安い会計ソフト10選比較!個人・法人向けにコスパ最高の選び方を解説

会計ソフトを選ぶなら、できるだけ安く、なおかつ日々の経理や確定申告・決算にしっかり使えるものを選びたいですよね。

無料や低価格のサービスは多くありますが、料金だけで比べると、必要な機能や使いやすさの違いが分かりにくいものです。

そこでこの記事では、安い会計ソフトを料金・機能・向いている人別に比較し、コストを抑えながら使いやすいおすすめサービスを紹介します。

まずは、目的別に安い会計ソフトの候補を整理します。

目的おすすめ候補向いている人
白色申告を無料で済ませたいやよいの白色申告 オンライン副業・個人事業主
青色申告を安く始めたいやよいの青色申告オンライン青色申告の個人事業主
銀行・クレカ連携込みで安く使いたいマネーフォワード クラウド確定申告自動取込で入力を減らしたい人
初心者でも使いやすいものを選びたいfreee会計会計ソフトに慣れていない人
完全無料で使いたい円簿会計、フリーウェイ経理Liteコストを最優先したい人
ひとり法人で安く使いたいマネーフォワードクラウド会計、freee会計ひとり法人・新設法人
小規模法人で請求書や経費まで使いたい弥生会計 Next、ジョブカン会計小規模法人・中小企業

【比較表】コスパ最高の安い会計ソフト

安い会計ソフトを比較するときは、料金だけでなく、「誰向けか」「何ができるか」「最安プランで不足しやすい機能は何か」を見ることが重要です。

会計ソフト料金目安対象特徴
やよいの白色申告 オンラインフリープラン無料白色申告の個人事業主収支内訳書・確定申告書の作成などを無料で利用可能
やよいの青色申告オンライン年額11,800円+税〜青色申告の個人事業主セルフプランでも製品機能を利用可能
マネーフォワード クラウド確定申告年払い月900円〜個人事業主・副業銀行・クレカ明細の自動取込、電子申告に対応
freee会計年払い月980円〜個人事業主・初心者入力画面がわかりやすく、確定申告まで進めやすい
円簿会計無料個人事業主・法人基本的な会計機能を無料で利用可能
フリーウェイ経理Lite無料版あり個人事業主・中小企業無料版は利用期間無制限
マネーフォワードクラウド会計年払い月2,480円〜ひとり法人・新設法人会計・請求書・契約など複数サービスを利用可能
freee会計(法人向け)年払い月2,980円〜ひとり法人・新設法人法人決算や証憑管理に対応
弥生会計 Next月3,480円+税〜小規模法人帳簿・決算書、請求書、証憑管理に対応
ジョブカン会計月2,500円+税〜小規模法人スタートアッププランは3ユーザーまで利用可能

安い会計ソフトおすすめ10選比較

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安い会計ソフトの選び方

個人事業主向けか法人向けかを確認する

会計ソフトは、個人事業主向けと法人向けで必要な機能が異なります。

個人事業主であれば、白色申告・青色申告、確定申告書の作成、銀行・クレジットカード連携、e-Tax対応などを確認します。法人であれば、法人決算書、固定資産管理、部門管理、メンバー権限、税理士とのデータ共有などが必要になります。

個人向けプランの方が安く見えても、法人決算に対応していなければ法人では使いにくいため、ひとり法人や小規模法人は法人向けプランの中で安いサービスを比較しましょう。

白色申告・青色申告・法人決算に対応しているか確認する

個人事業主の場合、白色申告か青色申告かで選ぶべき会計ソフトが変わります。

白色申告だけであれば、無料プランでも対応できる場合があります。一方、青色申告で65万円控除を目指す場合は、正規の簿記の原則による記帳に加えて、e-Taxによる申告または優良な電子帳簿の保存要件を満たす必要があります。国税庁は、55万円控除の要件に加えて、e-Taxによる申告または優良な電子帳簿の保存要件を満たす場合、最高65万円を差し引けると案内しています。

法人の場合は、法人決算書を作成できるかを必ず確認しましょう。

銀行・クレカ連携で入力の手間を減らせるか

安い会計ソフトを選ぶときは、月額料金だけでなく、経理作業にかかる時間も比較しましょう。

銀行口座やクレジットカード明細を自動で取り込める会計ソフトなら、日々の仕訳入力を減らせます。たとえば、マネーフォワード クラウド確定申告のパーソナルミニは、年払い月900円で銀行・クレジット明細の自動取込に対応しています。

店舗、飲食店、美容室、小売店など、レシートや領収書が多い事業者は、レシート撮影件数や証憑保存数の上限も確認しましょう。

インボイス・消費税申告に対応できるか

インボイス登録済みの事業者や課税事業者は、消費税申告に対応しているかを確認しましょう。

最安プランでは、消費税申告が使えない場合があります。freee会計では、個人事業主向けスターターより上位のスタンダードで、消費税申告やインボイス制度対応が含まれます。

また、電子帳簿保存法は、税務関係帳簿書類のデータ保存を可能にする法律であり、電子取引データの保存義務や保存方法にも関係します。国税庁は、電子帳簿保存法に基づく各種制度を利用することで経理のデジタル化が図れると説明しています。

安いプランを選ぶ場合でも、インボイス対応・消費税申告・電子帳簿保存法対応の範囲は必ず確認しておきましょう。

サポート込みの料金で比較する

会計ソフトの料金は、サポート込みで比較することが大切です。

無料プランや最安プランは安く使える一方、電話・メール・チャットサポートが対象外の場合があります。やよいの白色申告 オンラインのフリープランでは、WebFAQやスマート取引取込は利用できますが、電話・メール・チャットサポートは利用できません。

会計に慣れていない人は、サポート付きプランを選んだ方が、確定申告前に困りにくい場合があります。

法人は決算・請求書・メンバー数まで確認する

法人向け会計ソフトは、月額料金だけでなく、法人決算、請求書作成、証憑管理、経費精算、メンバー数、追加ユーザー料金まで確認しましょう。

マネーフォワード クラウドのひとり法人プランはアカウント数1名、freee会計のひとり法人プランもメンバー数1人です。複数名で経理を行う場合は、上位プランや追加料金の確認が必要です。

法人では、税理士や社内メンバーとデータを共有する場面も多くなります。安さだけでなく、運用人数に合うかを見て選びましょう。

目的別|安い会計ソフトの選び分け

白色申告を無料で済ませたい人

白色申告を無料で済ませたいなら、やよいの白色申告 オンラインが候補です。

フリープランで、収支内訳書・確定申告書の作成などを無料で利用できます。副業や開業直後で取引件数が少ない人には使いやすい選択肢です。

ただし、電話・メール・チャットサポートは対象外です。操作に不安がある人は、有料プランやサポート付きサービスも比較しましょう。

青色申告を安く始めたい人

青色申告を安く始めたい人には、やよいの青色申告 オンラインが向いています。

セルフプランは、無料期間終了後に年額11,800円+税で、確定申告書の作成・e-Tax、仕訳・記帳の自動化、金融機関連携、請求書連携などを利用できます。

サポートが不要で自分で進められる人はセルフプラン、操作質問をしたい人はベーシックプランを検討しましょう。

銀行連携まで使いたい人

銀行口座やクレジットカード明細を自動で取り込みたい人には、マネーフォワード クラウド確定申告やfreee会計が向いています。

マネーフォワード クラウド確定申告は、パーソナルミニでも銀行・クレジット明細の自動取込に対応しています。freee会計の個人事業主向けスターターも、銀行・クレカ明細取得を利用できます。

手入力の時間を減らしたい人は、無料ソフトよりも低価格のクラウド会計ソフトを選ぶ方が、結果的にコストパフォーマンスが高くなる場合があります。

初心者で操作性を重視したい人

会計に慣れていない人は、freee会計や、やよいの青色申告 オンラインのサポート付きプランを比較しましょう。

freee会計のスターターには、確定申告書類の作成、銀行・クレカ明細取得、見積書・請求書作成、チャット・メールサポートが含まれます。

やよいの青色申告 オンラインは、プランごとに製品機能は同じで、主にサポート範囲が異なります。操作に不安がある場合は、料金だけでなくサポート内容も比較しましょう。

完全無料で使いたい人

完全無料で使いたい場合は、円簿会計やフリーウェイ経理Liteが候補です。

円簿会計は、仕訳帳、出納帳、試算表、総勘定元帳、年次決算、決算報告書などの基本機能を無料で利用できます。フリーウェイ経理Liteは、無料版に利用期間の制限がありません。

完全無料ソフトは費用を抑えられる一方、自動化やサポートの範囲は有料クラウド会計ソフトと差が出やすいため、運用できるかを事前に確認しましょう。

ひとり法人で安く使いたい人

ひとり法人で安く使うなら、マネーフォワード クラウドのひとり法人プランや、freee会計のひとり法人プランが候補です。

マネーフォワード クラウドは年払い月2,480円、freee会計は年払い月2,980円から法人向けプランを利用できます。

複数名で使う法人や、請求書・経費精算・部門管理まで広げたい法人は、弥生会計 Nextやジョブカン会計も比較するとよいでしょう。

安い会計ソフトの料金相場

無料で使える会計ソフト

無料で使える会計ソフトには、やよいの白色申告 オンライン、円簿会計、フリーウェイ経理Liteなどがあります。

白色申告だけなら無料プランで対応できる場合があります。ただし、無料プランはサポート、自動仕訳、銀行連携、データ保存場所、消費税申告などに制限があることもあります。

無料で始めたい場合でも、来年以降に青色申告やインボイス対応が必要になる可能性があるなら、有料プランへの移行しやすさも確認しましょう。

個人事業主向けは月額換算1,000円前後から

個人事業主向けのクラウド会計ソフトは、年払いを選ぶと月額換算1,000円前後から利用できます。

マネーフォワード クラウド確定申告は年払い月900円、freee会計は年払い月980円から利用できます。

青色申告や銀行連携を使いたい個人事業主は、この価格帯から比較すると選びやすくなります。

法人向けは月額換算2,000〜5,000円台から

法人向けの安い会計ソフトは、月額換算2,000〜5,000円台から検討できます。

マネーフォワード クラウドのひとり法人プランは年払い月2,480円、freee会計のひとり法人プランは年払い月2,980円、弥生会計 Nextのエントリープランは月3,480円+税、ジョブカン会計のスタートアップは月2,500円+税です。

法人は個人事業主より必要機能が多いため、単純な月額料金だけでなく、決算書作成、ユーザー数、請求書、証憑保存、経費精算、税理士連携まで確認しましょう。

安い会計ソフトを選ぶときの注意点

最安プランでは使えない機能がある

会計ソフトの最安プランでは、消費税申告、レシート撮影、電子ファイル保存、部門管理、電話サポートなどが制限される場合があります。

特に、インボイス登録済みの個人事業主や、消費税申告が必要な事業者は注意が必要です。最安プランではなく、「必要な申告に対応できる最安プラン」を選ぶことが重要です。

無料ソフトはサポートや自動化の範囲を確認する

無料ソフトはコストを抑えられますが、サポートや自動化の範囲が限られる場合があります。

たとえば、やよいの白色申告 オンラインのフリープランでは電話・メール・チャットサポートが利用できず、フリーウェイ経理Liteの無料版は利用期間の制限がない一方で、無料版と有料版の違いを確認する必要があります。

会計知識があり、自分で調べながら使える人には向いていますが、初めて確定申告をする人はサポート付きプランも検討しましょう。

初年度無料だけでなく2年目以降の料金を見る

初年度無料やキャンペーン価格は魅力的ですが、2年目以降の通常料金も確認しましょう。

やよいの青色申告 オンラインでは、セルフプランまたはベーシックプランを初年度無償、トータルプランを初年度半額で提供するキャンペーンが案内されていますが、期間や適用条件があります。

会計ソフトは一度使い始めるとデータが蓄積されるため、初年度だけでなく、2年目以降の費用も含めて比較することが大切です。

安さだけでなく経理にかかる時間も比較する

会計ソフトの費用を抑えても、入力や確認に時間がかかると、実質的なコストは高くなります。

銀行・クレカ連携、レシート撮影、請求書連携、自動仕訳、税理士共有などを使えば、日々の経理作業を減らせます。月額料金が少し高くても、経理時間を削減できるなら、結果的にコストパフォーマンスが高くなる場合があります。

まとめ

安い会計ソフトを選ぶときは、単純に月額料金だけで比較するのではなく、自分に必要な機能を安く使えるかを見ることが大切です。

白色申告を無料で済ませたいなら、やよいの白色申告 オンラインが候補です。青色申告を安く始めたいなら、やよいの青色申告 オンラインを比較しましょう。銀行・クレジットカード連携まで使いたい個人事業主には、マネーフォワード クラウド確定申告やfreee会計が向いています。

完全無料で使いたい場合は、円簿会計やフリーウェイ経理Liteも選択肢です。ただし、自動化やサポートの範囲は確認が必要です。

ひとり法人や小規模法人なら、マネーフォワード クラウド、freee会計、弥生会計 Next、ジョブカン会計などを比較し、法人決算、請求書、証憑管理、利用人数まで含めて選びましょう。

まずは、事業形態、申告方法、必要な機能、サポートの必要性を整理し、気になる会計ソフトを無料プランや無料トライアルで試してみるのがおすすめです。