予約システムを導入すれば、オンライン上で予約を受け付け、予約枠や顧客情報、スタッフの予定などをまとめて管理できます。
予約システムには、無料から始められるサービス、美容室やジムなどの業種特化型、LINEから予約を受け付けるタイプなどがあります。また、サービスによって料金だけでなく、できることも異なります。
この記事では、おすすめの「予約システムの料金・機能一覧表 ▼」で比較し、「目的別おすすめ早見表 ▼」、無料のサービスと料金相場、選び方、導入前の注意点まで解説します。
予約管理システムの料金・機能比較表
予約管理システムは、初期費用や月額料金だけでなく、無料プランの有無や予約受付、顧客管理、決済、外部サービス連携など、利用できる機能に差があります。
料金が安くても必要な機能が有料オプションの場合があるため、基本料金だけでなく、必要な機能を含めた総額で確認することが重要です。以下の比較表で、料金と主要機能の違いを確認できます。
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予約システムの種類|汎用型・業種特化型・LINE型の違い
予約システムは、主に汎用型、業種特化型、LINE型に分けられます。
| 種類 | 主なサービス |
| 汎用型 | STORES 予約、Airリザーブ、SELECT TYPE、Square予約 |
| 業種特化型 | Smart Hello(レッスン教室)、Gym’s(ジム)、BeautyMerit(美容サロン)、WTE(オンラインレッスン) |
| LINE型 | RE:RE LINEサロン予約、リピッテ |
幅広い業種で使える汎用型
汎用型は、予約受付、予約枠管理、顧客管理、決済などの基本的な予約機能を幅広い業種で使えるタイプです。
サロン、スクール、施設、相談窓口などで利用され、一般的な「メニューを選ぶ→日時を選ぶ→予約する」という流れであれば汎用型で対応できます。
無料から始められるサービスも多く、必要に応じて上位プランやオプションで機能を追加できます。小規模な運用から始めて、予約件数やスタッフ数の増加に合わせてプランを変更できる点も特徴です。
美容室・スクール・ジムなどの業種特化型
業種特化型は、予約受付だけでなく、その業界で発生する管理業務までまとめて対応するタイプです。
美容室・サロンでは電子カルテや施術履歴、スクールでは生徒・講師・月謝管理、ジムでは会員・月会費・入退館管理など、業種ごとに必要な機能が異なります。
LINEから予約を受け付けるLINE型
LINE型は、LINEを予約窓口として利用するタイプです。LINE上で予約まで完結するサービスのほか、LINEから予約ページへ移動するタイプもあります。
予約受付だけでなく、予約確認、リマインド、来店後のメッセージ配信までLINEで管理できるサービスもあります。
LINEを中心に予約を受け付ける場合は、LINE予約システムの比較で連携方法や料金を確認できます。
【業種・目的別】おすすめ予約システムと選び方
予約システムは、業種や店舗規模によって必要な機能が異なります。業種・目的別に選ぶなら、以下のサービスがおすすめです。
業種特有の管理が必要な場合は専用機能を重視し、個人事業主や1人店舗では、必要な機能を低コストで使えるサービスを選びましょう。
| 業種・目的 | おすすめサービス | おすすめの理由・特徴 |
| 幅広い業種 | STORES 予約 Airリザーブ SELECT TYPE | STORES 予約はスタッフ・クラス・施設など幅広い予約形式に対応。 Airリザーブは2種類の予約枠でさまざまな業種に対応。 SELECT TYPEは豊富なテンプレートから予約システムを構築できる |
| 美容室・サロン | BeautyMerit RE:RE LINEサロン予約 STORES 予約 | BeautyMeritは予約一元管理やカルテ、LINE予約などサロン機能が充実。 RE:REはLINE予約と顧客・カルテ管理に対応。 STORES 予約はスタッフ指名や決済までまとめて管理できる |
| スクール・教室 | WTE SELECT TYPE STORES 予約 | WTEは予約・決済・講師・生徒・レッスン管理を一元化。 SELECT TYPEは月謝・回数券・会員制予約に対応。 STORES 予約はクラス予約や月謝、回数券を管理できる |
| ジム・フィットネス | Smart Hello Gym’s STORES 予約 | Smart Helloは会員・会費・予約・入退館をまとめて管理。 Gym’sは予約・顧客・カルテ・チケット・決済まで対応。 STORES 予約はクラス・パーソナル予約や月謝管理に対応する |
| 飲食店 | EDISONE予約 SELECT TYPE | EDISONE予約は座席・個室・人数・メニューを組み合わせた予約に対応。 SELECT TYPEは席・コース・人数・利用時間に合わせて予約枠を設定できる |
| 個人事業主・1人店舗 | STORES 予約 Airリザーブ Square予約 | AirリザーブとSTORES 予約は無料プランから始められ、小規模運用に必要な基本機能がある。 Square予約は1店舗なら無料から利用でき、予約・顧客・決済をまとめて管理。 |
| LINE予約 | RE:RE LINEサロン予約 リピッテ STORES 予約 | RE:REはLINE上で予約受付・変更・リマインドまで対応。 リピッテはLINEから予約を受け付けて自動管理できる。 STORES 予約はLINE連携で予約受付やリマインド、メッセージ配信に対応する |
業種・目的別の予約システムは、以下の記事で詳しく比較しています。▼
汎用型のおすすめ予約システムを比較
汎用型は、業種を限定せず幅広い店舗・施設で利用される予約システムです。予約受付や顧客管理、決済、外部サービス連携など基本機能がそろっており、複数の用途に対応できます。
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業種特化型のおすすめ予約システムを比較
業種特化型は、美容室、ジム、スクールなど特定業種の運営に必要な機能を備えた予約システムです。スタッフ指名、会員管理、月謝・回数券管理など、業種ごとの運用に合わせた機能が用意されています。
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LINE型のおすすめ予約システムを比較
LINE型は、LINEを使って予約受付や顧客対応を行う予約システムです。LINE上の予約導線や通知、顧客へのメッセージ配信などに対応し、予約から来店後のフォローまでLINEを活用できます。
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予約システムの料金相場
この記事で紹介している予約システムを見ると、初期費用や月額料金には大きな差があります。初期費用・月額料金ともに0円から始められるサービスがある一方、法人向けや業種特化型では数万円以上かかるサービスもあります。
初期費用の相場
予約システムの初期費用は、0円〜3万円程度が相場です。
初期費用は、導入時の設定やサポート内容によって変わります。
STORES 予約やSquare予約などは、無料でアカウントを作成し、予約メニューや受付枠などを自分で設定することで、初期費用0円から始められます。
一方、予約ルールや運用フローの設計から、導入後の設定・運用まで相談できるChoiceRESERVEは、初期費用33,000円〜です。
月額料金の相場
予約システムの月額料金は、0円〜2万円台が相場です。
月額料金は、予約件数やスタッフ数、店舗数に加えて、顧客管理やLINE連携、複数店舗管理など利用する機能によって変わります。
STORES 予約やSquare予約などは、基本的な予約受付を無料プランから始められます。
一方、LINEを使った予約受付やサロン向けの顧客管理に対応するRE:RE LINEサロン予約は月額9,800円〜、法人向けの予約管理や運用支援に対応するChoiceRESERVEは月額22,000円〜です。
決済手数料の相場
予約システムの決済手数料は、3%台が相場です。
オンライン事前決済を利用する店舗は、月額料金とあわせて決済手数料を確認してください。
特に、オンライン決済の利用件数が多い店舗や客単価が高い店舗では、売上に応じて手数料の負担も大きくなります。
無料で使える予約システムはある?無料プランの注意点
予約システムには、月額0円から使えるサービスもあります。この記事で紹介しているSTORES 予約、Square予約、Airリザーブなどは無料プランを提供しています。
ただし、無料プランでは次のような制限が設定されている場合があります。
- 月間の予約件数
- 登録できる顧客数
- スタッフや店舗の登録数
- 顧客管理や分析などの機能
- 外部サービスとの連携
無料プランを選ぶ場合は、現在の予約件数や必要な機能を無料の範囲で利用できるかを確認してください。
予約システムの選び方|5つの比較ポイント
予約システムは、機能数の多さだけで選ぶものではありません。自社の予約方法を再現でき、日々の運用を一つのシステムにまとめられるかが重要です。
ここでは、導入前に確認する5つのポイントを解説します。
1. 自社・業種に必要な機能があるか
最初に見るべきなのは、自社の予約方法をシステム上で再現できるかです。
日時だけを選ぶ単純な予約であれば、多くの予約システムで対応できます。一方、美容サロンではメニューとスタッフ、設備の組み合わせ、スクールでは講師・定員・振替、ジムでは会員契約や月会費など、業種によって必要な機能は異なります。
まず自社に必要な機能を洗い出し、それらを備えた予約システムを選びましょう。
2. 必要な機能を使った場合の総額で比較する
料金は、最安プランの月額だけでは判断できません。
基本料金が低くても、複数スタッフ管理やLINE連携、リマインド送信、多店舗管理などが上位プランや有料オプションになっている場合があります。オンライン決済を利用する場合は、月額料金とは別に決済手数料も発生します。
必要な機能、スタッフ数、月間予約件数を整理し、実際に利用する条件でかかる総額を比べましょう。
3. 既存の予約媒体や外部サービスと連携できるか
すでにLINE、Googleカレンダー、外部予約サイト、ホームページ、決済サービスなどを使っている場合は、既存サービスとの連携範囲も重要です。
外部予約サイトから入った予約が予約システムへ自動反映されない場合、手入力の手間が増え、予約情報の入力が漏れるとダブルブッキングの原因にもなります。
現在使っている予約媒体や外部サービスを洗い出し、予約情報を一元管理できるシステムを選びましょう。
4. 顧客とスタッフが簡単に操作できるか
予約システムは、顧客が迷わず予約でき、スタッフが日常業務で使いこなせることが重要です。
顧客側では、スマホでも空き状況の確認から予約完了までスムーズに進めるかを確認します。予約画面が分かりにくいと、途中離脱につながります。
スタッフ側では、予約の登録・変更、顧客情報の確認、予約枠の調整などを直感的に操作できることが重要です。操作が複雑だと、電話や紙での管理が残り、予約システムを導入する効果が薄れます。
無料プランや無料トライアルがある場合は、顧客側とスタッフ側の両方を実際に操作して選びましょう。
5. 来店後のマーケティング・再来店施策までできるか
予約システムは、予約を受け付けるだけでなく、来店後のマーケティングや再来店施策まで活用できるかが重要です。
顧客情報と予約・来店履歴を蓄積できれば、来店周期に合わせたLINE・メール配信や、しばらく来店していない顧客への案内などに活用できます。
美容室やサロン、ジム、スクールなど継続利用が重要な業種では、顧客管理、メッセージ配信、回数券・会員管理などの機能まで確認して選びましょう。
予約システムの主な機能・できること
予約システムでは、Web予約の受付だけでなく、顧客管理、リマインド通知、決済、集客、売上分析まで一元管理できます。電話や紙の予約台帳で個別に管理していた業務をまとめることで、予約受付から来店後のフォローまで効率化できます。
主な機能は以下のとおりです。
予約受付・予約変更のオンライン管理
Webサイトや予約ページから、24時間予約を受け付けられます。予約が入ると空き枠へ自動で反映され、予約変更やキャンセルもオンラインで管理できます。
スタッフ別・メニュー別・設備別に予約枠を設定できるサービスもあり、電話受付や予約台帳への手入力を減らせます。
顧客情報・予約履歴の管理
氏名、電話番号、メールアドレスなどの顧客情報と、過去の予約履歴をまとめて管理できます。
来店日、利用メニュー、担当スタッフなどの情報を顧客ごとに確認できるため、再来店時の接客や顧客ごとのフォローに活用できます。
リマインド・予約確認の自動送信
予約完了時の確認メッセージや、予約日前のリマインドを自動送信できます。通知方法はメールやSMS、LINEなどサービスによって異なります。
店舗側から毎回連絡する必要がなくなり、予約忘れや無断キャンセルの防止にも役立ちます。
オンライン決済・月額課金への対応
予約時にクレジットカードなどで料金を支払うオンライン事前決済に対応した予約システムもあります。
また、スクールやジムなどでは、月謝や会費を毎月自動で決済する月額課金に対応するサービスもあります。予約受付と支払いをまとめて管理できるため、会計や請求業務の負担を減らせます。
集客・再来店施策の実施
クーポン配信、メール配信、LINE連携など、予約後の集客や再来店につなげる機能を備えたサービスもあります。
顧客情報や予約履歴をもとに、来店後のフォローやキャンペーンを実施することで、予約管理だけでなくリピーター獲得にも活用できます。
予約数・売上・顧客データの分析
予約件数、売上、来店頻度、人気メニューなどを集計・分析できる予約システムもあります。
どの時間帯やメニューの予約が多いか、再来店している顧客がどの程度いるかを把握できるため、スタッフ配置やメニュー改善、販促施策の判断材料として活用できます。
予約システムを導入する3つのメリット
予約システムを導入すると、24時間予約を受け付けられるだけでなく、スタッフの業務負担を減らし、顧客データを販促にも活用できます。主なメリットは次の3つです。
1. 営業時間外でも予約を受け付けられる
Web予約に対応すると、店舗の営業時間外でも予約を受け付けられます。電話予約だけでは対応できなかった夜間や早朝の予約も受け付けできます。
また、顧客は好きなタイミングで空き状況を確認しながらその場で予約できます。
2. 電話対応や予約管理の手間を減らせる
予約受付、変更、キャンセル、予約枠への反映をシステム化することで、スタッフが電話や紙の予約台帳で対応する作業を減らせます。
予約情報が自動で反映されるため、転記作業や二重予約の防止にもつながり、接客や施術など本来の業務に時間を使えます。
3. 予約履歴・顧客データをマーケティングに生かせる
予約システムには、来店履歴、利用メニュー、担当スタッフなどの顧客データが蓄積されます。
これらの情報をもとに、再来店案内やクーポン・キャンペーン配信などを行うことで、一度来店した顧客との接点を継続し、再来店につなげられます。
予約システムを導入するときの3つの注意点・デメリット
自社の予約方法や既存の運用に合わないシステムを選ぶと、かえって手作業が増える場合があります。導入前に、次の3点には特に注意しましょう。
1. 自社の予約方法に合わないと、かえって管理の手間が増える
自社の予約方法に合わないシステムを選ぶと、導入前より管理が複雑になる場合があります。
たとえば、施術メニューごとにスタッフと設備の両方を確保する店舗では、設備管理に対応していないシステムを選ぶと設備だけ別管理になってしまいます。
予約に必要な情報がシステム内にまとまらないため、紙やExcelで予約を一覧管理していたときよりも、確認や変更の手間が増える場合があります。
無料プランや無料トライアルで実際の予約方法を再現できるか確認しましょう。
2. 予約画面の操作が複雑だと予約数や来店頻度が下がる場合がある
店舗側の予約管理が便利になっても、顧客側の操作が複雑になると逆効果です。
たとえば、これまでLINEで日時を送るだけで予約できていた店舗が、会員登録、ログイン、メニュー選択、担当者選択、日時選択と多くの操作を求める予約システムへ変更すると、顧客にとっては予約の手間が増えます。
予約を後回しにしたり、途中で離脱したりする原因にもなるため、管理機能だけで判断してはいけません。
導入前には、顧客と同じスマホ画面から予約完了まで実際に操作してみて、簡単かどうかを確認しましょう。
3. 予約システムを導入しただけでは予約は増えない
予約システムを導入しただけで、新規予約が増えるわけではありません。
予約システムは、予約受付を効率化し、空き状況の確認や予約手続きをスムーズにする仕組みです。
新規顧客を増やすには、予約サイト、SNS、Googleビジネスプロフィールなどの集客ツールと組み合わせる必要があります。また、予約サイトから来店した顧客には、自社の予約システムを案内することで、再来店時の予約窓口を自社に集約できます。
集客から初回予約、再来店までを考え、予約システムと集客ツールを組み合わせて活用しましょう。
予約システムの導入までの流れ
予約システムを決めた後は、次の3ステップで導入します。
- 店舗情報・予約メニュー・予約枠を設定
- 必要に応じて外部サービスを連携
- 顧客・スタッフ双方の操作を確認して公開
1. 店舗情報・予約メニュー・予約枠を設定する
まず、店舗名、住所、営業時間などの基本情報を登録します。
次に、予約メニュー、料金、所要時間、スタッフ、設備など、予約受付に必要な情報を設定します。メニューごとに所要時間が異なる場合や、特定スタッフ・設備だけで受け付ける予約がある場合は、それぞれの条件まで登録します。最後に、予約可能時間、当日予約の受付期限、キャンセル期限などを実際の店舗ルールに合わせて設定します。
2. 必要に応じて外部サービスを連携する
基本設定が終わったら、ホームページ、LINE、Googleカレンダー、決済サービスなど、現在の運用に必要なサービスを連携します。
ホームページを持っている場合は、予約ページへのボタンや予約フォームを設置します。
ホームページに予約カレンダーを埋め込みたい方は、ホームページに埋め込める予約システムと導入する方法をご覧ください。
WordPressで作成したホームページを運営している方は、WordPress予約システム・プラグインの比較も参考にしてください。
外部予約サイトも利用している場合は、予約情報や空き枠を同期できるか確認します。連携できない場合は、予約情報を手動で反映する運用が必要です。
3. テスト予約を行い、お客様・スタッフ双方の操作を確認して公開する
公開前には、お客様側・スタッフ側の操作方法や、予約時に届く通知内容を把握するためにテスト予約を行いましょう。
お客様側では、スマホから予約ページを開き、メニューや担当者、日時の選択、情報の入力、決済、予約完了まで一通り操作します。あわせて、予約完了後にどのようなメールやLINEが届くのか、変更・キャンセルはどの画面から行うのかも確認します。
スタッフ側では、予約の確認方法、変更・キャンセルの操作、電話予約を受けたときの入力方法など、日常的に使う操作を実際に試します。予約が入った際に届く通知の内容も確認しておきましょう。
一連の操作方法と通知内容を把握できたら、ホームページやLINEなどに予約導線を公開します。























