料カルテテンプレートは下記で詳しく解説しています。

    無料アプリで管理する

    無料アプリは、テンプレートより一段進んだ管理方法です。スマホで顧客情報を確認し、写真や履歴を顧客ごとに残せます。紙やExcelで確認に時間がかかる段階では、無料アプリを検討します。

    無料アプリでできること制限として確認すること判断の目安
    顧客情報
    来店履歴
    施術履歴の保存
    登録件数
    保存容量
    写真枚数
    紙やExcelで検索に時間がかかる
    スマホ、
    タブレットでの確認
    利用端末数
    スタッフ数
    共有範囲
    外出先や施術中に確認する場面がある
    写真やメモの管理無料枠の容量
    有料化条件
    写真を顧客別に残す必要がある

    美容室、サロン用の無料電子カルテアプリは下記で比較しています。

    有料アプリで管理する

    有料アプリは、スタッフ共有や写真管理を安定させるための方法です。無料アプリでは足りない件数、容量、権限管理、サポートが必要になった段階で選びます。特にスタッフ複数名で同じ顧客情報を見る店舗では、入力ルールと閲覧権限を管理できることが重要です。

    無料アプリとの違い費用が発生する理由確認する項目
    保存容量
    写真管理
    スタッフ共有
    が広がる
    クラウド保存、サポート、
    機能拡張を利用するため
    月額費用
    登録件数
    端末数
    権限設定
    顧客別の履歴を検索できる顧客数が増えても運用できる
    仕組みを使うため
    検索項目
    履歴の見方
    データ出力
    予約や会計との連携が可能店舗運営全体の管理機能
    を使うため
    予約連携
    POS連携
    売上分析

    美容室、サロン用の電子カルテ比較は下記で詳しく解説しています。

    サロンの顧客管理システム全体を比較する場合は下記も確認します。

    CRM、POS、予約連携型で管理する

    CRM、POS、予約連携型は、顧客カルテを単体で持たず、予約、会計、売上、会員情報とまとめて管理する方法です。複数店舗やスタッフ数が多い店舗では、カルテだけを切り出すより、店舗運営全体と連携した方が管理精度が上がります。

    連携する情報必要になる店舗確認ポイント
    予約情報予約経路が複数ある店舗予約履歴、キャンセル履歴、
    来店履歴と顧客情報が紐付くか
    POS
    会計情報
    購買履歴、売上、
    会員情報を管理する店舗
    購入履歴、売上分析、
    スタッフ別実績を確認できるか
    CRM
    会員管理
    再来店施策、ポイント施策
    を行う店舗
    セグメント配信、休眠顧客管理、
    権限管理に対応するか

    おすすめのサービス

    STORES予約 LINE/インスタ予約も可能 無料予約システム

    STORES予約
    • 【初期/月額0円】美容室・エステ・サロン向け
    • 集客サイト・インスタ・SNSの予約を自動連携
    • POS連携で顧客・売上データも全部一つで管理

    無料で美容室・サロン向け予約システムを始めるには

    初期/月額0円/LINE予約の詳細を見る

    顧客カルテの作り方|5ステップで項目と運用を決める

    顧客カルテは、テンプレートを選ぶ前に利用目的と記録ルールを決めると定着しやすくなります。作成手順は次の5ステップです。

    1. 何のために記録するかを決める

    「担当変更時の引き継ぎ」「前回の利用内容を確認する」「次回連絡を漏らさない」など、カルテを見る場面を先に決めます。利用目的が曖昧なまま項目を増やすと、入力だけ増えて活用されません。

    2. 必須項目と任意項目を分ける

    顧客ID、氏名・会社名、対応日、対応内容、次回アクションなど、業務に直接必要な項目を必須にします。趣味、家族構成、健康状態などは「何に使うのか」を説明できないなら、最初から集めない方が管理負荷を抑えられます。

    3. Excel・PDF・Googleスプレッドシートから形式を選ぶ

    一人で編集し、関数や表を作り込むならExcel、印刷・手書き中心ならPDF、複数人でクラウド共有するならGoogleスプレッドシートが候補です。ExcelもOneDriveやSharePoint Onlineに保存し、対応環境を整えれば共同編集できます。

    4. 「いつ・誰が・どう書くか」を統一する

    対応後すぐに更新する、対応履歴は1回1行、主観ではなく事実と本人発言を分ける、次回アクションには期限を入れる、などのルールを決めます。自由記述を長文にしすぎず、スタッフが短時間で更新できる形にします。

    5. 小さく試して不要な項目を削る

    最初から全顧客・全スタッフへ展開せず、一部の運用で試します。入力されない項目は「必要なのに分かりにくい」のか「そもそも使わない」のかを確認し、項目を減らします。カルテは情報量ではなく、次の対応に使えるかで評価します。

    Excel・PDF・Googleスプレッドシートはどう選ぶ?

    無料で始める場合でも、形式によって「編集」「共有」「印刷」「権限管理」のしやすさが異なります。自社の利用人数と更新方法から選びます。

    形式向いている運用強み注意点
    ExcelPC中心で編集・集計したい。関数やフィルタを使いたい。自由に項目・計算式を設定しやすい。OneDrive/SharePoint Online等を使った共同編集も可能。ローカルファイルをメール等で複製すると最新版が分かれやすい。共同編集には保存場所・対応環境を確認。
    PDF・紙受付や接客現場で手書きしたい。レイアウトを固定したい。入力方法が単純で、印刷レイアウトを固定できる。検索・集計・同時共有が難しく、保管・廃棄のルールが必要。
    Googleスプレッドシート複数人でブラウザから確認・更新したい。共有時に閲覧者・コメント可・編集者などの権限を設定できる。共有リンクの範囲、編集権限、誤削除時の復元・運用ルールを決める。

    複数人で編集する場合は、「全員が編集できる」状態にするのではなく、閲覧だけでよい人と編集担当を分けます。テンプレートの使いやすさだけでなく、誰がどの情報へアクセスできるかまで設計してください。

    業種別に追加する顧客カルテの項目

    共通項目は同じでも、次回対応に必要な履歴は業種で変わります。業種固有の項目は、共通カルテへ必要なものだけ追加します。

    業種追加したい主な項目設計のポイント
    美容室・サロン来店日、施術メニュー、担当者、使用商品・薬剤、本人の希望、次回提案、必要に応じて写真施術固有の記録は汎用カルテから分ける。写真を扱う場合は保存・共有方法も決める。
    小売・店舗購入商品、購入日、好み、問い合わせ・返品対応、会員状態一覧表と購買履歴を分け、接客メモは必要な範囲に絞る。
    BtoB営業会社情報、窓口・関係者、課題、商談履歴、提案内容、契約状況、次回アクション1社の基本情報と接点履歴を分け、担当変更でも経緯を追える状態にする。
    教室・スクール受講履歴、出欠、進捗、本人・保護者との連絡履歴、次回確認受講記録と連絡履歴を混ぜず、誰が更新したかを残す。
    士業・コンサル相談内容、契約範囲、案件・対応履歴、期限、次回確認顧客単位と案件単位を分ける必要があるかを先に決める。

    美容室・サロンで使う項目や無料の雛形を詳しく確認したい場合は、美容室向けカルテテンプレートでExcel・PDFの違いと業種固有の項目を確認できます。

    施術写真や複数スタッフでの履歴共有まで必要な場合は、美容室・サロン向け電子カルテの比較を確認してください。

    整体院で予約・施術履歴・会計までまとめて管理したい場合は、整体院向け顧客管理システムの比較で業務範囲ごとの選び方を整理しています。

    無料テンプレートで十分なケースと、アプリ・CRMへ移行する目安

    無料テンプレートで運用できるかは、顧客数だけでは判断できません。「探す・共有する・連携する」ための手作業が増えたかどうかで判断します。

    無料テンプレートで運用しやすい状態システム移行を検討したい状態
    利用者が少なく、編集担当が明確複数スタッフが同じ顧客を頻繁に更新し、競合編集や引き継ぎ漏れが起きる
    文字中心の履歴で足りる顧客ごとに多数の写真・ファイルを紐付けたい
    顧客を探す・履歴を読むのに時間がかからない検索や過去履歴の確認に時間がかかり、接客・営業へ影響する
    予約・会計・購買情報は別管理でも支障がない予約、POS、決済、会員情報などを顧客単位で一元化したい
    閲覧者・編集者を簡単なルールで管理できる部署・店舗・役職ごとに細かな閲覧/編集権限が必要

    美容室・サロンで「無料の電子カルテから試したい」という場合は、無料プラン・無料アプリと有料化条件を別記事で確認できます。

    関連記事:無料で使える美容室向け電子カルテ

    予約・会計・販促まで含めてサロン全体の顧客管理を見直す場合は、サロン向け顧客管理システムの比較が対象です。

    顧客カルテで個人情報を扱うときの注意点

    顧客カルテには氏名、連絡先、購買・来店・対応履歴などの個人情報が含まれることがあります。テンプレートを作るときは「何を記録するか」だけでなく、取得目的、閲覧権限、更新、保管・削除まで決める必要があります。

    利用目的を具体的に決め、必要に応じて本人へ明示する

    個人情報保護委員会のガイドラインでは、個人情報を取り扱う際に利用目的をできる限り具体的に特定することが求められています。また、申込書やWeb入力フォームなどで本人から直接個人情報を取得する場合は、原則として事前に利用目的を明示する必要があります。

    「顧客管理のため」のような広い表現だけで済ませず、「予約・来店対応」「商品・サービス提供」「アフターフォロー」など、実際の利用に即して目的を整理します。

    使わない個人情報を集めすぎない

    顧客カルテは、次の対応に使う情報だけを残します。入力欄があるからという理由で、生年月日、家族情報、健康状態などを一律に取得する必要はありません。利用目的との関係を説明できない項目は削る方が、入力負担と管理リスクを抑えられます。

    病歴などの要配慮個人情報は取扱いを慎重にする

    個人情報保護法上、病歴、健康診断等の結果、障害に関する情報などは「要配慮個人情報」に該当する場合があります。要配慮個人情報の取得は、例外を除き原則として本人の同意が必要です。美容、フィットネス、整体などで健康関連情報を記録する場合も、業務上の必要性と対象情報の性質を確認し、安易に自由記述へ残さないようにします。

    正確性・削除・安全管理まで運用ルールにする

    個人情報保護委員会のガイドラインでは、利用目的の達成に必要な範囲で個人データを正確かつ最新に保ち、利用する必要がなくなったときは遅滞なく消去するよう努めること、漏えい・滅失・毀損を防ぐため必要かつ適切な安全管理措置を講じることが示されています。

    • 閲覧・編集できる担当者を決め、退職・異動時に権限を見直す。
    • 紙は保管場所と廃棄方法、電子データは保存先・バックアップ・復元方法を決める。
    • 誤った連絡先や古い契約状態を放置せず、更新・訂正のタイミングを決める。
    • 不要になった情報をいつ見直し、削除するかを運用ルールにする。

    本節は一般的な情報提供であり、個別事業の法的判断を代替するものではありません。取り扱う情報や業界固有の法令がある場合は、個人情報保護委員会等の最新情報や専門家への確認が必要です。

    顧客カルテを形骸化させない運用ルール

    顧客カルテは、作成時より更新時のルールが重要です。更新されないカルテは、古い情報を参照するリスクがあるため、入力負担を増やさずに「次に使える情報」が残る形にします。

    ルール具体的な決め方避けたい状態
    更新タイミング来店・商談・問い合わせ等の対応直後、または当日中後日まとめて記憶で入力する
    記録単位1回の対応を1行。日付・担当・要点・次回行動を揃える1セルへ長文を追記し続ける
    記述方法事実、本人の希望、実施した対応を分ける担当者の推測・感情だけを書く
    次回行動「誰が・何を・いつまでに」を残す「様子を見る」「後で連絡」だけで終える
    確認責任更新担当と、定期的に項目・権限を見直す責任者を決める全員が責任者で、実質誰も管理しない

    まとめ|顧客カルテは「次の対応に使う情報」から作る

    顧客カルテは、顧客情報を多く集めるための台帳ではありません。顧客ごとの履歴を残し、次の接客・提案・引き継ぎを迷わず行える状態にするための記録です。

    • まずは顧客ID、氏名・会社名、連絡先、対応履歴、本人の希望、次回アクションなど必要最小限の項目から始める。
    • 無料テンプレートは、個票型カルテか一覧型顧客管理表かを確認して選ぶ。
    • Excel・PDF・Googleスプレッドシートは、編集人数、印刷、共有、権限管理から選ぶ。
    • 美容室・サロンなど業種固有の情報は共通カルテへ必要なものだけ追加する。
    • 検索・共有・写真管理・予約や会計との連携に手作業が増えたら、電子カルテやCRMへの移行を検討する。
    • 個人情報は利用目的を明確にし、閲覧権限、更新、保管、削除まで運用ルールを決める。

    最初から完成形を作ろうとせず、無料テンプレートで必要項目を固め、運用上の課題が見えた段階でシステム化すると、不要な機能や入力項目を増やさずに済みます。

    よくある質問

    顧客カルテは無料テンプレートだけで運用できますか?

    できます。文字中心の履歴で、編集担当が少なく、検索・共有に支障がない段階ならExcelやPDF、Googleスプレッドシートで運用できます。写真を大量に扱う、複数人で同時に更新する、予約・会計と連携するといった要件が増えたら、アプリやCRMを検討します。

    顧客カルテと顧客管理表は同じですか?

    同じ目的で使われることもありますが、この記事では役割を分けています。顧客管理表は複数顧客を一覧で探す台帳、顧客カルテは1人・1社ごとの履歴や次回対応まで詳しく残す個票です。両方を顧客IDで紐付けると管理しやすくなります。

    ExcelとGoogleスプレッドシートはどちらが向いていますか?

    一人またはPC中心で細かく編集・集計するならExcel、複数人がブラウザから同じデータへアクセスするならGoogleスプレッドシートが候補です。ExcelもOneDriveやSharePoint Online等の対応環境で共同編集できます。どちらも共有範囲と編集権限を決めて運用してください。

    顧客カルテにはどこまで個人情報を書いてよいですか?

    「何に使うか」を説明できる必要最小限の情報に絞るのが基本です。利用目的を具体的にし、直接本人から申込書や入力フォームで取得する場合は利用目的の明示を確認します。病歴など要配慮個人情報に該当する情報を扱う場合は、取得条件や管理方法を特に慎重に確認してください。

    何件くらいからCRMへ移行すべきですか?

    一律の件数だけでは決められません。顧客を探す時間が増える、担当者間の共有漏れが起きる、写真・履歴を顧客ごとに整理できない、予約・会計との二重入力が増える、といった業務上の限界が出た時点が移行検討の目安です。

  • サロン向け顧客管理システム14選比較|料金・電子カルテ・予約・POS・業態別の選び方

    サロン向け顧客管理システム14選比較|料金・電子カルテ・予約・POS・業態別の選び方

    [post-setting]{“index”:{“type”:”h3″,”initialOpen”:”open”},”topServiceCarousel”:{“condition”:{“categoryId”:”00110″,”industryId”:”00002″},”title”:”サロン向け顧客管理システム”}}[/post-setting]

    サロン向け顧客管理システムとは、顧客情報、予約、来店履歴、施術内容、写真、回数券・コース、会計、販促などを顧客単位で記録・共有し、店舗運営に活用するためのシステムです。

    選ぶときに重要なのは、機能数の多さではありません。「何を顧客ごとに残したいか」「予約・会計まで一体化したいか」「自店の業態に必要な記録ができるか」「契約期間やオプションを含む総額はいくらか」の4点を先に決めることです。個人サロンなら無料・低コストの予約+顧客管理から始める選択肢があり、施術写真や詳細カルテを重視する店は電子カルテ、複数スタッフ・多店舗では権限管理や本部集計まで確認する必要があります。

    本記事では、美容室、エステ、ネイル、アイラッシュ、リラクゼーションなどのサロンを対象に、主要14サービスの料金・無料条件・機能を公式情報で確認し、業態別の選び方まで整理します。

    この記事でわかること
    • サロンで顧客管理システムが必要な理由
    • 業態、規模、運用課題ごとの選び方
    • 主要な顧客管理システムの機能と料金の違い

    サロン向け顧客管理システムとは?予約・POS・電子カルテとの違い

    サロン向け顧客管理システムの中心は「顧客を軸に情報をつなぐこと」です。予約システムは空き枠と予約受付、POSは会計と売上、電子カルテは施術記録に強みがあります。実際の製品はこれらを複数備えるため、名称だけでなく管理範囲を確認する必要があります。

    タイプ主に管理できること向いているケース
    予約・顧客管理型予約受付、顧客台帳、来店履歴、リマインド個人〜小規模で予約と顧客情報をまとめたい
    電子カルテ中心型施術履歴、写真、同意・カウンセリング、メモ施術の再現性や写真・詳細記録を重視する
    POS・店舗管理一体型予約、顧客、会計、売上、商品、スタッフ、分析複数スタッフや店販、多店舗を含めて一元化したい
    予約媒体・アプリ連携型複数予約媒体の一元管理、自社予約、LINE/アプリ、顧客管理予約経路が多く、転記やダブルブッキングを減らしたい

    予約だけが課題なら予約システム、施術記録だけが課題なら電子カルテ単体でも足ります。一方、予約時に顧客を作成し、来店後のカルテ・会計・次回案内まで同じ顧客IDでつなげたい場合は、一体型の方が二重入力を減らしやすくなります。

    サロンで顧客管理システムが必要な理由と導入メリット

    サロンの顧客管理は、顧客名簿を保管する作業ではありません。来店履歴、施術内容、写真、契約情報、回数券、購買履歴、などの情報から次回来店のタイミングをつなげ、接客品質と売上管理の精度を高める業務です。紙カルテやExcelでも記録は残せますが、検索、共有、分析、販促への活用まで広げるには限界があります。

    特にサロンでは、担当スタッフが変わる場面、回数券やコース契約を管理する場面、LINEやメールで再来店を促す場面が多くあります。顧客管理システムを使うことで、顧客情報と予約、会計、販促、分析を分断せずに管理できます。

    本記事では使用する「電子カルテ」の意味は、医療機関で使われる診療記録ではなく、サロンで顧客情報、施術履歴、仕上がり写真、使用商材、好み、注意事項、次回提案を管理するためのカルテ機能を指します。各サービスでも電子カルテと表記されることが多いため、本記事でもサロン向けの顧客カルテ、施術カルテを含む意味で電子カルテと表記します。

    導入後に得られる主な効果は次の通りです。

    • 接客品質が安定し、担当者が変わっても前回情報を確認できる
    • スタッフ間で施術履歴、注意事項、来店周期を共有できる
    • LINEやメール配信で再来店施策を実行できる
    • 売上、客単価、スタッフ別実績、メニュー別実績を分析できる
    • 紙カルテの紛失、持ち出し、保管スペースの課題を減らせる

    サロンの顧客管理システムは、紙カルテの置き換えではなく、予約、接客、契約、販促、分析をつなぐ運営基盤として導入する必要があります。

    おすすめのサービス

    STORES予約 LINE/インスタ予約も可能 無料予約システム

    STORES予約
    • 【初期/月額0円】美容室・エステ・サロン向け
    • 集客サイト・インスタ・SNSの予約を自動連携
    • POS連携で顧客・売上データも全部一つで管理

    無料で美容室・サロン向け予約システムを始めるには

    初期/月額0円/LINE予約の詳細を見る

    サロンで管理すべき顧客情報と必要な機能

    顧客管理で集める情報は、多いほどよいわけではありません。接客・契約・安全な施術・再来案内に必要な範囲を決め、不要な情報を持ちすぎないことが重要です。

    管理カテゴリ代表例使い道
    基本情報氏名、連絡先、顧客番号など顧客検索、予約、連絡
    予約・来店履歴予約日時、来店日、担当、キャンセル履歴受付、次回来店の確認
    施術・カルテメニュー、施術メモ、写真、使用商材・設定値など施術内容の引き継ぎ、再現
    契約・チケットコース、回数券、残回数、有効期限エステ・脱毛・回数制メニューの管理
    会計・購買施術売上、店販売上、決済、購入履歴売上分析、提案
    連絡・販促LINE/メール配信履歴、予約リマインド、同意状況案内の重複防止、再来施策
    権限・操作スタッフID、閲覧/編集範囲、必要に応じ操作履歴個人情報へのアクセス管理

    肌状態、体調、アレルギーなどを扱う場合は、施術上必要な範囲に限定し、取得目的と管理方法を明確にします。クラウドサービスを利用しても、店舗側のID共有や退職者アカウントの放置があればリスクは残るため、運用ルールも必要です。

    カルテ項目の作り方を詳しく確認する場合は、顧客カルテの作り方も参照してください。

    業態別|サロンで優先したい顧客管理機能

    同じサロンでも、残すべき施術情報と契約管理の複雑さが異なります。まず業態固有の「必ず残したい情報」を決め、その情報を無理なく入力できる製品に候補を絞ります。

    業態優先して残したい情報重視機能
    美容室・理容室施術履歴、スタイル写真、担当、来店周期。必要に応じ薬剤・店販カルテ、予約媒体連携、POS、担当者別集計
    エステ・脱毛施術履歴、写真、コース契約、回数・残数、カウンセリング電子カルテ、契約/チケット、同意、予約、会計
    ネイルデザイン写真、カラー/パーツ、オフ有無、担当写真カルテ、スマホ/タブレット入力、予約
    アイラッシュ・アイブロウデザイン、左右差、使用商材、施術履歴詳細カルテ、写真、予約、リマインド
    リラク・整体系施術部位、施術メモ、来店履歴、回数券施術カルテ、予約、回数券、再来案内
    複合・多店舗業態別メニュー、店舗別・スタッフ別実績、権限本部集計、権限、多店舗、POS、予約経路統合

    美容室に限定して薬剤・髪質・スタイリスト運用まで比較する場合は、美容室向け顧客管理システムの比較へ進んでください。

    施術写真やカルテ機能を中心に製品を選びたい場合は、サロン向け電子カルテの比較で詳しく整理しています。

    サロン向け顧客管理システムおすすめ14選を比較

    サロン向け顧客管理システムは、LINE予約に強いサービス、予約管理から始められるサービス、電子カルテやPOSまで一体化できるサービス、回数券や継続課金に強いサービスに分かれます。比較時は、機能数ではなく、自店の業態と運用課題に必要な機能がそろっているかを確認します。

    サロンの状況先に見るべき項目主なサービス例
    個人サロン、小規模サロン月額費用、無料利用、
    予約管理、電子カルテ
    STORES予約
    Square予約
    LiME
    yoyakul.jp
    LINE予約、再来店施策を強化したいサロンLINE連携、日付、
    指名予約、外部予約連携、
    メッセージ配信
    RE:RE LINEサロン予約
    BeautyMerit
    リザービア
    coming-soon
    エステ、会員制、回数券を扱うサロン継続課金、回数券、
    契約管理、同意管理、
    決済管理
    サブスクペイforエステ
    Aiony
    STORES予約
    Square予約
    複数スタッフ、複数店舗、複合サロンPOS連携、権限管理、
    本部管理、分析、
    複数店舗管理
    SalonAnswer
    A’staff Cloud
    BEAUTY POS
    Aiony

    まず自店に近い区分を確認し、次の比較表で料金、無料利用、電子カルテ、LINE連携、POS連携、回数券、外部予約連携を確認します。

    サービス名料金目安無料利用主な機能おすすめのサロンLINE連携POS連携回数券、継続課金外部予約連携その他連携先
    RE:RE LINEサロン予約初期費用0円、
    月額9,800円 (税抜)
    無料デモ、
    無料トライアルあり
    LINE予約顧客管理
    電子カルテ
    オンライン決済
    HP制作
    LINE予約、外部予約連携、
    再来店施策を
    まとめたいサロン
    ◯×◯◯ホットペッパービューティー
    Googleカレンダー
    複数予約サイト
    STORES予約初期費用0円、
    月額0円から
    フリープランありネット予約
    顧客管理
    事前決済
    STORESレジ連携
    LINEミニアプリ連携
    低コストで予約、決済、
    顧客管理を始めたい
    小規模サロン
    ◯◯◯◯かんざし
    ホットペッパービューティー
    Instagram
    Square予約初期費用0円、
    月額0円から
    フリープランあり予約管理
    顧客管理
    Square POSレジ
    決済
    SNS予約連携
    予約、決済、POSを
    まとめたい個人サロン
    ×◯△◯Instagram
    Facebook
    Googleで予約
    BeautyMerit要問い合わせ要問い合わせサロンアプリ
    予約管理
    電子カルテ
    LINE予約
    Instagram予約
    自社アプリ、予約経路一元化、
    再来店施策を強化したいサロン
    ◯△◯◯Instagram
    Googleで予約
    LINEミニアプリ
    集客サイト
    サブスクペイforエステ都度見積もり要問い合わせ継続課金
    オンライン決済
    顧客情報管理
    決済データ管理
    会員サイト作成
    月額メニュー、会員制プラン、
    回数課金を扱うエステや整体
    ××◯×ー
    LiME初期費用0円から、
    無料機能あり、
    店舗契約9,240円から 税抜
    基本機能無料顧客管理
    電子カルテ
    予約管理
    LINE予約
    Square決済連携
    スマホ中心で予約、電子カルテ、
    会計を管理したい小規模サロン
    ◯◯◯◯ホットペッパービューティー
    Instagram
    STEKiNA
    かんざし
    Aiony初期費用は問い合わせ、
    月額5,000円から
    資料請求無料電子カルテ
    予約管理
    顧客管理
    POSレジ
    売上集計
    iPadで電子カルテ、予約、会計、
    分析を管理したいサロン
    △◯◯◯ホットペッパービューティー
    Square
    楽天ペイ
    STORES決済
    SalonAnswer初期費用130,000円、
    月額9,800円から 税抜
    無料トライアルありPOSレジ
    顧客管理
    予約管理
    LINEミニアプリ
    帳票分析
    多店舗管理
    POS、予約、分析を本格運用
    したい複数スタッフのサロン
    ◯◯△◯BeautyMerit
    かんざし
    ホットペッパービューティー
    楽天ビューティー
    A’staff Cloud初期費用120,000円〜、
    月額13,000円〜
    電子カルテBasicの
    無料トライアルあり
    POSレジ
    顧客管理
    予約管理
    電子カルテ
    LINE連携
    多店舗管理
    POS、電子カルテ、多店舗管理
    を重視する複合サロン
    ◯◯△◯リザービア
    BeautyMerit
    かんざし
    Google予約
    Instagram
    ホットペッパービューティー
    楽天ビューティー
    BEAUTY POS初期費用30,000円、
    月額8,000円
    導入サポート70,000円、
    要問い合わせ顧客管理
    予約管理
    売上管理
    電子カルテ
    複数店舗管理
    LINE配信
    POSを中心に顧客管理と
    売上管理を一元化したいサロン
    ◯◯◯◯かんざし
    複数媒体の予約一元管理
    SALON BOARDHot Pepper Beauty
    掲載条件により変動
    要問い合わせネット予約
    予約一元管理
    顧客管理
    DM配信
    レジ会計
    集計分析
    Hot Pepper Beauty経由の集客と
    予約管理を重視するサロン
    ×◯△◯ホットペッパービューティー
    リザービア要問い合わせ要問い合わせLINE予約
    Google予約
    外部予約一元管理
    オンライン決済
    POS
    電子カルテ連携
    LINE、Google、
    クーポンサイトからの予約を
    一元管理したいサロン
    ◯◯△◯ホットペッパービューティー
    楽天ビューティー
    minimo
    OZmall
    Google予約
    coming-soon初期費用30,000円から、
    月額13,000円から
    要問い合わせネット予約
    電子カルテ
    POS
    LINE連携
    外部サイト連携
    空き枠活用、来店予測、
    自社予約を強化したいサロン
    ◯◯◯◯ホットペッパービューティー
    minimo
    ネイリー
    OZmall
    yoyakul.jp初期費用0円、月額0円、
    有料プラン4,950円
    税込5,445円
    無料プランあり予約管理
    顧客カルテ
    POSレジ
    売上分析
    ホームページ作成
    無料から予約、顧客管理、
    POSを試したい小規模サロン
    ×◯△×ー

    [orend-service]{“condition”:{“categoryId”:”00110″},”display”:{“type”:”price-explanation”}}[/orend-service]

    サロン向け顧客管理システムの選び方|7つの比較ポイント

    1. 先に「予約・カルテ・POSのどこまでまとめるか」を決める

    製品名から比較を始めると、必要以上に高機能な製品と、機能不足の製品が同じ候補に混ざります。予約受付が中心なら予約・顧客管理型、施術記録が中心なら電子カルテ、会計・商品・スタッフ分析まで必要ならPOS一体型というように、最初に管理範囲を決めます。既存ツールを残す場合は「連携できるか」だけでなく、どちらが正本データになるかも決めてください。

    2. 業態固有のカルテ項目を無理なく残せるか確認する

    ネイルのデザイン写真、アイラッシュの左右別記録、エステのコース消化など、業態によって必要な項目は異なります。自由入力欄があるだけでなく、スタッフが施術後に短時間で入力でき、次回来店時に見つけやすいことが重要です。デモでは「新規登録→予約→カルテ入力→会計→次回確認」まで一連の操作を試します。

    3. 予約経路をどこまで一元化できるか確認する

    電話、店頭、自社Web、LINE、Google、予約媒体など複数経路を使うサロンでは、予約の転記が残ると顧客管理を一元化しても業務が分断されます。連携可能な媒体名、双方向同期か一方向連携か、追加料金、同期タイミングを確認します。

    予約機能そのものを中心に比較したい場合は、美容室・サロン予約システムの比較を参照してください。

    LINEを予約窓口にしたい場合は、美容室・サロン向けLINE予約システムの比較で連携方法を確認できます。

    4. 回数券・コース・役務・店販を扱うなら会計とのつながりを見る

    エステ、脱毛、リラクなどで回数券やコースを扱う場合、顧客台帳とは別に残回数を管理すると更新漏れが起きやすくなります。契約・チケットと会計が同じ顧客に紐づくかを確認してください。店販が大きい店舗は、POS・商品・在庫まで一体化する価値が高くなります。

    会計・売上・在庫を主目的に比較する場合は、美容室向けPOSレジの比較が適しています。

    5. スタッフ権限・退職時停止・データ出力を確認する

    顧客データは店舗の重要資産です。複数スタッフで使う場合は、閲覧・編集・CSV出力などの権限を分けられるか、スタッフ退職時にアカウントを即時停止できるかを確認します。また、将来の乗り換えに備え、顧客情報をどの形式で出力できるか、写真やカルテ履歴まで移行できるかも契約前に確認しておくと安全です。

    6. 「無料」「0円」「無料トライアル」を分けて比較する

    無料表示は条件が異なります。Square予約やSTORES 予約は月額0円のフリープランがありますが、店舗数・予約件数などに条件があります。SALON BOARDはシステム自体0円でもHOT PEPPER Beauty掲載が前提です。SalonAnswerは1か月の無料トライアルで、恒常的な無料プランとは異なります。「初期費用0円」「月額0円」「一定期間無料」「一部機能無料」を分けて比較してください。

    電子カルテの無料条件を深掘りする場合は、無料で使える美容室向け電子カルテも確認してください。

    7. 月額ではなく契約期間・オプション・決済手数料を含む総額で見る

    同じ月額でも、年契約、初期設定費、スタッフ追加、予約媒体連携、LINE、電子カルテ、決済手数料で総額は変わります。BEAUTY POSのように最低契約期間や初回サポートパックがある製品、STORES 予約のように契約期間で月額が変わる製品もあります。少なくとも「初期費用+12か月分の基本料金+必要オプション+決済/従量費」の形で比較すると判断しやすくなります。

    サロンに顧客管理システムを導入する手順

    1. 現在の顧客データと予約経路を棚卸しする

    紙カルテ、Excel、予約媒体、LINE、POSなど、顧客情報がどこにあるかを一覧化します。顧客番号や電話番号など、重複判定に使える項目も決めます。古い・不要な情報まで機械的に移行せず、業務に必要なデータを選別します。

    2. 移行する項目と入力ルールを決める

    氏名、連絡先、来店履歴、施術履歴、写真、回数券など、移行対象を決めます。CSVで移せても、写真・詳細カルテ・過去履歴は移せない場合があります。coming-soonの公式FAQでも、CSV取込は可能でも過去来店履歴や詳細カルテなど一部項目は引き継げないとされています。候補製品ごとに「移せる項目」を確認してください。

    3. 権限と個人情報の取扱ルールを設定する

    個人情報保護委員会のガイドラインでは、個人データの安全管理措置、従業者・委託先の監督などが求められています。クラウドサービスを使う場合も店舗側の責任がなくなるわけではありません。共通IDを避け、スタッフごとにアカウントを発行し、必要最小限の権限にする、退職・異動時に停止する、といった運用を決めます。

    4. 小さく試し、受付から会計まで通しで確認する

    無料プラン、無料トライアル、デモがある製品は、機能表だけで決めず実際の業務フローで確認します。特に「予約登録」「顧客検索」「カルテ入力」「担当変更」「会計」「次回予約」「キャンセル変更」を試し、施術中でも迷わず使えるかを確認します。

    5. 本稼働後は入力率と二重管理の有無を見直す

    導入後も紙台帳や個人メモが残ると、顧客情報が再び分散します。入力が続かない項目は減らし、必要な情報だけを確実に残せる運用へ調整します。システムを増やした結果、予約・会計・カルテの転記が増えていないかも定期的に確認します。

    サロン運営であわせて確認したい比較記事

    顧客管理システムを選ぶ際は、予約管理、POSレジ、電子カルテ、決済端末など周辺ツールとの関係も確認しておく必要があります。サロンの運用課題が明確な場合は、以下の関連記事もあわせて確認すると、必要な機能を絞り込みやすくなります。

    サロン向け顧客管理システムのよくある質問

    無料で使えるサロン向け顧客管理システムはありますか?

    あります。ただし条件は異なります。Square予約はフリープランが月額0円で1アカウント1店舗、STORES 予約は月額0円で月間予約50件・予約ページ2、yoyakul.jpは顧客30人または月間予約30件まで期間無制限で無料です。LiMEsalonも基本機能を無料で使えますが、カルテ枚数などに制限があります。無料プランだけで必要業務が完結するかを確認してください。

    サロン向け顧客管理システムの費用はいくらですか?

    本記事で公式料金を確認できた製品には、月額0円の無料プランから、月1万円台・2万円台のプランまであります。さらに初期費用、予約媒体連携、LINE、電子カルテ、スタッフ追加、決済手数料などが加わる場合があります。「相場」を一律に決めるより、自店に必要な機能を固定して12か月総額で比較する方が正確です。BeautyMeritやリザービアの基本料金など、現行公式ページで固定料金を確認できないものは要問い合わせです。

    Excelや紙カルテのままでも顧客管理できますか?

    顧客数が少なく、担当者が一人で、予約・会計・販促との連携が不要なら運用は可能です。ただし顧客数やスタッフが増えると、検索、写真管理、同時編集、権限、予約との紐づけ、再来対象の抽出に手間がかかります。システム導入の判断は「顧客数」だけでなく、転記作業や情報共有がどれだけ発生しているかで考えます。

    美容室で紙・Excelから始める場合の雛形は、美容室カルテの無料テンプレートで確認できます。

    紙カルテから顧客管理システムへデータ移行できますか?

    製品によります。CSVで基本顧客情報を取り込める製品はありますが、写真、手書きメモ、過去の詳細施術履歴まで自動移行できるとは限りません。移行支援の有無、対応形式、移せない項目、費用を事前に確認してください。紙カルテは必要な履歴だけ要約して新システムへ登録する方法もあります。

    個人情報の管理で何を確認すべきですか?

    サービス側の通信・バックアップ等の説明だけでなく、店舗側でスタッフ権限、ID共有禁止、退職者アカウント停止、CSV出力権限、端末ロックを運用できるか確認します。委託先となるクラウドサービスの安全管理措置や利用規約、データの保存・削除・返却条件も契約前に確認してください。

    整体・治療院でも同じシステムを使えますか?

    対応業種に整体・治療院を含むサービスもありますが、施術記録や保険・医療関連の業務要件は店舗形態によって異なります。サロン向けの一般顧客管理だけで判断せず、必要な記録・会計・法令要件に合うかを確認してください。

    整体院の顧客管理に絞る場合は、整体院向け顧客管理システムの比較を参照してください。

    まとめ|サロンの顧客管理は「必要な情報を、予約・施術・会計につなげられるか」で選ぶ

    サロン向け顧客管理システムは、顧客名簿をデジタル化するだけのツールではありません。予約、施術カルテ、会計、回数券、再来案内などを顧客単位でつなぎ、スタッフが必要な情報を必要な場面で参照できる状態を作るための基盤です。

    選定時は、①管理したい範囲、②業態固有のカルテ項目、③予約経路、④回数券・POS、⑤権限とデータ出力、⑥無料条件、⑦契約期間を含む総額の順に確認してください。個人サロンなら無料・低コストから始める方法もありますが、複数スタッフ・多店舗では情報共有、権限、本部集計、移行性まで見ておく必要があります。

    料金・プラン・連携機能は変更されるため、最終候補を2〜3製品に絞ったら、公式サイトと見積書で最新条件を確認し、実際の業務フローでデモ・トライアルを試してから決めるのが確実です。