インバウンド決済とは?国別のキャッシュレス決済手段・導入方法・おすすめ端末を解説

インバウンド向けのキャッシュレス決済を導入すると、訪日外国人の支払いに対応でき、販売機会の拡大や会計業務の効率化につながります。現金の受け渡しや言語の違いによる会計時の負担も減らせます。

ただし、国・地域によって利用される決済手段は異なり、国内のキャッシュレス決済に対応していても、海外発行カードやAlipay・WeChat Payなどが使えるとは限りません。

この記事では、国・地域別の主要な決済手段、インバウンド決済の導入方法や端末の選び方を解説します。また、対応ブランド・料金・手数料・機能をもとに、おすすめのキャッシュレス決済端末を比較します。

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“title”: “インバウンド向け決済端末は「対応決済・料金・インバウンド機能」で選ぶ!”,
“highlightText”: “対応決済・料金・インバウンド機能”,
“description”: “固定費0円で幅広い決済に対応するならAirペイ、POS・プリンターまで1台にまとめるならSquareターミナル、多通貨決済・英語表示まで対応するならstera pack、端末費用を抑えるならJMSがおすすめです。”,
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“feature”: “国際カード・Alipay+・WeChat Payなどに対応。POSレジ・プリンター内蔵で1台完結。”
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“feature”: “国際カード・Alipay+・WeChat Payなどに対応。端末費用0円で導入可能。”
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インバウンド決済とは

インバウンド決済とは、訪日外国人が日本国内の店舗や宿泊施設などで行う支払いのことです。キャッシュレス決済では、海外発行のVisa・Mastercardなどのクレジットカード、UnionPay(銀聯)、Alipay・WeChat PayなどのQRコード決済が利用されています。

観光庁の「インバウンド消費動向調査」によると、2026年4~6月期の訪日外国人旅行消費額は2兆5,125億円となり、2023年同期の1兆2,319億円から約2倍に増加しています。また、訪日外国人(一般客)1人当たりの旅行支出は24万5,000円でした。

日々拡大するインバウンド需要を取り込むには、訪日外国人が普段利用している決済サービスへの対応が重要です。国・地域によって主要な決済ブランドが異なるため、店舗を訪れる外国人客の利用状況に合わせて決済手段を導入する必要があります。

国・地域別|主要なインバウンド決済手段・ブランド

訪日外国人が普段利用している決済手段は、国・地域によって異なります。中国ではQRコード決済が広く普及し、韓国や欧米ではクレジットカード・デビットカード、台湾や東南アジアではカード決済に加えてQRコード決済も利用されています。

国・地域別の主要な決済手段と代表的なブランドは、以下のとおりです。

国・地域主要な決済手段・ブランド
中国QRコード・バーコード決済(Alipay、WeChat Pay)、カード決済(UnionPay/銀聯)
韓国カード決済(Visa、Mastercard)、QRコード・バーコード決済(NAVER Pay、Kakao Pay、Toss Pay)
台湾カード決済(Visa、Mastercard)、QRコード・バーコード決済(LINE Pay、JKO PAY)
東南アジアQRコード・バーコード決済(GCash、Touch ‘n Go eWallet、TrueMoney、MoMo、GrabPay)、カード決済(Visa、Mastercard)
欧米カード決済(Visa、Mastercard、American Express)、タッチ決済(Apple Pay、Google Pay)

中国の主要決済サービス

中国では、Alipay(アリペイ)とWeChat Pay(ウィーチャットペイ)によるQRコード決済が広く普及しています。スマートフォンのアプリを使った支払いが日常的に行われており、飲食店や小売店など、さまざまな場面で利用されています。

Alipayはアリババグループ系の決済サービス、WeChat Payはメッセージアプリ「WeChat」に組み込まれた決済機能です。また、UnionPay(銀聯)は中国発の国際カードブランドで、クレジットカードやデビットカードによる支払いに利用されています。

韓国の主要決済サービス

韓国ではクレジットカード決済が広く普及しており、VisaやMastercardなどの国際ブランドが利用されています。また、スマートフォンを使ったQRコード・バーコード決済も利用されています。

代表的なサービスは、NAVER Pay(ネイバーペイ)、Kakao Pay(カカオペイ)、Toss Pay(トスペイ)です。NAVER Payはポイント還元などの特典、Kakao Payはメッセージアプリ「KakaoTalk」との連携、Toss Payは金融アプリ「Toss」と連携した決済機能が特徴です。

台湾の主要決済サービス

台湾ではクレジットカードとQRコード決済が普及しています。VisaやMastercardなどの国際ブランドに加え、スマートフォンのアプリでQRコードを読み取る決済も日常的に利用されています。

代表的なサービスには、LINE Pay(ラインペイ)とJKO PAY(街口支付)があります。LINE Payは台湾で多くの利用者を持つQRコード・バーコード決済サービスです。JKO PAYは台湾発の電子決済サービスで、店舗でのQRコード決済のほか、送金などの機能も提供しています。

東南アジアの主要決済サービス

東南アジアでは、国ごとに異なるQRコード決済サービスが広がっており、クレジットカードやデビットカードと併用されています。

代表的なサービスは、フィリピンのGCash、マレーシアのTouch ‘n Go eWallet、タイのTrueMoney、ベトナムのMoMoなどです。また、シンガポールなどではGrabPayも利用されています。

欧米の主要決済サービス

欧米では、Visa・Mastercard・American Expressなどの国際ブランドによるカード決済が広く利用されています。クレジットカードに加えてデビットカードの利用も多く、カードを決済端末にかざすタッチ決済も普及しています。

また、Apple PayやGoogle Payなどのスマートフォンによるタッチ決済も利用されています。QRコード決済よりもカード決済やタッチ決済が中心となっています。

インバウンド向けキャッシュレス決済の導入方法

インバウンド向けキャッシュレス決済の導入方法は、大きく分けて2種類あります。それぞれ契約手続きや売上管理の方法が異なります。

決済代行サービスで複数の決済ブランドをまとめて導入する

SquareやAirペイなどの決済代行サービスを利用すると、クレジットカードや海外QRコード決済など、複数の決済手段を1つのサービスで導入できます。

例えば、SquareではVisa・Mastercardなどのクレジットカードに加え、Alipay+やWeChat Payなどの海外QRコード決済にも対応しています。

契約窓口や売上管理をまとめられるため、複数の決済ブランドを導入する店舗におすすめです。

特定の決済ブランドを個別に導入する

特定の海外決済ブランドだけを導入する場合は、そのブランドを取り扱う決済事業者と個別に契約する方法があります。

例えば、UnionPay(銀聯)は、国内のカード取扱会社を通じて加盟店契約を申し込めます。

必要な決済ブランドを個別に導入できる一方、複数のブランドを契約する場合は、申し込みや売上管理の窓口が分かれることがあります。

インバウンド対応できるキャッシュレス決済端末の料金・手数料・機能を比較

インバウンド対応のキャッシュレス決済端末は、対応する海外決済ブランドや決済手数料、端末費用、月額費用、機能がサービスによって異なります。

以下の比較表では、主要な決済端末の料金・手数料・機能を一覧で紹介します。また、30秒でおすすめの決済端末が分かる診断ツールも用意しています。

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30秒でわかる!インバウンド対応におすすめの決済端末診断

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“title”: “最適な決済端末は?”
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インバウンド向けキャッシュレス決済を導入するときの選び方

インバウンド向けのキャッシュレス決済端末を選ぶ際は、海外決済ブランドへの対応状況、海外発行カードの取り扱い、料金・手数料、端末タイプの4つが重要です。

それぞれの確認ポイントを解説します。

よく来る訪日客の国・地域に合った決済ブランドに対応しているか

インバウンド決済では、店舗を訪れる外国人客の国・地域に合わせた決済ブランドへの対応が重要です。国・地域によって普及している決済サービスが異なるためです。

例えば、中国からの訪日客が多い店舗ではAlipay・WeChat Pay・UnionPay(銀聯)、韓国からの訪日客が多い店舗ではKakao Pay・NAVER Payなどへの対応が有効です。

また、Alipay+に対応する決済サービスでは、複数の国・地域の海外QRコード決済を導入できます。

海外発行カードが決済できるか

クレジットカード決済では、海外で発行されたカードを取り扱えるかも重要な確認項目です。

VisaやMastercardに対応している端末でも、海外発行カードの取り扱いには決済サービスごとに条件があり、すべてのカードが決済できるとは限りません。

また、海外発行カードには国内発行カードと異なる決済手数料が設定されている場合もあります。海外発行カードの対応可否と手数料を公式サイトで確認してください。

決済手数料・端末費用・月額費用がいくらかかるか

キャッシュレス決済の導入費用は、決済手数料・端末費用・月額費用によって決まります。

決済手数料はクレジットカードや海外QRコード決済などの種類によって異なり、決済ブランドごとに設定される場合もあります。特に、訪日外国人の利用が多い決済ブランドの手数料は重要です。

また、端末を無料で導入できるサービスや、月額費用が発生するサービスもあります。導入時の費用だけでなく、運用中に発生する費用も含めた総コストを確認することが重要です。

飲食店・小売店・宿泊施設などの会計方法に合わせて端末タイプを選ぶ

キャッシュレス決済端末には、据置型・ポータブル型・カードリーダー型などがあり、店舗の会計方法によって必要な機能が異なります。

業種おすすめの端末タイプ理由・用途
飲食店ポータブル型持ち運びができ、テーブル会計に対応
小売店据置型・POSレジ連携型レジカウンターでの会計やPOSレジとの連携
ホテル・旅館据置型・オールインワン型フロント会計や端末単体でのレシート印刷

また、レシートプリンターの有無や通信方式、POSレジとの連携機能も端末によって異なります。実際の会計業務に必要な機能を備えた端末を選んでください。

インバウンド対応できるキャッシュレス決済端末9選比較

インバウンド決済に対応するキャッシュレス決済端末を紹介します。決済手数料、端末費用、月額費用、機能はサービスによって異なります。

それぞれの特徴や料金を比較し、自社の利用目的に合った決済端末を選びましょう。

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インバウンド向けキャッシュレス決済を導入する流れ

インバウンド向けキャッシュレス決済は、サービスへの申し込み・審査、端末の設定、決済テスト、店頭での案内の4ステップで導入します。

1. 決済サービスに申し込んで審査を受ける

まず、導入する決済サービスの公式サイトから申し込み、加盟店審査を受けます。

一般的には、店舗情報・事業者情報・振込先口座などの登録が必要です。

Alipay+やWeChat Payなどの海外QRコード決済は、クレジットカード決済とは別に申し込みや審査が必要な場合があります。

2. 決済端末やアプリを設定する

審査が完了したら、決済端末やアプリの初期設定を行います。

POSレジと連携する場合は、商品情報や会計金額が正しく反映されるように設定します。

3. 海外決済ブランドの決済テストを行い、スタッフに操作方法を共有する

端末の設定後は、対応する決済ブランドで正常に支払いを受け付けられるか確認します。

スタッフには、それぞれの会計操作に加えて、端末や管理画面で決済完了を確認する方法を共有します。実際の決済を試せる場合は、返金操作も含めて確認しておくと安心です。

4. 対応する決済ブランドを多言語表示・ロゴで案内する

決済の準備が完了したら、実際に利用可能な決済ブランドのロゴを店舗の入口やレジ周辺に掲示します。

例えば、Visa・Mastercard・Alipay+・WeChat Payに対応している場合は、それぞれのロゴを掲示します。

さらに、店頭やレジ周辺のPOPに「Cards accepted(カード決済対応)」などと英語で記載し、必要に応じて中国語・韓国語も併記しましょう。