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  • 美容室向けPOSレジ13選!料金・機能・無料プランを比較

    美容室向けPOSレジ13選!料金・機能・無料プランを比較

    美容室向けPOSレジとは、会計や売上管理に加え、予約・顧客管理など美容室の業務まで効率化できるシステムです。

    ただし、サービスによって料金や機能が異なるため、選び方が重要です。

    この記事では、美容室向けPOSレジの料金・機能・連携システムを比較しながら、美容室の条件・状況に合った選び方やおすすめサービスを紹介します。

    サービスをすぐに比較したい方は、「美容室向けPOSレジの比較表 ▼」から確認できます。

    美容室向けPOSレジとは

    美容室向けPOSレジとは、会計や売上管理に加え、予約・顧客情報・施術履歴などを一元管理できるレジシステムです。一般的なPOSレジと異なり、電子カルテやスタッフ別の売上管理など、美容室特有の業務に対応しています。

    美容室では、会計やレジ締めに時間がかかる、予約や顧客情報の管理が煩雑、スタッフや店舗ごとの売上を把握しにくいといった課題があります。

    こうした課題を解決するため、個人経営の美容室からスタッフ数の多いサロン、複数店舗を展開する美容室まで幅広く導入されています。

    美容室向けPOSレジの主な機能

    美容室向けPOSレジには、会計・売上管理に加え、予約管理や顧客管理、電子カルテなどの機能があります。

    シンプルに会計・売上管理があればいいのか、顧客・予約管理まで連携したいのかによって、選ぶべきサービスは異なるため、まずは店舗に必要な機能を確認してください。

    機能できること
    会計・売上管理施術や店販商品の会計に対応。メニュー別・スタッフ別の売上も自動集計
    顧客管理顧客の基本情報や来店履歴を記録。過去に利用したメニューも確認可能
    スタッフ管理スタッフ別の売上や施術件数を集計。指名数などの実績も確認
    在庫管理店販商品の販売と連動して在庫数を自動更新。在庫不足も確認
    予約システム連携外部予約システムの予約情報をPOSレジに反映し、予約内容と会計・顧客情報を連動
    電子カルテ施術内容や使用薬剤を顧客ごとに記録。施術写真の保存にも対応
    回数券・コース・ポイント管理回数券やコースの残回数を管理。ポイントの付与や利用履歴も記録
    複数店舗管理全店舗の売上を一元管理。メニューや料金も本部から一括設定

    美容室にPOSレジを導入するメリット

    美容室にPOSレジを導入すると、会計やレジ締めの時間を短縮できるほか、接客の質やリピート率の向上、店舗運営の改善にも役立ちます。

    会計・レジ締めにかかる時間を短縮できる

    会計時の入力作業や閉店後の売上集計の手間が減り、会計からレジ締めまでの業務時間を短縮できます。

    特に、混雑時の会計をスムーズに進められるほか、閉店後の作業負担も軽減されるため、スタッフの業務効率化や残業時間の削減につながります。

    顧客情報をもとに接客の質を高められる

    過去の施術内容や好みを踏まえたカウンセリングができるため、お客様一人ひとりに合わせた接客やメニュー提案につながります。

    また、担当スタッフが変わっても情報を引き継げるため、接客の質を保ち、顧客満足度の向上が期待できます。

    顧客データを再来店施策に活用できる

    来店間隔や過去の利用メニューに応じて、お客様ごとに効果的な再来店の案内やキャンペーンを実施できます。

    例えば、しばらく来店していないお客様にクーポンを配信するなど、再来店のきっかけをつくることで、リピート率や売上の向上につながります。

    売上データを店舗運営の改善に活かせる

    売れ筋メニューやスタッフごとの売上傾向が分かるため、メニュー構成の見直しやスタッフ配置、教育内容の改善につなげられます。

    経験や勘だけに頼らず、売上データを根拠に店舗の課題を把握し、改善策を判断できる点がメリットです。

    美容室向けPOSレジの2つのタイプと違い

    美容室向けPOSレジは2つのタイプに分けられます。違いは、予約・顧客管理までPOSレジと連携してまとめるか、会計・売上管理を中心に使うかです。

    タイプ機能おすすめの美容室
    1. 美容室向け機能が充実会計・売上管理+美容室向け機能会計から顧客情報までPOSレジでまとめて管理する
    2. 会計・売上管理機能が中心会計・売上管理予約・顧客管理は別システムで行う

    1. 美容室向け機能が充実したタイプ

    美容室向け機能が充実したPOSレジは、会計・売上管理に加えて、予約管理や顧客管理、電子カルテ、スタッフ管理などに対応しています。

    予約から施術、会計までまとめて管理する場合は、このタイプを選んでください。

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    2. 会計・売上管理を中心に使うタイプ

    会計・売上管理を中心に使うPOSレジは、レジ会計や売上集計を中心に管理します。

    予約・顧客管理を別のシステムで行っている場合は、このタイプで十分です。

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    おすすめの美容室向けPOSレジ|美容室向け機能が充実

    予約管理や顧客管理、電子カルテ、スタッフ管理など、美容室の店舗運営に必要な機能が充実したPOSレジを紹介します。

    予約から会計、施術履歴までまとめて管理したい店舗や、複数のシステムを一つにまとめたい店舗におすすめのタイプです。

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    おすすめの美容室向けPOSレジ|会計・売上管理を中心

    会計や売上集計など、POSレジの基本機能を中心に利用できるサービスを紹介します。
    すでに予約システムや顧客管理システムを利用している店舗や、POSレジでは会計・売上管理を中心に行いたい店舗におすすめのタイプです。

    無料で利用できるサービスもあるため、必要な機能を絞って導入コストを抑えたい個人の美容室や小規模店舗におすすめです。

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    無料で使える美容室向けPOSレジはある?

    美容室でも月額0円で使えるPOSレジがあります。会計・売上管理を中心に使う場合は、無料プランでも基本的なレジ業務に対応できます。

    一方、電子カルテや施術履歴、スタッフ別の売上管理まで必要な場合は、有料プランや美容室向け機能が充実したPOSレジを選ぶ必要があります。

    POSレジ無料で使える主な機能・特徴美容室で使う際の注意点
    STORESレジ会計・売上管理・商品管理など、POSレジの基本機能を月額0円で利用できるスタッフごとの売上を記録・集計する機能や、ネットショップとの在庫連携には有料プランが必要
    Airレジ会計・売上管理・商品管理・在庫管理・顧客管理などを無料で利用できる電子カルテや施術履歴など、美容室向けの専用機能は標準搭載されていない
    Square POSレジ会計・売上管理・商品管理・在庫管理・顧客管理・売上レポートなどを無料で利用できるスタッフごとの売上追跡や詳細なスタッフ管理など、一部の機能は有料

    無料で使えるPOSレジをさらに比較したい場合は、無料のPOSレジを比較!選び方や注意点まで解説を参考にしてください。

    美容室向けPOSレジの選び方

    美容室向けPOSレジを選ぶときは、現在使っている予約システムとの連携、必要な機能を使った場合の料金、店舗での使いやすさを比較しましょう。

    今使っている予約・顧客管理システムとの連携を確認する

    すでに予約システムや顧客管理システムを使っている場合は、導入するPOSレジと連携できるかを確認しましょう。

    現在のシステムに不満がなく、スタッフも使い慣れている場合は、無理に入れ替えず、連携できるPOSレジを選ぶ方法があります。

    一方、予約・顧客情報・会計を別々に管理していて管理が煩雑になっている場合は、POSレジ導入のタイミングで一つのサービスにまとめることも検討しましょう。

    料金は「必要な機能を使った場合」で比較する

    POSレジの料金は、無料・月額○円といった基本料金だけではなく、自分のお店で必要な機能を使った場合の料金で比較しましょう。

    例えば、基本的なPOS機能は無料でも、予約管理や電子カルテ、複数店舗管理などを利用するには、上位プランへの変更やオプションの追加が必要な場合があります。

    店舗で使いやすいか確認する

    POSレジはスタッフが毎日使うため、機能だけでなく操作のしやすさも確認しましょう。

    特に、予約・顧客情報の確認、施術後の会計、カルテの入力など、実際の店舗業務で頻繁に行う操作がスムーズに行えるかが重要です。

    無料プランや無料体験、デモが用意されている場合は、実際の営業を想定して一連の操作を試してみましょう。

    導入後のサポート体制を確認する

    導入時の初期設定やデータ移行、利用開始後のトラブルまで対応できるサポート体制が必要です。問い合わせ方法、対応時間、初期設定サポートの有無が主な判断材料になります。

    POSレジの不具合は会計業務に影響するため、店舗の営業時間中にサポートを受けられるサービスの方が安心です。

    複数店舗の場合は店舗横断の管理機能を確認する

    複数店舗を運営している場合は、各店舗の売上や顧客情報、スタッフ情報を本部でまとめて管理できるかが重要です。

    今後の出店も想定するなら、店舗追加への対応や複数店舗向けの管理機能まで見ておく必要があります。

    美容室向けPOSレジの必要機器と料金相場

    美容室向けPOSレジは、無料~月額1万円台程度が料金の目安です。会計・売上管理だけなら無料プランでも十分ですが、予約管理や電子カルテなどを使う場合は有料プランが必要になることがあります。

    また、POSレジの利用料とは別に、タブレットや決済端末などの機器代がかかる場合があります。

    項目費用の目安必要になるケース
    POSレジ利用料無料~月額1万円台程度会計・売上管理に加え、予約管理や電子カルテなどを使う場合
    iPad・スマホ・PC手持ちなら0円
    ※新規購入なら5万~15万円程度
    POSレジに対応する端末がない場合
    キャッシュレス決済端末無料~4万円程度クレジットカードやQRコード決済などを導入する場合
    レシートプリンター2万~5万円程度紙のレシートを発行する場合
    キャッシュドロア5,000円~2万円程度現金をレジで保管・管理する場合
    美容室向けPOSレジの必要機器と料金相場

    手持ちのiPadやスマートフォンを活用すれば、初期費用・月額費用0円から導入できるサービスもあります。

    キャッシュレス決済も導入する場合は、端末代に加えて決済手数料やPOSレジとの連携も確認します。詳しくは、美容室向けキャッシュレス決済端末の記事で比較しています。

    予約・顧客管理までまとめる場合は、予約システムの料金やPOSレジとの連携も重要です。詳しくは、美容室・サロン向け予約システムの記事で比較しています。

    美容室にPOSレジを導入するまでの流れ

    導入するPOSレジを決めたら、申し込み・契約を行い、必要な機器を準備し、初期設定をします。キャッシュレス決済を導入する場合は審査が必要になることもあるため、余裕を持って準備を進めましょう。

    1. 申し込み・契約をして必要な機器を準備する

    導入するPOSレジに申し込み、利用するプランやオプションを契約します。

    あわせて、iPadやスマートフォン、キャッシュレス決済端末、レシートプリンター、キャッシュドロアなど、店舗の運用に必要な機器を準備します。

    キャッシュレス決済を利用する場合は、決済サービスへの申し込みや加盟店審査が必要になる場合があります。POSレジの利用開始日とあわせて、決済端末をいつから使えるかも確認しておきましょう。

    2. 初期設定・データ移行を行う

    POSレジを利用できるようになったら、施術メニューや料金、スタッフ、支払い方法などを登録します。

    すでに顧客管理システムなどを利用している場合は、必要に応じて顧客情報や施術履歴などのデータを移行します。予約システムやキャッシュレス決済などと連携する場合も、この段階で設定しておきましょう。

    データ移行の方法はサービスによって異なり、CSVで取り込める場合や、提供会社が移行をサポートしてくれる場合があります。

    3. 操作テストをして利用開始する

    営業で使い始める前に、実際の接客を想定してPOSレジを操作してみましょう。予約システムと連携している場合は、「予約を確認する → 顧客情報を呼び出す → メニューを確認する → 会計する → カルテや来店履歴を更新する」といった一連の流れを確認します。

    現金やキャッシュレス決済で正しく会計できるか、レシートが発行されるか、売上が正しく集計されるかなども確認しておきましょう。

  • 美容室におすすめのキャッシュレス決済端末13選!導入方法・メリット・選び方も解説

    美容室におすすめのキャッシュレス決済端末13選!導入方法・メリット・選び方も解説

    美容室では、カラー・パーマ・トリートメントなどの施術や、シャンプー・ヘアケア用品の店頭販売によって会計金額が高くなりやすく、現金のみでは機会損失につながる可能性があります。

    キャッシュレス決済を導入することで、会計時間の短縮や現金管理の負担軽減、顧客満足度の向上が期待できます。

    この記事でわかること
    • 美容室にキャッシュレス決済を導入すべき理由
    • 店舗タイプ別におすすめのキャッシュレス決済端末
    • 専用の決済端末とスマホ決済アプリの違い

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    美容室以外のサロンにおすすめのキャッシュレス決済サービスについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

    美容室にキャッシュレス決済は必要?導入すべき理由

    美容室にキャッシュレス決済を導入すると、高単価メニューや店販商品の売上機会の拡大、会計業務の効率化、現金管理の負担軽減につながります。

    特に、カラーや髪質改善などの高単価メニューを扱う美容室や、少人数で運営するサロンでは、売上と業務効率の両面でメリットがあります。

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    高単価メニュー・店販の購入機会を逃さず客単価アップにつながる

    美容室では、カラー・パーマ・髪質改善などの施術に加え、トリートメントやヘッドスパの追加、シャンプー・スタイリング剤などの店販購入によって会計金額が高くなることがあります。

    キャッシュレス決済に対応していれば、お客様の現金の持ち合わせによる購入の見送りを防ぎ、追加メニューや店販商品の売上拡大につながります。

    実際に、リクルートの調査では、4割超がキャッシュレス決済によって物販購入やメニュー追加のハードルが下がると回答しています。

    キャッシュレス決済を希望するお客様の来店機会を逃さない

    美容室を選ぶ際、クレジットカードやQRコード決済への対応を確認するお客様もいます。

    リクルートの調査では、ヘアサロンのキャッシュレス利用者の約3割が、キャッシュレス決済に対応していないことで不便を感じた経験があると回答しています。

    クレジットカードやPayPayなど複数の決済方法に対応することで、支払い方法を理由に来店を見送られる機会損失を防げます。

    会計時間を短縮し、スタッフの負担を減らせる

    キャッシュレス決済では、現金を数えたり、釣銭を渡したりする作業が不要になります。

    JCBが実施した実証実験では、キャッシュレス決済の平均会計時間は現金払いより短いという結果が出ています。

    現金管理の手間や会計ミス・盗難リスクを減らせる

    現金会計が多い美容室では、営業前の釣銭準備、閉店後のレジ締め、売上金の確認、銀行への入金などが必要です。

    キャッシュレス決済の割合が増えれば、現金を数える作業や銀行へ入金する手間を減らせます。釣銭の受け渡しミスや現金の紛失、盗難リスクを抑えられる点もメリットです。

    POSレジとの連携で売上管理・分析を効率化できる

    POSレジと連携できる決済端末を導入すれば、決済履歴がデータとして残るため、売上金額の確認や取引履歴の照合にも役立ちます。

    さらに、美容室向けPOSレジの機能を活用することで、カット・カラー・トリートメントなどのメニュー別売上や、シャンプー・ヘアケア用品などの店販売上を分析できます。

    スタッフ別の売上や客単価も管理できるPOSレジなら、人気メニューの把握やスタイリストごとの実績管理にも役立ちます。

    美容室におすすめのキャッシュレス決済端末の選び方

    美容室のキャッシュレス決済端末は、店舗の規模や会計方法、決済手数料、対応する決済ブランドを基準に選びます。特に、個人サロンと中・大規模サロンでは重視する費用が異なります。

    店舗の会計方法に合わせて決済端末の種類を選ぶ

    美容室で使用する決済端末は、据え置き型・持ち運び型・カードリーダー型・スマホ単体の4種類に分けられます。それぞれ必要な機器や会計方法が異なります。

    端末の種類特徴・おすすめの美容室
    据え置き型レジカウンターに設置して使用する。会計場所が決まっている美容室におすすめ
    持ち運び型バッテリーを内蔵し、店内を移動して決済できる。施術席や個室で会計する美容室におすすめ
    カードリーダー型スマホ・タブレットとカードリーダーを組み合わせて使用する。タブレットPOSレジを使用している美容室や、レジスペースが限られる美容室におすすめ
    スマホ単体スマホだけでタッチ決済ができ、専用カードリーダーが不要。個人サロンや訪問美容におすすめ

    レジカウンターでの会計が中心なら据え置き型、施術席でも会計するなら持ち運び型がおすすめです。

    初期費用を抑える場合は、カードリーダー型やスマホ単体の決済も選択肢になります。ただし、スマホ単体のタッチ決済は対応する決済方法に制限があるため、必要な決済ブランドも確認が必要です。

    個人・小規模サロンは初期費用・月額費用が安いサービスを選ぶ

    個人・小規模サロンでは、初期費用と月額固定費を抑えられる決済サービスがおすすめです。

    キャッシュレス決済の売上が少ない段階では、決済手数料が安くても、毎月の固定費によって総コストが高くなる場合があります。

    そのため、月額0円で始められるサービスや、端末を無料で導入できるサービスを選びましょう。

    また、すでにスマホやタブレットを所有している場合は、カードリーダー型やスマホ単体のタッチ決済を選ぶことで、機器の購入費用を削減できます。

    中・大規模サロンは決済手数料が安いサービスを選ぶ

    中・大規模サロンでは、決済手数料の安さを重視します。キャッシュレス決済の売上が多いほど、わずかな手数料率の違いが年間コストに大きく影響するためです。

    月額固定費が発生するサービスでも、決済手数料が安ければ総コストを削減できる場合があります。そのため、月間キャッシュレス決済額をもとに、固定費と決済手数料を合計した年間コストで判断します。

    なお、店舗規模が大きくてもキャッシュレス決済額が少ない場合は、固定費の安さを重視します。

    クレジットカード・電子マネー・QRコードの対応ブランドを確認する

    キャッシュレス決済には、主にクレジットカード・電子マネー・QRコード決済の3種類があります。

    決済方法主なブランド特徴
    クレジットカードVisa・Mastercard・JCBなど高額な施術メニューや店販商品の支払いにも利用される
    電子マネーSuica・PASMO・iD・QUICPayなど端末へのタッチで支払いが完了する
    QRコード決済PayPay・d払い・楽天ペイなどスマホを使って支払う

    美容室では、主要なクレジットカードブランドに対応し、必要に応じて、QRコード決済・電子マネーにも対応するサービスを選びましょう。

    複数の決済方法をまとめて導入すれば、お客様の希望する支払い方法に幅広く対応できます。

    入金サイクルを確認する

    キャッシュレス決済では、売上金が銀行口座に入金されるまでの入金サイクルも重要です。

    入金サイクルはサービスによって異なり、翌営業日入金、週1回、月数回などがあります。

    個人サロンや開業したばかりで資金繰りを重視する美容室は、翌営業日入金など入金サイクルが短いサービスがおすすめです。

    また、サービスによっては、入金のたびに振込手数料が発生します。無料のサービスもありますが、対象となる振込先銀行が決まっている場合があります。入金サイクルの短さに加えて、振込手数料が無料になる条件も確認することが重要です。

    POSレジとの連携を確認する

    美容室では、POSレジと連携できる決済端末がおすすめです。

    例えば、カットやカラーの施術が終わった際、POSレジで会計金額を確定すると、その金額が決済端末に反映されます。スタッフが決済端末に金額を入力し直す必要がなくなり、入力ミスを防げます。また、決済方法もPOSレジに反映されるため、レジ締めも効率化できます。

    さらに、予約システムとPOSレジも連携していれば、予約した施術メニューをPOSレジに引き継げます。当日に追加したトリートメントや店販商品もPOSレジで会計に加え、そのまま決済端末で支払いを受けられます。

    美容室におすすめのキャッシュレス決済端末9選【比較表あり】

    まずは、専用の決済端末でキャッシュレス決済を導入できるサービスを紹介します。

    決済端末は、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済など複数の決済方法に対応できる点が特徴です。高単価メニューや店販商品が多い美容室、POSレジと連携して売上管理を行いたい店舗、多店舗展開している美容室にもおすすめです。

    【比較表】美容室におすすめのキャッシュレス決済端末

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    美容室のタイプ別|おすすめのキャッシュレス決済端末

    美容室の規模や営業形態によって、重視する料金や機能は異なります。美容室のタイプ別に重視したいポイントと、おすすめのキャッシュレス決済サービスをまとめました。

    店舗タイプ重視したいポイントおすすめ端末・サービス
    個人美容室・1人サロン・開業したばかりの美容室・初期費用・月額費用の安さ
    ・導入の手軽さ
    ・操作のシンプルさ
    ・クレジットカード・QRコード対応
    Airペイ
    Squareリーダー
    JMS
    高単価メニュー・店販が多い美容室 ※1・クレジットカード対応
    ・決済手数料の安さ
    ・入金サイクル
    ・POSレジと連携した売上管理
    ・レシート対応
    stera pack
    Squareターミナル
    多店舗展開・スタッフ管理が必要な美容室 ※2・複数店舗の売上管理
    ・スタッフ別売上管理
    ・POSレジ連携
    ・サポート体制
    ・端末トラブル時の対応
    Square
    JMS
    stera pack
    美容室のタイプ別に重視したいポイントとおすすめ端末
    ※1:カラー・パーマ・髪質改善などの高単価施術や、ヘアケア商品の販売が多い店舗
    ※2:複数店舗の運営や、スタイリスト別の施術・店販売上を管理する店舗

    【30秒診断】お店に合う決済端末は?

    美容室向けの決済端末には様々なサービスがあります。ただし、POSレジの利用状況、必要な機能によって、おすすめの端末が異なります。

    どれを選ぶか迷ったら、いくつかの質問に答えるだけで、お店に合う決済端末を確認できます。気軽にお試しください。

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    ここからは、各キャッシュレス決済端末の特徴を詳しく紹介します。料金だけでなく、対応決済、入金サイクル、POSレジ連携の有無も確認しましょう。

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    “initialDisplayMode”: “compact-card”,
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    }
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    [orend-payment-terminal-explorer]
    {
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    “detailContentVariant”: “beauty-salon”,
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    “showRank”: false
    }
    [/orend-payment-terminal-explorer]

    スマホが決済端末になるアプリ比較4選|1人サロン・訪問美容におすすめ!

    スマホ決済アプリを使えば、スマートフォン1台でクレジットカードのタッチ決済に対応できます。専用の決済端末を購入する必要がなく、初期費用を抑えてキャッシュレス決済を導入できます。

    特に、開業したばかりの美容室や1人サロン、訪問美容におすすめです。レジスペースを確保する必要がなく、施術席や訪問先でもスマホで会計ができます。

    【比較表】スマホが決済端末になるアプリ

    サービス名 イメージ 初期費用 月額費用 対応決済 決済手数料 入金サイクル 振込手数料 審査期間 POSレジ機能 レシート発行 iPhone Android

    Square(スマホでタッチ決済)

    Square(スマホでタッチ決済)の決済イメージ

    0円

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    カード
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    最短15分

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    メール送信
    SMS送信
    プリンター対応

    〇

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    Tap on Mobile(JMS)

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    Android端末無償プレゼント

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    カード
    電子マネー
    QRコード

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    月2回/

    月2回:無料
    月6回:

    約2~4週間

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    メール送信

    ✕

    〇

    stera tap

    stera tapの決済イメージ

    0円

    0円

    カード

    1.98%~

    三井住友:無料
    その他:220円(税込)

    iPhone:最短15分
    Android:5営業日

    問合せ

    メール送信

    〇

    〇

    Airペイ タッチ

    Airペイ タッチの決済イメージ

    0円

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    QRコード

    2.48%~3.24%

    3・6回/月

    無料

    最短15分

    〇
    ※Airレジ連携可

    メール送信

    〇

    ✕

    スマホが決済端末になるタッチ決済アプリ一覧比較表

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    美容室のお客様がキャッシュレス決済を利用できるメリット

    美容室のキャッシュレス決済は、店舗側だけでなく、お客様にもメリットがあります。現金を持参する必要がなくなるほか、支払い方法の選択肢が増え、ポイント還元などの特典も受けられます。

    現金を持っていなくても施術代や店販商品の支払いができる

    キャッシュレス決済に対応している美容室なら、手元に現金がなくても施術代や店販商品の支払いができます。

    例えば、カットやカラーにトリートメントを追加して会計金額が高くなった場合でも、クレジットカードなどで支払えます。また、シャンプーやヘアオイルなどの店販商品を購入する際も、現金の持ち合わせを気にする必要がありません。

    クレジットカードやQRコードなど希望する方法で支払える

    キャッシュレス決済に対応することで、お客様は普段使用しているクレジットカードやQRコード決済などから支払い方法を選べます。

    例えば、クレジットカードで施術代を支払うお客様もいれば、PayPayなどのQRコード決済を使用するお客様もいます。複数の決済方法に対応していれば、お客様それぞれの支払い習慣に合わせた会計が可能です。

    ポイント還元やキャンペーン特典を受けられる

    クレジットカードやQRコード決済では、施術代や店販商品の支払いでポイント還元を受けられる場合があります。

    例えば、カットやカラー、髪質改善などの施術代をクレジットカードで支払えば、カード会社の条件に応じてポイントが貯まります。また、PayPayなどのキャンペーン対象店舗では、通常より多くのポイントが還元されることもあります。

    特に高単価の施術メニューでは、支払金額に応じたポイント還元がお客様のメリットになります。

    美容室がキャッシュレス決済を導入する際の注意点

    美容室にキャッシュレス決済を導入する際は、決済手数料や入金サイクル、端末トラブルへの対応などを確認する必要があります。

    特に、個人サロンや開業したばかりの美容室では、導入後の費用負担や資金繰りにも注意が必要です。

    決済手数料によって利益率が下がる

    キャッシュレス決済では、決済金額に応じた手数料が発生するため、現金払いと比べて店舗の利益が減ります。

    カラー剤やトリートメント剤などの材料費、人件費も発生する美容室では、手数料による利益への影響を無視できません。

    特に、高単価メニューや店販売上が多い美容室は、決済手数料の安さが重要です。

    入金までに時間がかかる場合は運転資金の確保が必要

    キャッシュレス決済の売上金は、現金払いと異なり、決済した当日に銀行口座へ入金されません。

    美容室では、カラー剤・シャンプーなどの材料費や家賃、スタッフの給与など、定期的な支払いが発生します。売上金の入金前に支払いが集中すると、資金繰りに影響するため注意が必要です。

    特に個人サロンや開業直後の美容室は、キャッシュレス売り上げの入金日と経費の支払日を確認し、必要な運転資金を確保しておくことが重要です。

    通信障害・端末トラブルに備えて現金決済も残しておく

    キャッシュレス決済端末は、インターネット通信や端末の不具合によって決済できなくなる場合があります。

    例えば、カットやカラーの施術が終了しても、通信障害でクレジットカード決済ができなければ、その場で会計を完了できません。

    そのため、キャッシュレス決済を導入しても、現金決済は残しておくことが重要です。

    スタッフ間で決済端末の操作方法を共有する

    複数のスタッフが会計を担当する美容室では、決済端末の操作方法を共有することが重要です。

    カットやカラーの施術代にトリートメントや店販商品を追加する方法、クレジットカードやQRコード決済の操作だけでなく、金額の訂正、キャンセル・返金処理についても共有しておく必要があります。

    レシート・領収書・インボイスへの対応を確認する

    キャッシュレス決済端末を選ぶ際は、レシートや領収書の発行方法も確認が必要です。

    紙のレシートを発行できる端末と、電子レシートをメールなどで送れる端末があります。

    お客様から領収書を求められる場合に備えて、POSレジとの連携や領収書の発行機能も確認しておくことが重要です。

    さらに、インボイス発行事業者として登録している美容室は、登録番号や適用税率などを記載した領収書を発行できるかも確認する必要があります。

    美容室にキャッシュレス決済を導入する流れ

    美容室へのキャッシュレス決済の導入は、サービスの選定・申し込み、加盟店審査・端末設定、スタッフへの操作共有・店頭告知の3ステップで進めます。

    申し込みから利用開始までの期間はサービスによって異なるため、開業やリニューアルの予定がある美容室は、導入予定日の1か月以上前から申し込みを進めましょう。

    ステップ1 決済サービスを選んで申し込む

    まずは、対応する決済方法、端末の種類、初期費用・月額費用、決済手数料、入金サイクルを確認し、導入するサービスを選びます。

    すでにPOSレジや予約システムを導入している美容室は、既存システムとの連携にも対応しているか確認が必要です。

    サービスが決まったら、公式サイトから申し込みます。一般的に、店舗情報や事業者情報、売上金の振込先口座などの登録が必要です。補助金を利用したい場合はこちらの記事をご確認ください。

    ステップ2 加盟店審査を受けて端末を設定する

    申し込み後は、決済サービスの加盟店審査が行われます。審査にかかる期間や必要書類はサービスによって異なり、決済ブランドごとに利用開始日が異なる場合もあります。

    審査が完了し、端末が届いたら初期設定を行います。Wi-Fiへの接続やPOSレジとの連携など、店舗の会計環境に合わせて設定します。

    最後に、実際の会計を想定して操作方法を確認し、決済金額や取引結果が正しく表示されるかチェックします。

    ステップ3 スタッフへの操作共有と店頭告知を行う

    キャッシュレス決済を開始する前に、会計を担当するスタッフへ操作方法を共有します。

    美容室では、施術メニューや店販商品を合算した会計、決済完了の確認、キャンセル・返金処理などを確認しておくことが重要です。

    また、対応するクレジットカードやQRコード決済のブランドロゴをレジ周辺や入口に掲示します。店舗のホームページ、Googleマップ、予約サイト、Instagram にも対応する決済方法を記載しておけば、来店前のお客様にも案内できます。

    まとめ

    2025年のキャッシュレス決済比率は58.0%、決済額は162.7兆円に達し、2030年までに65%、将来的に80%とする政府目標に向けて堅調に拡大しています。(参照:経済産業省2026年3月31日発表:2025年のキャッシュレス決済比率を算出しました)

    一方、美容サロン領域でもキャッシュレス決済への期待は高まっており、ヘアサロンでキャッシュレス決済ができず不便に感じた人は約3割にのぼります。帝国データバンクの調査では、美容室の倒産件数も2025年に235件と過去最多を更新しており、コスト高や人手不足、競争激化への対応が課題です。

    キャッシュレス決済は、単なる支払い手段の追加ではなく、会計業務の効率化、追加メニュー・店販商品の購入機会の拡大、売上データの活用につながる施策です。顧客満足度と店舗運営の両面から、自店舗に合うキャッシュレス決済端末を選びましょう。

  • 美容室カルテテンプレート無料ダウンロード7選!Excel、PDFの違いも解説

    美容室カルテテンプレート無料ダウンロード7選!Excel、PDFの違いも解説

    美容室のカルテテンプレートは、顧客情報や施術履歴を記録するための雛形です。無料テンプレートを使えば、Excel、Googleスプレッドシート、印刷用テンプレートで紙カルテ管理を始められます。ただし、テンプレートは記録用の書式であり、写真管理、検索、予約連携まで行うアプリとは役割が違います。自店舗の業態、記録項目、保存方法に合わせて選ぶことが重要です。

    この記事でわかること
    • 無料で使える美容室カルテテンプレートと作成ツール
    • Excel、PDF、Googleスプレッドシートの違い
    • 美容室、サロン向けに使える無料カルテテンプレート7選

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    美容室、サロン向けカルテテンプレートとは

    美容室カルテテンプレートとは、顧客情報、来店履歴、施術内容、薬剤、会話メモなどを記録するための雛形です。テンプレートはカルテの書式であり、Excel、PDF、Googleスプレッドシートはその書式を使用できるようにするツールです。

    印刷して保管すれば紙カルテ、ExcelやGoogleスプレッドシートに保存すれば電子的なカルテ管理になります。一方で、無料アプリや電子カルテシステムはテンプレートではなく、カルテ情報を管理するためのツールです。

    種類役割保存方法注意点
    カルテテンプレート顧客情報や施術履歴を
    記録する雛形
    紙、Excel、PDF、
    スプレッドシートなど
    店舗用に項目調整が必要
    紙カルテ印刷したテンプレートに
    手書きする運用
    紙で保管検索、共有、バックアップ
    に弱い
    無料アプリスマホやクラウドで
    カルテを管理するツール
    アプリ、クラウド無料枠として容量制限がある
    電子カルテシステム予約、POS、売上管理
    まで含める本格管理
    クラウド、
    店舗システム
    月額費用や導入支援、
    サポート体制を確認する

    美容室カルテに入れる基本項目

    美容室カルテは、次回来店時に「前回何をしたか」「今回何に注意するか」「次に何を提案するか」を確認できることが重要です。項目は多ければよいわけではありません。実際に施術前・施術中・会計時に参照する情報から決めます。

    区分項目例記録する目的
    顧客基本情報顧客ID、氏名、ふりがな、連絡先、初回来店日、担当顧客の特定と連絡、担当引き継ぎ
    髪・頭皮髪の長さ、太さ、毛量、ダメージ、頭皮・皮膚に関する注意事項施術条件の確認。必要性のない健康情報は収集しすぎない。
    施術履歴来店日、メニュー、カット内容、カラー/パーマ、使用薬剤、配合、放置時間、担当前回施術の再現とトラブル防止
    仕上がり仕上がりの所感、顧客の反応、写真の有無次回調整と提案
    店販・料金購入商品、施術料金、店販料金次回提案や購入履歴の確認
    次回提案次回の推奨時期、提案メニュー、注意点、予約有無再来時の提案を担当者間で共有
    同意・管理写真撮影/利用の同意、個人情報の利用目的、必要に応じた同意記録情報取得・利用の範囲を明確にする

    薬剤・施術履歴は「再現できる粒度」で残す

    カラーやパーマを行う美容室では、「カラー実施」だけでは次回来店時の再現に使えません。店舗で必要な範囲で、薬剤名・色番号・配合・放置時間・塗布範囲など、次回の施術判断に使う情報を統一して記録します。自由記述だけにするとスタッフごとに表記がばらつくため、頻出項目は選択式や定型欄にしておくと確認しやすくなります。

    写真は「保存」と「外部公開」を分けて考える

    施術前後の写真をカルテに保存する場合は、何のために撮影・保存するのかを明確にして扱います。店舗内の施術記録として保存する目的と、SNSやWebサイトで公開する目的は異なります。外部公開まで想定する場合は、店舗内保存とは別に、公開範囲が分かる形で確認・同意を得る運用が安全です。

    無料カルテテンプレートの選び方

    無料カルテテンプレートは、記録用の雛形で足りる店舗に有効です。顧客情報や施術履歴を残すだけなら、ExcelやPDFのテンプレートで十分です。一方で、写真管理、検索、複数端末共有、予約やPOS連携まで必要な場合は、テンプレートではなく無料アプリや電子カルテシステムを検討します。

    確認項目テンプレートで対応できる範囲テンプレートでは弱い範囲
    顧客情報氏名、連絡先、来店日、担当者を記録顧客数が増えると検索と更新に手間がかかる
    施術履歴施術内容、薬剤、会話メモを残す写真や動画を顧客別に管理するには不足する
    共有紙の回覧や共有ファイルで対応同時編集、権限管理、変更履歴には限界がある
    保存紙、PC、クラウドに保管自動バックアップや端末間同期は別管理になる
    連携予約や会計とは別で管理予約、POS、売上分析との連携はできない

    無料で使える美容室、サロン向けカルテテンプレート7選

    無料で使えるカルテテンプレートには、Googleスプレッドシート、Excel、オンライン編集、印刷サービスがあります。まずはどの運用に使うかで候補を絞り、その後に形式や無料範囲を比較してください。テンプレートへ直接入力して保存する方法もありますが、頭部図や施術メモ欄があるものは、印刷して紙カルテとして記入する運用が現実的です。

    目的選ぶテンプレート
    頭部図入りで紙カルテ管理Googleスプレッドシート 美容室カルテテンプレート
    詳細な施術記録Googleスプレッドシート サロンカルテテンプレート詳細版
    最低限の記録Googleスプレッドシート 美容室カルテテンプレート簡易版
    Excelでシンプルに記録テンプレート祭り 書式1
    顧客情報も同じ用紙で管理テンプレート祭り 書式2
    デザインを整えて印刷Canva
    紙カルテをまとめて印刷Salon Print
    テンプレート名
    (サービス)
    形式無料範囲主な使い方判断ポイント
    Googleスプレッドシート
    美容室カルテテンプレート
    Google
    スプレッドシート
    無料入力保存、
    印刷して
    紙カルテ管理
    頭部図を使って
    施術内容を手書き
    で残す場合
    Googleスプレッドシート
    サロンカルテテンプレート詳細版
    Google
    スプレッドシート
    無料入力保存、
    印刷して
    紙カルテ管理
    美容室、サロンで
    施術内容を細かく
    記録する場合
    Googleスプレッドシート
    美容室カルテテンプレート簡易版
    Google
    スプレッドシート
    無料入力保存、
    印刷して
    紙カルテ管理
    最低限の顧客情報と
    施術メモを残す場合
    テンプレート祭り
    美容室カルテ 書式1
    Excel登録不要で
    無料ダウンロード
    Excel入力、
    印刷して
    紙カルテ管理
    施術履歴、会話、料金
    をシンプルに残す場合
    テンプレート祭り
    美容室カルテ 書式2
    Excel登録不要で
    無料ダウンロード
    Excel入力、
    印刷して
    紙カルテ管理
    顧客情報欄も含めて
    管理する場合
    Canva
    カルテテンプレート
    オンライン編集、
    PDF出力など
    無料範囲ありデザインを調整して
    印刷用カルテを作成
    見た目を整えたカルテ
    を作りたい場合
    Salon PrintWeb編集、
    印刷注文
    テンプレート閲覧、
    Web編集
    印刷注文は有料
    紙カルテを作成、
    印刷して使う
    美容室、
    エステ、
    ネイル、
    アイラッシュ用
    の紙カルテを
    まとめて
    用意する場合

    Googleスプレッドシート 美容室カルテテンプレート

    こちらは、美容室向けのカルテテンプレートです。Googleスプレッドシート上で入力して保存でき、印刷して紙カルテとして使うこともできます。頭部図が入っているため、カット位置、薬剤の塗布位置、施術メモを手書きで残す運用にも使えます。

    Googleスプレッドシート サロンカルテテンプレート詳細版

    こちらは、美容室、エステ、ネイル、アイラッシュなどのサロンで使うカルテテンプレートです。通常の顧客情報だけでなく、施術内容やカウンセリング内容を細かく残す運用に使えます。入力して保存する方法だけでなく、印刷して施術ごとに記入する紙カルテ管理にも対応できます。

    Googleスプレッドシート 美容室カルテテンプレート簡易版

    こちらは、美容室、サロンで使う簡易版のカルテテンプレートです。顧客情報や施術メモを最低限に絞って残す構成のため、開業直後、個人サロン、紙カルテから始める店舗で使えます。項目が少ない分、毎回の記入負担を抑えた運用にできます。

    テンプレート祭り 美容室カルテ 書式1

    テンプレート祭りの美容室カルテ書式1は、Excelで作成されたA4縦の無料テンプレートです。登録不要で無料ダウンロードでき、日付、担当、技術内容、会話、技術料金、販売料金などを記録できます。まずは施術履歴をシンプルに残す場合に使います。

    テンプレート祭り 美容室カルテ 書式2

    テンプレート祭りの美容室カルテ書式2は、書式1に顧客情報欄を追加したExcelテンプレートです。生年月日、電話番号、住所などの記入欄があるため、施術履歴だけでなく、顧客の基本情報も同じ用紙で管理できます。書式1より記録項目が多いため、紙カルテとして継続管理する場合に有効です。

    Canva – カルテテンプレートをオンラインで編集、印刷用データを作成

    canva-美容室・サロン向け-チラシ・予約表・メニュー表_キャプチャ
    • カルテテンプレートをオンラインで編集できる
    • PDF出力や印刷用データの作成に対応
    • 無料素材と有料素材が混在する
    • メニュー表やチラシも同じデザインで作れる

    Canvaは、オンライン上でカルテテンプレートを編集できるデザイン作成ツールです。美容室やサロン向けのカルテを一から作るのではなく、既存のテンプレートをもとに文字、項目、色、レイアウトを調整し、PDF出力や印刷用データとして使えます。Excelテンプレートのように施術履歴を管理するものではなく、紙カルテとして印刷するデザインを整える用途で活用するツールです。

    canva-美容室・サロン向け-美容・ネイルサロンメニュー作成_キャプチャ

    アイコンや写真も豊富な素材から作成が可能で、面倒な背景画像の切り取りもワンボタン・フォントも多種多様でお店や目的に合わせてイメージ通りのデザインが作れます。

    Canvaの特徴

    無料範囲でもテンプレートや素材を使えますが、有料素材やCanva Proの機能が含まれる場合があります。有料版のCanva Proでは、360万点以上のテンプレート、1億4,100万点以上のプレミアム写真、動画、グラフィック、音源、AI機能、100GBのクラウドストレージを利用できます。カルテだけでなく、メニュー表、チラシ、ポイントカードなどの販促物も同じデザインで整える店舗に有効です。

    料金は公式サイトで確認してください。

    詳細はこちら:https://www.canva.com

    Salon Print – ビューティーガレーのサロンカルテ・予約表テンプレート

    Salon Print
    • WEB上で編集可能
    • エステサロン、美容室、まつげサロンなど様々なテンプレートを容易
    • テンプレートだけでなく、プリントまで対応

    Salon Printはサロン専門カルテ印刷サイトです。美容室用、エステサロン用、まつげサロン用など各種業界に最適なオリジナルカルテがあります。また、カルテは自社の使いやすいようにWEBで編集することもできるため、自社に合わせた内容にカスタマイズできます。テンプレートのダウンロードだけでなく、プリントまで対応可能であり、一括で注文することでプリントアウトよりもお得に利用できます。

    詳細はこちら:https://salonprint.jp/lp/karte/

    汎用テンプレートから自店にあったカルテを作る場合

    美容室、サロン専用のカルテテンプレートで足りない場合は、汎用の顧客管理テンプレートをもとに自店用へ調整する方法もあります。ただし、これらは美容室専用カルテではありません。薬剤履歴、髪質、施術メモ、次回提案などの項目は、自店舗の運用に合わせて追加します。

    サービス名形式無料範囲使う場面注意点
    bizroute 顧客カルテExcel
    PDF
    無料ダウンロードサロン向けの顧客カルテを
    Excel、PDFで使う場合
    美容室専用ではないため、
    項目の調整が必要
    bizocean 顧客管理表、顧客管理シートExcel
    Word
    Googleなど
    無料と有料が混在顧客情報を一覧や
    個別シートで整理する場合
    美容室用の施術項目
    は追加する
    Microsoft Office 顧客管理表Excel無料テンプレートExcelで顧客情報を検索、
    管理する場合
    カルテ本体ではなく
    顧客管理表として使う

    bizroute顧客カルテ

    • Excel、PDFの両方で使える顧客カルテを無料でダウンロードできる
    • 美容院、ネイルサロン、エステ向けの業種別カルテが用意されている
    • 来店日、施術履歴、使用した薬剤や商品、好みのスタイルなどを記録でき、サロン向けカルテのベースとして使える

    Bizrouteの顧客カルテは、Excel、PDF形式で使える無料テンプレートです。美容院、ネイルサロン、エステ向けの顧客カルテも用意されており、来店日、施術履歴、使用した薬剤や商品、好みのスタイルなどを記録する用途で使えます。美容室専用テンプレートとしてそのまま使うより、サロン向けの汎用カルテを自店用に調整する位置付けです。

    詳細はこちら: https://exia.co.jp/bizroute/customer_template.html

    Bizocean(ビズオーシャン)- 国内最大級のテンプレート無料ダウンロードサイト

    Bizocean(ビズオーシャン)
    • 会員数320万人以上
    • 様々な顧客管理テンプレートを取り揃えている
    • ほとんどが無料でダウンロード可能

    bizoceanは、顧客管理表、顧客管理シート、顧客管理カードなどのテンプレートを掲載しているテンプレートサイトです。Excel、Word、Googleスプレッドシート形式などがあり、無料テンプレートと有料テンプレートが混在します。美容室カルテとして使う場合は、顧客情報の管理項目をベースに、施術内容、薬剤履歴、注意点、次回提案を追加します。

    詳細はこちら: https://www.bizocean.jp/doc/category/36/

    Microsoft Officeテンプレート – 顧客管理表の無料ダウンロードサイト

    Microsoft Officeテンプレート
    • Microsoftが提供しているテンプレート
    • フィルタ機能を使うことで欲しい情報を検索可能
    • 表の色も簡単に変更可能

    Microsoft Officeテンプレートには、Excel形式の顧客管理表があります。フィルタ機能で情報を検索でき、表の色変更にも対応しています。美容室カルテそのものではありませんが、顧客名、連絡先、来店履歴などを一覧管理するベースとして使えます。

    詳細はこちら:https://www.microsoft.com/ja-jp/office/pipc/template/result.aspx?id=13290

    Excel、PDF、Googleスプレッドシートの違い

    同じカルテテンプレートでも、形式によって運用は変わります。印刷して手書きで使うならPDF、項目を編集するならExcel、複数人で確認するならGoogleスプレッドシートが候補となります。

    形式できること注意点利用場面
    Excel項目を編集し、店舗用に調整できるファイル管理とバックアップが必要メニューや記録項目を変える店舗
    PDF印刷して紙カルテとして使える編集や検索には向かない手書き管理、紙保管を続ける店舗
    Googleスプレッドシートクラウドで共有し、同時確認できる権限設定と入力ルールが必要複数人で確認する小規模店舗
    オンライン作成ツールデザインを調整して作れる有料素材や出力条件を確認する印刷物の見た目を整える場合

    無料カルテテンプレートを使う手順

    無料テンプレートは、ダウンロードして終わりではありません。施術の流れに合わせて、どの書類をどの場面で使うかを決めることで、紙カルテでもExcel管理でも運用が安定します。

    流れ使う書類記録する内容運用のポイント
    来店前
    初回来店時
    カウンセリングシート悩み、希望、
    過去の施術歴、
    アレルギー
    初回情報をカルテ本体
    へ引き継ぐ
    施術前問診票、同意書体調、禁忌事項、
    施術内容、注意事項
    への同意
    カラー、パーマ、エステ系
    施術では重要
    施術中
    施術後
    カルテ本体来店日、担当者、
    薬剤、施術内容、
    仕上がり
    施術後すぐに記録する
    会計後
    次回来店前
    カルテ本体次回提案、購入商品、
    注意点、会話メモ
    再来店時の提案に使う
    継続管理Excel、PDF、スプレッドシート保管先、更新日、
    共有範囲、バックアップ
    担当者ごとの入力ルール
    を統一する
    1. 自店舗で記録する項目を決める
    2. Excel、PDF、Googleスプレッドシートから形式を選ぶ
    3. 不要な項目を削り、必要な項目を追加する
    4. 記入タイミングと保管場所を決める
    5. 月1回を目安に抜け漏れとバックアップを確認する

    Nagomi – カウンセリングシートの無料テンプレート

    Nagomi
    • カウンセリングの4つのステップに合わせたテンプレート
    • ビジネスチャンス拡大に寄与
    • エクセルテンプレート

    Nagomiは、カウンセリングシートの無料テンプレートを提供しています。カルテ本体ではありませんが、初回来店時のヒアリング内容を整理する付帯書類として使えます。カウンセリング内容をカルテ本体に転記する流れを決めておくと、施術履歴と顧客の希望をつなげて管理できます。

    詳細はこちら:http://nagomi-c.co.jp/blocks/index/00078

    美容室カルテで個人情報を扱うときの注意点

    美容室のカルテには、氏名、連絡先、来店履歴、施術内容などの個人情報が含まれます。個人情報保護委員会のガイドラインでは、個人情報を取り扱う事業者に利用目的の特定・通知または公表、安全管理措置などが求められています。紙かExcelかにかかわらず、「どの媒体なら安全か」ではなく、店舗として取得・保存・共有・廃棄を管理する必要があります。

    利用目的を明確にする

    顧客情報を取得するときは、施術履歴の管理、予約連絡、アフターフォローなど、何に利用するのかをできる限り具体的に特定します。個人情報保護委員会は、本人が自分の情報がどのような目的で利用されるか合理的に予測できる程度に利用目的を特定する必要があると説明しています。

    病歴などの要配慮個人情報を扱う場合は特に注意する

    美容室のカウンセリングで健康状態に関する情報を扱うことがありますが、すべての健康に関するメモを一律に「要配慮個人情報」と断定するのは適切ではありません。一方、病歴、医師による診療・調剤に関する情報、健康診断結果などは法令上の要配慮個人情報に該当し、取得には原則として本人の同意が必要です。施術に必要な情報だけを取得し、病歴等を記録する場合は同意の取り方を含めて運用を確認してください。

    紙カルテとExcelで安全管理の方法を変える

    管理項目紙カルテExcel・クラウドファイル
    閲覧保管棚を限定し、無関係な人が見られないようにする共有先・閲覧権限・編集権限を必要なスタッフに限定する
    持ち出し原則の持ち出し可否と承認ルールを決める個人端末への保存・USBコピー等のルールを決める
    バックアップ紛失・火災等からの復元が難しい点を考慮するバックアップ・履歴復元の方法を確認する
    退職・異動鍵・保管場所へのアクセスを停止するアカウント・共有リンク・権限を速やかに停止する
    廃棄判読できない状態で廃棄するゴミ箱・バックアップ・共有コピーも含めて削除手順を決める

    出典:個人情報保護委員会「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)」「利用目的の特定・通知又は公表に関するFAQ」「要配慮個人情報に関するFAQ」。

    無料テンプレートで足りない場合は電子カルテへ移行する

    無料テンプレートは、記録項目を固める段階や、紙・Excelで十分に回る小規模運用では有効です。一方、顧客数やスタッフ数が増え、検索・写真・予約連携まで必要になると、ファイル管理の負担が大きくなります。

    状態テンプレートで対応次に検討するもの
    顧客基本情報と施術履歴だけを残す対応しやすいExcel/PDF/Googleドキュメントを継続
    施術前後の写真を顧客別に検索したい弱い無料の美容室向け電子カルテ
    複数スタッフで同時に履歴を確認したい権限管理が煩雑電子カルテ/顧客管理アプリ
    予約・POS・売上と顧客情報をつなげたいテンプレートでは不可/別管理美容室・サロン向け電子カルテ、顧客管理システム

    無料の電子カルテアプリは次の記事をご覧ください。


    電子カルテを予約やPOSまで含めて管理する場合は次の記事をご覧ください。

    まとめ

    美容室カルテテンプレートは、顧客情報や施術履歴を残すための雛形です。無料で始めるなら、まず業態別に必要な項目を確認し、Excel、PDF、Googleスプレッドシートのどれで管理するかを決めます。

    • 紙やExcelで記録するだけなら無料テンプレートで十分です
    • 写真、検索、スマホ共有が必要なら無料電子カルテアプリを検討します
    • 予約、POS、売上管理までまとめるなら電子カルテシステムへ進みます

    無料テンプレートは、コストを抑えてカルテ運用を始める方法として有効です。運用量が増えたら、テンプレートにこだわらず、アプリや電子カルテへ切り替えます。

    よくある質問

    美容室カルテのテンプレートは本当に無料で使えますか?

    提供元ごとに条件が異なります。テンプレート祭りは登録不要の無料ダウンロード、SalonPrintは利用規約上テンプレート自体を無料で利用できますが再配布・販売等に制限があります。Canvaは無料テンプレートがある一方、有料素材や機能が含まれる場合があります。利用前に各提供元の最新条件を確認してください。

    ExcelとPDFはどちらがおすすめですか?

    項目を追加・変更するならExcel、レイアウトを固定して印刷・手書きするならPDFが向いています。顧客検索や来店履歴の集計まで行う場合はExcelの方が扱いやすく、施術中の記入速度を優先するなら紙PDFが使いやすいケースがあります。

    美容室カルテには何を書けばよいですか?

    顧客基本情報、来店日、担当、施術内容、使用薬剤、髪・頭皮に関する施術上の注意、仕上がり、次回提案を中心にします。店舗で使わない項目まで増やすと記録が続かないため、次回来店時に参照する情報を優先してください。

    美容室カルテの保存期間は何年ですか?

    今回確認した公的情報からは、美容室の顧客カルテ全般に一律の保存年数を定める根拠は確認できませんでした。顧客対応、トラブル対応、社内の個人情報管理方針などを踏まえて保存期間と廃棄基準を定め、不要になった個人データを漫然と残さない運用にしてください。個別の法的判断が必要な場合は専門家へ確認してください。

    顧客の病歴や投薬情報を書いてもよいですか?

    施術に必要な範囲を超えて健康情報を収集しないことが基本です。病歴や医師による診療・調剤に関する情報などは要配慮個人情報に該当し、取得には原則として本人の同意が必要です。取得する場合は利用目的と必要性を整理し、管理方法も通常の顧客情報以上に慎重に設計してください。

    顧客カルテ全般の作り方も知りたい場合は?

    美容室に限らず、小売・営業・教室などを含めた顧客カルテの作り方や、テンプレート・アプリ・CRMの使い分けは別記事で解説しています。

    関連記事:顧客カルテの作り方と無料テンプレート

  • 顧客カルテの作り方|無料テンプレート・記載項目・Excel運用を解説

    顧客カルテの作り方|無料テンプレート・記載項目・Excel運用を解説

    顧客カルテとは、顧客1人・1社ごとの基本情報と対応履歴をまとめ、次の接客・提案・引き継ぎに使う記録台帳です。小規模な運用ならExcelやPDF、Googleスプレッドシートの無料テンプレートから始められます。ただし、項目を増やしすぎると入力が続かず、複数人共有や写真・予約・会計との連携が必要になると表計算だけでは管理しにくくなります。

    この記事では、無料で使える顧客カルテテンプレート、最低限の記載項目、Excelなどでの作り方、業種別に追加する項目、個人情報を扱う際の注意点、アプリやCRMへ移行する目安まで整理します。

    この記事でわかること
    • 顧客カルテで管理する情報と必要になる場面
    • 無料テンプレート、アプリ、CRMの違いと選び方
    • 業種別、店舗規模別に選ぶべき顧客カルテの作り方

    顧客カルテとは?顧客管理表・CRMとの違い

    顧客カルテとは、特定の顧客について「基本情報」「これまでの対応・利用履歴」「次に行うこと」を一つにつなげて記録する台帳です。氏名や連絡先だけを並べる名簿ではなく、前回までの経緯を確認し、次の接客や提案に活用できる状態を作ることが目的です。

    本記事で扱う「顧客カルテ」は、店舗・営業・スクール・士業などで使う顧客管理用の記録を指します。医療機関が作成・保存する診療録とは別のものです。

    管理方法主な単位向いている用途弱いところ
    顧客カルテ顧客1人・1社ごとの個票対応履歴、来店履歴、要望、提案、次回対応を深く記録する多数の顧客を横並びで集計・分析するには工夫が必要
    顧客管理表・顧客リスト複数顧客の一覧連絡先、担当、ステータスなどを一覧・検索・並べ替えする1人ごとの長い履歴を追いにくい
    CRM・顧客管理システム顧客データ+業務プロセス履歴共有、検索、販促、営業管理、予約・会計等との連携導入費用・設定・運用ルールが必要になる場合がある

    顧客数が少ないうちは「顧客一覧」と「顧客カルテ」をExcel内で分けて持つ方法でも運用できます。顧客一覧は探すため、顧客カルテは経緯を読むため、と役割を分けると設計しやすくなります。

    顧客カルテが必要になる場面

    顧客カルテは、顧客数が増えたときだけ必要になるものではありません。少人数の店舗でも、前回の対応内容を忘れる、担当者によって案内が変わる、顧客の好みを接客に反映できない状態なら、顧客カルテを作る段階です。

    課題顧客カルテで解決すること必要な記録
    担当者が変わると
    対応品質が落ちる
    前回対応を共有し、
    引き継ぎ漏れを防ぐ
    担当者、対応日、
    会話メモ、注意事項
    再来店時に前回内容
    を確認できない
    過去の履歴を見て接客、
    施術、提案をつなげる
    来店履歴、施術履歴、
    購買履歴、次回提案
    顧客ごとの好みや
    要望が残らない
    好み、悩み、要望を記録し、
    提案精度を上げる
    好み、要望、購入商品、
    相談内容
    問い合わせ対応に
    時間がかかる
    過去のやり取りを確認し、
    同じ説明を減らす
    問い合わせ内容、
    回答履歴、対応期限
    売上改善の
    打ち手が見えない
    リピート、休眠、
    購入頻度を把握する
    利用頻度、購入金額、
    再来店日、反応履歴

    顧客カルテの作り方は4種類

    顧客カルテの作り方は、無料テンプレート、無料アプリ、有料アプリ、CRMやPOS、予約連携型の4種類に分けられます。最初に決めるべきことは、サービス名ではありません。紙やファイルで足りるのか、写真や検索が必要なのか、予約や会計まで連携するのかを先に判断します。

    作り方特徴費用感メリット注意点
    無料テンプレートExcel、
    PDF、
    Google
    スプレッドシート
    で作成
    無料中心低コストで開始でき、
    項目を店舗用に調整できる
    検索、
    写真管理、
    共有、
    バックアップは別管理
    無料アプリスマホや
    クラウドで
    顧客情報を管理
    無料枠あり写真、検索、
    スマホ確認に
    対応できる
    件数、容量、機能
    に制限
    有料アプリ顧客情報、
    写真、
    履歴、
    スタッフ共有
    を管理
    月額費用あり共有、権限管理、
    サポート
    を強化できる
    費用と移行作業
    が発生
    CRM、POS、予約連携型予約、会計、
    売上、
    顧客情報を
    まとめて管理
    月額費用、
    初期費用あり
    複数店舗、
    分析、
    会員管理まで
    拡張できる
    導入設計と
    運用ルール
    が必要

    無料テンプレートで作る

    無料テンプレートは、顧客カルテを低コストで始める方法です。ExcelやGoogleスプレッドシートなら項目を編集でき、PDFなら印刷して紙カルテとして運用できます。記録量が少ない個人店舗や、まず項目を整理する段階では無料テンプレートが基本です。

    形式管理方法注意点
    Excel項目を編集し、店舗用の顧客カルテを作るファイル管理、バックアップ、
    入力ルールを決める
    PDF印刷して手書きの紙カルテとして使う検索や共有はできないため、
    保管場所を決める
    Google
    スプレッドシート
    クラウド上で入力、共有、保存する閲覧権限、編集権限、
    誤入力時の復元ルールを決める

    美容室、サロン用の無料カルテテンプレートは下記で詳しく解説しています。

    無料アプリで管理する

    無料アプリは、テンプレートより一段進んだ管理方法です。スマホで顧客情報を確認し、写真や履歴を顧客ごとに残せます。紙やExcelで確認に時間がかかる段階では、無料アプリを検討します。

    無料アプリでできること制限として確認すること判断の目安
    顧客情報
    来店履歴
    施術履歴の保存
    登録件数
    保存容量
    写真枚数
    紙やExcelで検索に時間がかかる
    スマホ、
    タブレットでの確認
    利用端末数
    スタッフ数
    共有範囲
    外出先や施術中に確認する場面がある
    写真やメモの管理無料枠の容量
    有料化条件
    写真を顧客別に残す必要がある

    美容室、サロン用の無料電子カルテアプリは下記で比較しています。

    有料アプリで管理する

    有料アプリは、スタッフ共有や写真管理を安定させるための方法です。無料アプリでは足りない件数、容量、権限管理、サポートが必要になった段階で選びます。特にスタッフ複数名で同じ顧客情報を見る店舗では、入力ルールと閲覧権限を管理できることが重要です。

    無料アプリとの違い費用が発生する理由確認する項目
    保存容量
    写真管理
    スタッフ共有
    が広がる
    クラウド保存、サポート、
    機能拡張を利用するため
    月額費用
    登録件数
    端末数
    権限設定
    顧客別の履歴を検索できる顧客数が増えても運用できる
    仕組みを使うため
    検索項目
    履歴の見方
    データ出力
    予約や会計との連携が可能店舗運営全体の管理機能
    を使うため
    予約連携
    POS連携
    売上分析

    美容室、サロン用の電子カルテ比較は下記で詳しく解説しています。

    サロンの顧客管理システム全体を比較する場合は下記も確認します。

    CRM、POS、予約連携型で管理する

    CRM、POS、予約連携型は、顧客カルテを単体で持たず、予約、会計、売上、会員情報とまとめて管理する方法です。複数店舗やスタッフ数が多い店舗では、カルテだけを切り出すより、店舗運営全体と連携した方が管理精度が上がります。

    連携する情報必要になる店舗確認ポイント
    予約情報予約経路が複数ある店舗予約履歴、キャンセル履歴、
    来店履歴と顧客情報が紐付くか
    POS
    会計情報
    購買履歴、売上、
    会員情報を管理する店舗
    購入履歴、売上分析、
    スタッフ別実績を確認できるか
    CRM
    会員管理
    再来店施策、ポイント施策
    を行う店舗
    セグメント配信、休眠顧客管理、
    権限管理に対応するか

    おすすめのサービス

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    顧客カルテの作り方|5ステップで項目と運用を決める

    顧客カルテは、テンプレートを選ぶ前に利用目的と記録ルールを決めると定着しやすくなります。作成手順は次の5ステップです。

    1. 何のために記録するかを決める

    「担当変更時の引き継ぎ」「前回の利用内容を確認する」「次回連絡を漏らさない」など、カルテを見る場面を先に決めます。利用目的が曖昧なまま項目を増やすと、入力だけ増えて活用されません。

    2. 必須項目と任意項目を分ける

    顧客ID、氏名・会社名、対応日、対応内容、次回アクションなど、業務に直接必要な項目を必須にします。趣味、家族構成、健康状態などは「何に使うのか」を説明できないなら、最初から集めない方が管理負荷を抑えられます。

    3. Excel・PDF・Googleスプレッドシートから形式を選ぶ

    一人で編集し、関数や表を作り込むならExcel、印刷・手書き中心ならPDF、複数人でクラウド共有するならGoogleスプレッドシートが候補です。ExcelもOneDriveやSharePoint Onlineに保存し、対応環境を整えれば共同編集できます。

    4. 「いつ・誰が・どう書くか」を統一する

    対応後すぐに更新する、対応履歴は1回1行、主観ではなく事実と本人発言を分ける、次回アクションには期限を入れる、などのルールを決めます。自由記述を長文にしすぎず、スタッフが短時間で更新できる形にします。

    5. 小さく試して不要な項目を削る

    最初から全顧客・全スタッフへ展開せず、一部の運用で試します。入力されない項目は「必要なのに分かりにくい」のか「そもそも使わない」のかを確認し、項目を減らします。カルテは情報量ではなく、次の対応に使えるかで評価します。

    Excel・PDF・Googleスプレッドシートはどう選ぶ?

    無料で始める場合でも、形式によって「編集」「共有」「印刷」「権限管理」のしやすさが異なります。自社の利用人数と更新方法から選びます。

    形式向いている運用強み注意点
    ExcelPC中心で編集・集計したい。関数やフィルタを使いたい。自由に項目・計算式を設定しやすい。OneDrive/SharePoint Online等を使った共同編集も可能。ローカルファイルをメール等で複製すると最新版が分かれやすい。共同編集には保存場所・対応環境を確認。
    PDF・紙受付や接客現場で手書きしたい。レイアウトを固定したい。入力方法が単純で、印刷レイアウトを固定できる。検索・集計・同時共有が難しく、保管・廃棄のルールが必要。
    Googleスプレッドシート複数人でブラウザから確認・更新したい。共有時に閲覧者・コメント可・編集者などの権限を設定できる。共有リンクの範囲、編集権限、誤削除時の復元・運用ルールを決める。

    複数人で編集する場合は、「全員が編集できる」状態にするのではなく、閲覧だけでよい人と編集担当を分けます。テンプレートの使いやすさだけでなく、誰がどの情報へアクセスできるかまで設計してください。

    業種別に追加する顧客カルテの項目

    共通項目は同じでも、次回対応に必要な履歴は業種で変わります。業種固有の項目は、共通カルテへ必要なものだけ追加します。

    業種追加したい主な項目設計のポイント
    美容室・サロン来店日、施術メニュー、担当者、使用商品・薬剤、本人の希望、次回提案、必要に応じて写真施術固有の記録は汎用カルテから分ける。写真を扱う場合は保存・共有方法も決める。
    小売・店舗購入商品、購入日、好み、問い合わせ・返品対応、会員状態一覧表と購買履歴を分け、接客メモは必要な範囲に絞る。
    BtoB営業会社情報、窓口・関係者、課題、商談履歴、提案内容、契約状況、次回アクション1社の基本情報と接点履歴を分け、担当変更でも経緯を追える状態にする。
    教室・スクール受講履歴、出欠、進捗、本人・保護者との連絡履歴、次回確認受講記録と連絡履歴を混ぜず、誰が更新したかを残す。
    士業・コンサル相談内容、契約範囲、案件・対応履歴、期限、次回確認顧客単位と案件単位を分ける必要があるかを先に決める。

    美容室・サロンで使う項目や無料の雛形を詳しく確認したい場合は、美容室向けカルテテンプレートでExcel・PDFの違いと業種固有の項目を確認できます。

    施術写真や複数スタッフでの履歴共有まで必要な場合は、美容室・サロン向け電子カルテの比較を確認してください。

    整体院で予約・施術履歴・会計までまとめて管理したい場合は、整体院向け顧客管理システムの比較で業務範囲ごとの選び方を整理しています。

    無料テンプレートで十分なケースと、アプリ・CRMへ移行する目安

    無料テンプレートで運用できるかは、顧客数だけでは判断できません。「探す・共有する・連携する」ための手作業が増えたかどうかで判断します。

    無料テンプレートで運用しやすい状態システム移行を検討したい状態
    利用者が少なく、編集担当が明確複数スタッフが同じ顧客を頻繁に更新し、競合編集や引き継ぎ漏れが起きる
    文字中心の履歴で足りる顧客ごとに多数の写真・ファイルを紐付けたい
    顧客を探す・履歴を読むのに時間がかからない検索や過去履歴の確認に時間がかかり、接客・営業へ影響する
    予約・会計・購買情報は別管理でも支障がない予約、POS、決済、会員情報などを顧客単位で一元化したい
    閲覧者・編集者を簡単なルールで管理できる部署・店舗・役職ごとに細かな閲覧/編集権限が必要

    美容室・サロンで「無料の電子カルテから試したい」という場合は、無料プラン・無料アプリと有料化条件を別記事で確認できます。

    関連記事:無料で使える美容室向け電子カルテ

    予約・会計・販促まで含めてサロン全体の顧客管理を見直す場合は、サロン向け顧客管理システムの比較が対象です。

    顧客カルテで個人情報を扱うときの注意点

    顧客カルテには氏名、連絡先、購買・来店・対応履歴などの個人情報が含まれることがあります。テンプレートを作るときは「何を記録するか」だけでなく、取得目的、閲覧権限、更新、保管・削除まで決める必要があります。

    利用目的を具体的に決め、必要に応じて本人へ明示する

    個人情報保護委員会のガイドラインでは、個人情報を取り扱う際に利用目的をできる限り具体的に特定することが求められています。また、申込書やWeb入力フォームなどで本人から直接個人情報を取得する場合は、原則として事前に利用目的を明示する必要があります。

    「顧客管理のため」のような広い表現だけで済ませず、「予約・来店対応」「商品・サービス提供」「アフターフォロー」など、実際の利用に即して目的を整理します。

    使わない個人情報を集めすぎない

    顧客カルテは、次の対応に使う情報だけを残します。入力欄があるからという理由で、生年月日、家族情報、健康状態などを一律に取得する必要はありません。利用目的との関係を説明できない項目は削る方が、入力負担と管理リスクを抑えられます。

    病歴などの要配慮個人情報は取扱いを慎重にする

    個人情報保護法上、病歴、健康診断等の結果、障害に関する情報などは「要配慮個人情報」に該当する場合があります。要配慮個人情報の取得は、例外を除き原則として本人の同意が必要です。美容、フィットネス、整体などで健康関連情報を記録する場合も、業務上の必要性と対象情報の性質を確認し、安易に自由記述へ残さないようにします。

    正確性・削除・安全管理まで運用ルールにする

    個人情報保護委員会のガイドラインでは、利用目的の達成に必要な範囲で個人データを正確かつ最新に保ち、利用する必要がなくなったときは遅滞なく消去するよう努めること、漏えい・滅失・毀損を防ぐため必要かつ適切な安全管理措置を講じることが示されています。

    • 閲覧・編集できる担当者を決め、退職・異動時に権限を見直す。
    • 紙は保管場所と廃棄方法、電子データは保存先・バックアップ・復元方法を決める。
    • 誤った連絡先や古い契約状態を放置せず、更新・訂正のタイミングを決める。
    • 不要になった情報をいつ見直し、削除するかを運用ルールにする。

    本節は一般的な情報提供であり、個別事業の法的判断を代替するものではありません。取り扱う情報や業界固有の法令がある場合は、個人情報保護委員会等の最新情報や専門家への確認が必要です。

    顧客カルテを形骸化させない運用ルール

    顧客カルテは、作成時より更新時のルールが重要です。更新されないカルテは、古い情報を参照するリスクがあるため、入力負担を増やさずに「次に使える情報」が残る形にします。

    ルール具体的な決め方避けたい状態
    更新タイミング来店・商談・問い合わせ等の対応直後、または当日中後日まとめて記憶で入力する
    記録単位1回の対応を1行。日付・担当・要点・次回行動を揃える1セルへ長文を追記し続ける
    記述方法事実、本人の希望、実施した対応を分ける担当者の推測・感情だけを書く
    次回行動「誰が・何を・いつまでに」を残す「様子を見る」「後で連絡」だけで終える
    確認責任更新担当と、定期的に項目・権限を見直す責任者を決める全員が責任者で、実質誰も管理しない

    まとめ|顧客カルテは「次の対応に使う情報」から作る

    顧客カルテは、顧客情報を多く集めるための台帳ではありません。顧客ごとの履歴を残し、次の接客・提案・引き継ぎを迷わず行える状態にするための記録です。

    • まずは顧客ID、氏名・会社名、連絡先、対応履歴、本人の希望、次回アクションなど必要最小限の項目から始める。
    • 無料テンプレートは、個票型カルテか一覧型顧客管理表かを確認して選ぶ。
    • Excel・PDF・Googleスプレッドシートは、編集人数、印刷、共有、権限管理から選ぶ。
    • 美容室・サロンなど業種固有の情報は共通カルテへ必要なものだけ追加する。
    • 検索・共有・写真管理・予約や会計との連携に手作業が増えたら、電子カルテやCRMへの移行を検討する。
    • 個人情報は利用目的を明確にし、閲覧権限、更新、保管、削除まで運用ルールを決める。

    最初から完成形を作ろうとせず、無料テンプレートで必要項目を固め、運用上の課題が見えた段階でシステム化すると、不要な機能や入力項目を増やさずに済みます。

    よくある質問

    顧客カルテは無料テンプレートだけで運用できますか?

    できます。文字中心の履歴で、編集担当が少なく、検索・共有に支障がない段階ならExcelやPDF、Googleスプレッドシートで運用できます。写真を大量に扱う、複数人で同時に更新する、予約・会計と連携するといった要件が増えたら、アプリやCRMを検討します。

    顧客カルテと顧客管理表は同じですか?

    同じ目的で使われることもありますが、この記事では役割を分けています。顧客管理表は複数顧客を一覧で探す台帳、顧客カルテは1人・1社ごとの履歴や次回対応まで詳しく残す個票です。両方を顧客IDで紐付けると管理しやすくなります。

    ExcelとGoogleスプレッドシートはどちらが向いていますか?

    一人またはPC中心で細かく編集・集計するならExcel、複数人がブラウザから同じデータへアクセスするならGoogleスプレッドシートが候補です。ExcelもOneDriveやSharePoint Online等の対応環境で共同編集できます。どちらも共有範囲と編集権限を決めて運用してください。

    顧客カルテにはどこまで個人情報を書いてよいですか?

    「何に使うか」を説明できる必要最小限の情報に絞るのが基本です。利用目的を具体的にし、直接本人から申込書や入力フォームで取得する場合は利用目的の明示を確認します。病歴など要配慮個人情報に該当する情報を扱う場合は、取得条件や管理方法を特に慎重に確認してください。

    何件くらいからCRMへ移行すべきですか?

    一律の件数だけでは決められません。顧客を探す時間が増える、担当者間の共有漏れが起きる、写真・履歴を顧客ごとに整理できない、予約・会計との二重入力が増える、といった業務上の限界が出た時点が移行検討の目安です。

  • 美容室・サロン向けLINE予約システム11選比較!料金・おすすめの選び方を解説【2026年】

    美容室・サロン向けLINE予約システム11選比較!料金・おすすめの選び方を解説【2026年】

    LINE予約システムを使うと、美容室・サロンの予約受付をLINEから行えるようになり、電話対応やDMでのやり取りを減らせます。顧客は普段使っているLINEから予約でき、お店側もLINEと予約情報を紐づけることで、顧客管理や再来店の促進に活用できます。

    この記事では、美容室やサロン向けのLINE予約システムの料金、LINE連携、予約管理、顧客カルテ、スタッフ指名、リマインド通知、外部予約サイト連携などを美容室・サロン向けLINE予約システム比較表 ▼で比較し、お店に合ったサービスの選び方まで解説します。

    個人サロン、美容室、多店舗サロンではおすすめのLINE予約システムは違います。重視するポイント別に、代表的な予約システムを整理すると次のとおりです。すぐにおすすめのサービスを確認したい方は、気になるタイプから選んでください。

    無料・低コスト高機能LINE特化
    費用を抑えてLINE予約を始め、成長に合わせて機能を追加LINE予約・顧客管理・予約サイト連携までまとめるLINE中心のシンプルな予約受付
    STORES 予約
    Square予約
    RE:RE LINEサロン予約
    BeautyMerit
    ChoiceRESERVE
    リピッテ

    美容室・サロンでLINEから予約を受け付ける方法

    美容サロンでLINE予約を受け付ける3つの方法の図解(1. LINEチャットで受付、2. LINEから予約ページへ移動、3. LINE上のミニアプリで予約)

    美容サロンでLINE予約を受け付ける方法は、大きく3つあります。

    方法予約の流れ
    1. LINEチャットで受付お客様とスタッフがLINEで日時やメニューをチャットでやり取りして予約する
    2. LINEから予約ページへ移動リッチメニューなどから予約ページを開いて予約する
    3. LINE上で予約LINEの画面から日時やメニュー、スタッフを選んで予約する

    LINEチャットでの受付は手軽に始められますが、お客様とのやり取りに手間がかかり、予約内容の確認や予約台帳への入力もスタッフが行う必要があります。

    一方、2・3のようにLINE予約システムを使う方法では、お客様自身で予約・キャンセル・変更までできるため、スタッフの対応を減らせます。

    3のようにLINE上で予約するタイプでは、LINEのユーザー情報と予約情報を紐づけて、顧客管理やマーケティングに活用できるサービスもあります。

    美容室・サロン向けLINE予約システムとは?

    美容室・サロン向けLINE予約システムとは、お店の公式LINEアカウントからお客様の予約を受け付け、予約情報を管理できるシステムです。美容室やサロンの予約を、LINEのトーク画面で簡単に行えます。

    月間ユーザー数9,400万人のLINEを活用するため、お客様は新しいアプリをダウンロードする必要がありません。普段使っているLINEでお店の公式アカウントを友だち追加すれば、24時間365日いつでも予約できます。空き状況の確認から予約完了まで、すべてトークルーム内で完結するのが特徴です。

    月額費用が1万円かからないサービスが多いため、個人サロンの方でも導入しやすいシステムが多いです。

    おすすめのサービス

    STORES予約 LINE/インスタ予約も可能無料予約システム

    STORES予約
    • 【初期/月額0円】LINE&インスタで直接予約
    • カレンダー埋込/事前決済でキャンセル防止
    • カルテ管理/指名予約/アプリで自動メール配信

    無料で予約システムを始めたい方におすすめ

    初期/月額0円/LINE予約の詳細を見る

    LINEに限定せず予約システムを探している場合は、美容室・サロン向け予約システム比較を確認してください。

    美容室・サロン向けLINE予約システムの主な機能|できること

    美容室・サロン向けLINE予約システムにある主な機能を紹介します。

    個人サロン、美容室、多店舗サロンでは必要な機能が異なります。予約受付だけでよいのか、顧客管理やスタッフ管理まで必要なのかを確認して選ぶことが大切です

    機能できること
    予約管理LINEから24時間予約を受け付け、空き状況の確認、予約変更、キャンセルを管理できる
    顧客・カルテ管理顧客情報や来店履歴、施術履歴、施術内容などを記録・管理できる
    LINEリマインド通知予約完了時の確認通知や予約前日のリマインドメッセージを自動送信できる
    スタッフ指名予約スタッフごとの予約枠やシフトを設定し、顧客が担当スタッフを指名して予約できる
    外部システム連携POSレジやホットペッパービューティー(HPB)などの外部サービスと予約情報や顧客情報を連携できる

    美容室・サロンにLINE予約システムを導入するメリット

    美容室・サロンにLINE予約システムを導入すると、予約業務の効率化やリピーターの獲得など、次のメリットがあります。

    • LINEから24時間予約を受け付けることで、営業時間外の予約を獲得できる
    • 電話対応や予約の転記作業を減らし、スタッフの業務負担を軽減できる
    • 予約リマインドの自動送信で、予約忘れによる無断キャンセルを防止できる
    • 来店後のメッセージやクーポン配信で、顧客の再来店を促進できる

    特に美容室・サロンでは、予約時にLINE公式アカウントへの友だち追加を促せるため、来店後もLINEを通じて顧客との接点を維持できる点が大きなメリットです。

    【比較表】美容サロン向けおすすめLINE予約システム一覧

    美容サロンで使えるLINE予約システムを、料金や無料プラン、LINE連携、リマインド、事前決済、顧客管理などで比較しました。

    ※LINE連携は、○がLINEから予約ページへ移動して予約するタイプ、◎がLINEミニアプリにも対応し、LINE上で予約できるタイプを示しています。

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    美容サロン向けLINE予約システムの目的別の選び方

    美容室やサロン向けのLINE予約システムは、重視するポイントによって選ぶサービスが変わります。ここでは、「無料・低コスト」、「高機能」、「LINE特化」の3つの目的に分けて紹介します。

    タイプおすすめサービス
    無料・低コストSTORES 予約、Square予約
    高機能RE:RE LINEサロン予約、BeautyMerit、ChoiceRESERVE
    LINE特化リピッテ

    1. とにかく無料・低コストで始めたい人

    「まずはLINEから予約を受け付けたい」「初期費用をかけずに試したい」という個人サロンや小規模店舗には、無料プランがある予約システムがおすすめです。LINEだけでなく、自社サイトやInstagramなど複数の予約導線から予約を受け付けられるサービスもあります。

    たとえば、STORES予約やSquare予約は初期費用・月額ともに0円のプランがあり、無料の範囲でもLINEからの予約受付を始められます。必要に応じてPOSレジやキャッシュレス決済などの機能を追加できるため、店舗の規模が大きくなった場合にも対応できます。ただし、無料プランは予約件数や機能に制限がある点は注意しましょう。

    2. 決済・外部連携までまとめて使いたい人

    ホットペッパービューティー・Instagram・Googleなど複数の予約経路をまとめて管理する場合や、カルテ・顧客管理まで行う場合は、高機能な予約システムがおすすめです。

    機能が多いぶん月額料金は高くなる傾向がありますが、複数の予約経路や顧客情報をまとめて管理できます。

    たとえば、RE:RE LINEサロン予約はLINE予約に加えて、電子カルテやホットペッパーなどの外部サイトも一元管理できます。BeautyMeritは予約9サイトに加えて、Google・LINE・Instagramから入る予約も自動で調整できます。

    3. LINEを中心にシンプルに予約を受け付けたい人

    LINEを中心に予約を受け付け、複雑な機能は必要ない店舗には、LINEに特化したシンプルな予約システムがおすすめです。機能が絞られているため、予約受付を中心にシンプルに運用できます。

    たとえば、リピッテはLINEの会話形式でそのまま予約が完結し、個人向けなら月額1,980円〜で使えます。

    【無料あり】美容サロン向けおすすめLINE予約システム11選比較

    ここからは、美容サロンで使えるおすすめのLINE予約システムを紹介します。料金やLINE連携、予約管理、顧客管理などの特徴をそれぞれ詳しく解説します。

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    美容室・サロン向けLINE予約システムの比較ポイント

    ここまで紹介したサービスの中から選びきれない場合は、次の5つを確認してください。

    1. スタッフ指名・シフト・メニュー時間を予約枠へ反映できるか

    美容室では、スタッフの出勤時間や指名、担当できるメニュー、施術時間によって予約できる時間が変わります。

    スタッフ指名だけでなく、指名なし予約への対応や同時受付数、シフト変更が予約枠へ反映されるかも確認してください。

    スタッフが複数いる美容室ほど、予約枠を自動で調整できるシステムがおすすめです。

    2. 予約変更・キャンセルをお店のルールに合わせて設定できるか

    LINEから予約できるだけでなく、予約変更やキャンセルをどのように受け付けるかを設定できるかも重要です。

    たとえば、予約日の前日まではLINEからキャンセル可能にして、当日は電話のみとする方法があります。直前キャンセルを減らすためにキャンセル可能な期限を設定したり、事前決済やキャンセル料を設定したりする方法もあります。

    また、予約確定時や前日にLINEでリマインドを送れば、予約忘れの防止にもつながります。

    変更・キャンセルの期限、受付方法、事前決済、リマインドなどを、自分のお店のキャンセル対策に合わせて設定できるかを確認してください。

    3. LINEの友だち情報と顧客・カルテ情報を紐づけられるか

    再来店施策までLINEを活用したい場合、LINEの友だち情報と予約・顧客情報を紐づけられるかが重要です。

    来店履歴や施術内容、カルテなどを顧客ごとに管理できれば、誰がいつ来店し、どのような施術を受けたのかを確認しながらLINEでアプローチできます。

    4. Hot Pepper Beautyなど他の予約媒体と連携できるか

    Hot Pepper Beautyなど複数の予約サイトを使っている場合は、予約情報だけでなく、空き枠まで連携できるかを確認してください。

    LINE予約を追加しても予約枠が連動しなければ、各サービスの予約状況を手動で更新する必要があり、ダブルブッキングの原因になります。

    複数の予約媒体を利用している美容室では、予約状況を連動できるサービスがおすすめです。

    5. LINE予約にかかる料金の総額を確認する

    LINE予約を導入するときは、予約システムの月額料金だけでは判断できません。LINE公式アカウントの料金も含めて、実際に毎月かかる費用を確認してください。

    確認する料金主な内容
    LINE公式アカウント月額料金、メッセージ配信数に応じた料金
    予約システム初期費用、月額料金、有料プランへの変更
    LINE連携LINE連携機能、LINEミニアプリなどのオプション料金
    外部予約サイト連携Hot Pepper Beautyなどとの予約連携料金
    追加機能カルテ、スタッフ追加、多店舗管理などのオプション料金
    決済手数料事前決済を使う場合の決済手数料

    「予約システムが月額0円だから無料」と判断せず、LINE公式アカウントや必要なオプションまで含めた総額で確認することが重要です。また、LINEでの予約確認・リマインド配信と、キャンペーンなどの販促配信の料金体系も確認しましょう。

    無料で使えるLINE予約システムを探したい場合は、無料のLINE予約システム、LINEに限定せず、個人・ひとりサロン向けの無料予約システムを探したい場合は、個人サロン向け無料予約システムを比較も参考にしてください。

    美容サロン向けLINE予約システム導入後の注意点・デメリットと対策

    LINE予約システムを導入した後は、LINE以外の予約経路の管理やLINE公式アカウントの運用、既存のお客様をLINE予約へ移行する方法まで決めておく必要があります。

    1. LINE以外の予約経路をどう管理するか決める

    LINE予約を導入しても、電話や店頭、Webサイトなどから予約を受け付ける店舗もあります。

    LINE以外の予約方法を残す場合は、予約を受けたスタッフが、その場ですぐに予約システムへ登録するなど、ルールを決めておくことが重要です。

    登録が遅れたり漏れたりすると、LINE上では空いているように表示され、ダブルブッキングにつながります。

    2. LINE配信はブロック率や反応を見ながら実施する

    お客様にLINE公式アカウントをブロックされると、LINEという大事な予約窓口が使ってもらえなくなります。

    一方で、クーポン・キャンペーン配信など、LINEを使った再来店施策も重要です。そのため、配信を控えるのではなく、ブロック率や反応を見ながら効果検証し、配信頻度や内容を調整することが重要です。

    キャンペーン配信後にブロックが増えていないか、予約や再来店につながっているかを定期的に分析しましょう。

    3. 初期設定に不安がある場合はサポート体制を確認する

    LINE予約を始めるには、LINE公式アカウントとの連携やリッチメニュー、予約メニュー、スタッフ、受付時間などの設定が必要です。また、LINEミニアプリを使うサービスでは、追加の設定や審査が必要になる場合もあります。

    自分で設定するのが不安な場合は、初期設定の代行や導入支援、LINE連携のサポートがあるサービスがおすすめです。

    4. 既存のお客様をLINE予約へ移行する導線を作る

    LINE予約システムを導入しても、これまでHot Pepper Beautyなどの予約サイトや電話を使っていたお客様が、自動的にLINE予約へ切り替わるわけではありません。

    特に、予約サイトにかかる手数料も抑えていきたい場合は、既存のお客様に次回からLINEで予約してもらう導線を作ることが重要です。

    たとえば、店内にQRコードを設置する、会計時にLINE予約を案内する、その場で使えるクーポンなどを用意して友だち追加を促す方法があります。

    また、Instagramを集客に使っている場合は、プロフィールやハイライトからLINE公式アカウントへ誘導し、そのまま予約できる導線を作るのも効果的です。

  • 事前決済できる予約システム13選比較!決済手数料・キャンセル料・先払い対応を解説

    事前決済できる予約システム13選比較!決済手数料・キャンセル料・先払い対応を解説

    事前決済できる予約システムは、予約受付とオンライン決済をまとめて行えるシステムです。

    予約時の先払いや、無断キャンセル・直前キャンセル時のキャンセル料徴収などに利用できます。

    この記事では、事前決済に対応したおすすめの予約システムを比較し、事前決済の方式、選ぶ際の注意点について解説します。

    おすすめのサービスは事前決済できる予約システムの比較表 ↓でご確認できます

    事前決済できる予約システムとは?

    事前決済できる予約システムとは、予約時にクレジットカードなどの決済情報を登録し、オンラインで支払いまで完了できる予約システムです。

    事前決済を導入することで、「無断・直前キャンセルの抑止」と、「キャンセル時の売上損失の軽減」につながります。

    予約時に先払いしてもらうことで、無断キャンセルすると支払った料金が戻らないため、無断キャンセルの抑止につながります。また、直前のキャンセル連絡にはキャンセル料が発生するよう設定すれば、支払いを避けるために早めの連絡を促せます。

    実際にキャンセルが発生した場合でも、キャンセル料を徴収することで売上損失を抑えられます。

    事前決済予約システムおすすめ13選比較|手数料・キャンセル処理を比較

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    事前決済の3つの方式

    同じ「事前決済」でも、予約時に全額を決済するのか、キャンセル時に請求するのか、利用後に最終金額を決済するのかで仕組みが異なります。

    予約システムを選ぶ前に、どのタイプの事前決済に対応したいかを明確にしておくことが重要です。

    そのため、まずは3つの方式の違いを確認しましょう。違いは、予約時に何を処理し、いつ料金を請求するかです。

    方式予約時の処理決済するタイミング
    1. 予約時全額決済料金を全額決済する予約時
    2. カード保証・与信型カード情報や利用枠を確保する無断キャンセルや期限後キャンセル時
    3. カード事前登録・利用後決済カード情報を登録するサービス提供後

    2のカード保証・与信型では、カードが利用できることや利用枠を確認する「与信(オーソリ)」を予約時に行います。通常は予約時に料金を請求せず、無断キャンセルなどが発生した場合に請求します。

    今回紹介した予約システムを3つの方式に分けると、次のとおりです。

    方式対応する主なサービス
    1. 予約時全額決済STORES 予約、ChoiceRESERVE、Gym’s、Smart Hello、RE、formrun、Square予約、リピッテ、freee予約、SELECT TYPE
    2. カード保証・与信型BeautyMerit、Square予約、Airリザーブ、EDISONE予約
    3. カード事前登録・利用後決済BeautyMerit、Airリザーブ、EDISONE予約

    導入目的・業界によって選ぶ方式が異なる

    どの方式を選ぶべきかは、事前決済を「導入する目的」や「業界」によって変わります。

    自社で必要な方式を判断できるよう、主な導入目的と利用業界を整理しました。

    方式主な導入目的主な利用業界
    予約時全額決済・無断キャンセルによる損失を防ぐ
    ・当日の会計を減らす
    予約時に料金が決まる業界
    ・美容サロン
    ・スクール・レッスン
    ・イベント・体験サービス
    カード保証・与信型・無断キャンセル時の料金を確実に回収する通常は現地払いで、キャンセル対策が必要な業界
    ・飲食店
    (コース・貸切予約)
    ・宿泊施設
    (無断キャンセル時の料金徴収)
    カード事前登録・利用後決済・利用後に確定した金額をスムーズに回収する利用後に最終料金が決まる業界
    ・宿泊施設
    (飲食代・追加サービスなどを最後に精算)
    ・レンタカー

    業界ごとに必要な予約機能や事前決済の使い方は異なります。どのサービスがどの方式かは次に解説します。

    各業界におすすめの予約システムは、以下の記事で詳しく比較しています。

    事前決済予約システムの選び方

    1. キャンセル料の徴収と返金方法を確認する

    キャンセルが発生したときに、どのようにキャンセル料を徴収し、どのように返金するかを確認しましょう。

    キャンセル料の主な徴収方法は次のとおりです。

    • 事前決済額からキャンセル料を差し引く
    • 登録済みカードへ後から請求する

    返金方法も確認が必要です。

    • 全額返金・部分返金に対応しているか
    • 返金処理が自動か手動か

    自社のキャンセルポリシーに合わせて設定できるかを確認しましょう。

    2. 決済手数料と固定費

    決済手数料だけでなく、月額料金や1件ごとの固定手数料まで含めて確認しましょう。 予約件数が多い場合は、わずかな手数料率の差でも年間コストに差が出ます。

    料金項目確認する内容
    月額料金予約システムの月額利用料
    決済手数料決済金額に対して発生する手数料率
    固定手数料決済1件ごとに発生する料金
    返金時の手数料返金時に手数料が発生するか、決済手数料が返還されるか

    3. 業務に必要な予約管理機能を確認する

    事前決済だけでなく、自社の業界に必要な予約管理機能がそろっているかも確認しましょう。

    業界ごとに必要な機能が異なるため、下の表を参考に確認してください。詳しい機能や選び方は、各業界の予約システム比較記事で解説しています。

    業界確認したい主な機能
    美容サロンスタッフ指名、設備管理、顧客管理
    スクール・レッスン定員管理、回数券、月謝管理
    飲食店席管理、コース管理、予約枠管理
    宿泊施設客室管理、宿泊プラン、追加料金管理

    キャンセルポリシーを設定するときの注意点

    キャンセル料の自動徴収機能があっても、任意の金額を自由に設定してよいわけではありません。消費者契約法では、キャンセルによって事業者に生じる「平均的な損害の額」を超える部分は無効になるとされています。

    そのため、キャンセル料を設定する際は、実際に発生する損失をもとに金額や割合を決め、発生する時期・条件とあわせて予約前に分かるように表示しておくことが重要です。

    キャンセル料の決め方やキャンセルポリシーの書き方は、別記事で詳しく解説しています。

    事前決済予約システムのメリット

    事前決済予約システムを導入する主なメリットは、次の3つです。

    1. 当日の会計業務を減らせる
      予約時に支払いまで完了できるため、来店時の会計や支払い確認を減らせます。
    2. 無断キャンセル・ノーショーによる損失を抑えられる
      予約時の先払いやカード保証、キャンセル料徴収を設定することで、無断キャンセルへの金銭的な対策ができます。
    3. 予約と決済を別々に管理する手間を減らせる
      予約システムと決済サービスを別々に使う場合は、予約者と入金情報を照合する作業が必要です。事前決済に対応した予約システムなら、予約情報と支払い状況を同じ画面で確認できます。

    事前決済予約システムのデメリット・注意点

    事前決済を必須にすると予約率が下がる可能性がある

    事前決済を必須にすると、予約時にカード登録や支払いが必要になるため、予約完了前に離脱する顧客が増える可能性があります。

    すべての予約を一律で事前決済にするのではなく、直前キャンセルされたときの損失が大きい予約に限定する方法もあります。

    1. 空いた予約枠を埋められず、大きな売上を失う予約
      貸切予約、長時間の施術・レッスン、部屋の確保など
    2. すでに発生したコストを取り戻せない予約
      高価で傷みやすい食材、長時間の仕込み、施術・設備準備、スタッフの確保など

    導入後は、新規予約数や予約完了率、無断キャンセル率を確認し、予約数への影響が大きい場合は対象を見直しましょう。

    返金まで時間がかかり、問い合わせが増える場合がある

    予約システム上で返金処理が完了しても、顧客のカード明細へ反映されるまで時間がかかる場合があります。

    カード会社の締め日などによっては返金まで数週間以上かかることもあり、「返金されていない」と問い合わせを受ける原因になります。

    返金時には、返金額だけでなくカード明細への反映には時間がかかる場合があることも顧客へ案内しておきましょう。

    キャンセル料を設定しても必ず回収できるとは限らない

    頻繁に起こるケースではありませんが、カード保証やカード事前登録を設定していても、キャンセル時の請求が必ず成功するとは限りません。

    登録カードの有効期限切れや利用限度額、決済拒否などによって、無断キャンセル後に料金を請求できない場合があります。

    また、顧客からカード会社へ異議申し立て(チャージバック)が行われるケースもあります。

    まとめ|必要な決済方式に対応した予約システムを選ぼう

    事前決済予約システムは、自社で必要な決済方式に対応していることを前提に、決済手数料、キャンセル・返金処理、予約管理機能まで確認して選びます。

    事前決済以外も含めて予約システムを検討する場合は、予約システムを総合比較の記事もご確認ください。

  • サロン向け顧客管理システム14選比較|料金・電子カルテ・予約・POS・業態別の選び方

    サロン向け顧客管理システム14選比較|料金・電子カルテ・予約・POS・業態別の選び方

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    サロン向け顧客管理システムとは、顧客情報、予約、来店履歴、施術内容、写真、回数券・コース、会計、販促などを顧客単位で記録・共有し、店舗運営に活用するためのシステムです。

    選ぶときに重要なのは、機能数の多さではありません。「何を顧客ごとに残したいか」「予約・会計まで一体化したいか」「自店の業態に必要な記録ができるか」「契約期間やオプションを含む総額はいくらか」の4点を先に決めることです。個人サロンなら無料・低コストの予約+顧客管理から始める選択肢があり、施術写真や詳細カルテを重視する店は電子カルテ、複数スタッフ・多店舗では権限管理や本部集計まで確認する必要があります。

    本記事では、美容室、エステ、ネイル、アイラッシュ、リラクゼーションなどのサロンを対象に、主要14サービスの料金・無料条件・機能を公式情報で確認し、業態別の選び方まで整理します。

    この記事でわかること
    • サロンで顧客管理システムが必要な理由
    • 業態、規模、運用課題ごとの選び方
    • 主要な顧客管理システムの機能と料金の違い

    サロン向け顧客管理システムとは?予約・POS・電子カルテとの違い

    サロン向け顧客管理システムの中心は「顧客を軸に情報をつなぐこと」です。予約システムは空き枠と予約受付、POSは会計と売上、電子カルテは施術記録に強みがあります。実際の製品はこれらを複数備えるため、名称だけでなく管理範囲を確認する必要があります。

    タイプ主に管理できること向いているケース
    予約・顧客管理型予約受付、顧客台帳、来店履歴、リマインド個人〜小規模で予約と顧客情報をまとめたい
    電子カルテ中心型施術履歴、写真、同意・カウンセリング、メモ施術の再現性や写真・詳細記録を重視する
    POS・店舗管理一体型予約、顧客、会計、売上、商品、スタッフ、分析複数スタッフや店販、多店舗を含めて一元化したい
    予約媒体・アプリ連携型複数予約媒体の一元管理、自社予約、LINE/アプリ、顧客管理予約経路が多く、転記やダブルブッキングを減らしたい

    予約だけが課題なら予約システム、施術記録だけが課題なら電子カルテ単体でも足ります。一方、予約時に顧客を作成し、来店後のカルテ・会計・次回案内まで同じ顧客IDでつなげたい場合は、一体型の方が二重入力を減らしやすくなります。

    サロンで顧客管理システムが必要な理由と導入メリット

    サロンの顧客管理は、顧客名簿を保管する作業ではありません。来店履歴、施術内容、写真、契約情報、回数券、購買履歴、などの情報から次回来店のタイミングをつなげ、接客品質と売上管理の精度を高める業務です。紙カルテやExcelでも記録は残せますが、検索、共有、分析、販促への活用まで広げるには限界があります。

    特にサロンでは、担当スタッフが変わる場面、回数券やコース契約を管理する場面、LINEやメールで再来店を促す場面が多くあります。顧客管理システムを使うことで、顧客情報と予約、会計、販促、分析を分断せずに管理できます。

    本記事では使用する「電子カルテ」の意味は、医療機関で使われる診療記録ではなく、サロンで顧客情報、施術履歴、仕上がり写真、使用商材、好み、注意事項、次回提案を管理するためのカルテ機能を指します。各サービスでも電子カルテと表記されることが多いため、本記事でもサロン向けの顧客カルテ、施術カルテを含む意味で電子カルテと表記します。

    導入後に得られる主な効果は次の通りです。

    • 接客品質が安定し、担当者が変わっても前回情報を確認できる
    • スタッフ間で施術履歴、注意事項、来店周期を共有できる
    • LINEやメール配信で再来店施策を実行できる
    • 売上、客単価、スタッフ別実績、メニュー別実績を分析できる
    • 紙カルテの紛失、持ち出し、保管スペースの課題を減らせる

    サロンの顧客管理システムは、紙カルテの置き換えではなく、予約、接客、契約、販促、分析をつなぐ運営基盤として導入する必要があります。

    おすすめのサービス

    STORES予約 LINE/インスタ予約も可能 無料予約システム

    STORES予約
    • 【初期/月額0円】美容室・エステ・サロン向け
    • 集客サイト・インスタ・SNSの予約を自動連携
    • POS連携で顧客・売上データも全部一つで管理

    無料で美容室・サロン向け予約システムを始めるには

    初期/月額0円/LINE予約の詳細を見る

    サロンで管理すべき顧客情報と必要な機能

    顧客管理で集める情報は、多いほどよいわけではありません。接客・契約・安全な施術・再来案内に必要な範囲を決め、不要な情報を持ちすぎないことが重要です。

    管理カテゴリ代表例使い道
    基本情報氏名、連絡先、顧客番号など顧客検索、予約、連絡
    予約・来店履歴予約日時、来店日、担当、キャンセル履歴受付、次回来店の確認
    施術・カルテメニュー、施術メモ、写真、使用商材・設定値など施術内容の引き継ぎ、再現
    契約・チケットコース、回数券、残回数、有効期限エステ・脱毛・回数制メニューの管理
    会計・購買施術売上、店販売上、決済、購入履歴売上分析、提案
    連絡・販促LINE/メール配信履歴、予約リマインド、同意状況案内の重複防止、再来施策
    権限・操作スタッフID、閲覧/編集範囲、必要に応じ操作履歴個人情報へのアクセス管理

    肌状態、体調、アレルギーなどを扱う場合は、施術上必要な範囲に限定し、取得目的と管理方法を明確にします。クラウドサービスを利用しても、店舗側のID共有や退職者アカウントの放置があればリスクは残るため、運用ルールも必要です。

    カルテ項目の作り方を詳しく確認する場合は、顧客カルテの作り方も参照してください。

    業態別|サロンで優先したい顧客管理機能

    同じサロンでも、残すべき施術情報と契約管理の複雑さが異なります。まず業態固有の「必ず残したい情報」を決め、その情報を無理なく入力できる製品に候補を絞ります。

    業態優先して残したい情報重視機能
    美容室・理容室施術履歴、スタイル写真、担当、来店周期。必要に応じ薬剤・店販カルテ、予約媒体連携、POS、担当者別集計
    エステ・脱毛施術履歴、写真、コース契約、回数・残数、カウンセリング電子カルテ、契約/チケット、同意、予約、会計
    ネイルデザイン写真、カラー/パーツ、オフ有無、担当写真カルテ、スマホ/タブレット入力、予約
    アイラッシュ・アイブロウデザイン、左右差、使用商材、施術履歴詳細カルテ、写真、予約、リマインド
    リラク・整体系施術部位、施術メモ、来店履歴、回数券施術カルテ、予約、回数券、再来案内
    複合・多店舗業態別メニュー、店舗別・スタッフ別実績、権限本部集計、権限、多店舗、POS、予約経路統合

    美容室に限定して薬剤・髪質・スタイリスト運用まで比較する場合は、美容室向け顧客管理システムの比較へ進んでください。

    施術写真やカルテ機能を中心に製品を選びたい場合は、サロン向け電子カルテの比較で詳しく整理しています。

    サロン向け顧客管理システムおすすめ14選を比較

    サロン向け顧客管理システムは、LINE予約に強いサービス、予約管理から始められるサービス、電子カルテやPOSまで一体化できるサービス、回数券や継続課金に強いサービスに分かれます。比較時は、機能数ではなく、自店の業態と運用課題に必要な機能がそろっているかを確認します。

    サロンの状況先に見るべき項目主なサービス例
    個人サロン、小規模サロン月額費用、無料利用、
    予約管理、電子カルテ
    STORES予約
    Square予約
    LiME
    yoyakul.jp
    LINE予約、再来店施策を強化したいサロンLINE連携、日付、
    指名予約、外部予約連携、
    メッセージ配信
    RE:RE LINEサロン予約
    BeautyMerit
    リザービア
    coming-soon
    エステ、会員制、回数券を扱うサロン継続課金、回数券、
    契約管理、同意管理、
    決済管理
    サブスクペイforエステ
    Aiony
    STORES予約
    Square予約
    複数スタッフ、複数店舗、複合サロンPOS連携、権限管理、
    本部管理、分析、
    複数店舗管理
    SalonAnswer
    A’staff Cloud
    BEAUTY POS
    Aiony

    まず自店に近い区分を確認し、次の比較表で料金、無料利用、電子カルテ、LINE連携、POS連携、回数券、外部予約連携を確認します。

    サービス名料金目安無料利用主な機能おすすめのサロンLINE連携POS連携回数券、継続課金外部予約連携その他連携先
    RE:RE LINEサロン予約初期費用0円、
    月額9,800円 (税抜)
    無料デモ、
    無料トライアルあり
    LINE予約顧客管理
    電子カルテ
    オンライン決済
    HP制作
    LINE予約、外部予約連携、
    再来店施策を
    まとめたいサロン
    ◯×◯◯ホットペッパービューティー
    Googleカレンダー
    複数予約サイト
    STORES予約初期費用0円、
    月額0円から
    フリープランありネット予約
    顧客管理
    事前決済
    STORESレジ連携
    LINEミニアプリ連携
    低コストで予約、決済、
    顧客管理を始めたい
    小規模サロン
    ◯◯◯◯かんざし
    ホットペッパービューティー
    Instagram
    Square予約初期費用0円、
    月額0円から
    フリープランあり予約管理
    顧客管理
    Square POSレジ
    決済
    SNS予約連携
    予約、決済、POSを
    まとめたい個人サロン
    ×◯△◯Instagram
    Facebook
    Googleで予約
    BeautyMerit要問い合わせ要問い合わせサロンアプリ
    予約管理
    電子カルテ
    LINE予約
    Instagram予約
    自社アプリ、予約経路一元化、
    再来店施策を強化したいサロン
    ◯△◯◯Instagram
    Googleで予約
    LINEミニアプリ
    集客サイト
    サブスクペイforエステ都度見積もり要問い合わせ継続課金
    オンライン決済
    顧客情報管理
    決済データ管理
    会員サイト作成
    月額メニュー、会員制プラン、
    回数課金を扱うエステや整体
    ××◯×ー
    LiME初期費用0円から、
    無料機能あり、
    店舗契約9,240円から 税抜
    基本機能無料顧客管理
    電子カルテ
    予約管理
    LINE予約
    Square決済連携
    スマホ中心で予約、電子カルテ、
    会計を管理したい小規模サロン
    ◯◯◯◯ホットペッパービューティー
    Instagram
    STEKiNA
    かんざし
    Aiony初期費用は問い合わせ、
    月額5,000円から
    資料請求無料電子カルテ
    予約管理
    顧客管理
    POSレジ
    売上集計
    iPadで電子カルテ、予約、会計、
    分析を管理したいサロン
    △◯◯◯ホットペッパービューティー
    Square
    楽天ペイ
    STORES決済
    SalonAnswer初期費用130,000円、
    月額9,800円から 税抜
    無料トライアルありPOSレジ
    顧客管理
    予約管理
    LINEミニアプリ
    帳票分析
    多店舗管理
    POS、予約、分析を本格運用
    したい複数スタッフのサロン
    ◯◯△◯BeautyMerit
    かんざし
    ホットペッパービューティー
    楽天ビューティー
    A’staff Cloud初期費用120,000円〜、
    月額13,000円〜
    電子カルテBasicの
    無料トライアルあり
    POSレジ
    顧客管理
    予約管理
    電子カルテ
    LINE連携
    多店舗管理
    POS、電子カルテ、多店舗管理
    を重視する複合サロン
    ◯◯△◯リザービア
    BeautyMerit
    かんざし
    Google予約
    Instagram
    ホットペッパービューティー
    楽天ビューティー
    BEAUTY POS初期費用30,000円、
    月額8,000円
    導入サポート70,000円、
    要問い合わせ顧客管理
    予約管理
    売上管理
    電子カルテ
    複数店舗管理
    LINE配信
    POSを中心に顧客管理と
    売上管理を一元化したいサロン
    ◯◯◯◯かんざし
    複数媒体の予約一元管理
    SALON BOARDHot Pepper Beauty
    掲載条件により変動
    要問い合わせネット予約
    予約一元管理
    顧客管理
    DM配信
    レジ会計
    集計分析
    Hot Pepper Beauty経由の集客と
    予約管理を重視するサロン
    ×◯△◯ホットペッパービューティー
    リザービア要問い合わせ要問い合わせLINE予約
    Google予約
    外部予約一元管理
    オンライン決済
    POS
    電子カルテ連携
    LINE、Google、
    クーポンサイトからの予約を
    一元管理したいサロン
    ◯◯△◯ホットペッパービューティー
    楽天ビューティー
    minimo
    OZmall
    Google予約
    coming-soon初期費用30,000円から、
    月額13,000円から
    要問い合わせネット予約
    電子カルテ
    POS
    LINE連携
    外部サイト連携
    空き枠活用、来店予測、
    自社予約を強化したいサロン
    ◯◯◯◯ホットペッパービューティー
    minimo
    ネイリー
    OZmall
    yoyakul.jp初期費用0円、月額0円、
    有料プラン4,950円
    税込5,445円
    無料プランあり予約管理
    顧客カルテ
    POSレジ
    売上分析
    ホームページ作成
    無料から予約、顧客管理、
    POSを試したい小規模サロン
    ×◯△×ー

    [orend-service]{“condition”:{“categoryId”:”00110″},”display”:{“type”:”price-explanation”}}[/orend-service]

    サロン向け顧客管理システムの選び方|7つの比較ポイント

    1. 先に「予約・カルテ・POSのどこまでまとめるか」を決める

    製品名から比較を始めると、必要以上に高機能な製品と、機能不足の製品が同じ候補に混ざります。予約受付が中心なら予約・顧客管理型、施術記録が中心なら電子カルテ、会計・商品・スタッフ分析まで必要ならPOS一体型というように、最初に管理範囲を決めます。既存ツールを残す場合は「連携できるか」だけでなく、どちらが正本データになるかも決めてください。

    2. 業態固有のカルテ項目を無理なく残せるか確認する

    ネイルのデザイン写真、アイラッシュの左右別記録、エステのコース消化など、業態によって必要な項目は異なります。自由入力欄があるだけでなく、スタッフが施術後に短時間で入力でき、次回来店時に見つけやすいことが重要です。デモでは「新規登録→予約→カルテ入力→会計→次回確認」まで一連の操作を試します。

    3. 予約経路をどこまで一元化できるか確認する

    電話、店頭、自社Web、LINE、Google、予約媒体など複数経路を使うサロンでは、予約の転記が残ると顧客管理を一元化しても業務が分断されます。連携可能な媒体名、双方向同期か一方向連携か、追加料金、同期タイミングを確認します。

    予約機能そのものを中心に比較したい場合は、美容室・サロン予約システムの比較を参照してください。

    LINEを予約窓口にしたい場合は、美容室・サロン向けLINE予約システムの比較で連携方法を確認できます。

    4. 回数券・コース・役務・店販を扱うなら会計とのつながりを見る

    エステ、脱毛、リラクなどで回数券やコースを扱う場合、顧客台帳とは別に残回数を管理すると更新漏れが起きやすくなります。契約・チケットと会計が同じ顧客に紐づくかを確認してください。店販が大きい店舗は、POS・商品・在庫まで一体化する価値が高くなります。

    会計・売上・在庫を主目的に比較する場合は、美容室向けPOSレジの比較が適しています。

    5. スタッフ権限・退職時停止・データ出力を確認する

    顧客データは店舗の重要資産です。複数スタッフで使う場合は、閲覧・編集・CSV出力などの権限を分けられるか、スタッフ退職時にアカウントを即時停止できるかを確認します。また、将来の乗り換えに備え、顧客情報をどの形式で出力できるか、写真やカルテ履歴まで移行できるかも契約前に確認しておくと安全です。

    6. 「無料」「0円」「無料トライアル」を分けて比較する

    無料表示は条件が異なります。Square予約やSTORES 予約は月額0円のフリープランがありますが、店舗数・予約件数などに条件があります。SALON BOARDはシステム自体0円でもHOT PEPPER Beauty掲載が前提です。SalonAnswerは1か月の無料トライアルで、恒常的な無料プランとは異なります。「初期費用0円」「月額0円」「一定期間無料」「一部機能無料」を分けて比較してください。

    電子カルテの無料条件を深掘りする場合は、無料で使える美容室向け電子カルテも確認してください。

    7. 月額ではなく契約期間・オプション・決済手数料を含む総額で見る

    同じ月額でも、年契約、初期設定費、スタッフ追加、予約媒体連携、LINE、電子カルテ、決済手数料で総額は変わります。BEAUTY POSのように最低契約期間や初回サポートパックがある製品、STORES 予約のように契約期間で月額が変わる製品もあります。少なくとも「初期費用+12か月分の基本料金+必要オプション+決済/従量費」の形で比較すると判断しやすくなります。

    サロンに顧客管理システムを導入する手順

    1. 現在の顧客データと予約経路を棚卸しする

    紙カルテ、Excel、予約媒体、LINE、POSなど、顧客情報がどこにあるかを一覧化します。顧客番号や電話番号など、重複判定に使える項目も決めます。古い・不要な情報まで機械的に移行せず、業務に必要なデータを選別します。

    2. 移行する項目と入力ルールを決める

    氏名、連絡先、来店履歴、施術履歴、写真、回数券など、移行対象を決めます。CSVで移せても、写真・詳細カルテ・過去履歴は移せない場合があります。coming-soonの公式FAQでも、CSV取込は可能でも過去来店履歴や詳細カルテなど一部項目は引き継げないとされています。候補製品ごとに「移せる項目」を確認してください。

    3. 権限と個人情報の取扱ルールを設定する

    個人情報保護委員会のガイドラインでは、個人データの安全管理措置、従業者・委託先の監督などが求められています。クラウドサービスを使う場合も店舗側の責任がなくなるわけではありません。共通IDを避け、スタッフごとにアカウントを発行し、必要最小限の権限にする、退職・異動時に停止する、といった運用を決めます。

    4. 小さく試し、受付から会計まで通しで確認する

    無料プラン、無料トライアル、デモがある製品は、機能表だけで決めず実際の業務フローで確認します。特に「予約登録」「顧客検索」「カルテ入力」「担当変更」「会計」「次回予約」「キャンセル変更」を試し、施術中でも迷わず使えるかを確認します。

    5. 本稼働後は入力率と二重管理の有無を見直す

    導入後も紙台帳や個人メモが残ると、顧客情報が再び分散します。入力が続かない項目は減らし、必要な情報だけを確実に残せる運用へ調整します。システムを増やした結果、予約・会計・カルテの転記が増えていないかも定期的に確認します。

    サロン運営であわせて確認したい比較記事

    顧客管理システムを選ぶ際は、予約管理、POSレジ、電子カルテ、決済端末など周辺ツールとの関係も確認しておく必要があります。サロンの運用課題が明確な場合は、以下の関連記事もあわせて確認すると、必要な機能を絞り込みやすくなります。

    サロン向け顧客管理システムのよくある質問

    無料で使えるサロン向け顧客管理システムはありますか?

    あります。ただし条件は異なります。Square予約はフリープランが月額0円で1アカウント1店舗、STORES 予約は月額0円で月間予約50件・予約ページ2、yoyakul.jpは顧客30人または月間予約30件まで期間無制限で無料です。LiMEsalonも基本機能を無料で使えますが、カルテ枚数などに制限があります。無料プランだけで必要業務が完結するかを確認してください。

    サロン向け顧客管理システムの費用はいくらですか?

    本記事で公式料金を確認できた製品には、月額0円の無料プランから、月1万円台・2万円台のプランまであります。さらに初期費用、予約媒体連携、LINE、電子カルテ、スタッフ追加、決済手数料などが加わる場合があります。「相場」を一律に決めるより、自店に必要な機能を固定して12か月総額で比較する方が正確です。BeautyMeritやリザービアの基本料金など、現行公式ページで固定料金を確認できないものは要問い合わせです。

    Excelや紙カルテのままでも顧客管理できますか?

    顧客数が少なく、担当者が一人で、予約・会計・販促との連携が不要なら運用は可能です。ただし顧客数やスタッフが増えると、検索、写真管理、同時編集、権限、予約との紐づけ、再来対象の抽出に手間がかかります。システム導入の判断は「顧客数」だけでなく、転記作業や情報共有がどれだけ発生しているかで考えます。

    美容室で紙・Excelから始める場合の雛形は、美容室カルテの無料テンプレートで確認できます。

    紙カルテから顧客管理システムへデータ移行できますか?

    製品によります。CSVで基本顧客情報を取り込める製品はありますが、写真、手書きメモ、過去の詳細施術履歴まで自動移行できるとは限りません。移行支援の有無、対応形式、移せない項目、費用を事前に確認してください。紙カルテは必要な履歴だけ要約して新システムへ登録する方法もあります。

    個人情報の管理で何を確認すべきですか?

    サービス側の通信・バックアップ等の説明だけでなく、店舗側でスタッフ権限、ID共有禁止、退職者アカウント停止、CSV出力権限、端末ロックを運用できるか確認します。委託先となるクラウドサービスの安全管理措置や利用規約、データの保存・削除・返却条件も契約前に確認してください。

    整体・治療院でも同じシステムを使えますか?

    対応業種に整体・治療院を含むサービスもありますが、施術記録や保険・医療関連の業務要件は店舗形態によって異なります。サロン向けの一般顧客管理だけで判断せず、必要な記録・会計・法令要件に合うかを確認してください。

    整体院の顧客管理に絞る場合は、整体院向け顧客管理システムの比較を参照してください。

    まとめ|サロンの顧客管理は「必要な情報を、予約・施術・会計につなげられるか」で選ぶ

    サロン向け顧客管理システムは、顧客名簿をデジタル化するだけのツールではありません。予約、施術カルテ、会計、回数券、再来案内などを顧客単位でつなぎ、スタッフが必要な情報を必要な場面で参照できる状態を作るための基盤です。

    選定時は、①管理したい範囲、②業態固有のカルテ項目、③予約経路、④回数券・POS、⑤権限とデータ出力、⑥無料条件、⑦契約期間を含む総額の順に確認してください。個人サロンなら無料・低コストから始める方法もありますが、複数スタッフ・多店舗では情報共有、権限、本部集計、移行性まで見ておく必要があります。

    料金・プラン・連携機能は変更されるため、最終候補を2〜3製品に絞ったら、公式サイトと見積書で最新条件を確認し、実際の業務フローでデモ・トライアルを試してから決めるのが確実です。

  • 美容室予約システム12選比較【2026年】無料プランや選び方を解説

    美容室予約システム12選比較【2026年】無料プランや選び方を解説

    美容室では、カット・カラー・パーマなどメニューごとに施術時間が異なり、スタッフの勤務時間や担当可能メニュー、席・個室・設備の空き状況まで含めて予約枠を管理する必要があります。HOT PEPPER Beauty、LINE、自社サイトなど複数の予約経路を使う店舗では、媒体ごとの予約情報や空き枠の一元管理も重要です。

    本記事では、美容サロンで利用される予約システムを、料金だけでなく、スタッフ予約、顧客カルテ、予約サイト連携、LINE、POS・決済、複数店舗管理まで含めて比較します。

    おすすめサービスの料金・機能の比較表や下記のおすすめシステム早見表で自店舗に合う予約システムを確認できます。

    課題・目的おすすめシステム
    開業初期・1人美容室で費用を抑えるSTORES 予約、Square予約
    予約サイトの予約も一元管理STORES 予約、RE:RE LINEサロン予約、BeautyMerit
    LINE・Instagramから予約の増やすRE:RE LINEサロン予約、STORES 予約、BeautyMerit
    カルテ・会計・売上分析まで一元化STORES 予約、BeautyMerit
    多店舗・本部管理ChoiceRESERVE、STORES 予約、BeautyMerit
    【課題・目的別におすすめ】美容室向け予約システム早見表

    美容室予約システムとは?

    美容室予約システムとは、Web予約の受付や予約枠、顧客情報などをオンラインでまとめて管理するシステムです。

    電話や予約サイト、自社サイトなど複数の経路から入る予約をまとめることで、予約管理にかかる手作業を減らし、店舗業務を一元化できます。

    美容室向けの予約システムには、店舗運営に必要なさまざまな機能があります。次に、具体的な機能と確認すべきポイントを解説します。

    おすすめのサービス

    STORES予約 LINE/インスタ予約も可能 無料予約システム

    STORES予約
    • 【初期/月額0円】美容室・エステ・サロン向け
    • 集客サイト・インスタ・SNSの予約を自動連携
    • POS連携で顧客・売上データも全部一つで管理

    無料で美容室・サロン向け予約システムを始めるには

    初期/月額0円/LINE予約の詳細を見る

    美容室予約システムの機能・できること

    美容室向け予約システムには、予約受付だけでなく、顧客管理や電子カルテ、事前決済、POS連携、予約サイト連携などの機能があります。サービスによって対応範囲は異なりますが、主な機能は以下のとおりです。

    機能できること
    予約管理スタッフ・メニューごとに受付可能な日時を設定し、Web・電話・LINE・予約サイトから入る予約をカレンダーでまとめて管理する
    来店履歴・顧客カルテ予約時の顧客情報や予約内容を蓄積し、アンケート回答、来店・施術履歴、写真、メモなどを顧客ごとに管理する
    リマインド通知予約確定時や予約日前に、メール・SMS・LINEなどで予約内容を自動通知する
    事前決済予約時にクレジットカードなどでオンライン決済を受け付ける
    POS・会計連携予約情報やメニュー情報、顧客情報をPOS・会計に連携し、予約内容をもとに会計処理する
    SNS・Google連携LINE・Instagram・Google検索・Googleマップなどに予約導線を設け、各チャネルから予約を受け付ける
    予約サイト連携HOT PEPPER Beautyなどの予約サイトから入った予約を取り込み、対応サービスでは空き枠やスタッフ情報も同期する
    売上・予約分析予約数、売上、来店回数、メニュー・スタッフ別の実績などを集計・分析する
    多店舗管理複数店舗の予約状況やスタッフ、売上などを店舗別または店舗横断で確認・管理する
    美容室予約システムの機能一覧表

    美容室に予約システムを導入するメリット

    美容室では、施術中の電話対応、複数経路から入る予約の管理、予約忘れや無断キャンセル、顧客情報の管理など、予約に関連する業務が多く発生します。
    予約システムを導入することで、こうした課題を解消し、予約対応の削減やキャンセル対策、接客・店舗運営の効率化につなげられます。

    予約対応を減らし、予約管理を効率化できる

    予約システムを導入すると、Webから予約を受け付けられるため、施術中や営業時間外の電話対応を減らせます。複数の予約経路もまとめて管理できるため、予約確認や変更対応の負担が減り、ダブルブッキングなどのミス防止にもつながります。

    リマインド通知で予約忘れや無断キャンセルを減らせる

    予約日前に自動で案内を送ることで、顧客の予約忘れや無断キャンセルを減らせます。スタッフが個別に確認連絡をする必要もなくなり、キャンセルが発生した場合も早めに把握できます。

    顧客情報や売上データを接客・店舗運営に活用できる

    顧客の来店履歴や施術内容を確認できるため、過去の利用状況を踏まえた接客や提案ができます。さらに、予約数や売上、人気メニューなどのデータを確認することで、再来店施策やメニュー構成、スタッフ配置など店舗運営の改善にも活用できます。

    POS連携や事前決済で受付から会計まで効率化できる

    POSと予約情報を連携することで、受付や会計時の入力作業を減らせます。事前決済に対応している場合は予約時に支払いまで完了するため、来店当日の会計対応も簡略化できます。

    美容室向け予約システムの比較表|料金/機能/特徴/無料プラン

    美容室向け予約システムの料金と主要機能を比較表にまとめました。

    無料プランの有無だけでなく、スタッフ指名、顧客管理、電子カルテ、LINE連携など、店舗運営に必要な機能もあわせて確認できます。

    [orend-reservation-system-explorer]
    {
    “category”: “beauty_salon”,
    “sort”: “recommended”,
    “initialDisplayMode”: “table”,
    “tableOrientation”: “vertical”,
    “showFilterBar”: false,
    “showCompareButton”: false,
    “tableRows”: “rating,initialCost,monthlyCost,freePlan,line,staffSelection,hotPepperBeauty,advancePayment,customerManagement,reminder,multiStore”
    }
    [/orend-reservation-system-explorer]

    美容室向け予約システムおすすめ比較12選【無料あり】

    数ある美容室向け予約システムの中から、特におすすめのシステムを紹介します。

    [orend-reservation-system-explorer]
    {
    “category”: “beauty_salon”,
    “sort”: “recommended”,
    “initialDisplayMode”: “detail”,
    “showFilterBar”: false,
    “showCompareButton”: true,
    “showRank”: false
    }
    [/orend-reservation-system-explorer]

    美容室・サロン向け予約システムの料金相場

    美容室・サロン向け予約システムには、月額0円の無料プランから、スタッフ管理や分析、多店舗管理まで対応する有料プランがあります。

    無料プランは0円から利用できる

    美容室・サロン向け予約システムには、月額0円から使えるサービスがあります。ただし、美容室で必要になるスタッフ指名やアンケート、複数店舗管理などは有料プランに限定される場合があります。

    サービス無料プランの主な条件・制限
    STORES 予約月間予約50件、予約ページ2ページまで。顧客管理や事前クレジットカード決済は使えるが、スタッフ指名予約は利用できない
    Square予約1店舗まで無料。スタッフアカウントは追加できるが、複数スタッフを組み合わせた予約や無連絡キャンセル対策、複数店舗管理などは利用できない
    Airリザーブ予約管理、顧客管理、予約確認メールなどは無料。予約時アンケートや予約データのCSV出力、確認メールのカスタマイズなどは有料プランが必要

    そのため、1人で運営する個人サロンや、基本的なWeb予約から始める店舗では無料プランでも運用できます。スタッフ指名、カウンセリング項目の取得、予約サイト連携などが必要な美容室では、有料プランを前提に料金を確認してください。

    無料で使えるサービスをさらに確認する場合は、無料の予約システムを徹底比較で、各サービスの料金や機能、無料プランの制限をまとめています。

    有料プランは月額3,000〜2万円程度が目安

    美容室・サロン向け予約システムの有料プランは、月額3,000〜2万円程度が目安です。スタッフ指名や顧客管理、リマインド、分析など、利用する機能が増えるほど料金も高くなります。

    多店舗管理やHOT PEPPER Beautyなどの予約サイト連携、電子カルテ、POS連携は、上位プランや別料金になる場合があります。店舗で必要な機能を含めた料金で確認することが重要です。

    美容室向け予約システムの選び方

    1. スタッフ・メニューごとに予約枠を設定できるか

    美容室では、メニューごとに施術時間を設定し、予約が入った時間帯を予約不可にできるかを確認します。カットやカラー、パーマなど、メニューごとに必要な時間が異なるためです。

    また、スタッフごとに担当できるメニューを設定できるかも重要です。店長、スタイリスト、アシスタントなど、役職や技術ランクによって担当できるメニューが異なるほか、指名料や施術料金が変わる場合もあります。
    スタッフごとにメニューや料金を設定できれば、担当者に応じた予約内容を正しく表示できます。

    2. SNS・LINE・予約サイトから予約を受付・一元管理できるか

    InstagramやGoogleマップ、LINEなどを集客の起点としている店舗では、各チャネルからそのまま予約につなげられるかを確認します。

    HOT PEPPER Beautyなど複数の予約サイトを利用している場合は、各サイトから入った予約を一つの管理画面に集約できることも重要です。
    また、予約情報を取り込むだけなのか、空き枠まで同期できるのかによって管理の手間が変わります。

    LINE予約を重視する場合は、美容室向けLINE予約システムで詳しく解説しています。

    3. 顧客カルテ・来店履歴を管理できるか

    美容室では顧客情報だけでなく、過去の施術メニュー、来店履歴、カウンセリング内容、施術写真などを顧客ごとに管理できるかを確認します。

    予約時の情報が自動で顧客情報に蓄積されるシステムなら、予約情報と顧客カルテを一元管理でき、来店時に過去の施術内容をすぐ確認して接客や提案に活用できます。

    4. 導入・運用時のサポートを受けられるか

    予約枠やメニュー、スタッフ情報など、導入時には複数の設定が必要です。初期設定の支援があるか、導入後に電話・メール・チャットなどで問い合わせできるかを確認します。

    予約システムを初めて導入する店舗では、操作方法だけでなく、予約ページの設定や既存データの移行まで支援してもらえるかも確認しておくと安心です。

    5. 必要な機能を含めた総額で比較する

    月額料金だけでなく、スタッフ数、店舗数、電子カルテ、LINE、予約サイト連携などを含めた実際の料金を確認します。

    最低料金が安くても、必要な機能が上位プランや有料オプションの場合があります。

    店舗規模別|美容室向け予約システムの選び方

    1人美容室・個人サロンは予約対応の削減と低コストを重視する

    1人で運営する美容室では、施術中でも予約を受け付けられ、電話対応を減らせることを重視します。
    Web予約、メニュー別の予約枠、顧客管理、自動リマインドなど、日々の予約業務に必要な基本機能がそろったサービスがおすすめです。

    HOT PEPPER Beautyなどを集客に利用している場合は、予約情報や空き枠を連携できるかも確認します。基本的な予約管理が中心であれば、無料プランや低価格プランでも運用できます。

    1人運営・個人事業主・無料プランを重視する場合は、「1人美容室向け無料予約システムを比較」で詳しく解説しています。

    2〜5名程度の美容室はスタッフ別の予約・シフト管理を重視する

    複数のスタッフが在籍する美容室では、スタッフごとの勤務時間や対応メニューに合わせて予約枠を管理できることを重視します。
    スタッフ指名、シフト管理、担当可能なメニューの設定に対応していれば、予約できない時間帯への受付や予約ミスを防げます。

    さらに、担当者別の予約数や売上、稼働状況を確認できれば、スタッフごとの実績を把握し、予約枠や勤務体制の調整にも活用できます。

    多店舗サロンは本部で店舗情報をまとめて管理できるかを重視する

    複数店舗を運営する場合は、各店舗の予約状況や売上、スタッフ情報を本部からまとめて確認できることを重視します。
    店舗ごとの実績だけでなく、全店舗の売上や予約数を横断して集計できるかも重要です。

    また、顧客情報の店舗間共有やスタッフの操作権限、店舗別・全体の分析に対応しているかも確認します。店舗を追加した場合に月額料金がどの程度増えるのかもあわせて確認してください。

    美容室予約システム導入のデメリット・注意点

    初期設定や顧客データの移行に手間がかかる

    予約システムを導入する際は、メニュー、施術時間、スタッフ、シフト、営業時間などの初期設定が必要です。既存の顧客情報や予約データを別のシステムから移行する場合は、さらに作業が発生します。

    特に顧客数やメニュー数が多い美容室では、導入前に移行できるデータの範囲や初期設定のサポート内容を確認することが重要です。

    予約サイトとの連携範囲はサービスによって異なる

    HOT PEPPER Beauty、楽天ビューティ、minimoなど複数の予約サイトを利用している場合は、利用中の予約サイトと連携できるかを確認します。

    また、連携できる場合でも、予約情報を取り込むだけなのか、空き枠まで自動で同期できるのかはシステムによって異なります。複数の予約経路を利用する美容室では、予約情報や空き枠をどこまで一元管理できるかまで確認してください。

    スタッフごとの操作権限・アカウント管理が必要になる

    複数スタッフで予約システムを利用する場合は、店長、スタイリスト、アシスタントなど、それぞれが操作できる範囲を決める必要があります。

    必要以上の権限を付与すると、予約枠や営業時間などの設定を誤って変更する可能性があります。また、スタッフの退職や異動後にアカウントや権限が残らないよう、入社・退職・異動のタイミングで見直す運用も必要です。

    店舗内で予約管理の運用ルールを統一する必要がある

    予約システム以外に、電話や店頭、InstagramのDMなどのSNS経由でも予約を受け付ける場合は、受け付けた予約をシステムへ登録する運用が必要です。入力を忘れると、すでに予約が入っている時間帯が空き枠として表示され、二重予約につながる可能性があります。

    予約変更やキャンセルがあった場合も含めて、どの経路から入った予約でも同じシステムへ反映するルールを統一しておきます。

    まとめ|美容室は予約受付だけでなく店舗運営全体で比較する

    美容室予約システムは、スタッフ指名、メニュー別所要時間、顧客カルテ、予約媒体連携、LINE、POS・決済、複数店舗管理まで対応範囲が異なります。月額料金だけでなく、現在の予約経路と店舗業務をどこまで一元化するかを決めると、必要なシステムが明確になります。

    業種を問わず確認する場合は、予約システムを総合比較で詳しく解説しています。

    美容室の中でも、業種によって必要な予約機能は異なります。ネイル、リラクゼーション、脱毛サロンに絞って選ぶ場合は、業種別の記事で詳しく解説しています。