事前決済できる予約システム13選比較!決済手数料・キャンセル料・先払い対応を解説

事前決済できる予約システムは、予約受付とオンライン決済をまとめて行えるシステムです。

予約時の先払いや、無断キャンセル・直前キャンセル時のキャンセル料徴収などに利用できます。

この記事では、事前決済に対応したおすすめの予約システムを比較し、事前決済の方式、選ぶ際の注意点について解説します。

おすすめのサービスは事前決済できる予約システムの比較表 ↓でご確認できます

事前決済できる予約システムとは?

事前決済できる予約システムとは、予約時にクレジットカードなどの決済情報を登録し、オンラインで支払いまで完了できる予約システムです。

事前決済を導入することで、「無断・直前キャンセルの抑止」と、「キャンセル時の売上損失の軽減」につながります。

予約時に先払いしてもらうことで、無断キャンセルすると支払った料金が戻らないため、無断キャンセルの抑止につながります。また、直前のキャンセル連絡にはキャンセル料が発生するよう設定すれば、支払いを避けるために早めの連絡を促せます。

実際にキャンセルが発生した場合でも、キャンセル料を徴収することで売上損失を抑えられます。

事前決済予約システムおすすめ13選比較|手数料・キャンセル処理を比較

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事前決済の3つの方式

同じ「事前決済」でも、予約時に全額を決済するのか、キャンセル時に請求するのか、利用後に最終金額を決済するのかで仕組みが異なります。

予約システムを選ぶ前に、どのタイプの事前決済に対応したいかを明確にしておくことが重要です。

そのため、まずは3つの方式の違いを確認しましょう。違いは、予約時に何を処理し、いつ料金を請求するかです。

方式予約時の処理決済するタイミング
1. 予約時全額決済料金を全額決済する予約時
2. カード保証・与信型カード情報や利用枠を確保する無断キャンセルや期限後キャンセル時
3. カード事前登録・利用後決済カード情報を登録するサービス提供後

2のカード保証・与信型では、カードが利用できることや利用枠を確認する「与信(オーソリ)」を予約時に行います。通常は予約時に料金を請求せず、無断キャンセルなどが発生した場合に請求します。

今回紹介した予約システムを3つの方式に分けると、次のとおりです。

方式対応する主なサービス
1. 予約時全額決済STORES 予約、ChoiceRESERVE、Gym’s、Smart Hello、RE、formrun、Square予約、リピッテ、freee予約、SELECT TYPE
2. カード保証・与信型BeautyMerit、Square予約、Airリザーブ、EDISONE予約
3. カード事前登録・利用後決済BeautyMerit、Airリザーブ、EDISONE予約

導入目的・業界によって選ぶ方式が異なる

どの方式を選ぶべきかは、事前決済を「導入する目的」や「業界」によって変わります。

自社で必要な方式を判断できるよう、主な導入目的と利用業界を整理しました。

方式主な導入目的主な利用業界
予約時全額決済・無断キャンセルによる損失を防ぐ
・当日の会計を減らす
予約時に料金が決まる業界
・美容サロン
・スクール・レッスン
・イベント・体験サービス
カード保証・与信型・無断キャンセル時の料金を確実に回収する通常は現地払いで、キャンセル対策が必要な業界
・飲食店
(コース・貸切予約)
・宿泊施設
(無断キャンセル時の料金徴収)
カード事前登録・利用後決済・利用後に確定した金額をスムーズに回収する利用後に最終料金が決まる業界
・宿泊施設
(飲食代・追加サービスなどを最後に精算)
・レンタカー

業界ごとに必要な予約機能や事前決済の使い方は異なります。どのサービスがどの方式かは次に解説します。

各業界におすすめの予約システムは、以下の記事で詳しく比較しています。

事前決済予約システムの選び方

1. キャンセル料の徴収と返金方法を確認する

キャンセルが発生したときに、どのようにキャンセル料を徴収し、どのように返金するかを確認しましょう。

キャンセル料の主な徴収方法は次のとおりです。

  • 事前決済額からキャンセル料を差し引く
  • 登録済みカードへ後から請求する

返金方法も確認が必要です。

  • 全額返金・部分返金に対応しているか
  • 返金処理が自動か手動か

自社のキャンセルポリシーに合わせて設定できるかを確認しましょう。

2. 決済手数料と固定費

決済手数料だけでなく、月額料金や1件ごとの固定手数料まで含めて確認しましょう。 予約件数が多い場合は、わずかな手数料率の差でも年間コストに差が出ます。

料金項目確認する内容
月額料金予約システムの月額利用料
決済手数料決済金額に対して発生する手数料率
固定手数料決済1件ごとに発生する料金
返金時の手数料返金時に手数料が発生するか、決済手数料が返還されるか

3. 業務に必要な予約管理機能を確認する

事前決済だけでなく、自社の業界に必要な予約管理機能がそろっているかも確認しましょう。

業界ごとに必要な機能が異なるため、下の表を参考に確認してください。詳しい機能や選び方は、各業界の予約システム比較記事で解説しています。

業界確認したい主な機能
美容サロンスタッフ指名、設備管理、顧客管理
スクール・レッスン定員管理、回数券、月謝管理
飲食店席管理、コース管理、予約枠管理
宿泊施設客室管理、宿泊プラン、追加料金管理

キャンセルポリシーを設定するときの注意点

キャンセル料の自動徴収機能があっても、任意の金額を自由に設定してよいわけではありません。消費者契約法では、キャンセルによって事業者に生じる「平均的な損害の額」を超える部分は無効になるとされています。

そのため、キャンセル料を設定する際は、実際に発生する損失をもとに金額や割合を決め、発生する時期・条件とあわせて予約前に分かるように表示しておくことが重要です。

キャンセル料の決め方やキャンセルポリシーの書き方は、別記事で詳しく解説しています。

事前決済予約システムのメリット

事前決済予約システムを導入する主なメリットは、次の3つです。

  1. 当日の会計業務を減らせる
    予約時に支払いまで完了できるため、来店時の会計や支払い確認を減らせます。
  2. 無断キャンセル・ノーショーによる損失を抑えられる
    予約時の先払いやカード保証、キャンセル料徴収を設定することで、無断キャンセルへの金銭的な対策ができます。
  3. 予約と決済を別々に管理する手間を減らせる
    予約システムと決済サービスを別々に使う場合は、予約者と入金情報を照合する作業が必要です。事前決済に対応した予約システムなら、予約情報と支払い状況を同じ画面で確認できます。

事前決済予約システムのデメリット・注意点

事前決済を必須にすると予約率が下がる可能性がある

事前決済を必須にすると、予約時にカード登録や支払いが必要になるため、予約完了前に離脱する顧客が増える可能性があります。

すべての予約を一律で事前決済にするのではなく、直前キャンセルされたときの損失が大きい予約に限定する方法もあります。

  1. 空いた予約枠を埋められず、大きな売上を失う予約
    貸切予約、長時間の施術・レッスン、部屋の確保など
  2. すでに発生したコストを取り戻せない予約
    高価で傷みやすい食材、長時間の仕込み、施術・設備準備、スタッフの確保など

導入後は、新規予約数や予約完了率、無断キャンセル率を確認し、予約数への影響が大きい場合は対象を見直しましょう。

返金まで時間がかかり、問い合わせが増える場合がある

予約システム上で返金処理が完了しても、顧客のカード明細へ反映されるまで時間がかかる場合があります。

カード会社の締め日などによっては返金まで数週間以上かかることもあり、「返金されていない」と問い合わせを受ける原因になります。

返金時には、返金額だけでなくカード明細への反映には時間がかかる場合があることも顧客へ案内しておきましょう。

キャンセル料を設定しても必ず回収できるとは限らない

頻繁に起こるケースではありませんが、カード保証やカード事前登録を設定していても、キャンセル時の請求が必ず成功するとは限りません。

登録カードの有効期限切れや利用限度額、決済拒否などによって、無断キャンセル後に料金を請求できない場合があります。

また、顧客からカード会社へ異議申し立て(チャージバック)が行われるケースもあります。

まとめ|必要な決済方式に対応した予約システムを選ぼう

事前決済予約システムは、自社で必要な決済方式に対応していることを前提に、決済手数料、キャンセル・返金処理、予約管理機能まで確認して選びます。

事前決済以外も含めて予約システムを検討する場合は、予約システムを総合比較の記事もご確認ください。