投稿者: 木下 環|決済端末と予約システムの専門家

  • 【2026年最新】テーブルオーダーシステムおすすめ10選比較!価格相場・選び方を解説

    【2026年最新】テーブルオーダーシステムおすすめ10選比較!価格相場・選び方を解説

    テーブルオーダーシステムは、飲食店の各テーブルに設置したタブレットや専用端末から、顧客自身が料理やドリンクを注文できるシステムです。注文内容をPOSレジやキッチンへ連携できるため、ホールスタッフの注文受付を減らし、店舗業務の効率化につながります。

    ただし、サービスによって初期費用・月額料金・POS連携・注文画面のカスタマイズ性・サポート体制が異なります。

    本記事では、おすすめのテーブルオーダーシステムを比較し、料金・機能・選び方・導入メリットやデメリットまで解説します。

    [post-setting]{“index”:{“type”:”h3″,”initialOpen”:”open”},”topServiceCarousel”:{“condition”:{“categoryId”:”00031″},”title”:”おすすめのテーブルオーダーサービス”}}[/post-setting]

    テーブルオーダーシステムとは

    テーブルオーダーシステムとは、飲食店の各テーブルに設置したタブレットや専用端末から、顧客自身が料理やドリンクを注文するシステムです。

    テーブルオーダーシステムの注文の流れ

    上図のように、顧客が端末から注文すると、その内容がPOSレジや厨房へ自動で送信されます。スタッフは注文を聞きに行く必要がなく、調理後の商品をテーブルへ提供します。会計時も注文内容がテーブル単位で管理されているため、レジで席番号を指定して会計できます。

    注文受付から厨房への伝達、会計までをシステム上でつなげられるため、居酒屋・焼肉店・食べ放題店など、追加注文が多い飲食店を中心に活用されています。

    モバイルオーダーとの違い

    テーブルオーダーは店舗が用意したタブレットや専用端末から注文し、モバイルオーダーは顧客自身のスマートフォンから注文する点が大きな違いです。

    主なメリット・デメリットを比較します。

    比較項目テーブルオーダーモバイルオーダー
    注文方法店舗が設置したタブレット・専用端末から注文顧客自身のスマートフォンから注文
    メリット・注文専用画面のため、顧客が操作しやすい
    ・店舗に合わせて注文画面やレイアウトを設計できる
    ・メニューの訴求力を高められる
    ・専用端末が不要で、導入費用を抑えられる
    ・端末の充電・保守・交換などの管理負担が少ない
    デメリット・タブレット・専用端末の購入費用がかかる
    ・端末の保守・充電が必要
    ・デジタル操作に不慣れな顧客への案内が必要

    注文画面の操作性やメニューの訴求力を重視する店舗にはテーブルオーダーがおすすめです。顧客自身のスマートフォンに依存しないため、幅広い客層が来店する飲食店でも導入しやすくなります。

    一方、初期費用を抑え、店舗側の端末管理を減らすならモバイルオーダーがおすすめです。

    テーブルオーダーシステムの主な機能

    テーブルオーダーシステムは、注文受付だけでなく、メニュー管理・注文画面のデザイン・POSレジや厨房との連携までまとめて管理できます。

    主な機能内容
    注文受付顧客がタブレットや専用端末から商品を選択して注文
    メニュー管理商品名・価格・写真・説明文・売り切れ情報などを設定
    注文画面のカスタマイズおすすめ商品、セットメニュー、追加注文などを目立つ位置に表示
    POSレジ連携注文内容をPOSレジへ連携し、テーブル単位の会計情報を管理
    厨房連携注文内容をキッチンプリンターやKDSへ自動送信
    注文履歴顧客と店舗側の双方で注文内容や追加注文を確認
    多言語対応メニューを複数言語で表示し、外国人客の注文を支援
    食べ放題・飲み放題制限時間や対象メニュー、ラストオーダーなどを管理

    注文画面のカスタマイズ性はサービスによって差があります。写真の大きさやメニューの並び順だけでなく、おすすめ商品の強調表示、セット・追加商品の訴求、店舗独自のレイアウト設定まで対応できるかを確認してください。

    テーブルオーダーシステムおすすめ10選比較|機能・料金を比較

    テーブルオーダーシステムは、サービスによって料金、利用する端末、POS連携、注文・メニュー機能、サポート体制が異なります。

    まずは、おすすめのテーブルオーダーシステムを同じ項目で比較します。店舗に必要な機能や予算を確認しながら、候補を絞ってください。

    サービス名 初期費用 月額費用 無料トライアル POS連携 多言語対応 提供会社

    かんたん注文

    問合せ

    0円~
    ※キャンペーン中

    デモ体験あり

    〇

    問合せ

    WSST JAPAN株式会社

    POS+(ポスタス)

    問合せ

    問合せ

    ✕

    〇 POS+

    〇(英/中/韓)

    ポスタス株式会社

    CASHIER ORDER

    0円~

    3,000円/月〜

    ✕

    〇 CASHIER POS

    〇(英/中/韓)

    株式会社ユニエイム

    orderSmart

    400,000円〜

    15,000円〜

    ✕

    〇 orderSmart POS

    問合せ

    株式会社HT-Solutions

    スマレジ テーブルオーダー

    0円~

    15,400円

    問合せ

    〇 スマレジ

    〇(英)

    株式会社スマレジ

    USEN Tablet Order

    問合せ

    問合せ

    ✕

    〇 USENレジ

    〇(英/中/韓)

    株式会社USEN

    Okageオーダーブック

    問合せ

    問合せ

    〇

    〇 Okageレジ

    〇(英/中/韓)

    Okage株式会社

    楽オーダー

    問合せ

    9,800円〜

    問合せ

    〇 楽オーダーPOS

    〇(英/中/韓)

    スキルネット株式会社

    メニウくん

    問合せ

    問合せ

    問合せ

    〇

    〇

    株式会社impact mirAI

    SEMOOR ✕

    問合せ

    問合せ

    問合せ

    〇 SEMOOR POS

    〇(英/中/韓)

    鈴茂器工株式会社

    ここからは、おすすめのテーブルオーダーシステムを詳しく紹介します。

    各サービスの特徴、料金、主な機能、おすすめの店舗、導入前に確認したい点を整理しているため、比較表で気になったサービスの詳細を確認してください。

    [orend-service]{"condition":{"categoryId":"00031"},"display":{"type":"cardv9"}}[/orend-service]

    テーブルオーダーシステムの価格相場

    テーブルオーダーシステムは、システムの初期設定費・月額料金に加えて、各テーブルに設置するタブレットや厨房機器などの費用がかかります。

    タブレットを各テーブルに設置する場合、導入費用は必要な端末数によって大きく変わります。特にテーブル数が多い店舗では、タブレット・専用端末の費用が導入総額の大きな割合を占めます。

    たとえば、10卓の店舗で各テーブルにタブレットを設置する場合、初期設定やPOSレジ、厨房機器まで含めると、100万円程度がひとつの目安になります。

    初期費用・周辺機器の費用

    テーブルオーダーシステムの初期費用には、主にシステム導入費、初期設定費、メニュー登録費、機器設定費などがあります。

    初期費用の内訳費用の目安
    システム導入・初期設定0〜30万円程度
    タブレット・専用端末5万〜10万円程度/台
    POSレジ0〜5万円程度
    キッチンプリンター・KDS3万〜5万円程度/台

    システムだけなら初期費用を抑えられる場合がありますが、実際の導入総額ではタブレットなどの機器費用が大きな割合を占めます。

    各テーブルに1台ずつ設置する場合は、店舗規模が大きいほど必要な端末数も増えるため、初期費用も高くなります。

    月額料金

    月額料金は、5,000円〜5万円程度が目安です。システムの基本利用料に加えて、契約内容によって端末台数や利用機能に応じた料金が発生します。

    月額料金の内訳内容
    基本料金注文・メニュー管理などのシステム利用料
    端末料金タブレット台数に応じて追加される料金
    オプション料金POS連携、多言語、分析機能など
    保守・サポート機器保守や問い合わせ対応など

    月額料金だけを見るのではなく、必要な端末台数やオプションを追加した状態の月額総額を確認することが重要です。

    テーブル数別に導入費用のシミュレーション

    各テーブルにタブレットを1台設置し、システム初期費用、POSレジ、厨房機器を含めて試算すると、以下が目安です。

    テーブル数導入費用の目安構成 
    5卓約30万〜90万円タブレット5台+システム初期費用+POSレジ+キッチンプリンター・KDS 
    10卓約55万〜140万円タブレット10台+同上
    20卓約105万〜240万円タブレット20台+同上 
    ※上記はテーブル数による費用差を把握するための試算です。実際の金額は端末価格、必要な厨房機器の台数、初期設定などによって異なります。

    テーブルオーダーの導入費用は、何卓に何台の端末を設置するかで大きく変わります。既存のPOSレジや厨房機器を流用できる場合は費用を抑えられます。最終的な費用は店舗のテーブル数や必要な機器によって異なるため、複数社から見積もりを取り、実際の導入総額を確認してください。

    テーブルオーダーシステムの選び方|比較ポイント

    テーブルオーダーシステムは、料金だけで決めるのではなく、必要な機能、POSレジ・厨房機器との連携、顧客側の注文画面、店舗側の設定方法、サポート体制まで確認して選ぶことが重要です。

    1. 必要な注文・メニュー機能が揃っているか

    まず、店舗の営業形態に必要な注文・メニュー機能が揃っているかを確認します。

    通常の注文受付だけでなく、食べ放題・飲み放題の時間管理、売り切れ商品の非表示、追加注文、多言語表示など、必要な機能は店舗によって異なります。

    導入後に必要な機能が足りないと運用を変更する必要があるため、現在の注文方法やメニュー構成をもとに必要な機能を整理しておくことが重要です。

    2. POSレジやキッチン機器と連携できるか

    現在使用しているPOSレジがある場合は、テーブルオーダーシステムと連携できるかを必ず確認してください。

    注文内容をPOSレジやキッチンプリンター・KDSへ自動で送信できれば、注文受付から厨房への伝達、会計までを一連の流れで処理できます。

    連携できない場合はPOSレジの入れ替えが必要になることもあるため、既存機器との連携範囲まで確認してから導入を決めます。

    3. 導入費用・月額料金

    料金は、初期費用と月額料金だけでなく、必要な端末台数まで含めた総額で確認します。

    テーブルオーダーでは各テーブルにタブレットや専用端末を設置するため、テーブル数が多いほど初期費用も増えます。また、サービスによっては端末追加によって月額料金が増える場合があります。

    現在のテーブル数だけでなく、増席や店舗拡大で端末を追加した場合の費用まで確認してください。

    4. 顧客が見やすく、注文を促せる画面を作れるか

    注文画面は、文字や商品写真が見やすく、顧客が目的のメニューを探せる設計になっているかを確認します。

    さらに、おすすめ商品を大きく表示する、セットメニューを目立たせる、料理と一緒にドリンクや追加商品を表示するなど、画面の見せ方によって注文を促すこともできます。

    写真のサイズ、メニューの並び順、カテゴリー、商品表示などをどこまでカスタマイズできるかは、サービスごとに確認してください。

    5. メニューや注文画面を簡単に設定・更新できるか

    顧客側の画面だけでなく、店舗側がメニューや注文画面を設定・更新できるかも重要です。

    商品登録、写真や説明文の変更、表示順の入れ替え、価格変更、売り切れ設定などは、営業中も含めて日常的に発生します。

    そのため、専門業者へ依頼しなくても、店舗側で必要な変更をすぐ反映できる管理画面かを確認してください。

    6. サポート体制が十分か

    テーブルオーダーは営業中の注文に直接関わるため、トラブル発生時のサポート体制も重要です。

    電話・チャット・メールなどの問い合わせ方法に加えて、対応時間や土日・夜間の対応、端末故障時の交換対応などを確認します。

    特に夜間営業の飲食店では、店舗の営業時間中にサポートを受けられるかまで確認して選んでください。

    テーブルオーダーシステム導入のメリット

    テーブルオーダーシステムを導入すると、注文受付を効率化できるだけでなく、人件費の削減やオーダーミスの防止、顧客の注文体験の改善にもつながります。

    1. ホールスタッフの業務・コストを削減できる

    テーブルオーダーを導入すると、スタッフが各テーブルを回って注文を取る業務を削減できます。メニューや商品説明も注文画面に表示できるため、注文受付にかかる時間を減らせます。

    また、新人スタッフがすべてのメニューや注文手順を覚える負担も減るため、教育にかかる時間やコストの削減にもつながります。

    注文受付に必要な人員を減らし、配膳や会計などにホールスタッフを配置できるため、少人数で運営する体制をつくり、人件費を抑えられます。

    2. オーダーミス・聞き間違いを防げる

    スタッフが口頭で注文を聞き、ハンディ端末などへ入力する工程がなくなるため、聞き間違いや入力ミスを防げます。さらに、注文情報がそのまま厨房へ連携されるため、ホールから厨房への伝達ミスも減らせます。

    特に、店内が混雑する時間帯や注文数が多い居酒屋、焼肉店、食べ放題などでは、注文受付から厨房への伝達までを自動化できる点が大きなメリットです。

    3. 好きなタイミングで注文でき、注文待ちを減らせる

    テーブルオーダーでは、店員を呼ばなくても顧客が席の端末から好きなタイミングで注文できます。店員が来るまで待つ必要がなく、「忙しそうで声をかけにくい」といった気兼ねも減らせるため、顧客にとって大きなメリットです。

    実際に、ホットペッパーグルメ外食総研の2025年調査では、テーブルトップオーダーやセルフオーダーを利用したい理由として「自分の都合の良いタイミングでオーダーできる」が47.1%で最も多く、「店員を都度呼ぶことに気が引ける」が36.0%、「待ち時間によるストレスが減る」が23.9%でした。

    追加注文もその場ですぐに行えるため、注文待ちによる機会損失を減らし、追加注文の増加にもつながります。

    4. メニュー表の印刷・差し替え作業を削減できる

    テーブルオーダーでは、商品名・価格・写真・説明文などを管理画面から変更し、注文画面へ反映できます。

    紙のメニュー表のように、価格変更や新商品の追加のたびに印刷し直す必要がありません。期間限定メニューの追加や売り切れ商品の非表示などもデジタル上で変更できるため、メニュー更新にかかる作業と印刷コストを削減できます。

    5. 多言語対応で外国人客の注文に対応できる

    多言語対応のテーブルオーダーでは、日本語以外の言語で商品名や説明文を表示できます。

    外国人客が注文するたびにスタッフがメニューを説明する必要がなくなり、注文時の意思疎通にかかる負担を削減できます。外国語を話せるスタッフがいない場合でも、注文画面を通じて商品を選んでもらえるため、インバウンド対応にも有効です。

    対応している言語や翻訳方法はサービスによって異なるため、外国人客が多い店舗では対応言語も確認してください。

    テーブルオーダーシステムのデメリット・注意点

    テーブルオーダーシステムは注文業務を効率化できる一方、接客機会の減少や端末トラブルへの対応が必要です。主なデメリット・注意点は次の2つです。

    • 顧客とのコミュニケーション機会が減る
    • 端末の故障・充電切れで注文できなくなる場合がある

    1. 顧客とのコミュニケーション機会が減る

    テーブルオーダーでは顧客自身が端末から注文するため、スタッフが注文を聞く機会が減り、接客の回数も少なくなります。

    料理の説明やおすすめ商品の提案など、スタッフとの会話を重視している店舗では、接客機会の減少によって店舗の魅力を十分に伝えられなくなる可能性があります。

    そのため、テーブルオーダーで削減できた注文受付の時間を、料理の説明やおすすめ商品の提案、顧客への声かけなどに充てる運用が重要です。人手を減らすことだけを目的にするのではなく、スタッフを接客に振り分けることで、業務効率化とサービス品質の両立を図れます。

    2. 端末の故障・充電切れで注文できなくなる場合がある

    テーブルオーダーはタブレットや専用端末を使用するため、端末の故障や充電切れが発生すると、そのテーブルから注文できなくなってしまいます。

    端末の故障に備えて、導入前にサポート体制や交換対応、代替端末の有無を事前に確認しましょう。

    充電切れについては、店舗側の運用で防ぐことが重要です。退席後に端末が充電されているか確認する手順を業務に組み込みましょう。

    テーブルオーダーシステムで顧客満足度を高め、回転率をアップ

    テーブルオーダーシステムは、料金だけでなく、必要な機能、POSレジ・厨房機器との連携、注文画面の使いやすさ、サポート体制まで確認して選ぶことが重要です。

    まずは、自店舗に必要な注文機能や端末台数、既存システムとの連携条件を整理してください。そのうえで、比較表から料金・機能・サポートを確認し、店舗の運営方法に合うサービスを検討して、見積もりを依頼しましょう。

    テーブルオーダーを適切に導入できれば、注文業務を効率化しながら、注文待ちやオーダーミスを減らし、顧客満足度や店舗の回転率向上につなげられます。

  • オーダーエントリーシステム(OES)比較10選!種類・導入メリット・選び方

    オーダーエントリーシステム(OES)比較10選!種類・導入メリット・選び方

    オーダーエントリーシステムは、飲食店の注文受付から厨房への伝達、会計までをデジタル化するシステムです。スタッフが注文を入力するハンディー型だけでなく、客席のタブレットから注文するテーブルオーダー型、顧客のスマートフォンを使うモバイルオーダー型も普及しています。

    導入するシステムによって、店舗のオペレーションや必要な端末、料金は大きく異なります。

    本記事では、オーダーエントリーシステムの仕組みや種類、導入メリット、費用相場、選び方、おすすめサービスを解説します。

    [post-setting]{“index”:{“type”:”h3″,”initialOpen”:”open”},”topServiceCarousel”:{“condition”:{“categoryId”:”00069″},”title”:”おすすめのオーダーエントリーシステム”}}[/post-setting]

    オーダーエントリーシステム(OES)とは

    オーダーエントリーシステムとは、飲食店で受けた注文をデータ化し、厨房への伝達や会計へ連携するシステムです。OESは「Order Entry System」の略称です。

    従来の手書き伝票では、スタッフが注文内容を紙に記入し、厨房まで伝票を運び、会計時には注文内容を再度レジへ入力する運用が一般的でした。
    オーダーエントリーシステムでは、ハンディーやタブレット、スマートフォンから入力した注文情報を厨房へ送信できます。

    現在はスタッフが注文を取るハンディー型だけではありません。顧客が客席のタブレットや自身のスマートフォンから注文するセルフオーダーもあります。

    オーダーエントリーシステムの種類

    オーダーエントリーシステムは、誰がどの端末から注文するかによって大きく3種類に分けられます。

    オーダーエントリーシステムの種類

    1. ハンディー型

    ハンディー型は、スタッフが客席で注文を受け、その場で端末へ入力する方式です。専用ハンディーのほか、スマートフォンへアプリをインストールして注文端末として使用するサービスもあります。

    スタッフによる接客を維持しながら、手書き伝票をなくせる点が特徴です。入力した注文を厨房へ直接送れるため、客席と厨房を往復して伝票を渡す作業も削減できます。

    2. タブレット・テーブルオーダー型

    タブレット・テーブルオーダー型は、各テーブルに設置したタブレットから顧客自身が注文する方式です。

    注文のたびにスタッフを呼ぶ必要がなくなり、ホールスタッフの注文受付業務を削減できます。見やすく画像付きのメニューを表示したり、売り切れ情報を反映したりできます。またモバイルオーダーより幅広い年代に使いやすいのも特徴です。

    3. モバイルオーダー型

    モバイルオーダー型は、顧客自身のスマートフォンから注文する方式です。店内のQRコードを読み取って注文する方法のほか、来店前にテイクアウト商品を注文する方法もあります。

    客席ごとに注文専用タブレットを設置する必要がないため、店舗側で管理する端末数を抑えられます。

    オーダーエントリーシステムの仕組み

    オーダーエントリーシステムの仕組み

    オーダーエントリーシステムを導入すると、注文情報を紙で受け渡すのではなく、データとして店舗内で連携できます。基本的な流れは次のとおりです。

    流れ内容
    1. 注文受付ハンディー、タブレット、スマートフォンなどから注文内容を入力する
    2. キッチンへ伝達入力された注文情報をキッチンモニターなどへ送信する
    3. 会計と連携注文情報を会計へ反映し、会計時の再入力を削減する
    4. 売上・注文データを管理注文履歴や売上情報を蓄積し、店舗運営や売上分析に活用する

    注文情報が自動で連携されるため、スタッフが注文伝票を厨房まで運ぶ作業や、会計時に注文内容を入力し直す作業を削減できます。

    ただし、すべてのオーダーエントリーシステムが会計や売上管理まで単体で対応しているわけではありません。利用するサービスによって、POSレジとの連携方法や対応範囲が異なります。

    オーダーエントリーシステムの主な機能

    オーダーエントリーシステムには、注文受付だけでなく、厨房への伝達やメニュー管理、会計連携など店舗業務を効率化する機能があります。

    主な機能内容
    注文受付・オーダー管理スタッフまたは顧客が入力した注文をデータで管理する
    キッチンへの注文伝達注文内容を厨房側へ送信し、調理する商品や数量を共有する
    メニュー・商品管理商品名、価格、オプション、売り切れなどを管理する
    会計連携注文情報を会計へ反映し、会計時の再入力を削減する
    売上・注文データ管理商品別の注文数や売上などを記録し、店舗運営に活用する

    サービスによっては、注文履歴、商品の残数、トッピング、食べ放題・飲み放題の時間管理など、飲食店向けの機能も搭載されています。

    オーダーエントリーシステムを導入するメリット

    注文業務を効率化できる

    オーダーエントリーシステムを導入する最大のメリットは、注文受付から厨房への伝達までの作業を効率化できることです。

    入力した注文情報がキッチンにすぐ連携されるため、ホールとキッチンを往復する時間を減らせます。

    テーブルオーダーやモバイルオーダーでは顧客自身が注文するため、スタッフが注文を受ける業務から削減できます。

    注文ミス・伝達ミスを削減できる

    注文内容をデータで送信することで、手書きによる記入ミスや文字の読み間違いを削減できます。

    紙伝票で発生する聞き間違い、急いで記入した文字の読み間違え、トッピングやオプションの確認漏れなども減らせます。

    会計業務を効率化できる

    会計システムと連携できるオーダーエントリーシステムでは、注文データを会計へ反映できます。

    注文内容を会計時にPOSレジに入力する必要がなくなるため、レジ業務の時間短縮と入力ミスの削減につながります。

    店舗の回転率向上につながる

    注文から厨房への伝達時間を短縮すると、注文受付や料理提供を滞らせる要因を減らせます。

    テーブルオーダーやモバイルオーダーでは、顧客がスタッフを呼ばずに追加注文できるため、ピーク時間帯でも注文待ちの時間が減ります。

    売上・注文データを一元管理できる

    オーダーエントリーシステムで受けた注文はデータとして蓄積できます。

    売上管理機能やPOSレジと連携すれば、商品別の販売状況、注文履歴、客単価などを店舗運営に活用できます。サービスによっては当日の売上や客単価を確認できる機能もあります。

    オーダーエントリーシステムの導入費用・料金相場

    オーダーエントリーシステムの導入費用は、以下の3つで決まります。

    1. システムの初期費用
    2. 月額料金
    3. 注文に使用する端末の購入費

    導入費用・料金相場

    オーダーエントリーシステムは、種類によって必要な端末やその数が異なるため、初期費用にも大きな差があります。

    種類初期費用の目安月額料金の目安想定
    ハンディー型約9万円1万円台~スタッフ3人が注文を担当し、スマートフォン3台を用意
    タブレット・テーブルオーダー型約50~100万円7,000円台~1万円台10テーブルにタブレットを1台ずつ設置
    モバイルオーダー型0円~0円~1万円台顧客のスマートフォンを利用し、客席用端末は購入しない
    ※ハンディー型はスマートフォン1台約3万円、タブレット・テーブルオーダー型はタブレット1台約5万円として端末購入費を計算しています。
    ※システムの初期設定費や導入支援費が別途発生する場合があります。
    ※実際の費用は、導入するサービス、端末の機種、既存端末の有無、契約内容などによって異なります。

    ハンディー型の費用相場

    ハンディー型の導入費用は、システムの初期費用と月額料金に加えて、注文を担当するスタッフ数とそれに応じたハンディー端末台数で決まります。

    ピーク時に何人が同時に注文を取るかを基準に端末台数を決めましょう。

    タブレット・テーブルオーダー型の費用相場

    タブレット・テーブルオーダー型は、テーブル数×タブレット1台あたりの価格に、システムの初期費用と月額料金を加えて導入総額を計算しましょう

    10テーブルなら10台、20テーブルなら20台と、テーブル数が増えるほど端末購入費も増えます。

    モバイルオーダー型の費用相場

    モバイルオーダー型は、顧客自身のスマートフォンを注文端末として使用するため、端末の購入費が発生しません。

    主な費用はシステムの初期費用と月額料金のみです。顧客がテーブルでオンライン決済まで行う場合は、決済金額に応じた決済手数料が別途発生します。

    オーダーエントリーシステム比較|ハンディー型のおすすめ

    ハンディー型は、スタッフが端末を持って客席で注文を入力する方式です。スタッフによる接客を維持しながら、手書き伝票からデジタル注文へ移行できます。

    サービス名特徴料金連携POSレジ
    Square ハンディ注文受付・決済・POSレジまで1台で対応。
    バーコードスキャナーも内蔵の専用端末。
    初期費用:0円
    端末費用:44,980円
    月額:0円
    Square POSレジ
    スマレジ・ウェイターiPhone・iPadをハンディとして利用。
    注文からキッチン伝票、POS連携まで対応
    初期費用:0円
    月額:0円〜
    フードビジネス:15,400円
    スマレジ・POS
    エアレジオーダーiPhoneをハンディとして利用。
    注文情報をレジやキッチンへ連携。
    初期費用:0円〜
    月額:13,200円〜
    Airレジ

    [orend-service]{“condition”:{“categoryId”: “00068”},”display”:{“type”:”price-explanation”}}[/orend-service]

    スマレジ・ウェイター

    オーダーエントリーシステム | クラウドPOSレジならスマレジ
    • iPhoneが高機能ハンディ端末に変身
    • 無料プランでもオーダーエントリーシステムを利用可能
    • スマレジPOSとの連携でリアルタイム売上分析

    スマレジ・ウェイターでは、ホールスタッフがiPhoneのハンディ端末を使用してお客様から注文を受け付けます。テーブル単位での入店処理やオーダー受付、客層の入力(性別・年代等)も可能で、通常メニューとは別に飲み放題・食べ放題等のプランメニューも作成できます。注文情報はリアルタイムでキッチンプリンターに送信され、キッチンモニターを使用すればハンディ端末からの注文情報がモニターに表示され、チビ伝の紛失による調理漏れ防止や調理状況の一覧確認が可能です。また、有料プランではテーブルオーダー(iPad専用)やQRオーダーにも対応しており、お客様自身でのオーダーも受け付けることができます。

    項目内容
    種類スマホアプリ型
    初期費用0円~
    月額費用0円~
    連携できる
    POSレジ
    スマレジ
    スマホiPhone(iOS)

    エアレジオーダー

    カンタン「モバイルオーダー 店内版」の始め方 – Airレジ オーダー – FAQ –
    • 新人スタッフでも初日からミスなく操作可能
    • Airレジとの自動連携で会計業務を効率化
    • 充実したサポート体制で安心導入

    エアレジオーダーハンディは、iPhoneを利用して紙の伝票では運用が大変だった注文・調理・配膳業務をサポートするオーダーエントリーシステムです。手書き伝票での間違いを防ぎ、ホールとキッチンの往復も最小限にできるほか、ラストオーダー予定時間をテーブルごとにカンタンに設定でき、残り時間が見えることで適切な時間にラストオーダーを取ることができます。また、モバイルオーダー店内版と組み合わせることで、お客様のスマホからの注文とスタッフによるハンディ注文の両方に対応可能です。

    項目内容
    種類スマホアプリ型
    初期費用0円~
    月額費用13,200円(税込)~
    連携できる
    POSレジ
    Airレジ
    スマホiPhone(iOS)

    ハンディー型をさらに詳しく検討する場合は、ハンディー・オーダーエントリーシステムの比較記事で料金や機能を詳しく解説しています。

    オーダーエントリーシステム比較|タブレット・テーブル型のおすすめ

    タブレット・テーブルオーダー型は、客席に設置した端末から顧客自身が注文する方式です。サービスによって月額料金、対応できる注文方法、既存システムとの連携などが異なります。

    サービス名特徴料金多言語対応連携POSレジ
    USEN Tablet Order客席の専用タブレットから注文できる。
    多言語表示や売上管理との連携に対応
    初期費用:40,000円
    月額:8,000円〜
    ⭕USENレジ
    スマレジ・テーブルオーダー客席のiPadから注文し、キッチン伝票へ連携。
    スマレジ・ウェイターと連携
    初期費用:58,800円〜/台
    月額:440円〜1,320円/台
    フードビジネス:15,400円/店舗
    ⭕スマレジ・POS
    orderSmartタブレットから注文し、厨房・レジへ自動連携。
    食べ放題・飲み放題やコース料理の時間管理対応
    初期費用:400,000円〜
    月額:15,000円〜
    ✖専用POSレジ
    ※端末代は別途発生します。

    [orend-service]{“condition”:{“idList”:”01krd627tjv3rg2rke000627kr,01krd34jrpttmqdz83hez1qbwa,01krd0wsy0676ce5th8hffh7rm”},”display”:{“type”:”price-explanation”}}[/orend-service]

    タブレット・テーブルオーダーをさらに詳しく検討する場合は、タブレットオーダーの比較記事で料金や機能を詳しく解説しています。

    オーダーエントリーシステム比較|モバイル型のおすすめ

    モバイルオーダー型は、顧客自身のスマートフォンから注文する方式です。店内QR注文だけでなく、テイクアウトの事前注文に対応するサービスもあります。

    サービス名特徴料金多言語対応オンライン決済顧客管理・販促
    Cloud MenuQRコードを読み取ってスマホから注文。
    専用端末不要で、30日間の無料トライアルに対応
    初期費用:0円
    月額:8,500円
    ✖✖✖
    funfo(ファンフォ)iPadでPOSレジとモバイルオーダーを一体運用。
    QR注文、店外注文、LINE連携にも対応
    初期費用:0円
    月額:0円〜
    ⭕⭕⭕
    STORESモバイルオーダー店内注文とテイクアウトを一元管理。
    STORESレジとの連携やオンライン決済に対応
    初期費用:0円
    月額:7,700円〜
    テイクアウト:0円
    ⭕⭕⭕
    SquareセルフオーダーQRコードから注文でき、Square POSレジと連携。
    オンライン決済にも対応
    初期費用:0円
    月額:3,375円
    ⭕⭕⭕

    [orend-service]{“condition”:{“idList”:”01hkp1k5yf9fmk7jartd9rs0kn, 01krdgzxqkeq6c3jws508m6seq, 01j5qjb7pymxzzy7yymce8yccg, 01j093m4s8xh83a2syknhmvn0x”},”display”:{“type”:”price-explanation”}}[/orend-service]

    店内注文やテイクアウト対応まで詳しく検討する場合は、モバイルオーダーの比較記事をご確認ください。

    オーダーエントリーシステムの選び方

    店舗で実現したい運用から選ぶ

    オーダーエントリーシステムは、導入後にどのような注文運用にするかを基準に選びます。接客を残す、写真や商品説明でおすすめメニューを伝える、初期費用を抑えるなど、重視する運用によって選ぶ種類が変わります。

    種類こんな運用におすすめ
    ハンディー型・接客を維持したい
    ・商品説明やおすすめ提案を重視したい
    ・スタッフ主体で注文を管理したい
    タブレット・テーブルオーダー型・写真や商品説明を大きく表示し、おすすめメニューを伝えたい
    ・高齢者を含め、幅広い年齢層が操作しやすい注文環境にしたい
    ・客席用タブレットをそろえる初期費用を確保できる
    モバイルオーダー型・初期費用を抑えたい
    ・テーブルごとの注文端末を購入したくない
    ・端末の充電・故障・交換などの管理を減らしたい

    スタッフ・顧客にとって使いやすいか

    注文画面の使いやすさは、スタッフの業務時間や顧客の注文数に直接影響します。

    ハンディー型では、商品の検索、数量変更、注文訂正、売り切れ登録など、営業中に頻繁に行う操作がしやすいかを確認します。

    セルフオーダーでは、顧客が商品を探し、オプションを選択して注文を完了するまでの操作が簡単か確認してください。

    POSレジやキッチンとの連携

    オーダーエントリーシステムは、注文受付だけで完結するものではありません。厨房への伝達と会計までつながることで、注文データを入力し直す作業を削減できます。

    既存のPOSレジを継続して使用する場合は、導入予定のシステムがそのPOSレジと連携できるか確認してください。

    厨房側についても、キッチンモニターで管理するのか、レシートプリンターで注文を確認するのかを決めます。

    既存システムとの連携を確認せずに導入すると、注文と会計を別々に入力する運用が残る可能性があります。

    導入費用・月額料金

    料金は月額料金だけでは判断できません。

    ハンディー型では必要端末数、テーブルオーダー型では客席用タブレット数、モバイルオーダー型では決済手数料など、注文方式によって追加費用が異なります。

    初期費用、月額料金、端末費用、追加端末料金を確認し、店舗で実際に必要になる構成の総額で判断しましょう。

    サポート体制(問い合わせ方法・対応時間)

    電話、メール、チャットなどの問い合わせ方法に加え、対応時間を確認してください。夜間営業や土日営業が中心の店舗では、その時間帯にサポートを受けられるかも判断材料になります。

    導入設定やメニュー登録まで支援するサービスもあるため、初めてオーダーシステムを導入する店舗では、導入前後のサポート内容まで確認します。

    オーダーエントリーシステムのデメリット・注意点

    初期費用・月額料金が発生する

    オーダーエントリーシステムは、システム利用料のほか、利用する方式によって端末費用が発生します。

    特にテーブルオーダー型は、客席数に応じて端末台数が増えます。ハンディー型もスタッフ数や席数によって必要な端末数が変わります。

    月額料金だけではなく、初期費用と必要端末数まで含めた総額で判断することが重要です。

    スタッフへの操作教育が必要になる

    手書き伝票からオーダーエントリーシステムへ変更すると、注文受付や訂正、売り切れ処理などの手順が変わります。

    特にスタッフが操作するハンディー型では、導入前に基本操作と店舗内の運用ルールを共有する必要があります。

    事前にマニュアルを共有し、操作確認を行い、注文変更や端末トラブルが発生した場合の対応方法まで決めておくことが重要です。

    通信障害・端末トラブルへの対策が必要になる

    クラウド型のオーダーエントリーシステムは、店舗のネットワーク環境を利用するサービスが中心です。

    Wi-Fiや端末に問題が発生すると、注文受付や厨房への伝達に影響する場合があります。

    導入前に必要な通信環境を確認し、通信障害や端末故障が発生した場合の注文方法も決めておく必要があります。

    故障が起きた場合のサポート体制が重要なポイントです。

    注文方法によっては顧客への案内が必要になる

    タブレット・テーブルオーダー型やモバイルオーダー型では、顧客自身が注文操作を行います。

    スマートフォンやタブレットでの注文に慣れていない顧客もいるため、セルフオーダーだけに限定すると注文時の負担になる場合があります。

    そのため、使いやすいサービスを選ぶことが重要です。

    オーダーエントリーシステムで店舗の注文管理を効率化

    オーダーエントリーシステムを導入すると、注文受付から厨房への伝達、会計までの情報をデジタルで連携できます。手書き伝票の受け渡しや会計時の再入力を減らし、注文ミスの削減や店舗業務の効率化につなげられます。

    主な方式は、スタッフが注文を入力するハンディー型、客席の端末から顧客が注文するタブレット・テーブルオーダー型、顧客自身のスマートフォンを使うモバイルオーダー型です。

    スタッフによる接客を重視する店舗ではハンディー型、注文受付の省人化を進める店舗ではテーブルオーダー型やモバイルオーダー型を中心に検討します。料金だけで決めず、店舗の注文方法、必要な端末数、既存システムとの連携、サポート体制まで確認して選ぶことが重要です。